登山家さんやキャンパーに人気の定番クローズドセルマット「サーマレスト Zライトソル」!
Zライトソルはスモールとレギュラー二つのサイズがありますが、うちはチェアマットとしても使いたかったため、敢えて短いスモールを選びました。
短いからこそ軽いし安いってメリットもある!
レギュラーは全長183cm、スモールは全長130cmと、かなり長さに差があるため、寝る時に使うマットとしてスモールを使うと、どうしても頭と足はマットからはみ出してしまいます。
短いってのは理解して買ってるし、そもそも頭は枕を使ってるからマットの必要がなかった。
地べたにマットで寝れる人や、普段からチェアなんて軟弱なもん持っていかない地べたスタイルのキャンパーさんならレギュラーをおすすめしますが、スモールだからこそ使えるメリットも実はたくさんあります。
キャンプスタイルによってはスモールもおすすめ!
この記事では、なぜZライトソルを購入する時にレギュラーではなくスモールを選んだのか、スモールだからこそ良かったメリットをレビューします。
サーマレスト Zライトソル スモールとレギュラーの比較
Zライトソル | スモール | レギュラー |
---|---|---|
使用時サイズ | 51×130×厚さ2cm | 51×183×厚さ2cm |
収納サイズ | 51×13×10cm | 51×13×15cm |
重量 | 290g | 410g |
R値 | 2.0 | 2.0 |
材質 | 架橋ポリエチレン | 架橋ポリエチレン |
カラー | レモン・ブルー | レモン・ブルー |
サーマレストZライトソルのスモールとレギュラーを比較すると、R値や材質は一緒のため、寝心地やアルミ蒸着による熱反射などの機能は同じです。
幅は一緒だけど、長さはスモールが短い!
重量は120g差だからそこまで気になる差ではない!
サイズの違いや、短いことによる寝方の違いなど、Zライトソル スモールとレギュラーを比較しながら紹介します。
スモールの方が軽い!けど、短い。
Zライトソル スモールの重量は記載通り、ほぼ290g(計測時290.4g)です。
重量差はスモールとレギュラーで120gしか差はないため、登山家さんなどよほど軽量化にナーバスにならない限り、キャンプでは気になる差ではありません。
キャンプなら120gは誤差!
板の枚数はスモールが10枚(51×13cm)に対し、レギュラーは14枚(51×14cm)あるため、収納サイズもレギュラーはスモールより5cmほど高くなります。
そのため、座布団として二つ折りにして使う場合は、スモールよりもレギュラーの方がクッション性は高くなります。
チェアを持っていかない地べたスタイルのキャンパーさんはレギュラーがおすすめ!
Zライトソル スモールの寝心地は?
身長183cm以内であれば、レギュラーを使っても頭から足まで全てマットで覆うとこが出来ます。
ただ、Zライトソルスモールの場合は130cmしかないため、頭と足はマットからはみ出して使う感じになります。
マットがない部分は枕やタオル、ザックなどでカバーする!
僕の身長が172cmのため、頭部分を枕にして使っても、足は脛から下がマットからはみ出してしまいます。
地面に直に敷いて寝る場合は、スモールだと足が冷えてしまうため、別途タオルやザックなどを下に置いて寝るのが基本的な形となります。
逆に夏は涼しい!?
夏は何しても暑い!
ただ、うちはマットのみだと寝れない体質のため、いつもコットの上にZライトソル スモールを敷いてから寝ています。
コットのおかげで足部分にマットがなくても気にならないし、そもそもが暑がりのため、いつも布団をはいでしまうので、足が冷たいくらいがちょうど良く眠れます(笑)
寒がりな人はレギュラーにした方が無難!
コットは使わない、大地でも寝れるならレギュラーサイズがおすすめ!
頭部分もマットがないため、Zライトソルの厚み2cm分、頭が下がりますが、枕を持っていってるため、2cmくらいの差は特に気ならなず寝ています。
枕の高さが低くて寝れないなら、高さのある枕に変えたらいいだけなので、頭部分の低さも特に気にはなりませんでした。
ほぼコットのおかげで快適に寝れてる感じもする。
地べたは痛くて寝れないからしゃーない。
子どもや小柄な女性ならスモールでも足は冷えない
子どもが使ったり、150cmくらいの小柄な女性であれば、Zライトソル スモールはいい感じのサイズ感で使えます。
頭だけマットなしで枕でカバーしても、足までマットが覆ってくれるため、足が冷えて寒いなどのデメリットもなく眠ることが出来ます。
レギュラー使って長いと感じたらカットしちゃうキャンパーも多いし。
もったいなくてカットするの勇気いる。
スモールの方が安い!ただ、売ってない。
Zライトソルも段々と値上がりの波にのまれ、今や高級マットレスとなってしまってます。
うちが購入した当時(5〜6年前)は、5000円くらいでスモールを買った記憶があるのですが、今はこんなに値段が上がってしまっていることにビックリです。
違うマットの選択肢も考えないといけない価格。
ただ、問題は「Zライトソル スモール」を調べたところ、どこにも売ってない・・・。
近所のアウトドアショップには在庫があったのですが、ネットを見るとレギュラーのみでスモールは売り切ればっかりでした。
人気なくてサ終!?
公式HPには記載されてるから、なくなった訳ではないと思う。
Zライトソル スモールを選んだ理由
キャンプで快適な睡眠を得るためには、マット選びが大切です。
うちは最初のキャンプの時に、キャプテンスタッグの「EVAフォームマット」を選んだのですが、地面のゴツゴツが気になり、全然眠ることが出来ませんでした。
EVAフォームマットも人気の高いマットだけど、自分には合わなかった。
うちは緑のマットでも余裕で寝れた!
その時に、安いマットでペラペラだったのが寝れない原因だと思ったため、インフレーターマットに変更しました。
インフレーターマットは分厚い分めっちゃ快適!
ただ、初代インフレーターマットはすぐにパンクしてしまったので、やっぱりクローズドセルマットにしようと思い、レビューにも「寝心地最高!」とたくさん書かれていたため、高級なZライトソルを選ぶことにしました。
結果的には値段と寝心地はあまり比例せず、Zライトソルでも地面のコンディションが気になり眠ることが出来なかったので、コットの上に敷いて使っています!
マットの値段は関係なかった。
思ったより寝るに関してはデリケートだった。
Zライトソルを買おうと思った時にレギュラーでも良かったのですが、なぜスモールを選んだのかその理由と、結果的にSを選んで良かった理由を紹介します。
モナークチェアの前脚として使いたかった
当時、キャンプ用のローチェアに旧Aliteのモナークチェアを使っていたのですが、モナークチェアは2本脚のロッキングチェアのため前脚がなく、ちょっと不便さを感じてました。
ユラユラとロッキングするのは楽しいチェア!
そこで前脚代わりにEVAフォームマットを敷いてみたのですが、ちょっと高くて、高さが合わない。
そのため、EVAフォームマットをカットしようかも考えたのですが、新たにクローズドセルマットを買おうと思った時に、ちょうどZライトソル スモールサイズを見つけたので、購入するきっかけとなりました。
実際、モナークチェアの前脚としてZライトソル スモールを使うと高さはちょうど良く、ちゃんと前脚としての機能も果たし、座り心地もアップしてます。
Zライトソルの硬さがちょうどいい座り心地になる!
トランクカーゴ50Lの中に収納したかった
EVAフォームマットは幅が56cmあるため、トランクカーゴ50Lの中に収納させようとすると斜めにしないと入れることが出来ません。
そのため、お家での収納を考えた時にちょっと邪魔だと感じていたので、次購入する時はトランクカーゴの中に入れようが入れまいが、収まるサイズでと考えていました。
Zライトソルは幅が51cmしかないため、ピッタリとトランクカーゴ50Lの中や、無印の頑丈ボックスに収まってくれます。
- QZライトソルの横幅51cmは狭い?
- A
体が大きい人や、がっしりした体型の場合は狭く感じるかもしれませんが、個人的には痩せ型だし、なで肩のため特に気にはなっていません。
グラシアフィールド座椅子とシンデレラフィットした!
キャプテンスタッグ「グラシアフィールド座椅子」は、お座敷スタイルに使える背もたれ付きのアウトドア座椅子です。
背もたれがあることで、腰の痛みはだいぶ緩和されるのですが、クッション性が低いため、長時間座っているとお尻が痛くなってしまいます。
そのため、Zライトソルをクッション代わりに敷いて使うことで、座り心地を改善させています。
Zライトソル スモールとグラシアフィールド座椅子がシンデレラフィット!
枚数的にはZライトソルレギュラーと同じ14枚のEVAフォームマットを、グラシアフィールド座椅子に取り付けても、枚数が余りうまいこと取り付けれませんでした。
どうしても綺麗には取り付けれなかった。
Zライトソル スモールの10枚だと、ちょうどグラシアフィールド座椅子全体を覆うマットとしてシンデレラフィットしたので、結果的にスモールを選んで良かったと感じました。
メイフライチェアのお尻を守るマットとしても役立った!
モナークチェアの前脚有りVer.「メイフライチェア」は、前脚があるので一見マットの必要性は感じないです。
しかし、メイフライチェアの座高はめっちゃ低いため、座る角度によってはお尻が地面についてしまうデメリットがあります。
お尻が地面につくことによって、擦れて生地が薄くなったり、最悪破けてしまう恐れもあったので、Zライトソルを敷いて対策することにしました。
Zライトソル スモールを二つ折りにすると、ちょうど高さも半分の5cmとなり、メイフライチェアの下に敷いても高さがちょうど良く、お尻の保護とZライトソルの座り心地を味わうことが出来ます。
レギュラーだと、逆に高さがあって座り心地が悪化してしまう。
スモールを選んで良かった!
メイフライチェア独特の座り心地は味わえなくなりますが、Zライトソルのおかげで破れ防止には役立っています。
まとめ:スモールだからこそ使えるメリットもある!
今回は敢えてZライトソル スモールを選んだ理由と、短いからこそ使えるメリットをまとめてレビューしました。
「大は小を兼ねる」と言うことわざがありますが、キャンプでは大きいと設営に時間がかかったり、持ち運びに苦労したり、片付けがめんどくさくなったりと、大きいからこそのデメリットはたくさんあります。
- 暑がりさんは足を涼しくして寝れる
- レギュラーより軽い
- レギュラーより安い
- トランクカーゴ50Lに収納可能
- モナークチェアの脚として使える
- 座椅子のマットとして使える
- メイフライチェアのお尻を保護
設営・撤収が簡単なZライトソルも、もちろん大きい方が寝る時に全体を覆ってはくれますが、短くても工夫次第でちゃんと寝ることは出来ますし、暑がりなキャンパーにとっては短い方がちょうど涼しく感じて良かったです。
チェアマットとして使う時も、スモールだからこそサイズ感がちょうど良く、色々なチェアとサイズ感がフィットしたので、Zライトソル スモールを選んで良かったなと改めて感じました。
キャンプスタイルによってはスモールの方が使い勝手が良くなる!
もちろん、チェアなんて持っていかない地べたスタイルのキャンプや、地べたにマットだけでも寝れるキャンパーさんは、レギュラーサイズの方が使い勝手は良いですが、スモールだからこそ使えるメリットも実はたくさんあります!
使い方次第でデメリットもメリットになる!
コメント