アルミ製の鉄板 グリルプレート黒舟 レビュー！B6サイズの焚き火台におすすめ

鉄板を使って食べる焚き火飯は旨い！

今や焚き火料理を楽しむなら鉄板も一緒に持っていくのがマストだし、色々なメーカーから焚き火に使える鉄板が販売されています。

しかし、軽量化を求めるソロキャンパーさんたちにとっては1kgを超える鉄板の重さは致命的だし、使用後はすぐに塩分を洗い落とし水気を飛ばさないと、鉄だけにサビてしまうこともあります。

鉄板をサビさせる自信があるめんどくさがり屋のキャンパーさんや、軽量化を求めるキャンパーさんにおすすめの鉄板が「グリルプレート 黒舟」です！

グリルプレート黒舟はアルミ製の鋳物で作られているため軽く、そしてアルミはサビづらい素材なので、ズボラなキャンパーさんにピッタリの鉄板です。

グリルプレート黒舟はMとL、2種類のサイズが販売されてます。

Mサイズの黒舟は「笑’s B6君」や「キャプテンスタッグ カマドスマートグリル」など、B6サイズの焚き火台たちとシンデレラフィットします。

もちろん、ピコグリル系などの焚き火台を使っても美味しいお肉を焼くことが出来るため、鉄板の軽量化を求めているキャンパーさんにもグリルプレート黒舟はおすすめです！

この記事では、軽量アルミ製鉄板「グリルプレート黒舟」の基本情報をはじめ、相性の高いB6サイズの焚き火台との使い勝手や、気になったことなどをまとめてレビューします。

レビュー：アルミ製の鉄板 グリルプレート黒舟

グリルプレート黒舟はアルミ製の鋳物で作られた軽量鉄板です。

焼き面が波型になっているため、余分な油を落としてお肉を焼くことができ、テフロンコーティングされているためシーズニングも必要ないし、洗剤を使って洗うことも出来ます。

アルミ製なので錆びる心配もないため、ズボラなキャンパーさんにおすすめの鉄板です。

グリルプレート黒舟は3つのメーカーから販売されてる！

グリルプレート黒舟を開発・製造しているメーカーは「BIG FOREST」ですが、「STAR商事」・「ベルモント」からも同商品が販売されています。

メーカーによって取手の素材と価格が異なるだけで、サイズや鉄板としての使い勝手はどのメーカーも一緒です。

BIG FORESTとは

「BIG FOREST（ビッグフォレスト）」は、栃木県鹿沼市に工場を構える、鋳物製造業一筋56年の技と実績を持つ大森鋳造所のオリジナルブランドです。

「グリルプレート 黒舟」などのアルミ製鋳物をはじめ、熊除け用の鈴である「熊に金棒」なども製造している鋳物製造会社です。

グリルプレート黒舟のサイズはMとLの２種類！

製品名	グリルプレート黒舟 M	グリルプレート黒舟 L
サイズ	W21.7×D14.3×H3.5cm	W23.3×D16.5×H3.8cm
重量	BIG FOREST・STAR商事：450g ベルモント：400g	BIG FOREST：640g STAR商事：650g ベルモント：475g

グリルプレート黒舟の製品サイズは3社ともにM・Lの2種類が販売されてますが、重量はメーカーによって異なります。

MサイズとLサイズは一回りしか大きさが違わないのに、重さは200gくらい変わってきます。

グリルプレート黒舟 Lサイズは鉄製の鉄板と重さがたいして変わらなくなってしまうため、Mサイズの黒舟の方が軽さを実感出来ます！

グリルプレート黒舟は縁が迫り上がって囲まれてる！

グリルプレート黒舟は水平のプレート形状では無く、舟のように周りに囲いがあります。

縁が迫り上がっているおかげで油がこぼれてしまうのを防いでくれるため、グリルやテーブルが汚れにくくお掃除も簡単です！

焼き面は波状加工のおかげで美味しそうな焼き目がつく！

グリルプレート黒舟の焼き面は波状加工のおかげで食材の余分な油が落ち、ヘルシーに調理することが出来ます。

肉厚のアルミ鋳物のため熱伝導性が良く、全体的にまんべんなく焼くことができ、波状加工のおかげで美味しそうな焼き目がしっかりとつきます。

アルミ製の鋳物鉄板 黒舟と鉄製の鉄板を比較レビュー！

グリルプレート黒舟はアルミで作られた鋳物の鉄板のおかげで熱伝導率が高いのがメリットでもあり、デメリットにもなります。

アルミは熱しやすく冷めやすいため、鉄製の鉄板と比べると蓄熱性は劣り冷めやすく、遠赤外線効果でふっくらみたいな効果はあまり期待出来ません。

グリルプレート黒舟のメリットは、耐食性に優れておりサビづらいことです！

鉄製の鉄板は梅雨時期など少し使わなかっただけでいつの間にかカビが生えたり、そこからサビが侵食したりするため定期的に手入れが必要です。

少し水気が残っているだけでも鉄はサビ付いてしまうため、ズボラキャンパーさんこそアルミ製の黒舟がおすすめです。

同サイズの鉄製の鉄板となると重さも1kgを超えるため、グリルプレート黒舟 Mサイズにすれば半分以下（450g）に軽量化することが出来ます。

鉄板に比べれば軽いため、グリルプレート黒舟は荷物に制限のあるバックパックキャンプやツーリングキャンプにも持って行きやすい重量です。

グリルプレート黒舟はテフロン加工された鉄板！

グリルプレート黒舟は、表面にフッ素コーティングされたテフロン加工が施されているため、お家のフライパンと同じように使え、使用後も洗剤を使ってスポンジでゴシゴシと洗えます。

テフロン加工のおかげで焚き火調理だけでなく、バーナー調理もグリルプレート黒舟を使い楽しむことが出来ます。

鉄製の鉄板はシーズニングが必要！

鉄製の鉄板は、最初はお肉がくっつきやすいし、鉄独特の匂いもするためシーズニングが必要です。

グリルプレート黒舟はテフロン加工されたアルミ製鉄板のため、シーズニングは不要だしサビの心配もありません。

ただ、テフロンには寿命があるため、鉄製の鉄板みたいに一生物として使うことは出来ません。

テフロンは急な温度変化には弱く、空焚きでもコーティングがダメになる恐れがあるため、調理を終えたらすぐに火からサーブが出来るようグリルプレート黒舟には持ちやすい取手が付いてます。

グリルプレート黒舟には収納袋がない！

製品名	グリルプレート黒舟 M	グリルプレート黒舟 L
サイズ	W21.7×D14.3×H3.5cm	W23.3×D16.5×H3.8cm

グリルプレート黒舟には、収納するためのケースが付いていません。

収納ケースは100均に行けば黒舟のサイズに合ったケースを購入することが出来ます。

うちは最初はビニールケースにしようか悩みましたが、テフロン加工に傷がつかないようにダブレットケースを黒舟の収納ケースとして代用しました。

グリルプレート黒舟はB6サイズの焚き火台にシンデレラフィット

笑’s B-6君や、キャプテンスタッグ カマドスマートグリルなど、B6サイズの焚き火台とグリルプレート黒舟はシンデレラフィットします。

グリルプレート黒舟とB6サイズの焚き火台を一緒に使用するメリットをレビューします！

メリット①：グリルを汚さずに使える！

B6君やカマドスマートグリルには専用の網やグリルプレートなどがオプションでありますが、隙間からお肉の油が垂れ落ちると焚き火台は汚れてしまい掃除がめんどくさくなります。

グリルプレート黒舟は舟のような囲いがあるしプレートに穴もあいてないため、グリルが油まみれにならず後片付けや掃除が楽です！

メリット②：底面四隅の土台が焚き火台とフィット！

グリルプレート黒舟の底面四隅には滑り止めの土台が付いています。

この四隅の土台がちょうどB6君などの焚き火台の角とシンデレラフィットするため、鉄板が滑って落ちてしまうこともなく安定して使うことが出来ます。

メリット③：アルコールストーブを使って調理が出来る！

夏の暑い日など焚き火をするのもしんどい時は、アルコールストーブとグリルプレート黒舟を使って調理をすることが出来ます。

B6君のロストルの上にアルコールストーブを置き、グリルプレート黒舟をセットするだけで簡単にひとり焼肉を楽しめます。

グリルプレート黒舟がシンデレラフィットするB6サイズの焚き火台

グリルプレート黒舟とシンデレラフィットする、B6サイズのおすすめしたい焚き火台を紹介します。

笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君

製品名	笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君
使用時サイズ	215×122×H165mm
収納サイズ	181×122×H18mm
火床のサイズ	7cm
重量	500g
耐荷重	10kg
材質	0.6mm厚ステンレス・リベット

笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君は、ゆるキャン△でリンちゃんが使っている焚き火台です。

焚き火を楽しむことはもちろん、炭火でバーベキューも楽しめるし、オプションパーツも豊富なため自分だけのグリルへとカスタムしやすい焚き火台です。

B6君は薪の投入口が開閉式となっているのが大きな特徴で、元々が燃焼効率が良い焚き火台ですが、扉を閉めると煙突効果により更に燃料効率がアップします。

グリルプレート黒舟はB6君にシンデレラフィットするため、夏キャンプでB6君＋アルコールストーブ＋グリルプレート黒舟で気軽にひとり焼肉や焼き鳥を楽しめます！

キャプテンスタッグ カマドスマートグリル B6型

製品名	キャプテンスタッグ カマドスマートグリル B6型
使用時サイズ	200×125×180mm
収納サイズ	200×125×35mm
重量	760g
材質	‎ステンレス鋼

キャプテンスタッグ カマドスマートグリル B6型は、コスパの高いキャンプギアをたくさん販売している鹿番長の焚き火台です。

B6君の半値以下で購入出来るため、とりあえずB6サイズの焚き火台がどんなもんかと試してみたいキャンパーさんにおすすめです！

火床の高さを3段階に変更することが出来るため、薪や炭だけでなく、アルコールストーブや固形燃料・ガスなど色々な燃料を使ってマルチに楽しむことが出来ます。

カマドスマートグリル B6型もグリルプレート黒舟をシンデレラフィットでセットでき、オプションパーツが豊富にあるため色々なスタイルで楽しむことが出来る焚き火台です！

ユニフレーム 薪グリル solo

製品名	ユニフレーム 薪グリル solo
使用時サイズ	205×180×185mm
収納サイズ	210×135×65mm
重量	1.1kg
材質	‎ステンレス鋼

ユニフレームと言えばファイアグリルやネイチャーストーブなど人気が高い焚き火台を数多く販売していますが、その中のひとつ「薪グリル」をコンパクトにした焚き火台が「薪グリル solo」です。

B6サイズよりも一回り大きいですが、アウトドアショップで試してみたところグリルプレート黒舟をセットすることが出来ました。

紹介した3つの焚き火台の中では一番重たい1.1kgですが、ユニフレームの焚き火台は超頑丈に作られているため、小さいながらも本格的な焚き火を楽しむことができる焚き火台です。

B6君やカマドスマートグリルほどオプションパーツは多くありませんが、「ユニフレーム ユニセラ　TGーⅢ」のオプションパーツを併用して使うことが出来ます。

まとめ：グリルプレート黒舟は軽量化を考えてるならおすすめ！

今回はアルミ製の軽量鉄板「グリルプレート黒舟」のレビューをまとめました。

キャンプを始めた頃は小さなB6サイズの焚き火台でちまちま楽しんでいたため、グリルプレート黒舟も大活躍していました。

今は色々とギアも増え黒舟の出番は夏キャンプだけとなりましたが、やっぱりこの軽さは改めて使ってみると便利だし掃除も楽です。

アルミ製のためサビの心配もないし美味しそうな焼き目もつくため、夏になったらB6君とアルコールストーブを使ってまた活躍させます。

グリルプレート黒舟は、B6君のために作られたのかと驚くほどのフィット感が高いため、B6サイズの焚き火台で楽しんでいるキャンパーさんにこそおすすめの鉄板です。