キャンプの雰囲気によく似合うおしゃれなワンポールテント!
数あるワンポールテントの中でも、ソロキャンプではテンマクデザインから販売されているPANDA(パンダテント)が人気です。
リニューアルされて更に使いやすくなった
簡単に設営できるコンパクトなワンポールテント
現在テンマクデザインからは「パンダ」・「パンダライト」・「パンダTC+」の、3種類のパンダが販売されています。
「パンダ」・「パンダライト」・「パンダTC+」それぞれの魅力、比較を行い、各モデルの違いなどを紹介します。
お好みのパンダに出会えるか!?ちょっとした参考にしてみてください
テンマクデザイン パンダ
ソロキャンプ用のテントは、ドームテント、ワンポールテント、バップテント、ワンタッチテントなど色々な種類があるのでテント選びに悩んだキャンパーさんも多いと思います。
テンマクデザインのパンダは設営が簡単な四角錐のワンポールテントのため、設営・撤収に悩むことなく、早ければ5分、慣れてなくても10分以内には組み立てることができます。
四隅をペグダウンしてポールを立てるだけだから超簡単
どのモデルも設営手順はほぼ同じですが、材質や重量が異なりモデルごとに大きな特徴があります。
そのため、普段のキャンプスタイルにあったパンダを選ぶことができます。
パンダテントとは
イラストレーター及びアウトドアコーディネーター「こいしゆうか」さんと、全国に18店舗を構えるアウトドアショップ「Wild-1」のオリジナルブランド「テンマクデザイン」がコラボしたテントが「パンダ」です。
こいしゆうかさんのプロフィール
ゆるい感じのかわいい絵や漫画を描いてるイラストレーターとして活躍し、趣味のアウトドアを題材に本や雑誌などに連載しています。
「女子キャンプ」の第一人者として、マツコの知らない世界をはじめテレビや雑誌、ウェブなどでアウトドアコーディネーターとしても活躍しています。
パンダは女性ならではの視点でソロキャンプやフェスなどに気軽に持っていけるよう軽量化を図り、機能的にもこだわり抜いたテントとなっています。
四角錐のワンポールテントのため設営もとっても簡単で、寝室・土間(前室)の区切りもはっきりしてるため、テント内レイアウトも簡単におこなうことができます。
パンダの特徴とメリット
テンマクデザインパンダシリーズはどのテントも設営・撤収が簡単で、広い前室を持ち、張り方も自由自在にアレンジ可能となっています。
設営・撤収が簡単
広げると正方形のかたちをしているパンダは4隅をペグダウンして、真ん中に一本ポールを立てるだけで基本的な設営は完成してしまいます。
慣れたら5分で完成
インナーをつけたまま収納することができるため、次回からはフライを立ててペグダウンをすれば、いっぺんにフライ・インナーともに設営することもできちゃいます。
めんどくさい設営・撤収が簡単に終わる
広い前室
テント内の半分を寝室、半分を前室として使うことができるので、広々とした前室を手に入れることができます。
つい荷物が増えてしまうキャンプにおいても、広い前室のおかげで荷物を整理しやすく、2、3個テーブルを置いたりしても余裕を持って使えます。
テント内に引きこもるのに最適
中央の高さが150(TCは170)cmあるパンダは、フライを閉めれば楽に着替えなどもできるので、女子キャンプ、お子様のテントにもピッタリです。
レイアウトのアレンジが自由
片側のフライを閉めたり、全開にしたり、インナーテントも前後左右に取り付けることができるので、その日の気分に合わせたり、荷物の量に合わせてアレンジすることができます。
アレンジ自由なのはかなり便利
ポールを別途用意し、フライを跳ね上げることでプライバシーの確保もできます。
前後から出入り自由なので、前室に荷物が多くなり寝室部分に入りづらくなったとしても後ろから出入りすることで夜中のトイレも行きやすいです。
ソロキャンプ用のドームテントは入り口が一方向しかないから、後ろから出入りできるのはすごくありがたい
コットも余裕で入る大きさのため、地面の状態が悪いキャンプ場でもコットを使うことで快適に睡眠をとることができます。
パンダテントのラインナップ
パンダはその人気に伴い、火に強いTC素材を使ったパンダTC、軽量化を果たしたパンダライトと、現在は3種類のパンダが販売されています。
以前は冬でも使いやすいパンダVCや、めっちゃでかいメガパンダもあった
リニューアルしたことで使い勝手が大幅にアップ
パンダ
製品名 | パンダ |
---|---|
使用時サイズ | 約2400×2400×H1500mm |
インナーサイズ | 約2200×1000×H1350mm |
収納サイズ | 約430×240×H130mm |
総重量 | 約2.26kg(ペグ/張り網/収納ケース含む) |
耐水圧 | 1500mm |
素材 | フライシート:20Dリップストップナイロン(PUシリコンコーティング) インナーウォール:メッシュ インナーボトム:68Dポリエステルタフタ(PUコーティング) |
パンダテントのローンチモデルとなっており正式名称は「パンダ」です。
キャンプ以外にもフェスやトレッキングにも気軽に持っていって使えるよう、約2.3kgと軽く作られたワンポールテントです。
2019年にリニューアルされたことで、インナーテントを前後左右取り付けることができるようになっています。
リニューアル前はアースカラーのパンダや白パンダもありましたが、現在は赤のみです。
赤かわいい!まさに女子ソロキャンにピッタリ!
おっさんが使うにはちょっと派手かな
パンダの純正オプションは、インナーやタープなど計4種類販売されています。
パンダ スタンダードインナーDX
パンダに付属しているインナーテントは夏でも涼しいフルメッシュインナーのため、基本パンダは3シーズン用のテントとなっています。
風通しの良いテント!
その分冬は冷える
秋冬の寒い時期に風を通したくない場合は、フルクローズすることができる「スタンダードインナーDX」を使うことで、冷たい風を遮ってくれます。
年間通してパンダ1張りでキャンプを乗り切りたい場合は、スタンダードインナーを導入するのも一つの方法です。
パンダ フットプリント
使用時サイズ | 約210×90cm |
収納サイズ | 約19×19×2cm |
重量 | 約160g(収納袋含まず) |
パンダのインナーの底を守るグランドシートです。
パンダのインナーサイズが220×100cmなので、グランドシートのサイズが210×90cmと、ちょうど一回り小さなサイズとなっています。
グランドシートは「210×90サイズ」で検索すればたくさん出てくるので、汚れるものだしわざわざ値の張る純正品を選ばなくてもいいかなと思っています。
パンダレッド グランドシート
パンダの底面全体をカバーしてくれるグランドシートです。
バスタブ型のかたちとなっているため、雨の日に水が侵入すること防いだり、虫の侵入を防ぐことにも役立ちます。
パンダの中に引きこもってお座敷スタイルを求めるキャンパーさんであれば、虫や雨の侵入がないため役立ちそうなアイテムです。
パンダタープ
サイズ | 約300/200×350(幅)cm |
総重量 | 1,370g |
パンダと連結することができる純正タープです。
パンダの赤とお揃いで揃えることができるため、サイトの雰囲気も壊さず、雨の日も安心して使うことができます。
出典:テンマクデザイン
パンダ2張りにタープを連結させることで、少し大きなシェルターとしても使うことができます。
寝室は別々にしたいと考えているのであれば使える!
パンダ2張り(2.26kg×2)にパンダタープ(1.37kg)で計5.89kgで二人分のテント+タープを持ち運ぶことができます。
パンダライト
テンマクデザイン | パンダライト |
---|---|
使用時サイズ | 約2400×2400×H1500mm |
インナーサイズ | 約2200×1000×H1350mm |
収納サイズ | 約430×140×140mm |
総重量 | 約1.94kg(ペグ/張り網/収納ケース含む) |
本体重量 | 約1.55kg(フライ/インナー/ポール) |
耐水圧 | 1500mm |
素材 | フライシート:20Dリップストップナイロン(PUシリコンコーティング) インナーウォール:メッシュ インナーボトム:20Dリップストップナイロン(PUシリコンコーティング) |
2.3kgと軽いパンダを更に軽量化したパンダライトは、パンダよりも15%軽量された、約1.98kgと2kgを切る軽いテントになっています。
カラーリングも濃いめのオリーブグリーンと変更され、赤パンダに躊躇したおっさんにもおすすめできるテントです。
パンダのカラーが赤一色となってしまったので、おっさんにも使いやすいようグリーンを入れてくれたテンマクデザインには感謝してます。
パンダとはインナーボトムの素材が異なり、設営がバックルからループに引っ掛けるタイプに変更されていますが、サイズは一緒なのでパンダの使いやすさはそのまま継承されています。
パンダライト専用フットプリント
サイズ | 約220×220cm |
重量 | 約350g |
パンダライトにはタープやフルクローズできるインナーオプションは付いておらず、底面全体を守ることができるグランドシートのみとなっています。
パンダのグランドシートと違い、バスタブ型にはなっていない普通のグランドシートです。
ここにも軽量化の波が
パンダとインナーサイズは一緒のため、インナーのみグランドシートで保護したい場合は、210×90サイズのグランドシートを用意すればOKです。
パンダTCプラス
テンマクデザイン | パンダTC+ |
---|---|
使用時サイズ | 約2700×2700×H1700mm |
インナーサイズ | 約2500×1150×H1550mm |
収納サイズ | 約530×270×190mm |
総重量 | 約6.28kg(ポール/ペグ/張り網/収納ケース含む) |
本体重量 | 約1.55kg(フライ/インナー) |
耐水圧 | 1500mm |
素材 | フライシート:コットン混紡生地(TC)ポリエステル65%・コットン35%(撥水加工) インナーウォール:ポリエステルメッシュ インナーボトム:68Dポリエステルタフタ(PUシリコンコーティング) |
パンダTCプラスはコットンとポリエステルを混紡したポリコットン素材(TC)を使ったパンダとなっています。
以前のパンダTCはスカートがついてませんでしたが、リニューアルしてスカート付きになり、名前もパンダTCプラスへと変更されています。
冬でも使えるパンダ
TC素材のおかげで日光も遮りやすい
TC素材の大きな特徴は火の粉に強く、テントの前で焚き火をしても火の粉で穴が空きづらい仕様となっており、遮光性も高いため冬はもちろん夏でも使えるオールシーズン対応のテントです。
重い(約6.28kg)、カビやすいという欠点がありますが、経年劣化も起こりづらく、ポリエステル素材のパンダやパンダライトよりかは長い期間使うことができます。
さすがにテントで6kgは辛い・・
カビさせる自信がある!
パンダTCと比べてコットンの割合が多くなったパンダVC(廃盤)がありました。
パンダTC+の純正オプションは、インナーやタープなど計4種類販売されています。
パンダTC+スタンダードインナー
パンダTC+に付属しているインナーテントは、パンダと同じくフルメッシュインナーですが、パンダTC+にもフルクローズできるスタンダードインナーがオプションであります。
元々スカートのおかげで風の侵入を防いでくれますが、更にフルクローズすることで、秋冬の寒い時期に寒さから守ってくれます。
冬キャンプが多い人にこそ役立つインナー
スタンダードインナーも前後左右自由に設営することができるため、設営の幅が広がります。
パンダTC用フットプリント
サイズ | 約240×105cm |
収納サイズ | 約21×21×2.5cm |
重量 | 230g(収納袋含まず) |
パンダTC+の底を守る純正グランドシートです。
パンダTC+のインナーサイズが250×115cmと、パンダやパンダライトよりもインナーサイズは大きくなっています。
パンダTC+のグランドシートのサイズが240×105cmのため、240×100cmあたりのグランドシートがあるか探してみましたが、そこまで数が多いわけではなかったです。
ちょっとサイズが中途半端
パンダTC+のグランドシートは純正品を選ぶのもアリかなと感じました。
パンダTC フルサイズグランドシート
サイズ | 250×250×高12cm |
重量 | 0.98kg |
パンダTCにも底面全体をカバーしてくれるグランドシートは販売されています。
バスタブ型のかたちとなっているため、雨の日に水が侵入すること防いだり、虫の侵入を防ぐことにも役立ちます。
12cmの立ち上がり構造
パンダTCタープ
サイズ | 340/225×400(幅)×170(高さ)cm |
総重量 | 3,924g(本体/2,414g、ポール/1,400g、張綱/110g) |
パンダTCと連結することができる純正タープです。
タープもテント同様にTC素材でできているため、遮光性が強く、焚き火の火の粉にも強い作りとなっています。
TCはタフだけど、やっぱり重さが気になる
パンダTC+と合わせて持っていくと10kg超える
パンダTC+(6.28kg)とパンダTCタープ(3.924kg)と、お互い重さがあるため、セットで揃えるならオートサイトでないと、持ち運びがきつい重たさです。
パンダ3モデルの比較
パンダ3モデル、それぞれどんな特徴があるのかスペック上の比較を見ていきます。
サイズ
製品名 | パンダ | パンダライト | パンダTC+ |
---|---|---|---|
使用時サイズ | 約2400×2400×H1500mm | 約2400×2400×H1500mm | 約2700×2700×H1700mm |
インナーサイズ | 約2200×1000×H1350mm | 約2200×1000×H1500mm | 約2500×1150×H1550mm |
収納サイズ | 約430×240×130mm | 約430×140mm | 約530×270×190mm |
パンダ・パンダライトは同じ大きさとなっていますが、パンダTC+は一回り大きくなってます。
パンダTC+であれば、親子2人でも使えそうなサイズ感なので、ソロキャンプで使うのであれば更に余裕を持って使うことができそうです。
荷物の多くなる冬キャンプでも対応できるサイズがパンダTC+
スカート付いてるし、冬に使うならパンダTC+
重量
製品名 | パンダ | パンダライト | パンダTC+ |
---|---|---|---|
総重量 | 約2.26kg | 約1.94kg | 約6.28kg |
とにかく軽量化を求めるキャンパーさんは2kgを切るパンダライト一択となります。
パンダTC+は6kgを超えるかなりの重さとなるため、徒歩キャンプや駐車場からサイトまで遠いキャンプ場だと持ち運びがかなりしんどくなる重さです。
車を横付けできるところしか持っていきたくない
パンダとパンダライトは300gしか重さが変わらないため、オプションの多さでパンダを使うのも良いと思いますし、グリーンが良ければパンダライトを選ぶ感じでいいかなと思います。
カラバリをまた増やしてくれたら最高
素材
製品名 | パンダ | パンダライト | パンダTC+ |
---|---|---|---|
フライシート | 20Dリップストップナイロン | 20Dリップストップナイロン | コットン混紡生地(TC)ポリエステル65%・コットン35% |
インナーボトム | 68Dポリエステルタフタ | 20Dリップストップナイロン | 68Dポリエステルタフタ |
リップストップ生地とは強度が高く太い糸を格子状に織り込んだ強度の強い生地です。パラシュートなどにも使われており、「裂けても格子部分で止める=rip(裂ける)stop(止める)」ことから「リップストップ」と名づけられました。
色々なテントにも使われており、テントの強度を保つのに役立っています。
TC素材は、ポリステルとコットンの混紡生地となっており、高い遮光性と焚き火の前でも使うことができる燃えづらいのが特徴です。
ズボラな人は扱いが悪いとTCはカビてしまうので、ナイロンを使う方が後々苦労しません。
重いし、扱いが大変
まとめ:ソロキャンプに最適なワンポールテント
他にもスカートのあるなし、カラーの違いとありますが、基本パンダとパンダライトは3シーズンテント、パンダTC+は4シーズンテントとなるので、冬のキャンプが多く重さが気にならなければパンダTC+を、とにかく軽さを求めるならパンダ・パンダライトを使うのがいいかなと感じました。
うちは軽さを求めてパンダライト
TCは一回カビさせてから使うの諦めた
今回はテンマクデザインのパンダシリーズを紹介しました。
パンダはとにかく設営が簡単で、前室が広いため、快適にソロキャンプを楽しむことができます。
どのパンダでも基本快適にキャンプを楽しむことができますが、あとは自分のキャンプスタイルに合わせてお気に入りのパンダを選び、ソロキャンプを満喫してください。
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