バトニングをするための鉈やフルタングのナイフではなく、ちょっとした作業やフェザースティック作り、予備のナイフとして、小型のちっちゃなナイフを一個携帯しておくと、もしもの時に安心です。
うちは焚き火の火起こしセットをカンカンの中にまとめているのですが、その中に小型のナイフ「OLFA WORKS 替刃式ブッシュクラフトナイフ」を予備として入れてました。
しかし、どっかのキャンプ場で使った時にそのまま忘れてしまい紛失・・。
どこで落としたかの記憶すら・・。
ブッシュクラフトナイフ自体1500円くらいで買える安いナイフだったので、そこまで大きなダメージはなかったのですが、カンカンの中に入れた時の収まりも良かったし、何気に使いやすいナイフだったので、お気に入りのナイフでした。
失くしてしまったのは仕方ないとして、新たにナイフを探そうと、どうせ失くすなら100均のナイフでもいいやと思いダイソーへ!
そこで見つけた使いやすそうなナイフが「折り畳み式カッター」です!
100均だけど330円商品!
ナイフと言うより、カッターナイフではありますが、折りたたむことも出来るし、切れ味も良さそうだったので、ちょっとした作業や予備のナイフとしてカンカンに入れておけそうと思い購入しました。
ダイソー「折り畳み式カッター」の基本情報をはじめ、100均のナイフの切れ味や、キャンプでも使えるナイフなのか、まとめてレビューします。
ダイソー 折り畳み式カッター
製品名 | 折り畳み式カッター |
---|---|
ショップ | ダイソー |
売り場 | 工具売り場or文房具売り場 |
使用時サイズ | 全長15×2.8×2cm |
折りたたみサイズ | 全長9×3.7×2cm |
刃の長さ | 18mm(全体:60mm) |
重量 | 64.5g |
ダイソー「折り畳み式カッター」は、100均ではありますが、300円商品(税込330円)の替刃式カッターナイフです。
まずは、この折り畳み式カッターの基本情報から紹介します。
サイズ
- 使用時サイズ:全長15×2.8×2cm
刃の部分は短いカッターナイフではありますが、使用時のサイズは全長15cmと、広げるとそれなりに大きさのある折りたたみナイフです。
- 折りたたみサイズ:全長9×3.7×2cm
折りたたむことで、若干太さ(3.7cm)はありますが、コンパクトなポケットサイズの大きさになります。
- 刃の長さ:18mm(全長60mm)
カッターナイフのため、刃の長さは短いですが、両刃の十分に切れ味の良い刃となっています。
- 重量:64.5g
見た目がっしりとした感じで、重量もありそうな折りたたみナイフではありますが、量ってみたら64.5gと結構軽いナイフでした。
クリップ付き
ナイフの裏面にはクリップが付いているため、ベルトやループに引っ掛けて持ち運ぶことが出来ます。
WHATNOTの収納コンテナ「ワンタッチバケット」のベルトループに取り付けたり、サイバトロンバックパックのモールに取り付けたりと、クリップのおかげで、持ち運びも簡単に取り付けて運ぶことが出来ます。
ダイソー ナイフの売り場はどこ?
- Qダイソー折り畳み式カッターはどこの売り場に売ってる?
- A
工具コーナー、または文房具売り場に売ってます。
国内だけでも4000店舗ほどあるダイソーですが、どこのダイソーにもこの「折り畳み式カッター」が置いているわけではなく、少し大きめのダイソーに行かないと売ってはいませんでした。
売り場はお店にもよりますが、工具売り場に置いているお店もあれば、文房具コーナーのカッター売り場に置いているお店もあったので、どちらかを探せば見つかると思います。
使用方法
よくある普通の折りたたみ式ナイフのため、ポチッとロックを押して開く、ロックを押しながら畳むと、少し固いですが、簡単に開閉することは出来ます。
- STEP1グリップ下のロックを押して刃を出す
グリップ下部のシルバーのロックを押し込みながら刃を出すと開きます。
- STEP2キャップを外す
刃の先端には透明のプラキャップが付いています。
プラキャップを外すことで、使用することができます。
- STEP3折りたたみ方
刃にキャップを付け、グリップ下部のロックを押しながら折りたたみます。
- 注意点グローブを着用しながら使用するように!
カッターなのでよく切れます。
指を切ってしまわないよう、素手で操作するよりグローブを着けて使用した方が安全に使うことができます。
刃の交換方法
初めから、替刃が10枚セットになっています。
刃は両サイド使うことができるため、計20枚刃があることとなりますが、替刃のみの販売はしていなかったため、刃がなくなったら本体ごと交換となります。
- STEP1刃の下部にあるボタンを押して刃を取り出す
刃の下部にあるギザギザのボタンを押すと、ロックが外れて刃を取り出すことができます。
- STEP2ボタンを押しながら替刃を差し込む
新しい替刃を差し込む時は、またギザギザのボタンを押して、ロックを解除してから差し込みます。
- STEP3ロックの確認
替刃を差し込んだらボタンから手を離し、ロックがしっかり掛かってるか、刃が外れないか確認してOKであれば、替刃の交換は終了です。
保管方法
使用後は、刃に付いた汚れを拭き取り、キャップをして保管となります。
火起こしセットをまとめたカンカンの中にも入れることが出来るサイズ感だったので、うちはカンカンの中に入れて持ち運んでいます。
ダイソー折り畳み式カッターのデメリット
ダイソー「折り畳み式カッター」は、名前の通りカッターなので、薪割りなどハードな作業ができるナイフではなく、あくまでも予備のナイフとなります。
細かな作業をするのには向いてますが、カッターなのでナイフとしての機能はもちろん、専門には劣りますが、機能を理解して使えば、予備のナイフとしては最高のナイフです。
まずは、ダイソー折り畳み式カッターのデメリットから紹介します。
食材カットには向いてない
刃の長さが18mmしかないため、食材をカットしようにも刃が短くて届かないため、食材カットには向いていません。
食材をカットするなら、包丁を使った方がもちろん良く切れるし、持ち運びやすさを求めるならオピネルナイフなど、ブレードの長さがあるナイフを使った方が料理はしやすいです。
封を開ける場所がないため、ナイフがないと取り出せない
ダイソー折り畳み式カッターのパッケージは、硬いプラスチックで覆われており、封を開ける場所がないため、中身を出すのに一苦労しました。
プラ同士がしっかりと密着しているため、手で開けるのは不可能に近く、ナイフを失くしたからナイフを買ったのに開けれないというジレンマに陥ってしまいました。
あらかじめお家でハサミを使ってカットして開封してから持ってこよう!
キャップや替刃はすぐ失くしそう
刃の先端に付いている保護キャップは、透明だし、ちっちゃいしで気づいたら失くしてしまう自信があります!
一応キャップを失くしてしまっても、折りたたむことは出来るため、刃も完全に隠れるため、安全に持ち運ぶことは出来るので、キャップを失くしてもとりあえず使えそうです。
替刃もケースには入っていますが、ケースごと何処になおしたか忘れてしまいそうなので、替刃を使い切る前に行方不明になってそうな自信があります(笑)
昔から物忘れがヤバい・・。
ストラップホールが無い
ナイフ本体もクリップのみとなっており、ストラップホールなどがないので、気づいたらナイフを失くしてしまいそうな自信があります。
OLFAWORKSの替刃式ブッシュクラフトナイフはストラップが付いていたにも関わらず失くしたので、クリップだけだと更に失くしてしまいそうな予感がする・・・。
あかんやんけ!
だから100均のでいいんよ!
ダイソー折り畳み式カッターのメリット
- 330円で買える!
- 切れ味は十分にgood!
- 軽量・コンパクト
- 細かい作業は得意!
- 折れ目がないため普通のカッターより丈夫!
ピッタリ!
ダイソー折り畳み式カッターのデメリットを確認したところで、次はメリットをレビューします。
お、値段330円!
100均ではありますが、330円とダイソーでお安く購入することが出来ます。
同じような形をしたナイフだと、普通に買えば1000円は軽く超えますが、ダイソーのおかげで、110円とは行かないですが、330円で買えるのでコスパは高いです。
さすが100均!
世界のダイソー!
細かい作業は無問題
カッターのため、切れ味は問題なく、良く切れます。
簡単に指も切れるくらい鋭い!
割り箸くらいなら簡単に削ることが出来るため、フェザースティックも簡単に出来そうな切れ味と使いやすさがあります。
麻紐で着火剤を作ったり、パラコードをカットしたり、ガンプラのゲート処理をしたりなど、細かな作業は全然100均のナイフでも楽に出来ました!
折れにくい刃
ダイソー折り畳み式カッターのパッケージには、折れにくい刃と謳ってます。
確かに、普通のカッターだと刃の交換にパキッと折る折り目が付いているため、強度は弱いですが、このカッターは折り目がないので、普通のカッターよりは折れにくい刃です。
あくまでも普通のカッターと比べて!
手に収まるちょうど良いサイズ感
手に収まるほどの小さな折りたたみナイフのため、ポケットになおしたりも出来ますし、軽量64.5gのため、予備のナイフとしては持ち運びもしやすいサイズ感です。
ハンドルもちっちゃすぎず、大きすぎるわけでもないので、作業もしやすく、滑り止めも付いているため、安全に使用することが出来るナイフです。
まとめ:予備のナイフとしては最高!
今回は100均で買えるキャンプ用ナイフ、ダイソーの「折り畳み式カッター」をレビューしました。
バトニングなど、ナイフに負荷のかかる作業は鉈やフルタングナイフに任せたら良いのですが、ちょっとした作業や、予備として、小型の折りたたみナイフが一個あればもしもの時に役立ちます。
前回の記事で100均のツールナイフが使い物にならなかったとレビューしましたが、このダイソー「折り畳み式カッター」は切れ味も鋭く、十分に予備のナイフとして使えるので、キャンプにおすすめできる折りたたみナイフです。
100均のツールナイフは指すら切れない安全なナイフ
もちろん、今まで使っていたOLFAWORKSの替刃式ブッシュクラフトナイフも、使いやすかったし、切れ味も良かったし、サイズ感も良かったのですが、どうせ失くすなら100均のこの330円ナイフでも十分かなと感じました。
でも、ツールナイフは使えなかったから、この「折り畳み式カッター」で十分だった。
なくさなければいいだけやけど・・。
おまけ:あと200円足せばOLFAのナイフが買える
ダイソー折り畳み式カッターは330円と、確かに破格の値段で買えることが出来るナイフではありますが、あと、200円足せばOLFAの多用途ナイフ「クラフトナイフL型」が実は買えちゃいます。
OLFAWORKSのナイフにそっくり?
同じ会社やし!
日本が世界に誇るカッターメーカーOLFA(オルファ)のアウトドアラインがOLFAWORKSとなり、OLFAWORKSの替刃式ブッシュクラフトナイフと、リミテッドCKはほぼ同じナイフです。
製品名 | OLFA クラフトナイフL型 | OLFA リミテッドCK | OLFAWORKS 替刃式ブッシュクラフトナイフ |
---|---|---|---|
サイズ | 116×23mm | 114.5×28mm | 116×23mm |
刃 | クラフトナイフL型 刃渡り:55mm 刃厚:1.2mm | クラフトナイフL型 刃渡り:55mm 刃厚:1.2mm | ブッシュクラフトナイフ替刃 BK1 刃渡り:53mm 刃厚:1.2mm |
ハンドル材質 | ステンレス鋼 | ゴム | ステンレス・レザー |
カラー | シルバー | 黒 | ステンレス:サンドベージュ・オリーブドラブ レザー:ネイビー・キャメル・ダークブラウン・レッド |
3つののナイフを比較すると、ハンドルの材質がリミテッドCKはゴム、クラフトナイフL型とブッシュクラフトナイフはステンレスの違いがあります。
製品名 | クラフトナイフL型 替刃 | ブッシュクラフトナイフ替刃 BK1 |
---|---|---|
刃 | 刃渡り:55mm 刃厚:1.2mm | 刃渡り:53mm 刃厚:1.2mm |
刃の形も、若干違い、アウトドア仕様のOLFAWORKSブッシュクラフトナイフの刃には、クッカーのつるを引っ掛けるための窪みが付いています。
ナイフの切れ味に関しては一緒のため、値段の安いOLFAクラフトナイフL型を選ぶか、アウトドアっぽいOLFAWORKS替刃式ブッシュクラフトナイフを選ぶかは好みで選んでください。
かっこよさでブッシュクラフトナイフを選んだけど、失くしたし次はクラフトナイフL型でも良いかな。
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