ソフトクーラーはハードクーラーと比べると保冷力は劣るし頑丈さもありませんが、コンパクトに収納出来るし軽いのが魅力です。
特に小型のソフトクーラーだと保冷力は全然期待出来ないはずなのですが、登山家さんやソロキャンパーに根強い人気があります。
ちょっとだけ上等なランチパックって感じ。
100均とかで買えるお弁当用の保冷バッグよりちょっとだけ保冷力が上がるくらい。
うちは小型のソフトクーラーは、クーラーボックスとして使うよりも小物入れとして収納ケース代わりに使うことが多いです。
5Lサイズの小型ソフトクーラーは小物入れとしても使いやすいサイズ感!
ただ、夏は安物のハードクーラーだと保冷力が物足りなくなるため、クーラーボックスのインナーケースとしてもソフトクーラーは活躍します!
ハードクーラーの保冷力アップのためにソフトクーラーで簡単にカスタム!
今回レビューするクーラーボックスは「モンベル クーラーボックス 4.0L」です。
モンベル クーラーボックス 4Lは、350ml缶が6本入る120gの軽量ソフトクーラーですが、所詮ソフトクーラーのため、真夏だと3時間くらいしか保冷力は持ちません。
単品だとソフトークーラーはそこまで保冷力を期待出来ない。
インナーケースとしてモンベル クーラーボックス 4Lは、「コールマン テイク6」とシンデレラフィットします。
コールマン テイク6のインナーケースとしてモンベル クーラーボックス 4Lを組み合わせると保冷力も倍近くアップするため、一泊二日の夏キャンプでも一日目の食事は十分に保冷出来ます。
食材を全て凍らせておけば夜ご飯前までにはいい感じで解凍されてる!
この記事では、モンベル クーラーボックス 4.0Lの基本情報をはじめ、サイズ感やインナーケースとして使ってみた使い勝手などをまとめてレビューします。
モンベル クーラーボックス 4.0L ディティールをレビュー
製品名 | モンベル クーラーボックス 4.0L |
---|---|
サイズ | W21×D15×H13cm |
重量 | 120g |
容量 | 4L |
素材 | 表:210デニール・ダブルリップストップナイロン 裏:アルミラミネートフィルム・PEスポンジ |
モンベル クーラーボックス 4.0Lは、名前の通り容量4Lの小型ソフトクーラーです。
4Lしかないためそこまでの量を詰め込むことは出来ませんが、ソロキャンプで食べるくらいの食料であれば、事前に小分けしておけば十分に足りるくらいのサイズ感です!
飲み物は別で水筒や別のクーラーで持ち運ぶ!
単品として使うならクーラーではなく小物入れとして使いたくなるサイズですが、クーラーボックスのインナーケースとしても優秀なソフトクーラーです。
まずは、モンベル クーラーボックス 4Lのディティールからレビューします。
モンベル クーラーボックス 4L:カラーバリエーション
モンベル クーラーボックス 4Lのカラバリはイエロー・ネイビー・オレンジの3色です。
登山でも目立つように派手目なカラーが多い。
うちのクーラーの色はセレンブルー(SEBL)ですが、既に廃盤になってしまったカラーのため現在は購入することが出来ません。
モンベル クーラーボックス 4L サイズ:W21×D15×H13cm
モンベル クーラーボックス 4Lのサイズは幅21×奥行き15×高さ13cmです。
ソフトクーラーは素材の特性上生地が少し伸びるため、結構グチャグチャに入れたとしてもサイズ以上に収納することが出来ます。
ハードクーラーはサイズ以内でないと絶対収まらない!
モンベル クーラーボックス 4L 重量:120g
モンベル クーラーボックス 4Lの重量は120gと超軽いです!
蓋の上にハンドルが付いてるためバックパックなどに収納せずとも手持ちで持ち運びが出来ますし、元が軽いので持ち運びが苦になることもありません。
モンベル クーラーボックス 4L:容量
製品名 | モンベル クーラーボックス 2.5L | モンベル クーラーボックス 4.0L |
---|---|---|
サイズ | W21×D15×H8cm | W21×D15×H13cm |
重量 | 100g | 120g |
容量 | 2.5L | 4L |
素材 | 表:210デニール・ダブルリップストップナイロン 裏:アルミラミネートフィルム・PEスポンジ | 表:210デニール・ダブルリップストップナイロン 裏:アルミラミネートフィルム・PEスポンジ |
モンベル クーラーボックスは4Lだけでなく、2.5Lサイズのクーラーボックスも販売されてます。
高さが5cm異なるだけで、幅と奥行きはサイズが一緒!
2.5Lだとイマイチ使い道が分からず、本当に小物入れとしてしか使えなそうな感じがしたのでスルーしましたが、わざわざこのサイズで売るってことは何かしら需要があるはずです。
ペットボトル1本とおにぎりくらいしか持ち運べなそうだけど・・。
登山をしないからわからん。
モンベル クーラーボックス 4L:素材
モンベル クーラーボックス 表面の素材は、パラシュートなどにも使われてる引き裂けにも強くてほつれにくい「210デニール リップストップナイロン」です。
丈夫で軽い生地!
内側はアルミラミネートフィルムによって熱が外に逃げないようになっており、蓋側には保冷剤などを入れることが出来るメッシュポケットも付いてます。
ポケットにはテイクアウト用の醤油や塩など細かな調味料も入れれる!
モンベル クーラーボックスのライバルはイスカ コンパクトクーラーバッグ
製品名 | イスカ コンパクトクーラーバッグ L | モンベル クーラーボックス 4.0L |
---|---|---|
サイズ | W21×D15×H15cm | W21×D15×H13cm |
重量 | 115g | 120g |
カラー | ダークネイビー・タン・グレー・モス | マスタードイエロー・ネイビー・サンセットオレンジ |
外観 |
モンベル クーラーボックス 4Lと似たスペックのクーラーに、「イスカ コンパクトクーラーバッグ L」があります。
比較すると高さが2cm違うだけで、ほぼサイズ感は一緒だし作りも似た感じのクーラーなためカラバリくらいしか差はありません。
モンベル クーラーボックスは比較的派手なカラバリですが、イスカ コンパクトクーラーは落ち着いたアースカラーとも相性が高いカラバリのため、個人的にはイスカの方が好みです。
なぜモンベルを選んだ?
当時は比較とかもせずに、ただモンベルストアに行った時に衝動買いしただけ。
レビュー:モンベル クーラーボックス 4L 内寸・サイズ感
製品名 | モンベル クーラーボックス 4.0L |
---|---|
外寸 サイズ | W21×D15×H13cm |
内寸 サイズ | W20×D14×H12cm |
モンベル クーラーボックス 4Lの内寸サイズや、保冷剤や飲み物などがどれくらいの量入るのかなどをまとめてレビューします。
モンベル クーラーボックス 4L 内寸サイズ:W20×D14×H12cm
モンベル クーラボックス 4Lの内寸サイズを計測してみたところ、幅20cm・奥行き14cm・深さ12cmでした。
外寸サイズがW21×D15×H13cmのため、どの箇所も1cm小さくなってます。
保冷剤はロゴス 氷点下パック Mサイズがシンデレラフィット!
製品名 | 倍速冷凍・氷点下パックM | 氷点下パックGT-16℃・ハード600g |
---|---|---|
サイズ | 縦19.6×横13.8×厚さ2.6cm | 縦19.5×横13.7×厚さ2.8cm |
重量 | 600g | 600g |
外観 |
モンベル クーラーボックス 4Lの保冷剤は「ロゴス 倍速冷凍・氷点下パックM」がシンデレラフィットします。
蓋側のメッシュ部分には入れることは出来ませんでしたが、底に敷いてもこのサイズであればそこまで保冷効果に変化はなく、気温にもよりますが3〜5時間くらいは保冷力を維持します。
クーラーボックス選びにおいてロゴス 倍速冷凍がフィットするかは大事!
ロゴス 氷点下パックだけでなく、ダイソーで買える「氷点下保冷剤 ハードタイプL」もほぼシンデレラフィットでモンベル クーラーボックス 4Lの中に入りました。
350ml缶×6本
350ml缶であれば縦・横どちらでもクーラーボックスの中に入れることができ、モンベル クーラーボックス 4Lの中には350ml缶がMax6本入ります。
500ml缶×4本
500ml缶は横向きであれば入ります。
モンベル クーラーボックス 4Lの中には500ml缶だと最大4本入りました。
500mlクラスのペットボトル×4本
ペットボトルはメーカーによって同じ500mlでもサイズが異なったり、飲み物によっては600mlと量が増えたりなど、色々なサイズのペットボトルがあります。
基本500mlクラスのペットボトルであればモンベル クーラーボックス 4Lの中に4本までは入れることが出来ましたし、少しサイズが長いペットボトルもソフトクーラーのため詰め込めば入ります。
多少伸びるし、頑張れば入る!
ペットボトルは凍らせれば保冷剤代わりにも使える!
USJに行った時に役立った!
トランギア ラージメスティンがシンデレラフィット!
製品名 | トランギア メスティン | トランギア ラージメスティン |
---|---|---|
サイズ | W17×D9.5×H6.2cm | W20.7×D13.5×H7cm |
容量 | 750ml | 1350ml |
重量 | 150g | 270g |
材質 | アルミ(無垢) | アルミ(無垢) |
炊飯の目安 | 1.8合 | 3.5合 |
モンベル クーラーボックス 4Lの中に、「トランギア ラージメスティン」をシンデレラフィットで収納することが出来ます。
モンベル クーラーボックス 2.5Lもラージメスティンがシンデレラフィット!
4Lサイズだと高さがあるからラージメスティンが2個入る!
ラージメスティンをお弁当箱代わりに使って、保冷バッグ代わりにお弁当を持ち運ぶ事も出来ますし、炊飯後の保温バッグとしても活躍します。
ノーマルサイズのメスティンは隙間が出来てしまうためシンデレラフィットとはいきませんでしたが、サイズ的に2個モンベル クーラーボックス4Lの中に収納出来ました。
100均のとはまた違う、上等なお弁当用保冷バッグ!
モンベル クーラーボックス 4Lはインナーケースにおすすめ!
モンベル クーラーボックス 4Lはソフトクーラーだし、そこまで保冷力は期待出来ないためインナーケースとして使うのがおすすめです。
インナーケースとしてのモンベル クーラーボックス 4Lの使い勝手や保冷力などをまとめてレビューします。
ソフトクーラーのため、保冷力は期待しない!
製品名 | モンベル クーラーボックス 2.5L | モンベル クーラーボックス 4L |
---|---|---|
スタート | 2℃ | 2℃ |
3時間後 | 16℃ | 13℃ |
6時間後 | 25℃ | 21℃ |
内容物 | 500ml×2本 | 500ml×4本 |
モンベル クーラーボックス 4Lはソフトクーラーのため、保冷力はあまり期待出来ません。
冬キャンプとかであれば問題ないのですが、夏キャンプだと3〜5時間ほどで保冷効果は落ちてしまうため、一泊二日の夏キャンプで使うのは厳しいです。
モンベル クーラーボックス 4Lはファスナーを使って開け閉めを行いますが、ファスナー同士の間に少し隙間があるため、冷気が逃げてしまいそうで不安な作りでした。
ソフトクーラーで保冷力を求めるならやっぱりAOクーラー!
コールマン テイク6とシンデレラフィット!
製品名 | コールマン テイク6 | モンベル クーラーボックス 4L |
---|---|---|
サイズ | W28.5×D20×H18cm | W21×D15×H13cm |
内寸 | W23×D15.7×H14cm | W20×D14×H12cm |
重量 | 800g | 120g |
容量 | 4.7L | 4L |
素材 | ポリエチレン・ポリプロピレン・発泡ウレタン | 表:210デニール・ダブルリップストップナイロン 裏:アルミラミネートフィルム・PEスポンジ |
モンベル クーラーボックス 4Lは、「コールマン テイク6」の中にシンデレラフィットするためインナーケースとしても使えます。
コールマン テイク6の内寸がW23×D15.7×H14cmだからほぼシンデレラフィット!
コールマン テイク6はコスパの高い人気の小型クーラー!
コールマン テイク6の中にモンベル クーラーボックス 4Lを入れるだけのため、余計な改造とかせずとも簡単に保冷力がアップします。
モンベル クーラーボックスをインナケースに使えば保冷力がアップ!
コールマン テイク6はハードクーラーですが、蓋に断熱材が入っておらずそこまで保冷力が高いわけではありません。
ソフトクーラーよりかはちょっとマシなレベル。
夏キャンプで使うには保冷力が心許ないのですが、モンベル クーラーボックス 4Lをインナケースとして使えば保冷力はかなりアップするため、夜ご飯くらいの時間までは保冷力は十分持続します。
夏キャンプでもその日の夜ご飯さえ保冷出来れば、ソロキャンプであれば十分な保冷力!
ソロキャンプの食材を事前に小分けしておけば容量は十分!
うちはモンベル クーラーボックス 4Lを食材入れとして使ってます。
あらかじめジップロックなどに小分けして凍らせておけば、ソロキャンプの食事量であれば困ることはありませんし、インナーケースとしてコールマン テイク6と一緒に持ち運べば保冷効果もバッチリで夜くらいになればいい感じで解凍されます。
逆に冬だと中々解凍されずに困る。
ソロキャンプの荷物を減らしたい時や、保冷力維持のために飲み物用と食材用のクーラーを分けて使いたい時などに、小型のクーラーボックスは活躍します!
まとめ:モンベル クーラーボックス 4L
今回はモンベル クーラーボックス 4Lのレビューをまとめて紹介しました。
ソフトクーラーは単品だと保冷力が弱く、お弁当の保冷バッグや小物入れくらいにしか使い道はありません。
お酒を飲むキャンパーさんであればドリンクBOXとしても使えそうですが、うちはお酒を飲めないし飲み物は水筒に入れて持ち運んでるのでそこまで必須な感じもなかったです。
ただ、コールマン テイク6のインナーケースとしての使い勝手は良かったので、ほぼ専用のインナーケースとしてモンベル クーラーボックス 4Lは活躍してます。
シンデレラフィットするからこそ使いやすい!
小型クーラーはそこまでの量を入れることが出来ないし保冷力も弱いのですが、コンパクトで持ち運びしやすいのが魅力です。
うちはソロキャンプがメインだし、そこまでの量を食べることも出来なたいため、5Lクラスのクーラーボックスが食材だけならちょうど使いやすいサイズ感でした。
一泊二日のキャンプでも一日目の夜まで保冷してくれたらOKなため、そこまで保冷力にこだわりはありません。
保冷力が高すぎても逆に使いづらい時もある。
コールマン テイク6とモンベル クーラーボックスの組み合わせであれば、食事も十分に賄えるし夜ご飯までの保冷力も夏キャンプでも耐えれたので、自分のキャンプスタイルには合ってました。
リーズナブルに揃えれるし!
小型クーラーが気になってるけど、保冷力が不安な場合は「モンベル クーラーボックス 4L」をインナーケースとして使うのがおすすめです!
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