テントやタープに付属で付いているアルミ製のペグは、強度が弱く、使っていくうちに曲がってしまうため、鋳造ペグなどしっかりとしたペグに変更しているキャンパーさんも多いと思います。
鋳造ペグは頑丈で、硬い地面でも曲がることなくぶっ刺さってくれますが、価格は高いし、重たいし、軽量化を考えているキャンパーさんにとっては悩みの種です。
軽めのチタンペグもあるけど高いし。
ペグはすぐに行方不明になるし。
今は100均でもスチール製の丈夫なペグが1本110円で買える時代になったので、そこまでコスパの悪いアイテムではなくなったのですが、更に安く買える使えるペグがあります。
ダイソーで買える「園芸用 スチール杭」は、4本入りで110円!
1本換算、27.5円!
ペグ史上、一番コスパが高いのがダイソー「園芸用の杭」
ダイソー「園芸用 スチール杭」はめっちゃ細いペグですが、細い分突き刺さりやすく、アルミペグほど曲がりづらい、鉄製の軽量ペグです。
この記事では、ダイソー「園芸用の杭」がキャンプで使うペグ代わりとして使えるか、鋳造ペグとも比較しながらレビューします。
ダイソー 園芸用 スチール杭(ペグ)
製品名 | ダイソー 園芸用スチール杭(15cm 5本入) | ダイソー 園芸用スチール杭(18cm 4本入) |
---|---|---|
価格 | 110円 | 110円 |
サイズ | 15×3×太さ0.5cm | 18×3×太さ0.5cm |
材質 | スチール(ユニクロメッキ) | スチール(ユニクロメッキ) |
ダイソー「園芸用 スチール杭」は、園芸コーナーに売ってます。
15cm5本入りと、18cm4本入りの2種類のサイズがあるのですが、さすがに15cmだと短すぎてすぐに抜けてしまいそうだと感じたため、18cmを選びました。
レジャーシート用のペグなら15cmでもOK!
サイズ
製品名 | ダイソー 園芸用スチール杭(15cm 5本入) | ダイソー 園芸用スチール杭(18cm 4本入) |
---|---|---|
サイズ | 15×3×太さ0.5cm | 18×3×太さ0.5cm |
重量 | 33.5g〜33.8g |
ダイソー「園芸用 スチール杭 18cm」のサイズは、全長18cm、頭部分の幅3cm、ペグの太さが0.5cmと、ペグの中ではかなり細いタイプとなっています。
重さは33.5g〜33.8gと、誤差ではありますが、ペグによって若干変わります。
100均のゴムハンマーを使えば計220円
100均に売ってるゴムハンマーを使えば、計220円で、ペグとペグハンマーが手に入ります。
ペグを打つだでのハンマーにかっこよさは必要ないし、設営が終わったらすぐに車になおしてしまうため、飾っておく必要もないので、ペグハンマーは100均のゴムハンマーで十分でした。
問題なくペグダウンできる!
駐車場から歩くサイトの場合は、そもそもペグハンマーを持っていかず、手で突き刺すか、落ちてる石や薪を使って叩くので、個人的にペグハンマーに物欲が湧くことはなかったです。
ダイソー「園芸用 スチール杭」をペグとしてキャンプで使う!
- Qダイソー「園芸用 スチール杭」はキャンプで使うペグ代わりになる?
- A
ソロキャンプサイズのテントであれば、問題なくペグ代わりに使えてます。
ダイソー「園芸用 スチール杭」はスチール製のため、それなりに強度はありますが、やっぱり超細いペグだし、サイズも18cmと短めです。
そのため、ソロキャンプサイズのテントであれば、問題なくペグ代わりとして使えますが、風の強い日や、タープなどに使う場合は、長めの鋳造ペグを使った方が安心して使うことが出来ます。
ソロキャンプのテントに使うペグとして
ソロキャンプサイズのテントであれば、ダイソー「園芸用 スチール杭」で十分です。
今まで一回もテントが飛ばされたことはないですし、ペグが曲がってしまうことなく使えてます。
BUNDOKソロドームなら問題なく使えた!
ソロサイズのテントなら問題ない!
細いから刺さりやすい!
ダイソー「園芸用 スチール杭」は、太さ0.5cmと、とっても細いペグのため、地面に突き刺さりやすいです。
ペグハンマーを使わずとも、芝生サイトや土のサイトであれば、手で押すだけで簡単に突き刺さってくれます。
さすがに硬い地面の場合は手で突き刺すことはできませんが、その場合はペグハンマーを使えば簡単に刺さってくれます。
ダイソー 園芸用スチール杭の耐久性は?
ダイソー「園芸用 スチール杭」は、細いけど意外と頑丈です。
付属のアルミペグはすぐに曲がってしまい、使いものにならなくなりますが、アルミペグと比較すると、ダイソーの園芸用杭は頑丈です。
長く使っていると、スチールのため錆びたり変色はしますが、特に曲がってしまうこともなく普通にペグとして使えてます。
問題は地面と同化する色のため見落としてしまい、キャンプ場に忘れてきたり、失くしてしまうことがあります。
ただ、100均のペグなので、例え失くしてもダメージは少ないです。
ソリッドステーを忘れると、ダメージがでかい!
タープを建てるなら長めの鋳造ペグが安心
タープや、大型テントなど、風の影響を受けやすいギアは、長めの鋳造ペグを使う方が安心です。
ダイソー「園芸用 スチール杭」は長さが18cmしかないため、刺さりが浅く抜けてしまう恐れもあるし、風に煽られて曲がる可能性もあります。
そのため、ちゃんとした長さのある鋳造ペグを使った方が、確実に建てることが出来ます!
状況によって使い分けるのが一番!
ダイソー「園芸用 スチール杭」と「鋳造ペグ」の比較
ダイソー「園芸用 スチール杭」と鋳造ペグに、どのくらいの差があるのか、定番のスノーピーク「ソリッドステーク」と、100均で買えるセリア「スチール製ソリッドペグ」を比較します。
スノーピーク ソリッドステーク20
製品名 | スノーピーク ソリッドステーク20 | ダイソー 園芸用スチール杭 18cm |
---|---|---|
サイズ | 20cm | 18cm |
重量 | 75g | 33.5g〜33.7g |
まずは、ダイソー「園芸用 スチール杭」とサイズが近い、スノーピーク「ソリッドステーク20」と比較します。
スノーピーク「ソリッドステーク」は、ペグは消耗品と言う概念を覆した、最強のペグとも言われている頑丈な定番の鋳造ペグです。
製品名 | ソリッドステーク20 | ソリッドステーク30 | ソリッドステーク40 | ソリッドステーク50 |
---|---|---|---|---|
サイズ | 20cm ヘッド部:φ12mm 打込み部:φ6mm | 30cm ヘッド部:φ15mm 打込み部:φ8mm | 40cm ヘッド部:φ15mm 打込み部:φ10mm | 50cm ヘッド部:φ15mm 打込み部:φ12mm |
重量 | 75g | 180g | 330g | 540g |
設営するギアや、地面のコンディションなどに合わせて、全部で4種類の長さから選ぶことが出来ます。
サイズにより重さがもちろん変わり、50cmにもなると1本540gと、ソロキャンプで使う軽量テーブルくらいの重量となります。
重量の比較
製品名 | スノーピーク ソリッドステーク20 | ダイソー 園芸用スチール杭 18cm |
---|---|---|
サイズ | 20cm | 18cm |
重量 | 75g | 33.5g〜33.7g |
ダイソーとスノーピーク、二つのペグの一番の違いは重量です。
ソリッドステーク20は75gと、鋳造ペグの中では比較的軽いですが、園芸用の杭は33.5gと、更に軽くなっています。
刺さりやすさの比較
地面への刺さりやすさは細い分、ダイソー「園芸用 スチール杭」の勝ちです。
同じ地面でも、ダイソー「園芸用 スチール杭」は、手だけで最後まで突き刺さりますが、スノーピーク「ソリッドステーク20」は、ペグハンマーがないと最後まで刺すことはできませんでした。
抜けにくさの比較
抜けてしまったことがないため、抜けにくさはどちらも一緒です。
キャンプ場で、ペグを刺すときに平行にペグダウンしているキャンパーさんをよく見かけますが、その打ち方だと当たり前ですが抜けやすいです。
この前初心者にやり方を教えてたキャンパーさんを見かけたけど、間違ってた。
逆から45度くらいの角度で刺せばペグが抜けることはないため、よくペグが抜けるなと悩んでるキャンパーさんは一度、自分の打ち方を見直してみて下さい。
頑丈さの比較
ダイソー「園芸用 スチール杭」も見た目よりは頑丈ですが、曲げようと思えば曲げれそうです。
ただ、スノーピーク「ソリッドステーク」は、どんなに力を込めても曲げれる自信はありません。
曲げれなかった。
ペグとしての頑丈さは、もちろん価格が高いだけあって、スノーピーク「ソリッドステーク」の方が圧倒的に高いです。
セリア スチール製ソリッドペグ
製品名 | セリア スチール製ソリッドペグ | ダイソー 園芸用スチール杭 18cm | スノーピーク ソリッドステーク20 |
---|---|---|---|
サイズ | 20cm | 18cm | 20cm |
重量 | 117g | 33.5g〜33.7g | 75g |
セリアで買えるソリッドペグは110円でありながら、スノーピーク「ソリッドステーク20」と同じように使える硬いペグです。
ソリッドステークのような防錆加工などは施されていませんし、重量も若干重たい(セリア:117g・スノピ:75g)ですが、十分に使えるペグです。
ダイソー「園芸用 スチール杭」と比較すると、セリア「スチール製ソリッドペグ」は、ほぼスノピのため、比較結果もほぼ一緒です。
ちゃんとしたペグが欲しいなら、セリアのペグでも十分!
価格の比較
製品名 | セリア スチール製ソリッドペグ | ダイソー 園芸用スチール杭 18cm |
---|---|---|
価格 | 110円 | 110円 |
1本あたりの価格 | 110円 | 27.5円 |
セリア「スチール製ソリッドペグ」も1本110円とかなり安いペグですが、ダイソー「園芸用 スチール杭」は更に安く、1本27.5円とかなりコスパが高いです。
風が強い日や、地面のコンディションによって、セリアのペグと、ダイソーの園芸用杭を使い分けるのが、一番コスパが高い方法になります。
100均でだいたい揃うって、すごい時代!
TITAN MANIA チタン製ペグ 20cm
製品名 | TITAN MANIA チタン製ペグ 20cm | ダイソー 園芸用スチール杭 18cm |
---|---|---|
サイズ | 20cm | 18cm |
重量 | 38g | 33.5g〜33.7g |
チタン製のペグとの比較になると、さすがに重量で圧勝することも出来なくなります。
チタン製のペグは、ダイソー「園芸用 スチール杭」と重さはほぼ変わらず、チタン製のため錆びることもなく、丈夫に使うことが出来ます。
唯一、価格がちょっとお高めってのはありますが、軽量さと、頑丈さを求めるならチタン製のペグがおすすめです。
価格を取るか、チタンっていう響きを取るか。
ペグは見える部分ちゃうし。
まとめ:ダイソー「園芸用 スチール杭」はキャンプで使えるペグ!
今回はダイソー「園芸用 スチールペグ」を、鋳造ペグと比較しながらレビューしました。
園芸用ではありますが、ソロキャンプでは問題なく使うことができるため、わざわざ高い鋳造ペグを買わなくても代用することが出来ました。
長さが短いのと、鋳造ペグほど強度はないため、その日の地面のコンディションや、風の強さなどを考慮して使い分けるのが一番です。
ペグの軽量化を考えている、よくペグをなくす、なるべくペグにお金はかけたくないと考えているソロキャンパーさんに、ダイソー「園芸用 スチール杭」はおすすめです。
ソロキャンプなら100均のペグで十分!
ファミリーテントや、タープなどを使う場合は、短いペグではなく、初めから長めのちゃんとした鋳造ペグを使うことをおすすめします。
でかいテントが隣のサイトまで飛んで行ったら大変だし。
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