かっこいいギアが欲しい!
テントのカラーに合わせて、サイトのカラーを統一するために、チェアはこの色で、タープはこれでなど、キャンプギア選びをしている時が、実は一番楽しい時間かも知れません。
しかし、いざキャンプに行く時、ギアばっかりかっこよくしたけど、どんな服装を着て行けば良いかわからない・・。
そんな、キャンプコーデに悩みを持ったキャンパーさんも多いと思います。
- 動きやすい服装
- 汚れてもOKな服
- 燃えにくい素材の服
- 寒暖差は重ね着
- 肌の露出はなるべく控える
さすがにトレンチコートや、ジャケパン、全身モード系などの格好をしてキャンプに来るキャンパーさんは見かけたことはありませんが、ファッションに疎いと何を着ていけば良いかわからなくなります。
設営したりするから動きやすい格好をした方が良いのか、虫や日焼け対策に長袖を着た方が良いのか、雨が降ったら、寒くなったらどうしようなど、考えたら服が何枚あっても足りなくなります(笑)
どんな状況にも対応できる服装があれば苦労しませんが、無いから難しい・・。
とりあえずはじめは、普段着の2軍落ちした服からスタートでもOK!
なるべく汚れても良い格好を!
ファッションにこれは正解というのはありませんが、キャンプをはじめ、アウトドアでの遊びは、基本汚れるし、焚き火をするならかなり焚き火臭くなってしまいます。
そのため、高級ブランドでコーデするよりも、古着やファストファッション、今ならワークマンなどでコーデした方が、気軽に気楽にキャンプを楽しむことが出来ます。
今回はキャンプに着て行く服装選びに参考となるポイントを中心に、まとめて紹介します。
キャンプの服装はどうする?基本は動きやすい服装!
キャンプに限らず、アウトドアを楽しむには動きやすい服装が基本です!
ピタッとした格好や、可動域の狭いジャケットなどを着ると、サイトの設営する時などに破れてしまったり、動きづらくてイラッとします。
余裕のあるサイズ感!
キャンプはただ座って寛いでいる時間も多いですが、設営や焚き火のセッティング、片付けなど、何かと体を動かすことも多いので、動きやすい格好で行くようにしましょう!
Tシャツは流行りのオーバーサイズ
ジャストサイズのTシャツを着こなすのもかっこいいのですが、あまりにもジャストすぎると動きづらくなります。
ナイキやアディダスなどスポーツメーカーのTシャツはストレッチが効いて動きやすいですが、高いスポーツメーカーのTシャツを着なくても、キャンプは楽しめます。
今流行りのオーバーサイズのTシャツを着れば、同じMサイズでもゆとりが出て動きやすくなるので、GUやユニクロなどファストファッションでも手軽にキャンプは楽しめます。
また、オーバーサイズが苦手な場合は、パタゴニアなど海外製ブランドであれば、初めからゆとりがあるため、楽に着ることが出来ます。
ユニクロやGUに比べると、パタゴニアも高いけど・・。
でもこのTシャツを着ているキャンパーさんはよく見かける!
デニムはストレッチ入りが動きやすい
パンツはデニム派キャンパーさんは、ストレッチ入りのデニムが動きやすいです。
キャンプは座ったり、立ったりが多いので、ストレッチ入りであればデニム特有のゴワゴワ感を感じることなく楽に履けます。
一度ストレッチ入りのデニムを履いたら、普通のデニムには戻れない!
キャンプで服が汚れるのは覚悟する!
うちはキャンプではここ4年くらい毎回同じデニム「MtDesign 3776×GRAMICCI」を履いて行ってます。
自分の中では、履き心地も良く、ストレッチがすごく効いててお気に入りのデニムなのですが、キャンプ用は凄い汚れてます。
左が普段着用、右がキャンプ用だけど、元はキャンプ用も左と同じカラーだった。
すごい色落ちしてるし、汚いし、同じパンツとは思えん。
一応、毎回キャンプ後はちゃんと洗ってんで!
雨が降れば泥汚れは付くし、焚き火の煤が付いて取れなくなっているし、色落ちも激しくなっているし、毎回キャンプ後は洗濯していますが、落ちるものも落ちなくなっているほど汚れています。
ここまで汚れると逆に諦めて、「キャンプ用だしええわ!」と思い、履き続けていますが、汚れるのは覚悟して、できればGUなど安いパンツをキャンプに着て行くのをおすすめします。
GUなら安いと1000円台でデニムが買える!
白い服は汚れが目立つ!
ネットで【キャンプ 服装】などと検索すると、白い服を着たお姉ちゃんがいっぱい出てきますが、キャンプで白い服なんて着たらすぐ汚れます。
ネットの画像検索に騙されたらアカン!
実際キャンプ場に行って見渡しても、白い服を来ている人は、友達にBBQを誘われた普段キャンプなんかしないBBQ好きの若い兄ちゃんか、設営など全て旦那や子供に任せて、ただ座っているだけの嫌々連れて来られた嫁さんなど、ガッツリキャンプを楽しむ人が白を着ているイメージはないです。
ただの偏見ちゃう?
汚れるのわかって、着るキャンパーは少ない!
インナーとしてや、サロペットの下などに白Tを着ているキャンパーさんはたまに見かけますが、実際キャンプ場に行くと、白T率は街中よりも低いです。
確かに現実は黒・ネイビー、薄くてもグレーばっかり見かける。
普段着は主に白Tだし、決して白Tをバカにしてる訳ではない!
キャンプに白Tは勇気いる。
汚れ防止にエプロンもあり!
どうしてもキャンプで白Tを着たい、服を汚したくないなら、キャンプでエプロンをするのもありです!
エプロンを付ければ汚れ防止にもなるし、ご飯を食べる時にこぼしたとしても、エプロンがカバーしてくれます。
焚き火を楽しむなら、燃えづらい難燃素材を使ったエプロンや、汚れがつきづらい防汚エプロンなどもあるため、自分がどこをよく汚すか、チェックしながらお気に入りのエプロンを見つけるのも楽しいです。
燃えにくい素材の服装を選ぶべき!
キャンプで焚き火をすると、火の粉が風で舞って、洋服に穴が空いてしまうことがあります。
うちも焚き火でTシャツに穴を空けてしまい、2、3枚ダメにしてしまっています。
予想以上に簡単に穴が開く!
アウトドアメーカーからはナイロンジャケットやフリースなど、アウトドア用のウェアがたくさん販売されていますが、ナイロンやフリースは燃えやすいし、穴も空きやすいので注意してください。
今は難燃素材のジャケットなどが、色々なブランドから販売されているため、そういう焚き火用の燃えにくい素材の洋服を着ていると安心です。
でもお高いんでしょ?
難燃素材のジャケットはさすがに高くて買えないって時は、ナイロンやレーヨンなどではない、綿100%のジャケットやデニムジャケットの方が、穴が空きづらいし、燃えづらいです。
リサイクルショップや古着屋に行けば安く買える!
ミリタリー系のジャケットは頑丈!
焚き火の煙で服に匂いがつく
もちろん、火の粉には注意しないといけないのですが、焚き火をすると煙から逃げることは出来ず、洋服にガッツリと焚き火の匂いが付きます。
この匂いがなかなか落ちない!
うちは嫁さんはキャンプしないので、うちらがキャンプから帰ってきたら焚き火の匂いで怒られます。
服だけでなく、車の中もめっちゃ焚き火臭くなる。
キャンプしてたら鼻もバカになって焚き火臭さも気にならなくなりますが、キャンプをしない人からしたら、なかなかキツいみたいです(笑)
重ね着しながら寒暖差は乗り切る!
春や秋、山間部にあるキャンプ場だと、日中は暖かく半袖でも過ごせるのに、夜になると一気に冷えることもあります。
住んでいる場所にもよりますが、自分が住んでいる所は暖かくても、キャンプ場についたら一気に気温が変わるなど、山の天気も他県の天気も予想はつきづらいです。
そのため、シャツやインナーダウン、アウターなど、重ね着できる服を持って行くと安心です。
スキニーよりもワイド!
スキニーパンツみたいな、ピッタリとしたパンツだと、例えストレッチ入りで動きやすくても、寒くなった時に中にレギンス(タイツ)を履くことが出来ません。
そのため、スキニーよりもレギンスが履けるゆとりのあるパンツを履くことをおすすめします。
電気の力に頼るのもあり!
今の時代は、モバイルバッテリーを使ってUSBで温まる着る毛布や、電熱ベストなど、あったかアイテムがたくさんあります。
重ね着で服をいっぱい持って行って荷物になるよりは、電気の力に頼った方が逆に荷物が減る場合もあります。
寒くて風邪を引いたら元も子もないため、頼れる文明の力は存分に頼って快適なキャンプを楽しみましょう!
電気の力は偉大!
肌の露出は控えめに!
男だしおっさんだし、多少の日焼けは気にはなりませんが、肌の露出が多いと、その分紫外線にやられるし、蚊にも噛まれ放題となります。
うちは夏でも長袖着て、日焼けクリームもバッチリ!
蚊だけでなく、肌の露出が多いと、山だとヒルにやられたりすることもあるので、できれば肌の露出はなるべく避けて、ロンTや長ズボンでキャンプを楽しむのが安全です。
半袖より長袖の方が涼しい?
実は半袖を着るよりも長袖を着た方が涼しいのではないかという研究結果もあります。
皮膚は呼吸と発汗で体温を調節しているため、空気に触れることの多い半袖の方が、熱が発散しやすく涼しく感じます。
日陰や室内だったら半袖の方が涼しい!
しかし、夏など直射日光を浴びると、どんどん体温が上がり空気に触れても蒸発し、余計暑くなってしまいます。
長袖を着ることで、直射日光を避けることができ、肌の表面温度の上昇を抑え、汗を吸収し熱を逃がしてくれるため、生地によっては長袖の方が涼しいのではとも言われています。
ただ、生地によっては熱がこもってしまうため、長袖を着ると余計に暑くなってしまいます。
吸水性と速乾性に優れた素材であれば、汗を吸い取り、熱を逃してくれるため、半袖よりも長袖の方が汗が亡くなるのが早く、涼しく感じるみたいです。
虫を寄せ付けない服
ワークマンやFoxfireの「SCORON(スコローン)」などで話題になった、自然由来の物などを使用した特殊加工により、虫を寄せ付けにくい防虫素材の服なんてのもあります。
注意書きに「虫に刺されにくい加工であり、刺されないわけではありません」などと書いてあったため、いまいち信用性に欠け、買うことを躊躇しましたが、こういう防虫素材の服で、虫対策することも出来ます。
ほんまに虫を寄せ付けない?
防虫と謳って効果があった試しがないからわからん。
帽子やサングラスも日焼け対策
うちは目の問題で、普段から日中はサングラスがないと目を開けることが出来ないので、サングラスは必須なのですが、サングラスは紫外線予防にもなり、日焼け対策に繋がります。
キャンプは屋外で楽しむ遊びのため、帽子やサングラスかけるだけでもだいぶ違うし、日焼け対策になります。
まとめ:お気に入りの服装を着ても汚れるだけ!
今回はキャンプに来ていく服装選びのポイントをまとめて紹介しました。
冒頭でも伝えましたが、ファッションに正解はないため、好きに着て行ったらいいのですが、汚れるし、匂いもつくし、穴も空くので、お気に入りの普段着ではなく、キャンプ用の服を別で用意しとくことをおすすめします。
毎日キャンプするキャンパーさんは少ないですし、例え週一キャンプで毎回同じ服装をしていても、他人からしたら、「あいつまた同じ服着てる」なんて思われることもありません。
他人が何着てるかなんて覚えてない!
うちは毎回キャンプに来て行くズボンとジャケットは一緒で、Tシャツだけ2軍落ちした普段着を着回しているだけで、ほぼ一緒の格好で年中キャンプを楽しんでいます。
高い服なんて着てもどうせ汚れるし、ソロキャンプだと誰かと関わることもないため、古着や、プチプラの安い服装でコーデして、汚れることも気にせず気楽に楽しんでいます。
お気に入りを汚したら、ショックがでかい!!
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