笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君は、ゆるキャン△でリンちゃんが使っている焚き火台です。
収納サイズがほぼB6サイズと超コンパクトですが、B6君を使って焚き火やバーベキューなどマルチに楽しめるソロキャンパーに人気の高い焚き火グリルです。
B6君を使った焚き火のやり方は、ほぼウッドストーブとやり方はいっしょのため、拾った小枝を使っても焚き火が出来ますし、すぐに着火するため超簡単です!
薪をB6君サイズにカットして小割りするくらいなら、小枝を拾った方が楽!
B6君は燃焼効率が優れた焚き火台だからよく燃える!
この記事では、笑’s B6君を使った焚き火のやり方や、使用する燃料、焚き火を楽しむための注意点などをまとめてレビューします。
B6君を使った焚き火のやり方:使用する燃料
製品名 | 笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君 |
---|---|
使用時サイズ | 215×122×H165mm |
収納サイズ | 181×122×H18mm |
火床のサイズ | 7cm |
重量 | 500g |
耐荷重 | 10kg |
材質 | 0.6mm厚ステンレス・リベット |
笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君は、収納サイズがほぼB6サイズの超コンパクトな焚き火台です。
ゆるキャン△の放送によって人気に火がつき、一躍ソロキャンパーさんに愛される定番の焚き火台になりました。
サイズがコンパクトなため、普通サイズの焚き火台と比べると決して使いやすい焚き火台ではありませんが、焚き火やバーベキューなどマルチに楽しめる焚き火台です!
オプションパーツも多いし、カスタムもしやすい!
夏キャンプにこそ使いやすいサイズ!
B6君に使える燃料は?
B6君で焚き火をするためには「薪」が必要ですが、B6君の燃焼システムはほぼウッドストーブと一緒のため、自然に落ちてる枯れ枝や小枝などを使っても焚き火は出来ます。
煙突効果によってグングン火力がアップする!
市販の薪や自然の燃料以外にもペレットを使って焚き火を楽しんだり、バーベキューをするなら炭がおすすめだし、アルコールストーブの風防兼五徳として利用することも出来ます。
B6君はマルチに使える焚き火台!
薪は買うより拾えば無料タダ!
B6君で焚き火をする時は、自然に落ちてる小枝や枯れ枝、松ぼっくりなどを燃料にすれば無料で焚き火を楽しめます!
少々湿っててもB6君は燃焼効率が高いからよく燃える!
市販の薪を使っても焚き火は出来ますが、市販の薪はだいたい30〜40cmほど長さがあります。
B6君の火入れ部分は165×110×H70mmと、B6サイズ(182×128mm)よりも小さいため、薪をB6君サイズに合わせてノコギリでカットして、更にバトニングもしないといけないのでかなりめんどくさいです。
小枝ならポキポキ折ればいいだけだし!
お金だして薪を買ってるのに、更にしんどい思いをしないといけない。
拾った薪なら無料だし、カットするくらいなら我慢できる!
炭と薪の違いは?
燃料 | 炭 | 薪 |
---|---|---|
火力 | 安定 | 不安定 |
火力調整 | 簡単 | スキルが必要 |
使用用途 | 調理やBBQ | 焚き火 |
コスパ | 3kg/500円前後 | 一束/600円〜1000円 落ちてる燃料は無料 |
市販の薪は木をそのまま切り出し乾燥させたもので、炭はじっくり時間をかけて蒸し焼きにして炭化させたものです。
B6君はサイズも小さいし火力調整が難しい焚き火台のため、焚き火を楽しむ時は薪を使用し、バーベキューを楽しむ時は炭を使用と、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです!
焚き火で調理はスキルが必要!
B6君はペレットを使っても焚き火を楽しめる!
笑’s B6君は薪を使った焚き火だけでなく、ペレットを使用して焚き火を楽しむことも出来ます。
ペレットは燃費は悪いですが、少量でもかなり大きく燃えるため、チェックアウトまでの帰りしなにちょっとだけ焚き火を楽しみたいなという時などに役立ちます。
よく燃えるけど、すぐに燃え尽きる!
短時間の焚き火に使いやすい燃料!
B6君を使った焚き火のやり方:火起こし〜薪の追加
笑’s B6君を使った焚き火のやり方を紹介します。
使用する燃料は市販の薪や、自然に落ちてる燃料を使ってもOKですが、事前にB6君の火入れ部分に入るよう短くカットしたりバトニングは終わらせておきます。
- STEP1新聞紙やティッシュなど燃えやすい着火材を準備
- STEP2着火剤の上に落ち葉や小枝などを入れる
- STEP3着火
- STEP4薪を追加
STEP1:新聞紙やティッシュなど燃えやすい着火材を準備
薪を着火させるための着火剤は市販の着火剤でもOKですし、新聞紙やティッシュなど代用して使える着火剤を使用してもOKです。
すぐに燃えるのであれば、特に決まりはない!
今回は新聞紙を使用!
STEP2:着火剤の上に落ち葉や小枝などを入れる
新聞紙を丸めてB6君のロストルの上に置いたら、燃えやすい落ち葉やススキ、小枝などを上に被せて入れときます。
更に焚き付け用の小枝や、バトニングして細かくした薪などを入れておけば着火前の準備は完了です。
STEP3:着火
今回は新聞紙を着火剤に使用したため、新聞紙を着火させます。
B6君はすぐにロストルの下から風を送り込んで暖かい空気が上がる煙突効果のおかげで、すぐに着火するし、すぐに焚き火を始めることが出来ます。
無駄に風を送りこまなくてもよく燃える!
着火が始まったら段々と投入する薪を太くしていき、炎を安定させていけば普通に焚き火を楽しむことが出来ます。
驚くほど簡単に着火できる!
STEP4:B6君は扉付きの薪投入口から薪を追加できる!
B6君の前面板には扉付きの薪投入口が付いてます。
薪投入口があるだけで、デザイン的にかっこいい!
薪は扉付きの薪投入口から追加することも出来ますし、焚き火のみ楽しんでいるのであれば上からどんどん放り込むことも可能です。
調理をする時は横から入れれる!
B6君を使った焚き火のやり方:注意点
- 燃焼効率が良すぎる!
- 標準ロストルは熱に弱い!
- 火力調整が難しい!
笑’s B6君はコンパクトサイズだからこそ、焚き火をする上での注意点があります。
実際にB6君を使って焚き火をしてみて気になったことなどをまとめてレビューします。
注意点①:B6君は燃焼効率が良すぎる!
- 時間がない時でも楽しめる
- 少ない燃料でもよく燃える
- 着火が簡単
- 長く楽しむには不向き
- たくさんの燃料が必要
- 火力調整が難しい
笑’s B6君は、燃焼効率が高いことがメリットでもあり、デメリットでもあります。
B6君は煙突効果のおかげでかなり燃料効率が高いため、小枝なんかすぐに燃え尽きてしまうし、長く焚き火をしようと思うとかなりたくさんの燃料が必要になります。
小さいし、長時間焚き火を楽しむ感じの焚き火台ではない。
前面の扉を閉じると更に煙突効果が促進され、風の強さによっては1mほど火柱が上がることもあるため注意が必要です。
びっくりするくらい燃える!
燃焼効率が高いため、ちょっと焚き火を楽しみたい時とか調理する時は少ない燃料で済みますが、仕組みを理解して使わないと、小さいながらも予想以上に燃えるためビックリします。
注意点②:B6君付属の標準ロストルは熱に弱く歪む!
B6君に初めから付属している標準ロストルは熱に弱いため、焚き火をしたり炭を使うとだんだん歪んできます。
普段使いには問題ないのですが、ロストルが歪むとセットする時に段差が出来たり、歪みがひどいと収納しにくくなります。
B6君のオプションパーツに標準ロストルよりも硬く熱に強い「ハードロストル」が販売されてます。
B6君を使ってガンガン焚き火や調理を楽しみたいキャンパーさんは、ハードロストルに変更しておくことをおすすめします!
標準ロストルも別途販売されてるけど、値段はハードロストルと一緒!
注意点③:B6君で焚き火をしながら調理する時は火加減に注意!
笑’s B6君は小さいながらもガンガン燃える焚き火台のため、燃料を入れすぎるとかなり大きな炎が上がります。
B6君を使って調理する時は炭の方が火力が安定して使いやすいですが、焚き火で調理する時は火加減が難しいため、あまり燃料を入れすぎないように注意してください!
少なすぎてもすぐに燃え尽きるし、微妙な火加減は炭の方が簡単!
注意点④:暖目的で使うにはB6君は小さすぎる!
B6君はコンパクトな焚き火台のため、冬キャンプで焚き火をしても手元しか暖かくならないので、暖目的で使うならやっぱり大きなサイズの焚き火台の方が向いてます!
冬でもB6君を使いたいならサブグリルとして調理で使い、別にもう一台大型の焚き火台を用意して2台体制で楽しんだ方が暖かいです!
お酒好きキャンパーさんはカン(燗)グリルを使えば温まる!
それでもやっぱりサブとして使うべき!
まとめ:B6君は簡単に焚き火を楽しめる!
今回は笑’s B6君を使った焚き火のやり方をまとめました。
B6君はコンパクトながらもよく燃える焚き火台のため、意外と楽しく焚き火を楽しめます。
燃料の追加や火を育てるのに忙しいけど、たまにやると楽しい!
大きな焚き火台の便利さには敵いませんが、小さい焚き火台を使って焚き火をするのも、たまにだと楽しいし、夏キャンプなど暑い時期の焚き火はB6君サイズの方が暑くなりすぎず使いやすいです!
夏キャンプは暑さが大敵だし。
小さいからこそのデメリットもありますが、B6君で問題なく焚き火は出来ます!
これから始まる暑い夏でも焚き火を楽しみにたい時にB6君は役立ちますし、ソロキャンプの良い相棒になってくれます!
薪は買うよりも拾えば無料!
笑’s B6君を使った焚き火のやり方を参考に、是非焚き火も楽しんでください!
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