フュアーハンドランタンをはじめ、オイルランタンは芯が燃料を吸い上げて浸透し、気化することで燃焼します。
燃やしているので当たり前ですが、フュアーハンドランタンの芯が出ている部分が焦げるのは普通です!
「芯が焦げてる!」って焦らなくても大丈夫!
フュアーハンドランタンの芯は焦げるのが正解!
ただ、明るくしたいからとフュアーハンドランタンの芯を出す長さが長すぎると、芯が焦げる範囲も大きくなるし、芯もすぐ減るし、炎によってランタンの上部も焦げる原因となってしまいます。
オイルランタンに明るさを求めたらダメ!
フュアーハンドランタンは雰囲気を楽しむランタン!
この記事では、フュアーハンドランタンの芯が焦げる原因や芯がすぐ減る原因、芯が焦げることによるデメリットなどをまとめて紹介します。
フュアーハンドランタンの芯が焦げるのは正常!
フュアーハンドランタンを購入して、初めて芯に火を灯した時に「芯が焦げてる!」って悩んだキャンパーさんが、このブログにたどり着くと思うのですが、安心してください!
芯は焦げるんですよ!
超高級なオイルランタンを使っても、超高価なパラフィンオイルで燃やしても、芯を出して燃やしている部分は焦げるのが普通です!
逆に燃やしているのに焦げないのが異常!
燃料が少なかったり、芯に燃料が浸透してなかったり、芯が短い場合はそもそも火はつかないので、焦げることがありません!
フュアーハンドランタンを使ってみた時に点火させて、芯が出ている部分が焦げるのは当たり前のことだから心配しないでも大丈夫ですし、ちゃんと使えてます!
バーナーから下部分の芯は焦げない!
芯が出ている部分だけ焦げる!
フュアーハンドランタンの芯が焦げる原因
フュアーハンドランタンは、芯がタンクの中の燃料を吸い上げることで火がつくため、燃料が浸透してない芯に着火しても火は点きません。
そのため、新品のフュアーハンドランタンや、芯を新しく交換した時は、燃料を入れてから30分以上芯に燃料を吸わせてから火をつけます。
- STEP1タンクに燃料を入れる
- STEP2芯に燃料を吸わせる(最低10分〜30分以上)
- STEP3シリンダーハンドルを下げてホヤガラスを上げる
- STEP4ライターで着火
- STEP5シリンダーを上げてホヤガラスを戻す
- STEP6火力調整ハンドルを回して火力を調整
- Qフュアーハンドランタンの芯が焦げる原因は?
- A
芯が焦げる原因は、しっかりと燃料を吸った芯が燃えて加熱されることで、熱反応により水分(燃料)が奪われ炭化することで焦げます。
「芯が焦げる=しっかりと燃料が染み込んでる」ので、芯が焦げることはフュアーハンドランタンを正常に使えている証拠です!
セリアの替え芯を使っても、純正の替え芯でも関係なく焦げる!
焦げることに関しては問題なし!
芯を出す長さが長いと、焦げる範囲も大きくなるしすぐ減る
- Qフュアーハンドランタンの芯を出す長さは?
- A
公式サイトでは炎のサイズは1.5〜2cmを推奨しています。そのため、芯を出す長さは2mm〜5mmと、ちょっとだけ出せばOKです!
フュアーハンドランタンの芯を出す長さは2mm〜5mmくらいと、ほんのちょっとバーナーから出すだけでOKです!
バーナーから出ている部分だけしか芯が焦げることはないし、すぐに減ることもないため、使う度に2〜5mmづつだんだんんと芯は短くなっていきます。
- Qフュアーハンドランタンの火が消える、芯がすぐ減る原因は?
- A
フュアーハンドランタンの火が消えやすかったり、芯がすぐ減る理由は、芯を出す長さが長すぎることが原因です。フュアーハンドランタンに明るさは求めず、芯を出す長さは2mm〜5mmとほんの少しだけです。
芯を出す長さを長くすると、その分炎が大きくなり明るくはなりますが、長くした分煤が出てきてしまいホヤが真っ黒になるし、芯が焦げる範囲も大きくなるし、芯はすぐ減るし、ランタンの上部が焦げる原因となってしまいます。
芯を出す長さが長いと、煤が出やすい!
フュアーハンドランタンをはじめとしたオイルランタンは、基本的に明るさを求めてはいけません。
あくまでも雰囲気を楽しむためのランタンのため、ほのかな灯りだからこそ癒されるし、サイトの雰囲気がアップします。
芯を出す長さが長いと、煤がたくさん出てしまう原因となり、すぐにホヤガラスが煤で真っ黒になってしまいます。
掃除もめんどくさい。
フュアーハンドランタンに明るさを求めてはいけませんが、煤汚れでガラスが曇ると更に暗くなってしまうため、芯を出す長さは2mm〜5mmとほんのちょっと出せばOKです。
芯を出す長さが長いと、焦げる範囲も大きくなる!
フュアーハンドランタンの芯が焦げる部分は、バーナーから出ている部分の芯が燃えて焦げます。
そのため、芯を出す長さが長いと、その分焦げる範囲が増えてきます。
バーナーから下は焦げることはありませんが、焦げる範囲が増える分煤も出やすいし、公式に推奨されている炎の大きさが1.5cm〜2cmのため、そこまで芯を出す必要もありません。
芯を出す長さが長いと、すぐ減る!
フュアーハンドランタンにちゃんと燃料も入れて、火も灯しているのにすぐに消える、芯がすぐ減るのも、芯を出す長さが長いことが原因です。
もとがそこまで明るくないため、初めて使う場合はつい明るししちゃいがちになるのは仕方ないことですが、フュアーハンドランタンは芯を出す長さが長いとすぐに減るし、スペック通り灯し続けることなく火は消えます。
暗いとわかった上で使わないとダメ!
一回のキャンプで2〜5mmしか芯が減ることはないため、意外と芯は長持ちするし、交換頻度も少ないです。
フュアーハンドランタンの芯を出す長さは2mm〜5mmとほんのちょっとで良いので、明るさはLEDランタンに任せましょう!
芯を出す長さが長いと、ランタンの上部も焦げる!
フュアーハンドランタンの明るさを求めて炎を出しすぎると上部が焦げてしまい、サビやすくなるし、せっかくのかっこいいランタンの見栄えが悪くなります。
錆びたフュアーハンドランタンはクエン酸を使ってサビ落とし!
サビさせずに使うのが一番!
フュアーハンドランタンの芯が焦げるデメリットと対策
フュアーハンドランタンの焦げた芯をカットせずに、そのまま使うことはもちろん可能です!
焦げた芯にも普通に火はつくし、燃費が悪化するわけでもありませんが、煤が出やすくなるためホヤガラスの掃除の頻度が多くなり、炎の割れる感じで二股になったりと安定しづらくなります。
そのため、芯が焦げた部分はハサミでカットしてから使えばOKです!
使い終わったら焦げた部分をカットするだけだから対策も簡単!
気にならないなら、カットせずにそのまま使っても特に大きな問題はない!
芯が焦げると煤が出やすくなる!
フュアーハンドランタンの燃料は、灯油かパラフィンオイルです。
パラフィンオイルと比べると、灯油は煤が出やすく匂いもきついため、コスパは高いですが、すぐにホヤガラスが煤汚れてきます。
煤が出にくいと言われているパラフィンオイルを使っても、焦げた芯にそのまま着火すれば煤は出やすくなります。
芯が焦げると煤が出やすくなる。
煤が出ることによってホヤガラスが曇ってしまい、ただでさえ暗いフュアーハンドランタンが更に暗くなってしまうため、焦げた部分はカットして使うのがおすすめです!
芯が焦げると火がすぐに消える!
芯の交換をケチって焦げたままの状態で何度も繰り返し使用すると、焦げる以上に炭化し過ぎてしまい、触るだけで芯がボロボロに溢れてしまいます。
そうなると、火をつけてもすぐに消えてしまったり、火がついたたまポロッと崩れ落ちてしまう恐れもあります。
セリアの替え芯は110円で買えるし、長さも180cmと長いため、単純計算で約270回くらい使用することが出来ます。
コスパが高い替え芯!
安い替え芯でも、問題なくフュアーハンドランタンに使えるため、ケチらずカットしながら使っていけば、使用中にすぐ消えることはないです!
芯が焦げると炎が割れる!
フュアーハンドランタンの芯が焦げると、炎の形が変わります。
炎が二股になったり、一部分が長くなったり、山型になったりなど、焦げ方によって炎が割れるし色々形へと変化します。
これはこれでお洒落!
色々な炎の形を楽しめる!
一部のキャンパーさんは炎の形にすごいこだわりがあるらしく、炎の形にうるさいため、二股とかの炎が割れるのは邪道らしいです。
めんどくさい。
特に炎の形を気にしないなら、焦げた部分をいちいちカットするのもめんどくさいし、敢えてカットせずその日その時の炎を楽しむのも一つの方法です!
一期一会で灯りを楽しむ!
対策:焦げが気になるならカット!
煤掃除もめんどくさいし、炎の形にこだわりがあるなら、フュアーハンドランタンを使用後に焦げた部分をハサミでカットすればOKです!
特に炎の形にこだわりはないし、ホヤガラスが汚れたら拭くしと考えているキャンパーさんは、気にせずそのまま使っても特に大きな問題はないし、ちゃんと着火も出来ます!
焦げるは気にするほどの問題ではない!
すぐ消えるってならない限り普通に使える!
まとめ:フュアーハンドランタンの芯は焦げる!
今回はフュアーハンドランタンの芯が焦げる原因と、芯がすぐ減る原因を紹介しました。
よく、「燃料の量が少ないから焦げる」、「芯が短いから焦げる」、「芯に燃料が浸透してないから焦げる」などと解説しているブログがありますが、芯は焦げるのが普通のため、全く関係ない情報です。
そもそも燃料の量が少なかったり、芯に燃料が浸透してなければ焦げる以前に着火が出来ません。
燃料を吸った芯が燃えて加熱されることで、熱反応により水分(燃料)が奪われ焦げるため、フュアーハンドランタンを使用後に芯が焦げるのは当たり前です!
フュアーハンドランタンの芯が焦げる範囲が大きくなったり、芯がすぐ減る原因は、ほぼ芯の出し過ぎが原因のため、フュアーハンドランタンに明るさは求めず、芯を出す長さは2mm〜5mmくらいと、ちょっとだけ出すだけで十分です!
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