ソロストーブ ライトはラインナップの中では最小サイズの、ソロキャンプでも持ち運びしやすいコンパクトな焚き火台です。
ちっちゃくてもソロストーブ ライトは燃焼効率が高くよく燃える焚き火台のため、素早く湯沸かしが出来ますし炊飯や調理も楽しめます。
ソロストーブ ライトはその辺に落ちてる小枝や枯れ木、落ち葉など自然の燃料を使って焚き火が出来るエコなストーブです。
自然の燃料を使えば無料で焚き火が出来るのですが実はペレットとも相性が高く、二次燃焼の綺麗な炎はペレットの方が出しやすいです!
ペレットは100均でも買える!
ペレットを使うには別途ロストルが必要!
ソロストーブ ライトの内径サイズに合ったロストルはAmazonなどですぐに購入出来ますし、100均で買える五徳を改造してロストル代わりに使うことも出来ます!
100均の五徳をカットするだけだからロストルは簡単に自作出来る!
この記事では、ソロストーブ ライトの燃料にペレットがおすすな理由や、ソロストーブ ライトのペレット用ロストルなど、ペレットの使い方をまとめてレビューします。
ソロストーブ ライトの燃料にペレットがおすすめな理由
製品名 | ソロストーブ ライト | ソロストーブ タイタン | ソロストーブ キャンプファイヤー | ソロストーブ レンジャーキット | ソロストーブ ボンファイヤーキット | ソロストーブ ユーコンキット |
---|---|---|---|---|---|---|
使用時サイズ | 108×145mm | 130×200mm | 178×235mm | 381×317.5mm | 483×358mm | 686×406mm |
収納時(高さ) | 100mm | 140mm | 170mm | 317.5mm | 356mm | 406mm |
重量 | 255g | 467g | 998g | 6.8kg | 9.1kg | 17.2kg |
外観 |
ソロストーブからは大小合わせて6種類のソロストーブが販売されてます。
その中でも、ソロストーブ ライトは一番小さなサイズとなっているのですが「スノーピーク トレック900」など、900mlサイズの深型クッカーとスタッキング出来るため、折りたたむことは出来ませんがソロキャンプでも持ち運びしやすいサイズです。
ソロストーブは自然の燃料を使って焚き火が楽しめるウッドストーブに分類される焚き火台です。
超コンパクトなソロストーブ ライトはその辺に落ちてる小枝だけで焚き火が楽しめますが、ペレットとも相性が高く、二次燃焼の渦巻いた炎はペレットの方が綺麗に見れます!
- ペレットは100均でも買える!
- 煙が少ないから匂いもつきにくい!
- 綺麗な二次燃焼が楽しめる!
まずはソロストーブ ライトにペレットがおすすめな理由からレビューします。
おすすめ①:ペレットは100均でも買える!
焚き火の燃料として使うペレットはアウトドアショップやホームセンターで販売されており、5kgで500円〜800円くらいで購入出来ます。
思ってたよりもリーズナブル!
ペレットにも色々と種類があり、使用するペレットによって燃焼時間や灰の量が変わってきます。
ペレットの種類 | 木部ペレット (ホワイトペレット) | 樹皮ペレット (バークペレット) | 全木ペレット 混合ペレット |
---|---|---|---|
燃焼時間 | ×(早い) | △(やや早い) | ⚪︎(長い) |
灰の量 | ⚪︎(少ない) | △(やや多い) | ×(多い) |
100均でもペレットは購入することが出来ます。
キャンドゥでペレットが買える!
キャンドゥで買えるペレットは「全木ペレット」のため、灰の量は少し多くなりますが燃焼時間はちょっと長めのペレットです。
ただ、キャンドゥのペレットは300g/110円(税込)のため、ホームセンターで買える5kgのペレットの方がコスパは高いです!
ペレットがどんなもんか試してみるだけならキャンドゥのペレットでもOK!
おすすめ②:ペレットは煙が少ないから匂いもつきにくい
ソロストーブ ライトは二次燃焼系のストーブのため、二次燃焼が起きてる時は煙も燃やしてくれるため煙は少ないです。
ただ、燃料が湿っていたりソロストーブライトから薪がはみ出してしまうと、二次燃焼は起きないしモクモクと煙も出てきます。
湿気ってる薪は水分が蒸発して不完全燃焼が起きるから煙が出る!
ペレットは圧縮されて形が均一に加工されているため、水分が少なく煙が出にくい燃料です。
ソロストーブ ライトからもペレットがはみ出すことはないため、着火さえしてくれればすぐに二次燃焼が始まり煙も少なく、焚き火の匂いも衣服に付きにくいです。
二次燃焼は煙まで燃やす!
おすすめ③:ペレットを使った方が二次燃焼が綺麗!
ソロストーブ ライトは小枝で焚き火が出来ますが、燃料を追加したりすると小さいのでどうしてもはみ出してしまうため燃焼効率は高いですが、二次燃焼の炎は出しにくいです。
薪を細かくカットするのもめんどいし。
ペレットであればすぐに二次燃焼が起きますし、燃料がはみ出すこともないため二次燃焼の綺麗な炎を楽しむことが出来ます。
ソロストーブ ライトのサイズであればそこまでペレットを消費することもないため、300gもあれば一食分の食事と焚き火の両方を楽しめます!
サイズが大きくなれば、その分ペレットを消費するし逆にコスパが悪くなる。
ソロストーブ ライトとペレットを使う時はロストルが必要
ソロストーブ ライトのロストルはニクロムワイヤーが網目状に付いてるのですが、スペースが大きいためペレットを入れると底に落ちてしまいます。
そのため、ソロストーブライトにペレットを使う時は別途ペレット用のロストルが必要です。
ロストルは市販のも買えるし、100均の五徳を改造して自作も出来る!
ソロストーブ ライト 内径サイズ:φ93mm
製品名 | ソロストーブ ライト |
---|---|
使用時サイズ | φ108×H145mm |
内径サイズ | φ93mm |
収納サイズ | φ108×H100mm |
重量 | 255g |
材質 | ステンレススチール(SUS304)・ニクロムワイヤー |
- Qソロストーブ ライトの内径サイズは?
- A
ソロストーブ ライトの内径サイズを計測したところφ93mmでした。
ペレット用のロストルを自作したり代用する場合は、φ93mm以内に抑えないと入らないので注意が必要です。
ペレット用ロストルの代用:排水溝ネットや排水溝の網
ソロストーブ ライトのペレット用ロストルの代用として排水溝ネットや排水溝の網を使っているキャンパーさんもいます。
φ93mm以内の排水溝ネットを購入すればソロストーブ ライトにセットすることも出来ますし、ネットであれば網目も細かいためペレットが底に落ちる心配もありません。
ただ、排水溝ネットは網目が細かすぎて灰が詰まりやすいため、排水溝の網の方が空気の通りもよく燃焼させやすいです。
100均で買える五徳でソロストーブ ライトのペレット用ロストルを自作!
- Q100均にソロストーブ ライトのロストルは売ってる?
- A
キャンドゥで買える「ポケットストーブ用五徳」を改造することでロストルの代用として使えます。
100均でソロストーブ ライトのロストルとして使えるものがないか探してみたところ、キャンドゥで売ってた「ポケットストーブ用五徳」がロストルの代用として使えました。
そのままだとソロストーブ ライトとサイズが合わなかったため、五徳の脚をカットすることでロストル代わりに使えます!
簡単に自作出来る!
- STEP1キャンドゥ ポケットストーブ用五徳の脚をカット
ソロストーブ ライトとキャンドゥ ポケットストーブ用五徳はサイズが合わなかったため、脚部分をカットします。
キャンドゥ ポケットストーブ用五徳は鉄(クロムメッキ)で作られてますが、細いためニッパーで簡単にカット出来ます。
- STEP2ソロストーブ ライトのロストルにカットしたキャンドゥの五徳をセット
ソロストーブ ライトのロストルにカットしたキャンドゥ ポケットストーブ用五徳をセットします。
ソロストーブのロストルとキャンドゥの五徳がクロスされ、だいぶ隙間は小さくなりました。
- STEP3ペレットを入れてこぼれ落ちないか確認
カットしたキャンドゥの五徳の上にペレットを投入してみました。
隙間がペレットよりも小さくなったおかげで、底に溢れることなくペレット用ロストル代わりに使えました。
おとん鉄だから歪みにくい!
100均でソロストーブ ライトのロストル問題は解決出来るため、かなりお得です!
ソロストーブ ライトのペレット用ロストルはネットで買える!
ソロストーブ ライトは人気な焚き火台のため、サードパーティ製のペレット用ロストルがAmazonなどネットショップでたくさん販売されてます。
ソロストーブ ライトの内径サイズφ93mmに合わせてカットされているため、シンデレラフィットでセットすることが出来ますし、ステンレス製で熱にも強く厚みもあるので変形することなく使えます。
間違いないサイズ!
市販のペレット用ロストルは細かく網目が空いてるため、ペレットが底に溢れることなく安心して使うことが出来ます。
ソロストーブ ライトとペレットを使った焚き火のやり方
ソロストーブ ライトは簡単に着火出来る焚き火台のため、ペレットであっても特に難しさはなく、ペレット用ロストルをセットしペレットを入れて着火させるだけですぐに焚き火が楽しめます!
注意点を踏まえながら、ソロストーブ ライトとペレットを使った焚き火のやり方を解説します。
注意点①:ペレットに直接着火させるのは難しい。
ペレットは圧縮されることで水分が飛ばされてますし乾燥してる燃料ではありますが、直接ライターなどで炙っても中々着火はしません。
ペレットを着火させるためには市販の着火剤はもちろん、ティッシュや新聞紙などを着火剤代わりに使って着火させることが出来ます。
小枝を着火させるのと同じ要領で着火出来る!
簡単に着火させる方法の一つに、アルコールストーブで使う燃料用アルコールなどをペレットに吹きかけてから着火させる方法がありますが、かなり勢いよく燃えるためかけ過ぎは厳禁です!
下手すると火事になる!
ソロストーブ ライトとペレットを使った焚き火のやり方
- STEP1ソロストーブ ライトにロストルをセットしペレットを入れる
ソロストーブ ライトにロストルをセットしペレットを入れます。
ペレットを入れる量は、ソロストーブ ライトの内部に付いてる通気孔よりも下までで止めときます。
むすめ。通気孔よりも上になると、ペレットが穴から落ちるし二次燃焼も起きない!
- STEP2着火剤をセット
市販の着火剤でもOKですし、新聞紙やティッシュなど着火剤代わりになるのをセットしておきます。
- STEP3着火
準備した着火剤にライターやファイヤースターターなどを使って着火させます。
- STEP4ペレットに引火し燃焼が始まる
ペレットが湿気ってたりすると最初は煙が出てきますが、落ち着いてくるとペレットに引火し燃焼が始まります。
- STEP5炎が安定すると二次燃焼が始まる
ペレットに完全に着火すると炎が安定し二次燃焼の炎が楽しめます。
風が強いと炎が流されてしまい中途半端な燃焼になるため、周りに風防をセットすることで綺麗な二次燃焼を楽しめます。
- STEP6ペレットの炎で湯沸かしや調理も出来る!
少量のペレットでもかなり火力は強いため、ソロストーブ ライトの五徳にクッカーを置けばすぐにお湯も沸かせますし、スープやラーメンなど調理も出来ます。
火力調整は出来ないし火力も強いため、ソロストーブ ライトは焼く・炒めるなどは苦手です。
注意点②:ペレットは炎が高く上がるから火事に注意!
ソロストーブ ライトは燃焼効率が高い焚き火台だし、ペレットはよく燃える燃料なため風が強い時とかは煽られて炎が1m近く上がることがあります。
タープやテントが近いと煽られた炎によって燃えてしまう恐れがあるため注意が必要です!
小さくても超燃える!
注意点③:ペレットは燃え尽きるのが速い!
ソロストーブ ライトはペレットを入れることが出来るスペースがφ93×30mmほどしかないため、150〜200gくらいしか一度に入れることが出来ません。
100gのペレットが10〜15分ほどで燃え尽きるため、300gほど持っていけば一回の調理や焚き火を楽しむには十分な量です。
ソロストーブ ライトが長時間楽しむための焚き火台ではないし!
ソロストーブ キャンプファイヤーのサイズくらいになるとペレットの消費も激しくなるし、逆にコスパが悪くなるので、ペレットはソロストーブ ライトだからこそおすすめな燃料です!
小さいとそこまで消費しないし、長く楽しめる!
まとめ:ソロストーブ ライトとペレットは相性が高い!
今回はソロストーブ ライトの燃料にペレットがおすすめな理由や、ペレットの使い方などをまとめてレビューしました。
ソロストーブ ライトが小さいからこそペレットとも相性が高く、そこまで消費することもないのでペレットでもコスパ良く焚き火や調理を楽しむことが出来ます。
二次燃焼の綺麗な炎はペレットを使った方が簡単に出せますし、火力も超強いため小枝を使った焚き火よりも早くお湯を沸かすことが出来ました。
250mlのお水を2分22秒で沸かせた!
ソロストーブ ライト用のロストルは市販で買うのはもちろん、キャンドゥで買える五徳の脚をカットすることでも代用出来たので、安く済ませたいなら100均でもどうにかなります!
その辺に落ちてる小枝でも焚き火は楽しめますが、ソロストーブ ライトだからこそカットの必要がないペレットとも相性が高いし、すぐに二次燃焼が楽しめるので是非試してみてください!
ソロストーブ ライトの性能を存分に発揮出来る!
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