焚き火を楽しむために、ナイフや鉈、斧などでバトニングしているキャンパーさんは多いと思いますが、実は一番必須なギアはノコギリです。

ノコギリが一番出番が多い!
市販の薪でも焚き火台が小さければノコギリを使ってカットしないといけないし、落ちてる薪を使うなら長さを揃えるためにもノコギリは必要です。

そもそも落ちてる薪や枝などを使って焚き火をするならバトニングをすることもないため、ナイフや鉈などは必要なく、ノコギリだけあれば焚き火は出来ます!

バトニングしなくても焚き火は出来る!
そんなノコギリですが、切れ味が悪いとカットするのにも時間が掛かるし、ノコギリ作業は思った以上に疲れます。

めちゃくちゃ切れるノコギリが欲しい。

荒目カーブソーがめちゃくちゃ切れるノコギリ!
- 折りたたみ式が便利
- ピッチは絶対粗目
- カーブソーが使いやすい
- 刃渡りは最低20cm以上
- 替刃式を選ぼう
切れるノコギリ

キャンプで使うノコギリとしておすすめしたいのは、「刃渡り20cm以上・折りたたみ式・替刃式・粗目カーブソー」です!
この条件にマッチした、キャンパーにも人気の高いノコギリ「サムライ 騎士 240mm 折込 剪定 鋸 FC-240-LH」をレビューします。
サムライ鋸は荒目のピッチのため、ザクザクと薪を切ることが出来ますし、カーブソーのため押しても引いても切ることが出来るので、普通のノコギリよりも早く切断出来ます。
サムライ 騎士は180mm・210mm・240mmと3つのサイズがありますが、240mmが一番長いので、その分切れるスピードも一番早いです。

サイズに迷ったら240mmがおすすめ!
そして、サムライ 騎士は折込式のため、キャンプにも持ち運びしやすいですし、刃が痛んでも替刃式のため、簡単に新品の刃に交換出来ます!

サムライ鋸は、キャンプ用ノコギリのおすすめの条件を全て網羅!
この記事では、「サムライ 騎士 240mm 折込 剪定 鋸 FC-240-LH」の基本情報をはじめ、サムライ鋸をキャンプ用ノコギリとしておすすめしたい魅力やメンテナンス方法をレビューします。
サムライ 騎士 240mm 折込 剪定 鋸 FC-240-LH

- カーブソーのため、刃が枝に吸い込まれるような切れ味!
- 引いて切れるのはもちろん、押しても切れる!
- ヒロシが使っているノコギリとしても有名でNo,164オリジナルカラーのサムライもある!
「日本刀の様な切れ味のプロ用剪定鋸を作りたい」というコンセプトのもと生まれた「サムライシリーズ」のノコギリは、兵庫県三木市の金物メーカー「神沢精工株式会社」のノコギリです。
サムライ鋸は「早く、楽に、美しく切れて、疲れない」ノコギリとして、日本だけでなく世界中で愛されているノコギリで、イタリア、ギリシャ、スペインではトップシェアを誇ってます。
「サムライ 騎士 240mm 折込 剪定 鋸 FC-240-LH」は、カーブソーならではのパワフルさ、切れやすさはそのままに、直刃鋸に匹敵するスムーズさを兼ね備えた、まさに「刃が枝に吸い込まれるような切れ味」を持った折込ノコギリです。
サムライ鋸 騎士 刃の長さは240mmがおすすめ!
- FC-180-LH:180mm 替刃:FC-181-LH
- FC-210-LH:210mm 替刃:FC-211-LH
- FC-240-LH:240mm 替刃:FC-241-LH
- Qサムライ 騎士の刃の長さはどのサイズがおすすめ?
- A
ノコギリは刃の長さが長いほど1回で引ける量が多くなり、少ない回数で切断することが出来るため、サムライ鋸も240mmがおすすめです。
サムライ鋸は、180mm・210mm・240mmと3種類のサイズがあります。

小さい方が持ち運びには優れてますが、ノコギリを使ってカットするのはかなり疲れるため、初めからケチらずに長いサイズを選ぶことをおすすめします。

ノコギリを使いすぎると腕がパンパンになる。

手にマメも出来るし、短いと大変。
サムライ ノコギリを黒に塗装してみた!

通常のサムライ鋸は「赤×緑」と、山の中で落としてしまってもすぐに見つけやすいクリスマスカラーとなっていますが、キャンプで使うにはちょっと派手です。
そのため、うちのサムライ鋸は黒に塗装してカスタムしました。

キャンプサイトに合わせやすいようにオールブラックに塗装!
サムライ ノコギリ コメリ限定カラー
出典:ホームセンターコメリ
ホームセンター コメリ限定のサムライ鋸は「赤×黒」に変更されてます。
赤×緑のクリスマスカラーよりも、コメリカラーのサムライ鋸が欲しい場合は、お家の近くのコメリに寄ってみて探してください!

沖縄以外、全ての都道府県にコメリはある!

ネットでも買えるし!
No.164 剪定鋸【野斬鋸】 ヒロシとサムライ ノコギリのコラボ
出典:N0.164
サムライ鋸は、ソロキャンプ芸人ヒロシとコラボした「カーキ×ブラック」のNo.164 剪定鋸【野斬鋸】もあります。
ヒロシらしくカラーリングも渋めになっており、見た目だけはどのサムライ鋸よりもかっこいいです!

機能は一緒だけど、やっぱりかっこいい。

見た目は一番大事だし!
グリップの「騎士」のステッカーがヒロシのキャンプブランドでもある「No.164」に変更され、刃の刻印も「No.164」に変更されてます。
レビュー:サムライ 騎士 240mmをおすすめしたい4つの魅力

- 切れ味抜群の荒目
- 引いても押しても切れるカーブソー
- 持ちやすくて滑りにくいグリップ
- 折りたたんでコンパクトに持ち運べる
サムライ鋸

キャンプで薪をカットする時に、どうしても安物のノコギリだと切るのにも時間が掛かるし、めっちゃ疲れます。
サムライ 騎士は切れ味抜群の荒目で、引いても押しても切れるカーブソーのため、普通のノコギリよりも素早くカット出来て楽に薪を準備出来ます。
キャンプ用のノコギリにサムライ鋸 騎士 240mmがおすすめな魅力をまとめてレビューします。
魅力①:サムライ鋸は切れ味抜群の荒目

ノコギリの刃と刃の間の間隔のことを「ピッチ」と言います。
ノコギリの刃のピッチを大まかに分けると、細目・万能目(中目)・粗目があり、刃のピッチが荒くなるほど素早くカットすることが出来ます。
サムライ鋸は、ピッチの間隔が4mmと荒い「荒目ノコギリ」のため、細目や万能目のノコギリよりも素早くカットすることが出来ます。

ノコギリでカットする作業は意外と重労働。

サムライ鋸は荒目だからチャッチャとカット出来る!

粗目ノコギリは刃のピッチが大きいため、木屑を効率よく掻き出しながらカットできます。
荒目は切り口は綺麗にならないため、DIYには不向きですが、焚き火用の薪を用意するのに切断面の美しさは必要ないし、切り口がガタガタであった方が火の付きも良くなるため、それよりも早くノコギリ作業を終わらすことが大事です!
サムライ鋸は素早く切れることが売りのノコギリのため、切り口の綺麗さなんて気にせずカットして薪を用意しましょう!

サムライ鋸は快適な切れ味!

太い薪でもサムライ鋸 240mmなら切れる!
魅力②:サムライ鋸は引いても押しても切れるカーブソー

ノコギリの刃の形状はピッチの他にも刃が直線になってるノコギリと、少し弧を描いた「カーブソー」があります。

サムライ鋸 騎士はカーブソー!
サムライ鋸のカーブソーは引くだけで自然に吸い付くように刃が食い込んでくれるため、まっすぐなノコギリに比べても、断然楽に薪をカットすることができます。

そんなに力を入れなくてもザクザク切れる!

日本のノコギリは「引いて切るタイプのノコギリ」が多いです。

欧米は逆に「押すと切れるノコギリ」が一般的!
加工する材木の硬さであったり、欧米人より日本人の方が引く力が強いなど、諸説理由はありますが、ノコギリによって切る時に力を込める場所が異なります。
ただ、サムライ鋸はカーブソーのため押しても引いても切ることが出来ます。
どっちに力を入れるかを考えることなく、ただ前後に押したり引いたりしてるだけで勝手に薪をカットできるため、楽に素早くカットが終わります!

サムライ鋸は荒目でカーブソーだから良く切れる!
魅力③:サムライ鋸は持ちやすく滑りにくいグリップ!

サムライ鋸のグリップは、滑りにくいラバー素材のため、素手で使ってもグリップ力が高く持ちやすいです。
しっかりとノコギリを持てることで、不意な怪我を防ぐ事もできますし、力も入れやすいです!

怪我を防ぐためにも素手よりかはグローブを付けとくのがおすすめ!

持ちやすいグリップ!

自分の不注意が原因ですが、うちのサムライ鋸は焚き火台の近くに置いてしまったのが原因でグリップが少し溶けてしまいました。
焚き火のためにノコギリを使いますが、使用後は溶けちゃうため火の近くにノコギリを置かないようにしましょう!

グリップも手垢や煤などで汚れますが、洗えばちゃんと落ちるので綺麗に使うことは出来ます。
魅力④:サムライ 騎士は折込式でキャンプに持ち運びしやすいノコギリ!

サムライ 騎士は折りたたみ式(折込)のノコギリのため、キャンプに持ち運ぶ時も邪魔になりません。
サムライ鋸のカーブソーシリーズには、折りたたむことが出来ないモデルもありますが、「騎士」は折りたためるため、キャンプ向きのノコギリです。
- サムライ鋸 一番:サムライ鋸のフラッグシップモデルとなり、伐採や伐倒に最適なモデル
- サムライ鋸 若大将:荒目・中目の複合モデルとなり、細い枝も切りやすいモデル
- サムライ鋸 弁慶:サムライ鋸 曲刃鋸の中で最強の切断力を持ったノコギリ
- サムライ鋸 チャレンジ:硬めの枝も切りやすい多用途モデル
- サムライ鋸 騎士:サムライ鋸唯一の折込鋸でフラッグシップモデルの折込仕様
もちろん、更なる切れ味を求めたり、もっと素早く薪をカットしたいなら、折込よりも折りたためないタイプの方が切れ味もスピードも上がります!

サムライ鋸には底にループを掛けるための穴が付いてるため、キャンプではパラコードなどを結んで、ハンガーラックなどに吊り下げていつでも使えるように置いておくことも出来ます。
サムライ ノコギリのメンテナンス

サムライ鋸に限らず、どのノコギリも使用後はきちんとメンテナンスをしないと、錆びたり切れ味が悪化してしまいます。
- 刃先が鋭くなくなる:目立てをしたり、替刃に交換
- 刃先が錆びる:替刃に交換
サムライ鋸は替刃式のため、切れ味が悪化したら替刃に交換すれば良いのですが、ノコギリの切れ味を保つためにもメンテナンスをしとくことで長く愛用出来ます。
濡れたまま放置すると錆びてしまい切れ味が悪化する!

刃先が錆びてしまうことでノコギリの切れ味は悪化してしまいます。
サムライ鋸の刃は高炭素鋼(ハイカーボンスチール)のため、切れ味は良いですが、濡れたまま放置してると錆びてしまいます。
キャンプだと雨で濡れたりもするため、使用後は水気はしっかりと拭き取っておくようにしましょう!
木屑やヤニなどの汚れは落とす!

薪をカットするとノコギリの刃の目に木くずがいっぱい詰まってしまいます。
生木などをカットするとノコギリの刃に樹液の塊でもあるヤニが詰まってしまい、サビの原因にもなります。
そのため、木屑やヤニも落としておくべきなのですが、手で落とそうとすると怪我をしてしまう恐れもあるため、歯ブラシなどを使って手入れをすると安全です。
ノコギリも研げる(目立て)!
ノコギリも使用するにつれ、包丁やナイフのように刃先の鋭利さがなくなり切れ味が落ちます。
そして、切れ味が落ちたらノコギリも、包丁やナイフと同じように研ぐことが出来ます。
出典:神沢精工株式会社
サムライ鋸用にも「サムライダイヤモンドシャープナー」が販売されているため、自分で研いで(目立て)切れ味を復活させることも出来ます!
刃にオイルを塗ってから保管する!

ノコギリを保管する前にはサビ止剤や潤滑油などをサムライ鋸の刃全体にかけておき、軽く拭き取ってから保管します。
サビ止剤や潤滑油がない場合は、食用油や椿オイルなどで代用してもOKです!

KURE5−56を使い切ったから、ミシンオイルで代用してみた。

錆びさせないことが大事!
サムライ ノコギリ 替刃に交換
サムライは替刃式のノコギリのため、刃がダメになってしまった場合は交換することで新品同様の切れ味が手に入ります。

替刃式だからこそのメリット!

少々雑に扱っても問題ない!
- Qサムライ ノコギリの刃を替刃に変えるタイミングは?
- A
あきらかに錆びてたり、見ただけで刃先が丸くなってたら替刃に交換するようにしましょう!
- ラベルドライバーを準備
替刃の交換にプラスドライバーを準備 替刃の交換はプラスドライバーがあれば交換出来ます。
- ラベルネジを外す
ネジを外して古い刃を外す 刃とグリップが折込んである部分のネジをドライバーで外します。
- ラベル新しい替刃と交換
新しい替刃と交換 ネジを外すと刃も外れるため、替刃に交換します。
ボタンを押しながら刃を差し込んで穴を合わせる 替刃をグリップに挟む時は、折りたたむ時のスイッチを押さないと穴の位置を合わすことが出来ないため、押しながら穴の位置を調整します。
- ラベルネジを締める
ネジをきつく締めすぎると刃が閉じなくなる 最後はネジを締めれば完成ですが、キツく締めすぎると引っかかってしまいサムライ鋸が閉じなくなってしまうため、折込出来るくらいの緩さに調整してください。
まとめ:キャンプ用ノコギリはサムライ 騎士 240mmがおすすめ!

今回は「サムライ 騎士 240mm 折込 剪定 鋸 FC-240-LH」のレビューをまとめました。
サムライ鋸は、素早く簡単に薪をカットすることが出来るため、焚き火をするためのめんどくさいノコギリ作業の時間を大幅に短縮することが出来ます。
- 折りたたみ式が便利
- ピッチは絶対粗目
- カーブソーが使いやすい
- 刃渡りは最低20cm以上
- 替刃式を選ぼう
切れるノコギリ

キャンプで使うノコギリとしておすすめしたい「刃渡り20cm以上・折りたたみ式・替刃式・粗目カーブソー」の条件を全て網羅したのが「サムライ 騎士 240mm」のため、これ以上にキャンプで使いやすいノコギリはそうそうないです!
初心者キャンパーさんはもちろん、ベテランキャンパーであるヒロシも愛用しているサムライ 騎士 240mmは、間違いなくおすすめ出来るノコギリです!
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