SOTO ミニ焚き火台 テトラは、ポケットサイズのめっちゃ小さな焚き火台にも関わらず、キャンプ場に落ちてる小枝で焚き火をしたり、固形燃料を利用してメスティンの自動炊飯や簡単な調理までも出来るので、たまに遊ぶと楽しい焚き火台です。
組み立てが難しい・・。
メインでは使いたくないけど、たまに使うと楽しく遊べる!
SOTO ミニ焚き火台 テトラは焚き火台の中でも最小クラスのため、テトラを使って焚き火を上手に出来るようになれば、どんな焚き火台でも対応できるほど焚き火が上達します。
テトラを制するものは焚き火を制する!
この記事ではSOTO ミニ焚き火台 テトラの基本情報をはじめ、テトラを実際使用してみて感じたこと、気になったことなどをまとめてレビューします。
レビュー:SOTO ミニ焚き火台 テトラ
ミニ焚き火台 テトラとは、初めは「fam Autumn lssue 2015」の付録として製品化したのですが、あまりの人気にSOTOから正式に一般販売することになった小さな焚き火台(ウッドストーブ)です。
ちっちゃな焚き火台ですが、湯沸かしはもちろん、固形燃料を使ってメスティンの自動炊飯も簡単に出来るので、たまに遊ぶと面白い焚き火台ですがメインに使うには小さすぎるのがテトラです。
薪があまり落ちてないキャンプ場で活躍!
雨の日もテーブルの上で焚き火を楽しめる!
SOTO ミニ焚き火台 テトラ セット内容
SOTO ミニ焚き火台 テトラはポケットサイズの焚き火台のため組み立て時のパーツが多く、1枚でもなくしてしまうと組み立てることが出来なくなるため、なくさないように注意が必要です!
SOTO ミニ焚き火台 テトラ 使用時サイズ:W88×D88×H79mm
ミニ焚き火台 テトラの使用時サイズはW88×D88×H79mmと、見た目の通りポケットサイズの焚き火台のため、小枝や松ぼっくりくらいでしか焚き火が出来ないほど小さな焚き火台です。
SOTO ミニ焚き火台 テトラ 収納サイズ・重量:W88×D80×H4mm・122g
ミニ焚き火台 テトラの重量は122gと軽く、収納サイズがW88×D80×H4mmと手のひらサイズにまとまるため、収納ケースなどは付属してませんが、ポケットに入れて持ち運べるほどコンパクトです。
小さすぎて行方不明になりやすい!
小さな焚き火台なのにしっかりとロストルが付いてる!
ミニ焚き火台 テトラにはロストルがあるおかげで、小さな焚き火台の割には燃焼効率の良い焚き火台となってます。
結構勢いよく火柱が上がる!
SOTO ミニ焚き火台 テトラの組み立て方
SOTO ミニ焚き火台 テトラの組み立て方は、慣れると簡単に組み立てることが出来ますが、子どもが組み立てるのは難しいため、大人が組み立ててあげてください。
- STEP1側板板3枚をセット
側面板はSOTOのロゴマークがある方が外側です。
むすめ。SOTOが外(笑)
側面板の爪を引っ掛けることで噛み合わせ、まずは3枚の側面板をセットします。
※側面板の下側に2つの穴があり、上の穴にロストルを差し込み、下の穴に底板をテレコで差し込みます。
- STEP2上の穴にロストルをセット
側面板が広がらないよう手で押さえながら、上の穴へロストルの凸部分をセットします。
- STEP3下の穴に底板をセットし、4枚目の側面板を組み立てる
底板はロストルとテレコになるように下の穴に差し込みます。
4枚目の側面板の下穴に底板の凸部分を引っ掛けてから、側面板を少し上へスライドしツメを引っ掛けてあげることで、しっかりと組み立てることが出来ます。
むすめ。ここがムズイ・・。
おとん片手で3枚の側面板を押さえながら、組み立てれば出来る!
- STEP4全てのツメが引っ掛かってるか確認して完成
爪の引っかかりが弱いとグシャッと潰れてしまうため、ツメがキチンと引っ掛かってるか確認します。
しっかりと側面板同士が噛み合わさるとカチッと音がするため、わかりやすいです。
8箇所全ての爪がしっかりと引っかかってるのを確認し、持ち上げても外れなければ完成です!
SOTO ミニ焚き火台 テトラの収納ケースは100均で探す!
SOTO ミニ焚き火台 テトラはゴムバンドでバラバラにならないよう収納しているだけのため、焚き火後は煤だらけになり、裸のまま持ち運ぶと他のギアに煤汚れが移ってしまいます。
そのため、テトラの収納ケースを100均で探すことにしました。
ダイソーのお財布売り場で売ってた「フラップ型カードケース」がSOTO ミニ焚き火台 テトラとシンデレラフィットしたため、このカードケースを収納ケースの代用として使ってます。
サイズアップした6枚タイプのSOTO ミニ焚き火台 ヘキサ
製品名 | SOTO ミニ焚き火台 テトラ | SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ |
---|---|---|
品番 | ST-941 | ST-942 |
使用時サイズ | W88×D88×H79mm | W155×D155×H79mm |
収納サイズ | W88×D80×H4mm | W140×D140×H5mm |
重量 | 122g | 226g |
材質 | ステンレス | ステンレス |
側面板が4枚タイプのテトラだとさすがに小さくて使いにくいと感じているキャンパーさん向けに、二回りほど大きくなった6枚タイプのミニ焚き火台 ヘキサがSOTOから販売されてます!
SOTO ミニ焚き火台 ヘキサはサイズが大きくなった分、焚き火もやりやすくなりテトラよりも長い時間焚き火を楽しむことが出来ます。
ちまちまと焚き火を楽しめるサイズのミニ焚き火台!
ヘキサは更に組み立ての難易度がアップ!
レビュー:SOTO ミニ焚き火台 テトラ デメリット
SOTO ミニ焚き火台 テトラは手のひらサイズの小さな焚き火台のため、大きな薪はもちろん使えず、すぐに灰が溜まるし、決して使いやすい焚き火台ではありません。
- 大きな薪や炭は小さくしないと入らない
- 燃料が大量に必要
- 燃料を頻繁に追加しないと火が消える
めんどくさい
めんどくさがり屋さんには向いてない小さい焚き火台!
SOTO ミニ焚き火台 テトラを実際に使用してみて感じたデメリットをレビューします。
デメリット①:燃焼時間が短いし、すぐに灰が溜まり燃焼効率が落ちる!
SOTO ミニ焚き火台 テトラはポケットサイズの小さな焚き火台のため仕方ないのですが、燃焼時間はとても短く、すぐに灰が溜まって燃焼効率も悪化します。
燃料を追加しないと5分も持たない。
長時間焚き火をするにはたくさんの小枝などの燃料が必要となるし、大きな薪は短くカットしないといけないし、燃料を頻繁に追加し、溜まった灰はその都度処理しないといけません。
だからこそ、ミニ焚き火台 テトラで上手に火をコントロールすることが出来れば焚き火の技術が上達します!
たまに遊ぶくらいがちょうど良い焚き火台。
テトラに限らず、小さすぎるウッドストーブは基本めんどくさい。
デメリット②:SOTO ミニ焚き火台 テトラを使ったBBQ調理は難しい!
出典:SOTO
SOTO 公式サイトではミニ焚き火台 テトラを使って焼き鳥を調理してたので試してみましたが・・。
「火が近い・火力が強い・熾火がむずい」ため、すぐに焼き鳥は焦げてしまいました。
画像のように焼くのは無理!
固形燃料を使ってメスティンの自動炊飯や、シェラカップを使ってスープを作るくらいならミニ焚き火台 テトラでも出来ますが、BBQ調理は焼きマシュマロくらいを作るのがちょうど良く、小さすぎてあまりBBQ調理に使いたいとは思えませんでした。
デメリット③:SOTO ミニ焚き火台 テトラの中にアルコールストーブは入らない!
特にキュレーションサイトに間違った情報が多い!
SOTO ミニ焚き火台 テトラはW88×D88×H79mmと小さいため、アルコールストーブの五徳として使うことはできません。
トランギア アルコールバーナーや、100均のアルコールストーブを使って試してみましたが、テトラの中にはどう頑張っても入れることは出来ませんでした。
レビュー:SOTO ミニ焚き火台 テトラの特徴とメリット
- 小さいのに焚き火が出来る
- 炭が使える
- 固形燃料が使える
- ペレットが使える
- 湯沸かしやスープくらいなら余裕
- 夏に使いたい焚き火台
ちっちゃいながらもちゃんと焚き火ができる、SOTO ミニ焚き火台 テトラの使い方や、実際に使ってみて感じた特徴とメリットをレビューします。
メリット①:小さくてもしっかりと焚き火を楽しめる!
SOTO ミニ焚き火台 テトラは焚き火台の中では最小クラスに小さい焚き火台ですが、小枝や松ぼっくりなどを燃料にして焚き火を楽しむことが出来ます。
松ぼっくりなら着火剤なしでも着火が出来る!
小枝や小割りにした薪以外にも、セリアで販売されてるソロサイズのスウェーデントーチがミニ焚き火台 テトラとシンデレラフィットしました。
SOTO ミニ焚き火台 テトラはサイズが小さいため、「ユニフレーム 焚き火テーブル」のような熱に強いテーブルの上で楽しめたり、「フィールドホッパー」など小さなテーブルの上でもコンパクトなため、場所を取らずに使用することが出来ます。
木製テーブルはダメ!
焚き火テーブルみたいな耐熱テーブルの上が使いやすい!
ミニ焚き火台 テトラは予想以上によく燃えるし燃焼効率も良いため、落ちてる薪が少ない綺麗なキャンプ場などでも気軽に焚き火を楽しめますし、使用後もテトラは小さいため、簡単に炭捨て場へと持ち運べます。
ちまちまと楽しめる焚き火台!
使用後はかなり熱いので注意!
メリット②:炭を使った方が調理は簡単!
どうしても小枝はすぐに燃え尽きてしまい燃料の追加も多くなってしまうため、SOTO ミニ焚き火台を使って調理をする時は、炭の方が使いやすい時もあります。
ミニ焚き火台のためゴトクまでの距離が近く、焼き鳥などは焦がしてしまいますが、遠火で焼いたりする分には問題ないし、簡単なスープや湯沸かしくらいなら炭を使っても問題なく調理できます。
メリット③:薪を小さくするのがめんどくさい時はペレットを使う!
SOTO ミニ焚き火台 テトラは小さな焚き火台のため、小枝をたくさん集めるのも、薪をテトラのサイズに合わせて小さくカットするのもめんどくさいです。
そんな時は、ミニ焚き火台 テトラの燃料に「ペレット」を使うことで、すぐに焚き火を楽しむことが出来ますし、煩わしい小割りにする作業もしなくて済みます!
メリット④:SOTO ミニ焚き火台 テトラは固形燃料が使える!
SOTO ミニ焚き火台 テトラは固形燃料の五徳として使えます。
トランギア メスティン+固形燃料+テトラがあれば、メスティンを半自動炊飯でお米を簡単に炊くことが出来ます。
メスティンにお米とお水を入れて固形燃料に火をつけてほったらかすだけで炊ける!
ミニ焚き火台 テトラは収納サイズがコンパクトなため、トランギア メスティンの中に固形燃料+風防+テトラの自動炊飯セット一式をスタッキングして持ち運べます。
テトラは軽いし、薄いからバッグの隙間に入れても邪魔にならない!
どこになおしたか忘れるけど・・
メリット⑤:湯沸かしやスープくらいなら余裕で作れる!
SOTO ミニ焚き火台 テトラは、ソロキャンプで使うサイズのクッカーであれば五徳の上に置いて調理することは出来ますが、シェラカップはギリギリで滑って落ちそうだったため、エバニュー 400FDや570FDのような寸胴型のカップの方が相性が高かったです。
クッカーを使った簡単な調理ならテトラで問題なくできる!
すり鉢型のシェラカップはちょっとの衝撃で倒れそう!
トランギア ケトル0.6Lもミニ焚き火台 テトラとのバランスが良く、焚き火をしながら問題なくお湯を沸かすことが出来ました。
マグカップサイズもテトラのゴトクに置くことが出来たため、ケトルを使わずにマグカップでお湯を沸かしてコーヒーをこしらえたりすることも可能です。
メリット⑥:暖を取るには小さいから夏に使うのにちょうど良い!
SOTO ミニ焚き火台 テトラやヘキサはとても小さな焚き火台のため、冬に暖目的で使うには寒いし厳しいサイズです。
ただ普通の焚き火台を夏の暑い中使うのはしんどいですが、テトラであれば小さいので暑さを気にせずに楽しむことが出来ます!
暑くても焚き火を楽しみたい時にウッドストーブは役立つ!
ちっちゃな炎を楽しめる!
まとめ:子どもの火遊びにもSOTO ミニ焚き火台 テトラは使える!
今回はSOTO ミニ焚き火台 テトラのレビューをまとめました。
「こんなに小さくて本当に焚き火台として使うことが出来るのか?」と最初は疑問だったのですが、実際に使用してみると、問題なく使用出来ますし意外と楽しめました。
小枝や落ち葉を使うことにより火起こしも簡単に行うことが可能なため、初めての火おこし練習にも最適な焚き火台です。
子どもが火遊びするとおねしょをすると昔から言われてますが、火は危ないから避けるというよりかはどのように扱えば危なくないかを学ばせるのが大事な火育です。
失敗することも大事!
火遊びは楽しい!
SOTO ミニ焚き火台 テトラは子どもにも使いやすい小さなサイズの焚き火台のため、子どもの火育にもぴったりな焚き火台です!
組み立てるのは難しいので大人がやってあげないといけないですが、一緒に燃料をポキポキ折ったり、火の扱い方を教えたり、ファイヤースターターを使ってみたりなど、子どもと一緒に遊ぶことができる小さな焚き火台がSOTO テトラです。
ミニ焚き火台の中でもコスパは抜群に高い「SOTO ミニ焚き火台 テトラ」の小さな炎に癒されながら焚き火を楽しんでください!
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