ユニフレーム ミニロースターはバーナーパットと網がセットになった、ひとり焼肉を楽しむことが出来る焼き網です。
お肉を焼くともちろん油や肉汁が滴り落ちてきますし、油ハネも起きるため、バーナーを使ってミニロースターで焼肉をしたら油でベタベタになってえらいことになります。
ミニロースターの油対策が必要!
ユニフレーム ミニロースターの油対策として、よくアルミホイルを使うとか、油の少ないお肉を焼くと言うレビューを見かけますが、ミニロースターのメリットが台無しになってしまうため、個人的にはおすすめできません。
アルミホイルでお肉を焼いたら不味い。
油や肉汁が滴るからこそ美味しいお肉だし、バーナーパットからの赤外線効果でお肉がふっくらするのにアルミホイルを敷いたら台無しになり、なかなか火が通らずただただ不味い肉が出来上がりました。
バーナーを使おうと考えるから、油対策が必要になる。
うちはミニロースターを使って焼肉をする時は、バーナーなんか使わず焚き火台を使っているため、油が滴るのも気にならないし、油ハネも気にせず使ってます。
油で汚れたバーナーを掃除するのはめんどくさい!
バーナーを使わないのが一番の油対策!
お家に帰った後に、焚き火台と一緒に油で汚れたミニロースターを洗えば良いだけなので、油を気にすることなく使うことが出来ます!
この記事では、ユニフレーム ミニロースターの油対策と、汚れてしまったミニロースターをお掃除するやり方をまとめてレビューします。
ユニフレーム ミニロースターの油対策
製品名 | ユニフレーム ミニロースター |
---|---|
使用時サイズ | 直径15×高さ2.5cm |
収納サイズ | 直径15×高さ1.5cm |
重量 | 約135g |
材質 | 上網:鉄・クロームメッキ バーナーパット:特殊耐熱鋼FCHW2 |
ユニフレーム ミニロースターはバーナーパットと焼き網がセットになった、乾き物とかを炙るためのロースターです。
出典:ユニフレーム
油が滴るお肉を焼く用(焼肉用)としてミニロースターが作られた訳ではないため、油を受け止める汁受けなどはありません。
そのため、「油でベタベタになる!」と文句やクレームを言うことがそもそも間違っており、ユニフレームは一言も「焼肉が出来るよ!」とは言ってません。
出来ないとも言ってないけど。
どうしてもミニロースターを使って焼肉を食べたい時は、バーナーを使って焼いたら油まみれになるのは考えなくてもわかることなので、油対策をしたいならバーナーを使うのは止めましょう!
バーナーを使うことを前提で考えるからおかしくなる。
バーナーは精密機械のため油まみれになっても水洗いをすることが出来ませんし、奥に油が入ってしまったら着火しなくなったり、火の点きが悪くなったりして最悪壊れます。
油まみれのバーナーを掃除するのはめんどくさい。
ユニフレーム ミニロースターの油対策にアルミホイルはやめとけ!
- Qユニフレーム ミニロースターの油対策としてアルミホイルを使うのはあり?
- A
なかなか火が通らないし、アルミホイルのせいで油がお肉にまとわりついて不味くなるためおすすめしません!
ユニフレーム ミニロースターの油対策として、アルミホイルを使えばOKと言うレビューを見かけますが、結果的にはお肉が不味くなるしおすすめできません!
焼くのに時間がかかるし、不味くなるしメリットがない。
- バーナーパットの上にアルミホイルを敷く→いつまで経っても焼けない!
- 網の上にアルミホイルを敷く→お肉が不味く焼き上がる!
とりあえず油対策が出来るのか両方試してみましたが、本末転倒な結果となりました。
バーナーパットの上にアルミホイルを敷いて焼いたら火が通らない!
まずはユニフレーム ミニロースターのバーナーパットの上にアルミホイルを敷いて、お肉を焼いたら油対策になるのか試してみました。
バーナーパットの上にアルミホイルを敷いた結果、油が滴るどころか何分待ってもお肉が焼けません!
アルミホイルが間に入ることで火を通さなくしているのか、強火で5分ほど焼き続けましたが一向に焼ける気配がないし、ただ無駄にガスを消費しただけでした。
バーナーパットの上にアルミホイルを敷いたらお肉が焼けない!
油対策どころか、焼けなかったら意味がない。
網の上にアルミホイルを敷いて焼いたらお肉が不味くなる!
続いては、ユニフレーム ミニロースターの焼き網の上にアルミホイルを敷いてお肉を焼いてみました。
バーナーパットの上にアルミホイルを敷いた時に比べると、少し時間は掛かりましたが無事焼くことは出来まし、油でバーナーがベタベタになることもなかったのですが、お肉のカスやら油がべったりとお肉にくっついたままなので、あまり美味しくなかったです。
ただただ、不味いお肉が焼き上がった。
このやり方で焼くなら鉄板やフライパンを使う!
焚き火台で焼いたお肉とアルミホイルで焼いたお肉を比較!
SOTO ミニ焚き火台 ヘキサとユニフレーム ミニロースターを使い、普通にアルミホイルも使わず焼いてみました。
豚トロは色が違うので見た目から分かりますが、アルミホイルで焼いた豚トロよりも、何も敷かずに普通に焼いた豚トロの方が美味しそうに見えますし、実際美味しかったです!
アルミホイルは火の通りが悪いし、生焼け感が残る。
カルビはぱっと見ただけだと同じような感じですが、アルミホイルを敷かずに焼いたカルビの方が、程よく油も滴り落ちてるため美味しかったです。
逆にアルミホイルを敷いたお肉は臭みが残ってるし、比較すると食感も悪くなっていました。
結果、アルミホイルで焼くと不味くなる。
食材によってはアルミホイルで包んで焼いたら美味しくなるのもありますが、普通にミニロースターを使って焼肉をするなら、アルミホイルは油対策にはなってもお肉は不味くなるだけなので、本末転倒な結果となりました。
油対策に脂身の少ないお肉を焼くのもおすすめしない!
100g換算で脂質が少ない部位と多い部位を見比べると、やっぱり脂質が多い部位の方が焼肉屋さんでも人気が高い部位だし美味しいです。
脂質が少ない部位をユニフレーム ミニロースターで焼けば油や肉汁が出にくいし、バーナーが油まみれにならず焼くことが出来るかもしれませんが、やっぱり好きな部位を食べたいです!
油対策のために、苦手な部位を食べたくない。
バーナーが汚れてしまうのを我慢して、好きでもない部位を食べるくらいならミニロースターを使わない方がマシだし、汚れないように気にしながら食べるのもめんどくさいです。
そこまでして食べたいならフライパンを使えばと思う。
肉汁を出さないために頻繁にひっくり返しながら焼くや、強火で一気に焼くなどの肉汁対策もありますが、絶対肉汁が出ない訳ではないし、フライパンや鉄板などと違ってミニロースターは網なのでそんなやり方をしても絶対油まみれになります。
そのため、油や肉汁が出にくいお肉をミニロースターで焼く油対策もあまりおすすめではありません。
おすすめの油対策:バーナーは使わず、焚き火台を使う!
- Qユニフレーム ミニロースター 油対策のおすすめは?
- A
焼肉をする時にバーナーを使うから油対策が必要になるので、バーナーを使わず焚き火台で調理すれば油は気にならなくなります。
油まみれになったバーナーを掃除するのはめんどくさいし故障の原因となりますが、焚き火台であれば壊れる心配はないし、どちらにせよ煤などで汚れるから使用後は掃除が必要になります。
煤汚れを掃除するついでに油汚れも一緒に掃除をすれば良いだけなので、別に苦にはなりません。
炭を使えば炭の香りもつくし、美味しく焼ける!
焚き火台でミニロースターを使えば好きなお肉を焼くことも出来るし、炭を使えば炭の香りもお肉につけて更に美味しく焼肉を楽しめるので、バーナーを使うよりも楽に美味しく頂けます!
うちはキャンプに同じユニフレームのネイチャーストーブ ラージを持っていくことが多いのですが、ミニロースターとサイズ感も合うし、炭も使えるので美味しくお肉を焼けますし、油汚れや肉汁も気にせず使ってます!
焚き火台と一緒にミニロースターを使うのが一番の油対策!
SOTO ヘキサとか小さなウッドストーブと相性が高い!
油や肉汁で汚れたユニフレーム ミニロースターを掃除
ユニフレーム ミニロースターで焼肉を楽しむと、網は焦げついて真っ黒になるし、バーナーパットは油や肉汁が染み付いて黒ずんできます。
バーナーパットに汚れがついたまま使用すると、耐久性が劣化し穴が開いてしまう恐れもあるため、お掃除が必要になります。
クエン酸を使ってミニロースターを掃除
うちのミニロースターは焚き火台と一緒に使ってるのもあるのか、普通に中性洗剤を使って擦っただけでは汚れを落とすことが出来なかったので、クエン酸を使ってお掃除してみました。
ユニフレーム ミニロースターの焼き網は鉄製(クロームメッキ)のため、クエン酸の中に漬け込み軽く煮込めば、ツルンと汚れが落ちてくれます。
ミニロースターを入れるお鍋は入ればなんでも良いのですが、トランギア ビリーコッヘル1.0Lがシンデレラフィットするため、ビリーコッヘルの中に入れてクエン酸で煮込みました!
ビリーコッヘルの変色もクエン酸で一緒に落とせる!
- STEP1鍋の中にミニロースターを入れて、クエン酸と水を投入
ビリーコッヘルの中に汚れたユニフレーム ミニロースターを入れます。
水1Lに対し、クエン酸大さじ2〜3杯入れますが、500mlしか水は入れなかったので、大さじ1.5杯入れました。
- STEP2煮沸洗浄
クエン酸は60度のお湯でないと溶けることがないため、煮沸させます。
クエン酸が溶けたらそのままつけ置きにしても汚れは落ちますが、早く掃除を終わらせたい場合は20分ほど煮沸洗浄させます。
- STEP3ブラシで汚れを落とす
ダイソーなど100均に行けば、バーベキューブラシを購入出来ますし、たわしで代用してもOKです。
クエン酸に漬け込んだミニロースターを取り出し、ブラシで軽く擦るだけで汚れが取れてミニロースターも綺麗になります。
- 完成ユニフレーム ミニロースターの掃除
写真写りの関係上、バーナーパットがくすんで見えますが、クエン酸に漬け込んで掃除したことにより、ミニロースターは綺麗になりました!
まとめ:ユニフレーム ミニロースターの油対策
今回はユニフレーム ミニロースターの油対策と、汚れたミニロースターの掃除のやり方をまとめてレビューしました。
ユニフレーム ミニロースターは炙るだけでなく、焼肉や焼き鳥も楽しむことが出来ますが、バーナーを使うと油がひどいことになるため、ネイチャーストーブ ラージやSOTO ヘキサなど焚き火台を使って焼肉をした方が美味しく焼けるし、掃除もしやすいです!
ユニフレーム ミニロースターの油対策にアルミホイルを使うことを勧めてるレビューが多いですが、実際に試してみた結果、お肉はなかなか焼けないし不味くなるし、どこがおすすめなのか全く理解出来ませんでした。
試してないのか、又聞きか。
アルミホイルを使うくらいなら、フライパンや鉄板を使った方が美味しく焼けるのでミニロースターを使う必要がないし、ユニフレーム ミニロースターを使って焼肉をするならバーナーではなく、焚き火台を使うのが一番の油対策になります!
ウッドストーブの網としてミニロースターが使いやすい!
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