最近は100均のキャンプコーナーもかなり充実しており、クッカー・ペグ・チェア・マットなど色々なキャンプギアを低価格で購入することが出来ます。
最近の100均は凄い!
さすがに薪を割るような大型のナイフを100均で買うことはまだ出来ませんが、ロープやちょっとした作業用の小型ナイフをなくしてしまったため、100均でナイフを探すことにしました。
その中で見つけたのが、ダイソーで売っていた「6徳万能ナイフ」と、セリアにあった「8wayポケットナイフ」です。
ダイソー 6徳万能ナイフ | セリア 8wayポケットナイフ |
---|---|
ナイフ | ナイフ |
缶切り | 缶切り |
栓抜き | 栓抜き |
コルク抜き | コルク抜き |
プラスドライバー | プラスドライバー |
マイナスドライバー | マイナスドライバー |
ー | ピンセット |
ー | ピック |
どちらもツールナイフに分類される、ナイフの他、ドライバーや缶切り、コルク抜きなどがセットになった万能ナイフです。
ツールナイフってそもそもキャンプに必要?
結論から言えば、お酒飲めないし、自分のキャンプスタイルには必要なかった!
100均で買えるレベルのツールナイフのため、どこまで使えるかわからないので、実際にキャンプで使えるか、役立つか、ダイソー・セリアのツールナイフを比較しながらレビューします。
ダイソー 6徳万能ナイフ
ダイソーの6徳万能ナイフは、110円で購入することができるツールナイフです。
ナイフを合わせた計6種類のツールが付いており、カラーはシルバーのみとなっています。
書いてある通り、アウトドアや災害時に使えるか!?
- ナイフ
ダイソー6徳万能ナイフの刃渡りは約53mmの片刃です。
上下を間違って、刃の部分を指で押し当ててカットしてしまいましたが、指が切れることもなかったため、切れ味がそこまで良いナイフではありません。
切れ味が悪くて良かった!
良かったと言うべきか、使えないと言うべきか・・!?
- 缶切り
ナイフの隣には缶切りが付いています。
最近の子どもは缶切りの使い方を知らないらしい。
確かに使ったことないかも・・。
ちなみにこのタイプはテコ式だけど、回転式の缶切りもあるって知っとる?
初めて見た!
- 栓抜き&マイナスドライバー
栓抜きとマイナスドライバーはセットになっており、先端部分がマイナスドライバーとして使うことが出来ます。
- コルク抜き
小型のコルク抜きも付いてます。
コルク抜きも初めて見た!
開けるの失敗すると、コルクがワインの中に入ってめんどくさい。
- プラスドライバー
コルク抜きの隣にプラスドライバーが付いてます。
合計6個のツールが付いた110円の万能ナイフ!
セリア 8wayポケットナイフ
セリアの8wayポケットナイフも、110円で購入することができるツールナイフです。
ナイフを合わせた計8種類のツールが付いており、カラーは黒・赤・緑の3種類を見かけました。
ほぼ形はダイソーの6徳万能ナイフと一緒!
ピンセットとピック以外は、ツールの付いてる場所も一緒!
- ナイフ
刃渡り | 52mm |
セリア8wayポケットナイフの刃渡りは52mmの両刃です。
ダイソー・セリアともにステンレス製のナイフ!
ダイソーは片刃、セリアは両刃の違いがある!
- 缶切り
ナイフの隣には、ダイソーのと同じく缶切りが付いています。
- 栓抜き&マイナスドライバー
栓抜きとマイナスドライバーもダイソーのと同じくセットになっており、先端部分をマイナスドライバーとして使うことが出来ます。
- コルク抜き
ナイフの反対側には、小型のコルク抜きが付いており、こちらもダイソーと一緒です。
- プラスドライバー
コルク抜きの隣には、プラスドライバーが付いてます。
ピンセット
セリア8wayポケットナイフのみのツールとして、ダイソーの6徳万能ナイフには付いてないのがピンセットとピック(爪楊枝)です。
差し込みタイプで付いてる
とってもちっちゃくて、掴む力の弱いピンセットだったため、刺さったトゲなどを抜くのは厳しそうな感じのピンセットでした。
差し込みタイプだし、とっても小さいため、すぐに無くしてしまいそうなピンセットです。
キャンプに使えるかと言われたら、使えない!
100均でも買える普通の毛抜きを用意した方が使える!
ピック(爪楊枝)
ピンセットの逆側にはプラ製のピック(爪楊枝)が刺しこまれています。
嵌まり具合はガバガバで、ナイフを逆さにしただけで、ピックが滑り落ちてしまったので、小さいし、気づいたら失くしていると思います。
個体差はあるかもしれないけど、ちゃんとハマらない・・。
セリア8wayポケットナイフに付いているピックを使うぐらいなら、初めから普通の爪楊枝を準備しておいた方が、使い勝手も慣れているし、使いやすいと感じました。
ダイソーとセリアのツールナイフを比較
ダイソー 6徳万能ナイフ | セリア 8wayポケットナイフ |
---|---|
ナイフ | ナイフ |
缶切り | 缶切り |
栓抜き | 栓抜き |
コルク抜き | コルク抜き |
プラスドライバー | プラスドライバー |
マイナスドライバー | マイナスドライバー |
ー | ピンセット |
ー | ピック |
カラーが違うのと、ピンセットとピックがセリア8wayポケットナイフには付いているくらいで、作りに関しては、ダイソーとセリアのツールナイフはほぼ一緒のナイフです。
形もほとんど一緒!
実際にキャンプで100均のツールナイフは使えるか、持っておいて良かったアイテムとなるのか、比較しながらレビューします。
サイズ比較
製品名 | ダイソー 6徳万能ナイフ | セリア 8wayポケットナイフ |
---|---|---|
サイズ | 24×92×10mm | 25×94×10mm |
重量 | 54.4g | 57g |
サイズに関してはmm単位の差しかなかったため、ぱっと見違いはわかりません。
若干セリアの方が大きいくらい。
重さもダイソーのナイフが54.4g、セリアのナイフが57gと、誤差レベルの違いです。
- Qダイソー6徳万能ナイフとセリア8wayポケットナイフどっちを選ぶ?
- A
どっちでもいいし、結論から言えばどっちも必要なかった。
差は対してないため、どっちを選んでも良く、セリアはカラーが3色から選べて、ダイソーのナイフはシルバーのみくらいの違いです。
近所にダイソーがあるか、セリアがあるか。
ツールナイフがそもそも必要なかったとの噂も・・。
ナイフの比較
製品名 | ダイソー 6徳万能ナイフ | セリア 8wayポケットナイフ |
---|---|---|
刃渡り | 53mm(片刃) | 52mm(両刃) |
ナイフは、ダイソーが片刃、セリアが両刃と、違いがありましたが、どちらのナイフもお世辞にも切れ味が良いとは言えません。
研がないと厳しい。
割り箸くらいなら削れるかなと思いましたが、ダイソー・セリアどちらのナイフも切れ味は悪く、削るのは厳しかったです。
フェザースティック作りは厳しい。
食材をカットするのも潰してカットしているような感じで、良いとは言えません。
先端で刺してから頑張って切る感じ。
牛乳パックを着火剤にするくらい、麻紐や細めのパラコードをカットするくらいであれば使えるなくらいの切れ味です。
切れ味は期待しちゃダメ!
柔らかいものならなんとか切れる切れ味!
缶切りの比較
ダイソー・セリアともに、ほぼ同じ形の缶切りがナイフの隣に付いてます。
- Qキャンプに缶切りは必要?
- A
最近の缶詰は缶切りがなくても開けれるタイプがほとんどだから必要ない。
今時、缶詰はプルタブ(プルトップ)が付いているのがほとんどで、たまにクルクル開ける枕缶があるくらいなので、缶切りを使う機会がほぼありません。
開けるの失敗してプルタブが折れた・・ないか。
キャンプで使うかと考えた時、初めから缶詰を食べる場合は缶切り不要の缶詰を買えば良いだけなので、必要かと言われたら要りません。
栓抜き&マイナスドライバーの比較
ダイソー・セリアともに、栓抜きの先端にマイナスドライバーが付いています。
瓶ビールなどのお酒は飲めないし、瓶コーラは今時見かけないし、そもそも瓶飲料は重たいため、キャンプに持って行くこともないので、栓抜きもキャンプに必要かと言われたら要りません。
瓶ビールにこだわりがある人以外必要ない!
缶切りも、栓抜きも、吊り下げ式クッカーを持ち上げる時などには使えそうですが、キャンプには必ずグローブを持って行ってるし、あまり使う機会が思い浮かびませんでした。
マイナスドライバーであれば、役立つかと思いましたが、使っているキャンプギアを見渡しましたが、マイナスドライバーが必要となるギアがなかったため、こちらも不要でした。
マイナスドライバーが必要なキャンプギア・・なんかあるかな!?
コルク抜きの比較
ダイソー・セリアともに、コルク抜きの位置も一緒で、形もほぼ一緒です。
コルク抜きも、うちはお酒が飲めないため、ワインを飲むこともないので、必要ありませんでした。
ワインを飲む人なら必要!
ワイン好きならワインオープナーくらい持ってくるんちゃう!?
プラスドライバーの比較
ダイソー・セリアともに、プラスドライバーの位置も一緒で、サイズも同じです。
キャンプギアでプラスドライバーが必要なのかを探したところ、こちらも全然見つけることができず、その中で見つけたのがサムライノコギリでした。
ノコギリの刃を交換する時や、緩んでいる時にドライバーがあれば役立つなと感じました。
他は、ユニフレームの焚き火テーブルの足部分がドライバーで留めてたくらいで、ドライバーが必要なキャンプギア自体が少なかったです。
まとめ:自分のキャンプスタイルを見つめ直してからツールナイフは選ぶべき
今回はダイソー「6徳万能ナイフ」とセリア「8wayポケットナイフ」がキャンプに役立つのか、比較しながらレビューしました。
うちはお酒を飲めないため、栓抜きもコルク抜きも必要としないし、缶切りやドライバーなどは使う機会がないため、ツールナイフ自体必要がないと改めて解りました。
普段、ワインや瓶ビールを好む、のんべえさんであればツールナイフは役立つと思いますが、お酒を飲まない人や、缶ビールなどで済ますキャンパーさんにはツールナイフは必要ありません。
ツールナイフってなんかワクワクするけど、自分の使い方には合わなかった。
ダイソー・セリア問わず、100均のナイフは切れ味も悪かったため、比較するまでもなく、どちらのナイフもおすすめできるかと聞かれたら、要りませんと答えます。
例え100均で安く買えたとしても使えなかったら意味がないため、予備で持つとしても違うナイフをおすすめします。
ナイフだけなら、まだ100均のカッターの方がよく切れるし使える!
うちは元々オルファワークスのブッシュクラフトナイフを、着火剤やファイヤースターターなどをまとめたカンカンの中に入れていたのですが、どこかでナイフを失くしてしまいました。
ちっちゃなギアはすぐ消える。
代わりにカンカンの中に入れる小型ナイフを探してたところ、100均のツールナイフを見つけましたが、結果的には使えるナイフではなかったため、例え100均でも一度自分のキャンプスタイルを見つめなおしてから選ぶようにしてください。
結果的に要らないってことがよくある!
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