暖かい時期のキャンプは暑さ対策はもちろん、虫対策が必要です。
キャンプ場は蚊がめっちゃ多いので、噛まれてかゆい思いをしないためにも蚊対策が必要です。
- 蚊取り線香
- 虫除けスプレー
- ハッカ油
- 殺虫器
- 焚き火をする
蚊対策の一つでもある蚊取り線香ですが、付属されてる蚊取り線香ホルダーはなんだかキャンプの雰囲気に合わない・・。
100均で買える蚊取り線香ホルダーは求めてるデザインと違うし、市販されてるおしゃれな蚊取り線香ホルダーはお値段が高いし、なかなかコレと思った蚊取り線香ホルダーが見つかりませんでした。
求めてる蚊取り線香ホルダーが売ってないのであれば、作ってしまえばOKってことで、「吊り下げタイプのキャンプ用蚊取り線香ホルダー」を自作しました。
自作と言ってもプレートに穴をあけるだけでほぼ完成するため、「DIYをしてみた感」はほぼゼロです。
プレートに穴をあけたらあとはパーツを組み合わせるだけなので、1分もかからず蚊取り線香ホルダーは完成します!
DIY初心者さんでも、小学生でも作れる!
夏休みの自由研究にもおすすめ!
この記事では、吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーの作り方と、実際に自作した蚊取り線香ホルダーをキャンプで使ってみた使い勝手をまとめてレビューします。
キャンプで使う蚊取り線香は屋外用がおすすめ!
蚊取り線香は屋内用と屋外用で、直径や厚みが少し異なっています。
屋外用は太くて小さい!
今回は屋外用の蚊取り線香や普通サイズ(約120mm)の蚊取り線香に対応できる、吊り下げ式の蚊取り線香ホルダーを自作します。
キャンプで使う蚊取り線香は屋外用がおすすめ!
キャンプで使う蚊取り線香は屋外用がおすすめです!
値段を考えると普通の蚊取り線香の方がリーズナブルなためつい手を出したくなりますが、効果がなければ安物買いの銭失いになってしまいます。
屋外用と記載されてる蚊取り線香は高価なだけあって、蚊を寄せ付けない独特な匂いと煙を発してくれます。
匂いがかなり独特なため、苦手な人は気分が悪くなってしまいますが、普通の蚊取り線香よりも効果は高かったです!
虫除けスプレーと併用して使うのがおすすめ!
吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーを自作:準備するアイテム
吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーの自作に使う、ネジなどの細かい金属パーツはホームセンターを中心に購入することができ、プレートは100均やニトリなどで購入出来ます。
まずは、吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーを自作するために準備するアイテムから紹介します。
130mm以上の大きさのプレート
一般的な蚊取り線香の直径が約120mmのため、土台となるプレートは一回り大きい130mm以上のサイズで準備します。
100均でも130mmサイズのプレートを購入することが出来ますし、ニトリや雑貨屋さんなどで買えるお皿を代用することで蚊取り線香ホルダーは自作出来ます。
穴をあけるし、お安いお皿の方がダメージは少ない!
金属製のプレートに穴をあける時は、金属用ドリルピットが必要!
アイボルト(丸カンボルト):M6×40mm
自作した蚊取り線香ホルダーを吊り下げるために、アイボルト(丸カンボルト)を使用します。
アイボルトの他にも、フック式のボルトやフックアイボルトなどを使って蚊取り線香ホルダーの自作は出来ますが、価格を考えるとアイボルトが一番リーズナブルです!
今回は太さ6mm(M6)のアイボルトを選びましたが、8mm(M8)や10mm(M10)など、違うサイズのボルトを使っても自作は出来ます。
M8を使うなら、他のパーツもM8で統一する!
太さだけでなく、サイズも色々あるため、自分のキャンプスタイルにあった使いやすいキャンプ用蚊取り線香ホルダーを自作出来ます。
M6ワッシャー×2枚:M6×22mm
ワッシャーは蚊取り線香を挟むために使います。
ワッシャーで挟まれてる部分の蚊取り線香は火が消えてしまうため、あまり大きすぎても使いにくいし、逆に小さすぎても挟みにくくなります。
15〜22mmくらいのサイズのワッシャーがちょうど使いやすい!
超低頭ネジ:M6×15mm
ネジの頭の形は出っ張ってる形から丸い形までたくさんの種類がありますが、蚊取り線香ホルダーを自作する時は、超低頭ネジを使用します。
プレートの底にネジを取り付けるため、出っ張りのあるネジだと地面に置いた時に段差が出来てしまいガタガタしてしまうので、なるべく平らになるように超低頭ネジを使いました。
高ナット:M6×30mm
高ナットは前後に二つのネジを取り付けることができる連結パーツです。
高ナットを使って超頭低ネジと丸カンボルトを連結させて、プレートを挟むために使用します。
使用する工具:電動ドライバー・木工用ドリルピット(6mm)
プレートに穴をあけるときは電動ドライバーを使った方が早いし簡単です!
ネジの太さをM6(6mm)で揃えたため、木工用ドリルピットは6mmの太さを使ってプレートに穴をあけます。
吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーを自作してみた
吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーを自作するために必要なDIYは、プレートに穴をあけるだけで、あとはパーツを組み合わせて組み立てるだけのため、超簡単に自作出来ます。
- 下準備プレートの中心に穴をあける
- 組み立てネジを取り付けたりして組み立てる
- 完成蚊取り線香をセットすれば完成
下準備:プレートの中心に穴をあける
- STEP1円の中央に印をつける
まずはプレートの中心に穴をあけるための印をつけておきます。
円の中心の求め方は、コンパスを使って垂直二等分線で出す方法や、さしがねと三角定規を使う方法などで、中心を出すことが出来ます。
むすめ。めんどくさかったらだいたい真ん中で。
- STEP2電動ドリルで穴をあける
プレートの中心に印をつけたら、電動ドライバーを使って穴をあけます。
プレートに穴があいたら、あとは残りのパーツを組み立てるだけで蚊取り線香ホルダーは完成します。
穴をあけるだけだし、DIY感はほぼ0。
組み立てる時は、もう工具は必要なし!
吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダー:組み立て方
- STEP1プレートの底にネジを差し込む
超低頭ネジを、穴をあけたプレートに差し込んで取り付けます。
- STEP2高ナット・ワッシャー・アイボルトを接続
高ナットとアイボルトの間にワッシャーを2枚挟む形で、組み立てます。
- STEP3プレートに取り付ける
高ナットと超低頭ネジを接続することで、プレートを挟むことが出来ます。
ぐらつかないように、高ナットと超低頭ネジはしっかりと最後まで回して取り付けるようにしましょう!
蚊取り線香をセットすれば蚊取り線香ホルダーは完成
- STEP1ワッシャーで蚊取り線香を挟む
蚊取り線香は、ワッシャーで挟んで取り付けます。
端からワッシャーで挟み込みながら、中央に移動させておきます。
- STEP2ナットを回して固定させる
蚊取り線香が中央まで移動させたら、ナットをクルクルと回してワッシャーを固定させて、蚊取り線香をガッツリと挟みます。
- 完成吊り下げ式蚊取り線香ホルダー 完成
組み立て式のため、手順は少し多いですが、実際に組み立ててみると超簡単に吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーは完成します。
組み立ては1分くらいで出来る!
穴をあけて、組み立てるだけだから難しくはない!
レビュー:自作した吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーの使用感
- 吊り下げて使える
- 地面に置いて使える
- 蚊取り線香が折れても使える
- プレートが灰をしっかりとキャッチ
- コスパが高い
- ワッシャーで火が消える
- 行方不明になりやすい
自作した吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーを、実際に使ってみて感じたことをまとめてレビューします。
注意点①:ワッシャーで挟まれているところで火が消える。
自作した蚊取り線香ホルダーは構造上、ワッシャーで挟んでいる蚊取り線香の根本部分が燃え残ってしまいます。
ワッシャーのサイズが大きすぎると燃え残る部分も多くなってしまうし、逆にワッシャーが小さすぎると固定力が弱くなるし、匙加減が少し難しかったです。
ワッシャーのサイズは15mmくらいでよかったかも。
ワッシャーで挟んでも使用することは出来るため、残った蚊取り線香の位置をズラしてあげることで、けっこうギリギリまで燃やし切ることが出来ます。
注意点②:気づいたらパーツが行方不明。
この3年ほどでワッシャーを1回、高ナットと超低頭ネジを2回なくしました。
持ち運ぶ時にバックパックに吊り下げていたのが原因ですが、移動中にだんだんとネジが緩み、気づいたら行方不明になってます。
金属パーツもコンパクトなサイズのため、冬の間使わない時にどこに収納したか忘れてしまい、毎回夏前に探す羽目になってます(笑)
ほぼほぼ不注意が原因。
メリット①:蚊取り線香ホルダーを吊り下げて使える!
自作したキャンプ用蚊取り線香ホルダーは、アイボルトを取り付けたおかげで吊り下げて使うことが出来ます。
ランタンハンガーやハンギングラック、テーブルなど好きな場所に吊り下げて使うことが出来るため、蚊取り線香ホルダーの置き場所に困ることもありません。
カナビラを取り付ければ使い勝手の幅が広がる!
蚊取り線香ホルダーにカナビラを取り付けることで、更に設置できる場所が増えます!
アイボルトで吊り下げる場合はフックがある場所にしか吊り下げることが出来ませんが、カナビラを取り付けることで色々な場所に設置出来るため、カナビラも必須アイテムです。
つい吊り下げたくなる蚊取り線香ホルダー!
メリット②:蚊取り線香ホルダーを地面に置いても使える!
プレートの底に取り付けたネジは超低頭ネジのため、ほぼ段差がないおかげで、テーブルの上や地面に置いて蚊取り線香ホルダーを使用することも可能です。
どこに置いても使える2WAYタイプのため、かなり使い勝手が良い蚊取り線香ホルダーです。
メリット③:蚊取り線香が折れても使える!
何かとジッとしてることの少ないキャンプでは、誤って蚊取り線香を踏んでしまい、パキッと折ってしまうこともあります。
自作した蚊取り線香ホルダーは、ワッシャーで蚊取り線香を挟んでいるだけのため、例え蚊取り線香を折ってしまったとしても、再度挟んで利用することが出来ます。
エコに使える!
メリット④:プレートが灰をしっかりとキャッチ!
ニトリのプレートも100均で買ったプレートも、フチが競り上がっているおかげで落ちた灰をしっかりとキャッチしてくれます。
風が強い時は蚊も飛ばされるため、あまり噛まれることもないし、蚊取り線香ホルダーは使いません。
そのため、灰が飛ばされて困るってことも少ないです。
メリット⑤:自作したからコスパが高い!
ニトリ アカシアラウンドプレートを使用して、自作した蚊取り線香ホルダーの製作費は659円でした。
100均のプレートに変更すれば420円で、蚊取り線香ホルダーを自作出来ます!
ホームセンターによって、金属パーツの価格は少し異なる!
市販されてる蚊取り線香ホルダーは、それなりにお値段が掛かりますが、自作することでかなりコスパの高い使い勝手の良い蚊取り線香ホルダーが作れます。
まとめ:吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーは自作がおすすめ!
今回は吊り下げ式キャンプ用蚊取り線香ホルダーの自作方法と、使用感をレビューしました。
自作と言ってもプレートに穴をあけるだけなので、DIY初心者さんでも超簡単に蚊取り線香ホルダーを自作することが出来ます。
自作する時間よりもパーツを買いにいく時間の方が長い。
吊り下げ式のため使い勝手の良い蚊取り線香ホルダーだし、特に問題なくキャンプで使用することも出来るため、蚊取り線香ホルダーに悩んだら自作するのもおすすめです!
穴をあけるための電動ドライバーを持っていない場合や、自作するのがめんどくさい時は、全く加工を必要としない、100均の磁石でくっつけるだけの蚊取り線香ホルダー作れます。
製作費300円!
おしゃれさにこだわるなら市販の蚊取り線香ホルダーの方がデザイン製も高いし、種類もいっぱいあるため、選ぶ楽しさがありますが、自作しても使い勝手の良い蚊取り線香ホルダーは作れます!
とにかく大事なことは蚊に噛まれないことのため、これから始まる夏キャンプを蚊取り線香ホルダーを使って快適に過ごしましょう!
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