ザクザクと薪を切れる折込ノコギリとしてキャンパーに人気の高い「サムライ 騎士 折込 剪定 鋸」!
ソロキャンプ芸人ヒロシも愛用しているノコギリとしても有名で、ヒロシはサムライ ノコギリとコラボした「カーキ×黒」のオリジナルのノコギリも販売してます。
かっこいいけど、高い。
ホームセンター コメリ オリジナルのサムライ ノコギリは赤×黒!
ノーマルのサムライ ノコギリは「赤×緑」のクリスマスカラーのため、12月に使う分には良いのですが(笑)、目立つカラーリングのため、どうしてもキャンプサイトで浮いてしまいます。
山ん中や、草むらでも見つけやすいように、敢えて派手なカラー!
剪定作業を生業にしている方にとっては、赤×緑のクリスマスカラーは目立つため役立ちますが、キャンプに使うには違和感を感じ違うなと感じたため、塗装してカスタムすることにしました。
この記事ではサムライ ノコギリを塗装して、カスタムするやり方を写真多めで詳しく紹介します。
サムライ ノコギリを塗装してカスタムしたい!
うちのサムライ ノコギリは「サムライ 騎士 240mm 折込 剪定 鋸 FC-240-LH」です。
ノコギリ作業は早く終わらせたいから一番長い240mmを選んだ!
よく切れる替刃式荒目カーブソー!
焚き火をする時は基本薪は拾うため、長さを揃えるためにもノコギリはめっちゃ活躍しています。
サムライ ノコギリの切れ味や使い勝手は満足してますし、特に機能的に何か問題があるわけではないのですが、やっぱり赤×緑のクリスマスカラーがサイトの雰囲気と合わないため、塗装してカスタムすることにしました。
サムライ ノコギリを塗装するために準備するアイテム
サムライ ノコギリは赤の部分(PP)と緑の部分(ゴム)で素材が異なっています。
そのため、どの塗料が色付きが良いかわからなかったので、とりあえず万能塗料でもある染めQを使って塗装することにしました。
染めQがまだ余ってただけ。
塗料以外のアイテムは全て100均で揃えることが出来るため、安価でサムライ ノコギリをカスタムすることが出来ます!
塗料も100均の塗料にすれば100均だけでカスタムできる!
サムライ ノコギリをカスタム:塗装前の下準備
- STEP1ノコギリの刃を外す
- STEP2騎士のステッカーを外す
- STEP3サムライ ノコギリを洗浄
- STEP4やすりがけ
- STEP5マスキング
- STEP6プライマー塗装
サムライ ノコギリを塗装するのに、いきなり塗装してしまうと刃に塗料が付いてしまうし、塗料が剥がれやすくなったりと綺麗に塗装することが出来ません。
そのため、塗装前の下準備として綺麗に洗ったり、やすりがけをしたり、マスキングやプライマー塗装が必要となります。
STEP1:ノコギリの刃を外す
サムライ 騎士は替刃式のため、刃を外すことが出来ます。
プラスドライバーを使って刃とグリップの間にあるネジを外すことで、簡単に刃は外せます。
ネジやボルトはなくさないように!
サムライ ノコギリの刃は荒目で良く切れるため、外すときに怪我をしないよう注意してください。
STEP2:騎士のステッカーを外す
サムライ ノコギリを全体的に塗装した後に「騎士」のステッカー部分が剥がれてしまうと、そこだけ赤色になってしまうので、あらかじめ外しておきます。
ピンセットを使うことでステッカーを綺麗に剥がすことが出来ますが、糊が残っているため、綺麗にしておきます。
STEP3:サムライ ノコギリを洗浄
ちゃんとサムライ ノコギリが活躍している証でもありますが、めっちゃグリップが汚れてますし、焚き火台の近くに置いてしまったのが原因で、ラバー部分も溶けてしまってます。
完全に不注意。
とりあえず汚れていたり、油分が付いてたりすると塗装もうまく乗らないため、中性洗剤を使って綺麗に洗い流します。
STEP3:塗料の着きを良くするためにやすりがけ
やすりがけをすることで、プライマーや塗料の色付きが良くなります。
そのため、サンドペーパーを使ってしっかりとサムライ ノコギリのグリップを傷つけてあげます。
サンドペーパーの番手は240番や400番を使ってやすりがけをすることで、だんだんとサムライ ノコギリが白っぽくなってきます。
やすりがけが終わったら、また洗い直して削りカスなどを落として乾かしておきます。
STEP5:マスキング
サムライ ノコギリの刃を出すために押す黒いボタンなど、塗装しない部分にマスキングテープを使ってマスキングしておきます。
STEP6:プライマー塗装
今は100均(ダイソー)でもプライマー(下地)が買えます。
ちゃんとしたプライマーはお値段も高いのですが、以前ナイフを塗装した時にダイソーのプライマーでも剥がれず問題なく使えたので、余ってたし今回も利用します。
ダイソーのプライマーはスプレー式ではないため、筆を使って塗装していきます。
早く乾燥させたい場合は、ヒートガンやドライヤーを使って乾かすことで早く乾燥します。
サムライ ノコギリをカスタム:塗装
- 1回目塗料を吹きかける→乾燥
- 2回目塗料を吹きかける→乾燥
- 3回目塗料を吹きかける→乾燥
- 乾燥24時間乾燥
サムライ ノコギリのグリップを塗装する時は、薄く塗料を吹きかける→乾燥→塗装→乾燥→塗装→乾燥の繰り返しです。
一気に塗装をしてしまうと、色ムラが出来てしまったり、厚みが出来てしまうため、塗装→乾燥を繰り返しながら、ちょっとづつ黒く塗装していきます。
サムライ ノコギリを塗装:1回目
染めQは使用前に1分間くらいしっかりと振ってから20〜30cm距離をあけて「プシュー」っとサムライ ノコギリのグリップに吹きかけます。
ただ、お家に余ってた染めQが・・・。
染めQがガス切れを起こしてて、スプレーした瞬間にダマだけがいっぱい飛び出してしまいました。
サムライ ノコギリの塗装は失敗した。
まだ、修正は効く!
仕方ないですが、新しい染めQでサムライ ノコギリ一回目のスプレー塗装をやりました。
基本的に塗装は一回で黒にしようとせず、薄く塗る→乾燥の繰り返しのため、一回目の塗装だと全然黒くなりませんが、気にせず乾燥させときます。
10分〜15分乾燥!
時短したいならヒートガン!
サムライ ノコギリを塗装:2回目
乾燥が終わったら2回目の塗装です。
赤い部分はまだ下地の色が残ってますが、緑のグリップ部分はだいぶ黒に近づいてきました。
ちゃんとダマも修正されてる!
2回目の塗装が終わったらまた10分〜15分乾燥させます。
サムライ ノコギリを塗装:3回目・4回目
3回目の塗装でだいぶ黒に近づきましたが、まだちょっと下地が残っているようにも見えたので、最終的に4回塗装を重ねました。
3回目と4回目は画像だとほぼ一緒ですが、肉眼だとだいぶ違います。
塗装終了後、24時間乾燥
塗装が終わったら、完全に乾かすために自然乾燥であれば24時間乾燥させます。
段ボールに片面をつけたまた乾燥させるとくっついてしまうため、穴に糸を通して吊り下げておけば全体的に乾いてくれます。
サムライ ノコギリをカスタム:仕上げ
- STEP1刃を取り付ける
- STEP2ステッカーを貼り直す
- STEP3完成
塗装が完全に乾燥したら、サムライ ノコギリに刃を取り付けて、ステッカーを貼り直せば完成です。
STEP1:刃を取り付ける
サムライ ノコギリに刃を取り付ける時は、スイッチを押しながら穴を合わせてネジで留めます。
ネジをキツく締めすぎると、刃がグリップに折りたためなくなるため、ある程度キツさは調整しながら締めます。
ちょっとだけ緩めた方が出し入れしやすい!
STEP2:ステッカーを貼り直す
剥がしておいた「騎士」のステッカーは粘着力が落ちてるため、糊付けてしてからまた貼り直しておきます。
ステッカーを貼るかどうかはお好みで!
サムライ ノコギリのカスタム完成
赤×緑だったサムライ ノコギリが真っ黒に塗装され、また違う雰囲気の無骨なノコギリにカスタムされました!
ちょっとツヤがあってミリタリーな感じになってる!
剥げてきた所をウェザリング塗装すれば、もっとミリタリーな感じになる!
自然の中に置いても、特に違和感はなくキャンプに似合うサムライ ノコギリにカスタムされてます。
雨が降ってきたけど、とりあえず塗装は剥がれず一回目は使えた!
刃を出し入れするところが引っかかって少し剥がれたくらい。
サムライ ノコギリはキャンプで使うため、ぶつけたり落としたりもするし、塗装は使っていくうちに剥がれてきてしまいます。
剥がれた塗装はウェザリングをしていけば味が出てくるし、オリジナル感を出すことも出来ます!
自分だけのサムライ ノコギリにカスタム!
まとめ:サムライ ノコギリを塗装してかっこよくカスタム
今回はサムライ ノコギリの塗装してカスタムするやり方を紹介しました。
サムライ ノコギリの赤×緑のクリスマスカラーがどうしても気になるなら、塗装してカスタムするのもひとつの方法です。
塗装するのがめんどくさい場合は、お金を出せばNo.164 剪定鋸【野斬鋸】も買えますし、コメリカラーのサムライ ノコギリもあります。
今持ってるサムライ ノコギリを買い替えるのもアレだし、どうしようか悩んでいるキャンパーさんは塗装してカスタム出来る使い方もあるんだなと参考にしてみてください。
スプレーするだけだから塗装は簡単!
だいたいの道具は100均で揃う!
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