ハンモックはテントとは設営方法が異なり、木がないことには設営することができません。
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木の選び方と木と木の間隔が大事
今回使うDDハンモック(DDフロントラインハンモック)はテントよりも簡単に設営することができますが、初めてハンモックを使う場合は張り方の手順を覚えておく必要があります。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-20.png)
一回覚えれば5分とかからず張ることができる
ハンモックを張るための木の選び方、木と木の間隔はどれくらい必要なのか、DDハンモックを設営するために必要な便利アイテムを紹介します。
- DD Whoopie Slings
- DD Tree Huggers
- ハンモックカナビラ×2個
- DD Hammock Sleeve
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特にウーピースリングとハンモックスリーブはあると超便利
設営前にチェックするべきポイントと、DDハンモックの張り方・撤収方法をあわせて紹介します。
ハンモックを設営するための木の選び方
ハンモックを楽しむためには、体重をしっかりと支えることができる丈夫な木を選ぶことが大切です。
細い木や、朽ちた木だと折れてしまう危険性があります。
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1回寝てる時に木が折れてしまい落ちた
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太さがあっても朽ちた木は折れやすい
![朽ちた木は折れてしまうことがあるので注意](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-03.jpeg)
直径20cm以上ある木を選んでおけばまず折れることはありませんが、揺すったりして頑丈かどうか確認することが大事です。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-02.png)
しなるような木は折れる恐れがある
DDハンモックを張るために必要な木と木の間隔
![ハンモックを設置する木と木の間隔は5〜7mくらい必要。歩数は約7〜10歩くらい](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-032.png)
ハンモックを張る木と木の間隔は5m〜7mくらい、歩数だとだいたい7〜10歩くらいの間隔があれば問題なく取り付けることができます。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-21.png)
歩数の目安は、身長×0.45
170cmであれば、一歩約76cm
ハンモックベルトやウーピースリングである程度長さは調整できるので、メジャーなどで正確に測らなくてもだいたいの長さでOKです。
間隔が狭い場所しかなかった場合は、高さを上げることで取り付けもできますが、最低3.5m以上ないとハンモックが「くの字」になってしまい、寝づらくなります。
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DDハンモックの長さが2.7mあるからベルトの長さも合わせて3.5mは最低必要
キャンプ場によっては木の保護が必要
![タオルなどを巻いて木の保護](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-05.jpeg)
ハンモックを設営する時、ハンモックベルトを木に巻きつけるのですが、ハンモックベルトが細いと重量と負荷が木にかかり、木の樹木にダメージが入ってしまいます。
キャンプ場によってはハンモックを取り付ける場合、木の保護をルール化している場合もあります。
木の保護をするために、クッション材が入った厚手のハンモック専用のツリープロテクターも販売されています。
キャンプ場のルールによって異なりますが、ハンモックベルトを巻きつける部分に厚手のタオルなどを巻いて代用することでもOKな場合もありますし、ベルトのみでOKなキャンプ場もあります。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-01.png)
キャンプ場のルールは必ず守ろう
DDハンモックを設営するのに便利なギア
![DDハンモックを設営するのに便利なギア](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-06.jpeg)
DDフロントラインハンモック本体の他に、あると便利なギアを4つ紹介します。
- DD Whoopie Slings
- DD Tree Huggers
- ハンモックカナビラ×2個
- DD Hammock Sleeve
DD Whoopie Slings
![DDウーピースリング・DD Whoopie Slings](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-07.jpeg)
製品名 | DDウーピースリング |
---|---|
カラー | グレー |
サイズ | 1.82m |
重量 | 40g |
DDフロントラインハンモック本体に付属してるロープは長さを調整することができません。ロープを直接木に結んでも良いのですが、長さを調整する度に結び直さないといけないのでめんどくさいです。
DDハンモック純正のDDウーピースリングは2本で40gのとっても軽い長さを調整できる吊り紐です。
![DDウーピースリングは長さの調整が簡単](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-08.jpeg)
ピーっと引っ張るだけで長くしたり短くしたり、長さをすごい細かく調整することができます。
ハンモックにつけっぱなしで収納することができるので便利です。
最初はこんな細いロープで体(約60kg)を支えることができるか不安でしたが、全く問題なく支えることができました。
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しっかりと編み込まれた丈夫な紐
DD Tree Huggers
![DDツリーハガー・DD Tree Huggers](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-09.jpeg)
製品名 | DDツリーハガー |
---|---|
カラー | ブラウン |
サイズ | レギュラー:2.m×2cm XL:3m×4cm |
重量 | レギュラー:80g XL:120g |
ハンモックを設営する時、木に巻くために必要なベルトです。ウーピースリングを使ってるので長さ調整機能はついてないタイプのハンモックベルトとなっています。
木へのダメージを防止するため、ツルツルとした柔らかな素材を使っています。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-06.png)
しっかりと考えられてる
レギュラーとXLの2種類のサイズがありますが、体重60kgで特にレギュラーが切れた、ダメになったということはないので、よほど大柄でなければレギュラーサイズで十分です。
- Qウーピースリングとハンモックストラップどっちがいい?
- A
細かく調整したいならウーピースリングがおすすめ
ウーピースリングの他に便利アイテムとしてハンモックストラップがあります。ハンモックストラップはカナビラを付ける位置によってハンモックの長さを調整することができます。
ハンモックストラップを使う場合は付属のロープはつけっぱなしでOKなのですが、ウーピースリングのように細かく長さを調整するにはロープの長さを変えないといけません。
ハンモックストラップも、もちろん使えますが、軽量化も含めてウーピースリングの方が細かく調整でき使いやすかったです。
ハンモックカナビラ
![ハンモックカナビラ](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-010.jpeg)
ハンモックカナビラは、ウーピースリングとツリーハガーを接続するために使います。
安いカナビラだと人間の体重を支えることができないため、必ず耐荷重の高い、丈夫なハンモック用カナビラを使うようにしてください。
セット販売もあります
ウーピースリング・ツリーハガー・カナビラが全て揃ったセット販売もあります。
1個1個バラで揃えるよりかは、セットで購入した方が少しだけお得になります。
買い忘れを防ぐためにも、セットでまとめて購入した方が安心と思う方におすすめです。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-21.png)
うちはセットで揃えた
DD Hammock Sleeve
![DDハンモックスリーブ・DD Hammock Sleeve](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-011.jpeg)
製品名 | DDハンモックスリーブ |
---|---|
カラー | オリーブグリーン・コヨーテブラウン・マルチカム |
サイズ | 2.8m×15cm |
重量 | 60g |
クルクルと引っ張るだけで簡単に張ることができ、シュッと引っ張るだけで収納ができる便利なハンモックスリーブです。
ハンモックスリーブを取り付けるだけで、設営・撤収が半分の時間で済むので、更に簡単に張ることができる超便利なアイテムです。
ハンモックスリーブをつけたまま、ハンモック本体の収納袋になおすこともできるので、付けて損のないオプションアイテムです。
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ウーピースリングとハンモックスリーブは絶対必要!
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張るのが凄い楽になる!
DDフロントラインハンモックの設営と張り方
![DDフロントラインハンモックの設営方法](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-012.jpeg)
一見複雑そうに見えるハンモックの設営ですが、テントに比べても断然早く張ることができてしまうため、ハンモックにハマるとテントを設営するのが億劫になる程です。
まずはDDハンモックの張り方の簡単な流れを紹介し、ステップごとに詳しく紹介します。
- STEP1セット内容を確認
DDハンモックのセット内容を確認 - STEP2木にベルト(ツリーハガー)を巻く
木にハンモックベルトを巻く - STEP3ハンモックとベルトを繋ぐ
ハンモック本体とベルトをカナビラで繋ぐ - STEP4ハンモックスリーブから出す
ハンモックスリーブからハンモック本体を取り出す - STEP5ポールを付ける
蚊帳にハンモックポールを取り付ける - STEP6完成
DDハンモックの設営完成
STEP1:セット内容を確認
![ハンモックのセット内容を確認](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/ddhammock-setting-013.jpeg)
- DDフロントラインハンモック本体
- ハンモックポール
- DD Whoopie Slings
- DD Tree Huggers
- ハンモックカナビラ×2個
- DD Hammock Sleeve
今回はウーピースリングやハンモックスリーブなどをセットした状態での張り方を紹介します。
ウーピースリング・ハンモックカナビラ・ハンモックスリーブは本体にセットしたまた持ち運ぶことができます。
![ツリーハガーとハンモックポールは忘れないように](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-014.jpeg)
ツリーハガー(ハンモックベルト)、ハンモックポールは忘れてしまいやすいアイテムなので、あらかじめ忘れないようチェックしておきましょう!
STEP2:木にベルト(ツリーハガー)を巻く
![木にハンモックベルト(ツリーハガー)を巻く](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/ddhammock-setting-015.jpeg)
- 木と木の間隔は5〜7mくらいで設置
- 高さは170cmくらいで巻きつける
設置する木を見つけたら、ハンモックベルトを木に巻きつけます。
あまり高すぎても背の低い人だと届かなく設置もできないため、160〜180cmくらいの高さに巻き付ければ特に問題なく張ることができます。
![ハンモックベルト(ツリーハガー)の巻き方](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-016.jpeg)
木の細さによっては2〜3週木に巻きつけます。
輪っかに通す方法、2つの輪っかを同じ長さにする方法とありますが、どちらでも巻きやすい巻き方で巻いてください。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-21.png)
木の太さや、巻く場所で変えてる
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-01.png)
キュッと引っ張って落ちなければOK!
STEP3:ハンモックとベルトを繋ぐ
![ハンモック本体とベルトをカナビラで繋ぐ](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/ddhammock-setting-017.jpeg)
ハンモック本体のウーピースリングに取り付けたカナビラを、木に巻きつけたハンモックベルト(ツリーハガー)と繋ぎます。
![反対の木にも今までと同じように取り付ける](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-018.jpeg)
繋いだら反対側の木にもハンモックベルトを巻いて、同じようにカナビラで本体と繋ぎます。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-20.png)
ハンモックを背負えば、地面が汚れていてもハンモックは汚れない
STEP4:ハンモックスリーブから取り出す
![ハンモックスリーブからハンモック本体を取り出す](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/ddhammock-setting-019.jpeg)
クシュクシュっと靴下を脱がすような感じでハンモックスリーブを脱がし、ハンモック本体を取り出します。
ナイロン製のため、滑りながらスルスルと簡単に取り出すことができます。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-05.png)
気持ちいいくらい、超簡単にハンモックが出てくる
![ハンモックは座った時に足が着くぐらいの高さに調整](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-020.jpeg)
ハンモックの高さは、座った時に足が付くぐらいがちょうどいい高さです。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-20.png)
低すぎると寝てる時に地面についてしまう
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-02.png)
高すぎたら出入りが大変
![DDウーピースリングで簡単に高さを調整できる](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-021.jpeg)
高さが合わない場合は、ウーピースリングを使って簡単に高さを調整できます。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-01.png)
引っ張るだけで簡単に長さが調整できる
STEP5:ポールを取り付ける
![蚊帳にハンモックポールを取り付ける](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-022.jpeg)
ハンモックポールを、蚊帳に取り付けます。
蚊帳の上部分にポールを通すための穴があるので、スッと突っ込んでいけば簡単に取り付けることができます。
![備え付けのゴム紐をカナビラに取り付け](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-023.jpeg)
両側2本取り付けたら、備え付けてあるゴムロープを引っ張ってカナビラに取り付けちゃいます。
完成
![DDフロントラインハンモックの設営完成](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/ddhammock-setting-024.jpeg)
テントよりも簡単にハンモックの設営は完成するので、慣れれば5分もかからずに設営が完了します。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-04.png)
超簡単に張れる!
![DDフロントラインハンモックとDDタープ3×3m](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-025.jpeg)
DDタープも合わせて張る場合は、ハンモックの上にロープを張ってタープを被せます。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-20.png)
雨の日とか、日差しが強い時はタープがあると便利
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-01.png)
森林サイトは木陰が多いからハンモックのみで使うのも気持ち良い!
DDフロントラインハンモックの収納方法
ハンモックスリーブのおかげで収納に関しても時短でき、簡単に収納できます。
- STEP1ポールを外す
ポールを取り外す カナビラからゴム紐を外し、ハンモックポールを抜いちゃいます。
- STEP2スリーブを被せる
ハンモックスリーブを元に戻す ハンモックスリーブを引っ張ってハンモック本体をなおします。
- STEP3カナビラを外して、本体を畳む
ハンモックスリーブを収納服の大きさに畳んでいく ツリーハガーからカナビラを外し、ハンモックスリーブを収納服の大きさに合わせておっていきます。
半分畳んだら、クルクルとウーピースリングで巻きつけます。
ウーピースリングでハンモックを巻きつける 反対側のウーピースリングで全体を巻きつけて収納袋になおします。
おとん巻きつけてちっちゃくまとめる
- STEP4ベルトを木から外す
ツリーハガーを木から外す ベルト(ツリーハガー)を木から外します。
- STEP5収納袋になおして終了
収納袋に全てのセット内容をなおす 収納袋に全てなおせば、撤収、収納が完了します。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-04.png)
ハンモックスリーブがあることで片付けもすぐに終わる
まとめ:ハンモックスリーブ・ウーピースリングを使えば更に簡単!
![ウーピースリングとハンモックスリーブを使ったDDハンモックの設営方法 まとめ](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/08/ddhammock-setting-800x420.png)
今回はDDハンモックの張り方と収納方法を紹介しました。
元々簡単なハンモックの張り方ではありますが、DDハンモックスリーブを使うことで更に簡単に設営・収納ができます。
![おとん](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-20.png)
ハンモックスリーブは必須!
そして、DDウーピースリングを取り付けたことで、木と木の間隔が長くても、短くても簡単に長さを調整することができます。
![むすめ。](https://soto-ashibi.com/wp-content/uploads/2022/06/bubble-box-04.png)
ウーピースリングも必須
DDハンモックを使用後、お家のベランダで干す場合も簡単に長さを調整できるので、狭いベランダでも楽に干すことができます。
- 木と木の間隔は5〜7mくらい
- 設置する高さは160〜180cmくらい
- キャンプ場によっては木の保護が必要
- DDウーピースリングがあると便利
- DDハンモックスリーブがあると便利
- ハンモックは座った時にちょうどいい高さに調整
ウーピースリングとハンモックスリーブは、DDハンモックの張り方を更に簡単にするため、持って損のないアイテムです。
是非取り付けて、設営・収納はチャッチャと終わらせて、その分キャンプを楽しみましょう!
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