キャンパーさんの絶大な人気を誇る「ピコグリル」は、軽量でシンプルな使い勝手の良い定番の焚き火台です。
ソロキャンプ向けの焚き火台として第一候補に上がる焚き火台!
サイズ感も使い勝手も抜群な軽量焚き火台!
ピコグリルは、軽量化のために五徳も「スピット」と呼ばれる串で代用されており、クッカーを置くだけでなく串焼きにも使える、シンプルながらも優秀な焚き火に欠かせないアイテムです!
スピットはピコグリルやパチグリルに付属されてますが、単品で購入することも出来ますし、今の時代は100均でも買えます!
セリアでスピットが買える!
シンプルだからこそ無くしやすいスピットですが、100均で買えるのはズボラキャンパーさんにはありがたいし、パッと見だと本家のスピットか100均かもわからないほどそっくりです。
この記事では、本家ピコグリルのスピットとセリアで買える100均のスピットのサイズや使い勝手を比較しながら、スピットを詳しくレビューします。
焚き火台(ピコグリル)のスピットとは?
- Q焚き火台(ピコグリル)のスピットとは?
- A
スピット(spit)とは、調理に使う「串」のことで、お肉や野菜を刺して串焼きとして使ったり、五徳代わりにクッカーを置いたりすることが出来ます。
ピコグリル系の焚き火台には調理するための専用の串「スピット」が付属されてます。
軽量化のためスピットはシンプルな作りとなっていますが、お肉やソーセージなどを刺して串焼きが出来たり、五徳代わりに使ったりなどマルチに使える便利なアイテムです。
下手な五徳よりも優秀!
五徳代わりにクッカーが置ける!
ピコグリルのフレームにスピットを置くことで、クッカーなどを置くための五徳として使うことが出来ます。
耐荷重が記載されてないため大型のダッチオーブンなどを置くのは少し不安ですが、ソロキャンプで使うクッカーサイズであれば問題なく置くことが出来ます。
- Qスピットの耐荷重は?
- A
お鍋にお水を入れて計測してみたところ、5〜6kgまでは耐えることが出来ましたが、かなりスピットが歪むので5kg未満がベターな感じです。
底のサイズが大きいクッカーであればスピットを横並びに2本置けば安定しておくことも出来ます。
お肉やソーセージを刺して串焼きができる!
スピットはお肉やソーセージ、野菜などを刺して串焼きで調理することも出来ます。
焚き火台に置いてもスピットの持ち手部分は熱くならないと説明書には記載されてましたが、風向きによっては火が当たり熱くなるため、耐熱手袋を付けてからひっくり返した方が安心です。
直火で焼けばスモークされてお肉も美味しくなる!
ソーセージだけでなく焼きマシュマロも楽しめる!
スピットを使った串焼きをする予定がなく、耐荷重の高いしっかりとした五徳をピコグリルで使いたいと考えてるキャンパーさんや、網を使いたい場合は、ピコグリルのサイズにあった五徳や網も販売されてます。
キャンプスタイルによって使い分けてもOK!
ピコグリルのスピット
製品名 | ピコグリル 85 | ピコグリル 239 | ピコグリル 398 | ピコグリル 498 | ピコグリル 760 |
---|---|---|---|---|---|
組み立てサイズ | φ120×H140mm | φ175×H185mm | 380×250×H250mm | 410×280×H215mm | 540×380×H270mm |
収納サイズ | 250×160×4mm | 335×195×4mm | 335×235×10mm | 350×250×18mm | 450×300×25mm |
総重量 | 128g | 290g | 495g | 550g | 1340g |
スピット | なし | 310mm串×1本 | 310mm串×2本 | 350mm串 | 450mm串×2本 |
外観 |
ピコグリルはスイスの「STC社(Snow Trekker Company)」が手がける超軽量の焚き火台で、全部で5種類のサイズのピコグリルが販売されてます。
サイズによって「ピコグリル〇〇」と番号が振られてる!
一番人気の高いサイズが「ピコグリル398」で、使用時は市販の薪をカットせずとも置けるサイズでありながら、収納時はほぼA4サイズとコンパクトにまとまるため持ち運びもしやすい焚き火台です。
ヒロシが使ってる焚き火台としても有名!
ピコグリルからは3種類のサイズのスピットが販売されており、ピコグリル239・398には310mmサイズのスピット、ピコグリル498には350mmサイズのスピット、ピコグリル760には450mmサイズのスピットが付属されてます。
スピットは単品でも購入可!
ピコグリル スピットのサイズ
出典:picogrill
ピコグリルのスピットは、焚き火台のサイズによってスピットの長さも変わってます。
基本的なデザインは一緒!
ピコグリル398のスピットのサイズは310×58mmで、スピットの太さは3mmです。
ピコグリル398 スピットの重さ
スピットの重さもサイズによって変わります。
ピコグリル398のスピットは重さ39gと記載されてましたが、実際に計測してみたところ38gと若干誤差はありました。
パチグリルのスピット
製品名 | Vicopo 焚き火台-S1(A4サイズ) | ピコグリル 398 |
---|---|---|
セット内容 | 焚き火台・スピット(大・中・小)×3本・収納ケース | 焚き火台・スピット×2本・収納ケース |
使用時サイズ | 380×250×H250mm | 380×250×H250mm |
収納サイズ | 340×250×30mm | 335×235×10mm |
重量 | 焚き火台本体:461.5g(総重量:668g) | 焚き火台本体:365g(総重量:495g) |
材質 | ステンレス鋼 | ステンレス鋼 |
ピコグリルは人気な焚き火台なため、ピコグリルをモチーフにした通称「パチグリル」と呼ばれる焚き火台も多く販売されてます。
パチグリルにもスピットは付属されてるのですが、メーカーによって同じサイズのスピットが2本付属されてたり、サイズ違いのスピットが付属されてたりと様々です。
うちが購入したパチグリル「Vicopo 焚き火台」には、大・中・小と3種類のサイズのスピットが付属されてました。
パチグリルとピコグリルのスピットを比較
Vicopo 焚き火台のスピットは、幅のサイズが異なる3種類のスピットが付属されてます。
幅が違うことによって刺す料理に合わせてスピットを変えたり、クッカーのサイズに合わせてスピットを変更することも出来ますが、実際のところそこまで大きなメリットは感じれなかったです。
ピコグリルサイズのスピットが2本あれば特に問題はなかった。
1番細いサイズのスピットは串焼きやマシュマロを焼くには便利そうなサイズですが、ピコグリルのスピットでも特に問題なく出来ますし、ピコグリルのスピットでも底が小さいシェラカップも置くことが出来ます。
3本あって良かったってこともそんなに無い。
100均で買えるスピット:セリア 焚き火用スピット
製品名 | セリア 焚き火用スピット |
---|---|
サイズ | 300×55×3mm |
重量 | 38.9g |
スピットは軽いし目立つアイテムでもないため、地面に置いた時に砂浜に埋まってしまってそのまま行方不明になったり、掃除した時に入れ忘れて紛失したりと、気づいたら無くなってしまいやすいです。
無くしてしまった場合は、ピコグリルの正規販売店からスピットだけを単品で購入することも出来ますが、実はセリアでもスピットは購入出来ます。
作りやサイズはほぼ一緒!
セリアだから110円(税込み)で買える!
セリア スピットのサイズ:300×55mm
セリアで買えるスピットのサイズを計測してみたところ300×55mm、串の太さは3mmでした。
ピコグリルにも特に問題なくセリアのスピットを置くことが出来ます。
セリア スピットの重量:38.9g
セリアで買えるスピットの重量は記載されてなかったので、計測してみたところ38.9gでした。
ピコグリルのスピットとほぼ一緒!
ピコグリルとセリアのスピット 比較 レビュー
ピコグリル398のスピットとセリアで買えるスピットのサイズや使い勝手などを比較レビューします。
比較 レビュー①:サイズ
ピコグリルのスピットとセリアのスピットのサイズを比較してみると、長さはセリアの方が10mm短く、幅も3mm短いです。
比較してみないとサイズの違いは見ただけだとわからない。
ただ、差はmm単位と誤差でしかないため、そこまでの違いは感じませんでした。
角の形がピコグリルのスピットは若干丸くなっており、セリアのスピットとは微妙に形が異なりますが、言われてみないとこにはわからないためほぼ一緒です!
遠目で見たら違いはわからない。
比較 レビュー②:重量
ピコグリルとセリアのスピットの重さを計測して比較してみたところ、0.9gしか差はないためほぼ誤差の範囲です。
どちらも軽いスピットのため気軽に持ち運べます。
比較 レビュー③:使い勝手
セリアのスピットを使っても、ピコグリルのスピットと同じように五徳代わりに使ったり、お肉やソーセージなどを刺して串焼きに使うことが出来ました。
サイズや重さもほぼ一緒だし、使い勝手も特に変わらない!
100均だからと言って使いにくさを感じることはなかったし、なんの問題もなくスピットとして使うことが出来ました。
例え無くしても100均で十分!
まとめ:本家と100均を比較してもパッと見じゃわからない
今回はピコグリルのスピットとセリアで買えるスピットの比較をまとめてレビューしました。
スピットはシンプルな作りだし、100均だからといってデザインが変わってるわけでもなく、サイズも誤差の範囲でしか違わなかったため、比較しても特に違いは感じなかったです。
ピコグリル398のスピットが1本700円と焚き火台の値段を考えると安く購入することは出来ますが、正規販売店も少ないし送料を考えると、セリアの方が気軽にGET出来ます!
ブランドに拘らなければセリアで十分!
パッと見じゃ、どっちがどっちかはわかならい!
ピコグリルやパチグリルを持ってないキャンパーさんでも、スピットは他の焚き火台で活用することも出来ますし、何より軽いため持ち運ぶのにも邪魔にならないサイズです!
焚き火台の五徳の代用としてスピットは十分に役立ちますし100均でも購入出来るため、軽量化を考えてるキャンパーさんにもおすすめです!
スピットは手軽に使える五徳!
スピットは串焼きにも活躍!
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