アルコールストーブはアルコールを燃料にしてお湯を沸かしたり炊飯が出来る、アウトドアならではのストーブ（コンロ）です。
ガスバーナーと比べると火力は劣りますが、軽くて嵩張らないため登山家さんやソロキャンパーに人気のアイテムです。
頑丈だし確実に火がつく！
色々なメーカーからアルコールストーブは販売されてますが、100均でもアルコールストーブは購入出来ます。
ダイソーやキャンドゥでアルコールストーブが買える！
100均で買えるアルコールストーブはアルミ製のため耐久性は少し劣りますが、ちゃんと燃えるのでアルコールストーブの入門としてもおすすめです！
軽いし、何よりも安い！
この記事では、ダイソーで買えるアルコールストーブの使い方を徹底レビューします。
アルコールストーブは100均で買える！
| 製品名 | ダイソー アルコールストーブ 40ml | ダイソー アルコールストーブ 80ml | キャンドゥ アルコールストーブ 80ml |
|---|---|---|---|
| サイズ | φ60×H29mm | φ72×H36mm | φ72×H36mm |
| 容量 | 40ml | 80ml | 80ml |
| 重さ | 14.5g | 22.5g | 22g |
アルコールストーブとは、アルコールバーナーや略して「アルスト」とも呼ばれる「アルコール（エタノール・ミチルアルコール）」を燃料としたストーブ（コンロ）です。
ダイソーやキャンドゥで買える100均のアルコールストーブはアルミで作られてるため、リーズナブルに購入することが出来ます。
サイズは40mlと80mlの2種類！
カンカンを使ってアルコールストーブを自作することも出来ますが、素人が作るアルストよりも100均で買えるアルコールストーブの方が加工精度も高いので、不完全燃焼も起きにくいです。
一般的なアルコールストーブは真鍮やチタンで作られてる！
| 製品名 | トランギア アルコールバーナー TR-B25 | エバニュー チタンアルコールストーブ EBY254 |
|---|---|---|
| サイズ | φ7.5×H4.5cm | φ7.1×H4.2cm |
| 重量 | 110g | 34g |
| 材質 | 真鍮 | チタン |
一般的なメーカー品のアルコールストーブは真鍮やチタンなどの素材で作られることが多いです。
真鍮製のアルコールストーブは若干重たいですが経年変化を楽しむことが出来ますし、チタン製のアルコールストーブは高価ですがチタンブルーの綺麗な焼き色やつくし、何よりも軽いです！
うちはアルコールストーブの元祖ということで、定番の「トランギア アルコールバーナー」を購入しましたが、次買うなら「エバニュー チタンアルコールストーブ」を狙ってます。
壊れないし、買い換える理由が今のところない・・。
ポチップ
100均のアルコールストーブはアルミ製！
100均で買えるアルコールストーブは、ダイソー・キャンドゥともにアルミ製です。
チタンアルコールストーブよりも100均のアルコールストーブの方が軽いため、グラム単位で軽量化を求める登山家さんにもおすすめだし、予備で持っておくだけでも痛くないお値段です。
エバニュー チタンアルコールストーブは34gと軽いけど、ダイソー アルコールストーブ 40mlは14.5gと更に軽い！
ダイソー アルコールストーブ 80mlとキャンドゥ アルコールストーブ 80mlはパッケージが違うだけで中身は一緒！
ダイソーで買えるアルコールストーブとキャンドゥのアルコールストーブはパッケージが違うだけで、中身は一緒だしサイズも同じでした。
使い方や使い勝手はどっちも一緒！
どっちを選んでもOK！
アルコールストーブの燃料は燃料用アルコール！
100均のアルコールストーブに限らず、アルコールストーブはどれも燃料に「燃料用アルコール」を使用します。
ガソリンや灯油は使えない！
燃料用アルコールは薬局やホームセンターでも買える「ケンエー 燃料用アルコール」が一番リーズナブルだし手に入りやすいです。
ポチップ
一回のキャンプで燃料は500mlも使わないため、ケンエー 燃料用アルコールをそのまま持って行くよりも燃料ボトル（フューエルボトル）に移し替えて持ち運んだほうが荷物も減ります。
燃料ボトルも100均で購入することが出来るため、自分のキャンプスタイルに合わせてボトルサイズを選べます。
100均だと20ml〜120mlサイズのボトルが買える！
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アルコールストーブは別途風防と五徳が必要！
アルコールストーブはそのままだとクッカーを置くことが出来ないため別途五徳が必要だし、風あると燃焼効率が落ちたり消えたりするため風防も必要です。
風防や五徳は100均でも購入することが出来ますが、個人的には風防と五徳が一体になった風防兼五徳の方が荷物も減るし、片方だけ忘れてしまうってこともないためおすすめです。
| 製品名 | MUNIEQ X-Mesh Stove（large） エックスメッシュストーブ ラージ |
|---|---|
| 展開サイズ | φ82×H67mm φ72×H67mm φ62×H67mm |
| 収納サイズ | φ267×H67mm |
| 厚さ | T0.17mm |
| 重量 | 17g |
| 耐荷重 | 1kgf |
| 材質 | ステンレス |
風防兼五徳は「ミュニーク X-Mesh Stove ラージ」が17gと軽く、超薄いため持ち運びもしやすく、サイズ調整が出来るのでダイソー アルコールストーブともシンデレラフィットで使えます。
風防や五徳をどれにするか迷ったらミュニーク X-Mesh Stove ラージ！
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ダイソーで買えるアルコールストーブ：使い方と注意点
ダイソーで買えるアルコールストーブの使い方と注意点を徹底レビューします。
ダイソー アルコールストーブ：使い方
ダイソーで買えるアルコールストーブもキャンドゥ アルコールストーブも基本使い方は一緒だし、サイズが違っても燃料の量が変わるだけで使い方はどれも同じです。
- STEP1アルコールストーブのフタを外して燃料用アルコールを入れる
アルコールストーブのフタを外して燃料用アルコールを入れる まずはアルコールストーブのフタを外し、燃料用アルコールを中央の穴に入れます。
入れすぎ注意燃料用アルコールは入れすぎると不完全燃焼を起こすため、本体の2/3までをMAXにして入れるようにと記載されてます。
- ダイソー アルコールストーブ 40ml：2/3→26.66ml
- ダイソー アルコールストーブ 80ml：2/3→53.33ml
むすめ。思ったよりも入らない。
- STEP2着火
ライターなどを使って着火 
アルコールストーブはすぐに着火する 燃料を入れたら風防や五徳をセットし、ライターやマッチなどを使って着火します。
おとんファイヤースターターでも着火できる！
火傷に注意アルコールは揮発性が高くすぐに着火するため、ノズルが長いライターを使った方が安全に着火出来ます。
- STEP3アルコールが燃え尽きないと消化が出来ない
100均のアルコールストーブは完全に火が消えてからフタを閉じる 100均のアルコールストーブは消化蓋がないため、アルコールが燃え尽きるまで消すことが出来ません。
むすめ。吹きかけたら燃料が跳ねて火が燃え移る危険があるからダメ！
火が完全に消えたのを確認し、冷めてからフタを閉じるようにしましょう！
注意点①：ダイソー アルコールストーブは火力調整が出来ない！
トランギア アルコールバーナーはフタのカバーをスライドさせることで火力を調整することが出来るのですが、ダイソー アルコールストーブは火力調整が出来ません。
フタを改造すれば出来そうだけど、必要ないかな。
湯沸かしや炊飯にしか使わないのであれば特に火力を調整する必要もないため、そこまで気にしなくてもOKですが、やっぱり火力調整は出来た方が使い勝手は上がります。
100均にそこまで求めても・・。
注意点②：ダイソー アルコールストーブはフタを閉じて消化することも出来ない！
トランギア アルコールバーナーはフタを閉じることで、燃焼中でも消化することが出来ます。
ダイソー アルコールストーブのフタはパッキンが付いてるし、フタを閉じての消化はしないでくださいと記載されてます。
パッキンを外せば出来なくはないけど、辞めた方が良い。
アルコールが燃え尽きるまで途中で消化が出来ないため、使用時間に合わせて燃料の量を調整しないといけません。
消化が出来ないのはちょっとめんどくさい。
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注意点③：日中、太陽の下だと炎が見えにくい！
ダイソー アルコールストーブに限らず、どのアルコールストーブも太陽の下だと炎が見えにくいため、燃焼中に気づかずに触れてしまうと火傷します。
気づかずにこぼしたりすると火事になる！
日中に使う場合は、炎が見えづらいため注意して使うようにしましょう！
注意点④：燃焼中に燃料の継ぎ足しは厳禁！
燃焼中に燃料用アルコールの継ぎ足しをすると、燃料ボトルに引火して爆発する恐れがあります。
ダイソー アルコールストーブに限らず、どのアルコールストーブも燃焼中に燃料の継ぎ足しは絶対にしないでください！
燃料を追加する時は、完全に火が消えてから！
注意点⑤：使用中や使用後はめっちゃ熱くなっているため火傷に注意！
アルコールストーブは燃焼中はもちろん、使用後もしばらくは熱いです。
素手で触ったら確実に火傷。
作業する時はグローブをつけてからの方が火傷のリスクも減りますし、収納する時は完全に冷めてから収納するようにしましょう！
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ダイソー アルコールストーブの使い方：使い勝手をレビュー
ダイソー アルコールストーブを使ってみて感じたことや、気になったことなど、使い勝手をレビューします。
ダイソー アルコールストーブ 40ml 燃焼時間：燃料25mlで約10分
ダイソー アルコールストーブ 40mlは燃料が2/3だとMAX26.66mlしか入れれないため、25ml入れて燃焼時間を測ってみたところ9分48秒燃焼しました。
400mlの湯沸かしまでは25mlの燃料でも出来ましたが、それ以上となると厳しいサイズですし、炊飯するにも微妙に燃焼時間が短いなと感じました。
10分しか燃えないから、0.5合ならギリギリ炊けそうな時間。
ダイソー アルコールストーブ 80ml 燃焼時間：燃料50mlで約18分
ダイソー アルコールストーブ 80mlは燃料が2/3でMAX53.33mlしか入れれないため、50ml入れて燃焼時間を測ってみたところ18分12秒燃焼しました。
大きさが倍になったからと言って、燃費も倍って訳ではなかった。
アルコールストーブで1合自動炊飯する時は15分くらいは火にかけておきたいので、炊飯する時や長時間煮込みたい時は80mlタイプ、少量の湯沸かしなど短時間でOKなら40mlタイプと使い分けるのがベストな使い方です。
アルミで作られたアルコールストーブだからめっちゃ軽い！
ダイソー アルコールストーブはアルミ製のため、40mlタイプが14.5g、80mlタイプが22.5gとめっちゃ軽いです。
真鍮製のトランギア アルコールバーナーが110gあるため、約1/5以下の重さに軽量化出来ます。
アルミ製のため耐久性は劣る！
軽さが魅力のダイソー アルコールストーブですが、アルミ製のため真鍮やチタンで作られたアルストよりかは耐久性は劣ります。
落としても軽いので凹んだりはしないのですが、収納場所が悪かったりすると重さで簡単に潰れてしまいそうなほどペコペコしてます。
ダイソー アルコールストーブ＋メスティンで自動炊飯が出来る！
- トランギア メスティン
- ダイソー アルコールストーブ 80ml
- 燃料用アルコール：40ml
- 五徳
- 風防
- お米：キャンプは無洗米がおすすめ！
- お水：無洗米1合に対して水250ml
- 重石：吹きこぼれ防止のため
- グローブ：火傷防止のため
ダイソー アルコールストーブ 80mlは燃料を40ml入れると約15分燃焼するため、メスティンの自動炊飯が出来ます。
着火したらあとは30分ほったらかしておくだけでお米が炊ける！
自動炊飯に必要なアルコールストーブ＋風防・五徳＋燃料ボトル＋お米をメスティンの中にスタッキングして一緒にキャンプに持って行くことも出来ます。
- STEP1メスティンに無洗米1合とお水230mlを入れて浸漬
メスティンにお米1合とお水230mlを入れて浸漬 メスティンで1合炊飯する場合は、無洗米1合とお水230mlを入れて30分以上浸漬させておきます。
むすめ。寒い時期は1時間ほど浸漬！
- STEP2アルコールストーブに燃料を入れる
アルコールストーブに燃料を40ml入れる 浸漬中にアルコールストーブの準備をします。
ダイソー アルコールストーブ 80mlに燃料を40ml入れて、五徳と風防もセットしておきます。
- STEP3自動炊飯：着火したら蒸らしまで30分ほったらかし
アルコールストーブを着火してメスティンを置いて自動炊飯 浸漬が終わったらアルコールストーブを着火し、メスティンを五徳の上に置いて炊飯を開始します。
自動炊飯のため着火したらタイマーを30分セットして、後はほったらかしておくだけで勝手にお米が炊き上がります。
おとん吹きこぼれ防止のために重石をフタの上に置いとく！
火が消えても自動炊飯のためそのままほったらかし 15分ほどで火は消えますが、自動炊飯のためタイマーが鳴るまでそのまま蒸らしも一緒に行います。
- 完成ダイソー アルコールストーブ＋メスティンの自動炊飯 完成
ダイソー アルコールストーブ＋メスティンの自動炊飯 完成 30分のタイマーが鳴ったらダイソー アルコールストーブ＋メスティンの自動炊飯は完成です。
むすめ。簡単に美味しくご飯は炊ける！
水の量や燃焼時間を調整しているため、ほぼ自動で問題なく美味しいご飯が炊けました。
まとめ：アルコールストーブを試してみたいならまずは100均！
今回はダイソーで買えるアルコールストーブの使い方をまとめてレビューしました。
100均で買えるアルコールストーブですが、普通のアルストと使い方もほぼ一緒だし、湯沸かしや炊飯も出来るため予備として持って行くのであれば十分に活躍します。
火力調整と消化が出来ないくらい。
| 製品名 | ダイソー アルコールストーブ 40ml | ダイソー アルコールストーブ 80ml |
|---|---|---|
| 価格（税込） | 220円 | 330円 |
| サイズ | φ60×H29mm | φ72×H36mm |
| 容量 | 40ml（MAX 26.66ml） | 80ml（MAX53.33ml） |
| 重さ | 14.5g | 22.5g |
| 燃焼時間 | 燃料25mlで9分48秒 | 燃料50mlで18分12秒 |
| 湯沸かし | 200ml：5分14秒 | 200ml：4分50秒 |
| 用途 | 湯沸かし・スープ | 湯沸かし・スープ・炊飯 |
ダイソー アルコールストーブは40mlと80ml、2種類のサイズで販売されてますが、記載されてる容量の2/3しか燃料を入れることが出来ないため、どちらかを選ぶなら80mlタイプの方が使いやすいです。
80mlでも十分に軽いし、サイズもコンパクト。
40mlタイプだと使える用途も限られる。
元々が登山向けに作られたマニアックなストーブのため、アルコールストーブはファミキャンなど人数の多いキャンプとは相性が悪いです。
沸騰に時間も掛かるし、火力もガスに比べて弱いから、のんびり楽しめるソロ向き！
アルコールストーブがどんなものなのか気になってるキャンパーさんであれば、ダイソー アルコールストーブはリーズナブルだし手に入りやすいので、お試しで使ってみてから検討することもおすすめです！
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