森林サイトや山岳サイトなど自然の多いキャンプ場では、平らな場所は思ってるよりも少ないです。
普通のテーブルだと平らでない場所だとグラついてしまいますが、三脚テーブルであれば脚の長さを変えることによって天板を並行にして使うことができます。
- 高さが自由
- 平らでない場所でも使える
- ハンドルに色々ひっかけれる
- 自分好みにカスタムができる
まだまだキャンプで使うには一般的ではないのか、販売されている三脚テーブルも種類が少なくお値段が高いテーブルが多いです。
好みのテーブルがなければDIYの出番!
キャンドゥ 竹のまな板を使えば三脚テーブルは簡単に作れる!
売ってなければ自作しちゃえば良いということで、100均のアイテムを使った三脚テーブルの自作を紹介します。
三脚テーブルの天板にキャンドゥで買える竹のまな板を使えば、初めからハンドルも付いてるし、超簡単でキャンプに役立つ三脚テーブルが自作出来ます!
この記事では、キャンドゥ 竹のまな板を天板に使った三脚テーブルの自作方法を詳しく紹介し、実際に三脚テーブルを使ってみて感じた使用感をレビューします。
三脚テーブルを自作するために準備するアイテム
キャンドゥ 竹のまな板を天板として使い、三脚を取り付けるための板付ナットを取り付けることで簡単に三脚テーブルを自作出来ます。
キャンドゥ 竹のまな板(バンブーカッティングボード)
製品名 | キャンドゥ BAMBOO CUTTING BOARD(竹のまな板) |
---|---|
サイズ | 340×240×16mm |
重量 | 879g(実測) |
材質 | 本体:竹 中材:天然木(ユーカリ) ハンドル:アルミニウム |
三脚テーブルの天板として選んだのが100均で買える「キャンドゥ 竹のまな板」です。
はじめからハンドル(取手)がついてるため、シェラカップやウェットティッシュケースなどを吊り下げれます!
余計な加工を必要としないため、DIY初心者さんでもキャンドゥ 竹のまな板を使えば簡単に三脚テーブルを自作することが出来ます!
しっかりと厚みのある、100均なのにおしゃれなまな板!
三脚テーブルにせずとも、そのまま使ってもいい感じ!
カメラ用三脚
カメラ用三脚は、雲台が取り外しできるタイプを選んでください。
雲台が一体型の三脚は固定力が弱いため、天板をつけると重さで曲がってしまいます。
雲台をしっかりロックしても曲がってしまう。
テコの原理と同じで弱い力でも曲がる!
雲台を取り外した三脚に天板を取り付けた方が安定するため、雲台を取り外せる三脚が三脚テーブルにはおすすめです!
テーブルに置いたものを落とさなためにも雲台は取り外そう!
板付ナット
板付ナットは、天板のまな板と三脚を接合するために使います。
板付ナットのサイズは三脚のネジサイズが1/4であれば1/4サイズの板付ナット、3/8あれば3/8サイズの板付ナットを選んでください。
手持ちの三脚ネジの規格はしっかりと確認!
サイズが合わない場合は、ネジ変換アダプターを使ってサイズを変換することもできます。
アシモクラフツ三脚アタッチメント
現在はかたちが丸へと変わっていますが、アシモクラフツより三脚テーブルを作るための、三脚アタッチメントを使いました。
チーズプレートで検索すれば、似たようなアタッチメントが買える!
この長方形のタイプは1/4ネジ・3/8ネジ両方に対応しているので、どんな三脚にも取り付けることができます。
タッピングネジ
板付ナットをまな板に取り付けるためにタッピングネジが必要となりますが、ネジが長すぎるとまな板から貫通してしまいます。
まな板の厚みを測ってみたところ約16mmだったので、16mm以下のサイズのネジを使うようにしてください。
板付ナットの四隅の穴はM4サイズ対応と記載されていたので、ネジの太さはM4(4mm)サイズで用意します。
三脚テーブルを自作するために準備する工具
キャンドゥのまな板は竹でできた柔らかい素材のため、電動ドライバーを使わなくてもプラスドライバーのみで板付ナットを取り付けることができます。
電動ドライバーの方がもちろん取り付けるのは早いため、持っているのであれば電動ドライバーで取り付けてしまった方が素早く完成します。
文明の力ってやっぱ最高!
まな板なので水には強いとは思いますが、アウトドアでの使用となるので心配であれば防腐・防カビ塗装はしておいても良いかなと思います。
特に木製のまな板はカビが生えやすいので、雨なので濡れてしまった場合はしっかりと乾燥させておくことが大事です。
使ってなくても梅雨時期はカビやすい
まな板の表面に黒ずみやカビが生えたら、荒目(#100〜#150)のサンドペーパーなどでカビを削り落とし、最後は細目(#280以上)のサンドペーパーで仕上げることで元通りになります。
手順:キャンドゥ 竹のまな板を使った三脚テーブルを自作
三脚テーブルを自作すると言っても、キャンドゥ 竹のまな板に板付ナットを取り付けるだけなので、DIY初心者さんでも簡単に作れます!
- STEP1まな板の中心に印を付ける
- STEP2板付ナットを取り付ける
- STEP3三脚を取り付ける
- 完成キャンドゥ 竹のまな板で自作した三脚テーブル 完成
天板だけなら2ステップで完成!
STEP1:まな板の中心に印をつける
キャンドゥ 竹のまな板は長方形のため、定規がなくても長い板などを使って端と端をつないでクロスさせれば簡単に中心を出せます。
板付ナットを取り付ける場所を決めるために、まずはまな板の中心に印をつけておきます。
塗装する場合はあらかじめ塗装しておく!
まな板なので、ある程度は水に強く加工されてると思われますが、カラーチェンジしたい場合や、更に防水性を強くしたいのであれば、あらかじめ塗装しておきましょう!
軽くサンドペーパーでやすりがけをして塗装することで色付きが良くなります。
STEP2:板付ナットを取り付ける
板付ナットをまな板の中心に合わせ、タッピングネジを使って取り付けていきます。
ドライバーでも取り付けることは出来ますが、電動ドライバーを使って一気に取り付けた方が素早く完成します!
これだけでもう三脚テーブルの天板は完成!
めっちゃ簡単に三脚テーブルは自作出来る!
STEP3:三脚を取り付ける
三脚テーブルに雲台は必要ないため、取り外しておきます!
雲台を外すことは必須!
板付ナットに三脚をセットして、クルクルと回していけばネジが閉まります。
取り付けが緩いとグラグラしたり、天板が回ってしまったりするため、最後までしっかりと閉めることで三脚テーブルが安定します!
キャンドゥ 竹のまな板で自作した三脚テーブル 完成
キャンドゥ 竹のまな板を天板にして、板付ナットを取り付けて三脚をセットするだけなので、DIYが苦手な方でも簡単に三脚テーブルは自作出来ます!
5分も掛からずに完成!
三脚の長さを変更することで高さは自在に調節出来ますし、脚の長さを変えることで地面が斜めになってても、天板を平行に保つことが出来ます!
下手なテーブルよりも100均の三脚テーブルの方が使いやすい!
レビュー:キャンドゥ 竹のまな板で自作した三脚テーブルの使用感
- 高さは自由自在
- 坂でも使える
- 取っ手が便利
- 更にカスタム可能
- 重たい
- 安定性は劣る
キャンドゥ 竹のまな板で自作した三脚テーブルを実際にキャンプで使用してみて感じたメリット・デメリットをレビューします。
デメリット①:見た目以上に重たい。
キャンドゥ 竹のまな板だけで879g(実測)あるため、三脚も合わせると1kgを超えます。
毎回キャンプに持っていく一軍テーブルに「SOTO フィールドホッパー(395g)」と「SOTO GRIDテーブル(315g)」があります。
どちらも軽量テーブルのため2個合わせても710gと、キャンドゥ 竹のまな板よりも軽いです。
こうやって比べてみると、意外と三脚テーブルは重たい。
重さが気になるキャンパーさんは、ダイソー 桐のまな板を使って三脚テーブルを自作した方が「桐」なので、耐久性は少し劣りますが、軽量化は出来ます。
キャンドゥの方がおしゃれに見える。
デメリット②:四本脚のテーブルより安定性は劣る。
四本脚のテーブルと比べると、三脚テーブルは脚が3本しかないので安定性は劣ります。
ちょっとぶつかっただけでも倒れてしまうこともあるため、クッカーとか置くときはこぼしてしまわないように注意が必要です!
虫を払おうとした時にぶつかってテーブルがこけた!
油断してるとぶつかって倒してしまう。
メリット①:三脚テーブルは高さを自由に変えれる!
三脚テーブルは三脚の長さを変えることで、テーブルの高さを自在に変更出来ます。
使用する三脚によってサイズは異なりますが、1m以上高さをあげることも出来ますし、サイドテーブル用に30cmくらいに低く設定することも可能です。
高さを自由に変えれるのはかなり便利!
特に映画などをタブレットで見ようと思った時に、ローテーブルだと低すぎて見づらいですが、三脚テーブルであれば自分の目線に合わせて高さを変更することが出来ます。
フィールドホッパーでは味わうことのできない大きなメリット
他に持って行ったテーブルと高さを合わせて使いたい時も、三脚テーブルであれば高さを揃えて拡張させることも出来ます。
メリット②:三脚テーブルであれば地面の凹凸が気にならない!
四本脚のテーブルだと、地面の状態によってはガタガタしたり、斜めになってしまいますが、三脚テーブルは脚の長さを1本だけ変えたりも出来るため、どんな地面にも対応します。
どんな地面でも天板を水平にできる!
極端な例ですが、たとえ坂だとしても三脚の長さを変えるだけで天板を水平に保てます!
4本脚のテーブルでは不可能な大きなメリット!
予想以上にキャンプ場は水平な場所が少ない。
メリット③:キャンドゥ 竹のまな板はハンドルに色々吊り下げ可能!
キャンドゥ 竹のまな板はハンドル(取手)がはじめから付いてるため、わざわざ後付けする必要がありません。
ハンドルがあることで、三脚テーブルに色々なギアを吊り下げることも出来ます!
ウェットティッシュなどを吊り下げておけば、汚れてもすぐに取り出せますし、蚊取り線香ホルダーを吊り下げることで、蚊などの虫を追い払ってくれます。
蚊取り線香ホルダーも自作出来る!
三脚テーブルにハンドルがあることで、その時の状況や気分によって吊り下げるものを変えれば良いので、あるとないとでは全然便利さも違ってきます。
ハンドルは大事!
メリット④:更にカスタムを楽しめる!
キャンドゥ 竹のまな板は100均で買ったものだし、すでに穴をあけてるので、これ以上穴をあけることに関しても抵抗は少ないです。
ヘリノックス テーブルサイドストレージを三脚テーブルに取り付けたいなと思ったので、板付ナットを追加で2個両端に取り付けて、フックボルトを2個用意して取り付けました。
ヘリノックス テーブルサイドストレージ Sサイズの横幅と、キャンドゥ 竹のまな板の横幅がいい感じでマッチしたので、カスタムすることで自作した三脚テーブルの使い勝手が更にアップしました!
テーブルサイドストレージを持って行かない場合や収納する時は、フックボルトを取り外しておけば邪魔にならずに使えます!
収納性も考えてフックボルトにしてみた!
棒を一本用意することで、サイドにも吊り下げ可能なハンドルとして使うことも出来ます!
アイデア次第でいくらでもカスタム可能!
板の長さを細くして、ステンレスパイプを差し込んだ天板を自作すれば、ハンギングラックに天板を付けた感じの三脚テーブルをDIYすることも出来ます。
アイデア次第で色々な三脚テーブルを自作できる!
まとめ:キャンドゥ 竹のまな板のおかげで三脚テーブルの自作は簡単!
今回はキャンドゥ 竹のまな板(バンブーカッティングボード)を天板に使った、三脚テーブルの自作方法と実際に使ってみた感じた使用感をレビューしました。
三脚テーブルは高さも角度も自由自在に変更できるおかげで、どんなチェアとも相性良く使えるため、キャンプとの相性はかなり高いです!
100均で買えるまな板で簡単に三脚テーブルは自作出来るため、リーズナブルに使い勝手の良いテーブルをゲット出来ます!
板付ナットをキャンドゥ 竹のまな板に取り付けるだけなので、DIY初心者さんでも迷うことなく簡単に自作出来ますし、初めから取手がついてるためDIYの手間が一個省けます。
リーズナブルに自作出来たのに、一番使い勝手の良いキャンプテーブルとして活躍!
ダイソー 桐のまな板を使って三脚テーブルを作ってみましたが、取手がないため別途取り付ける手間を考えると、キャンドゥ 竹のまな板を使った三脚テーブルの方が使い勝手も良いし、自作も簡単でした!
色々なアウトドアブランドからキャンプ用のテーブルが販売されていますが、100均アイテムで自作した三脚テーブルが一番活躍しています。
100均だしコスパも高い!
自分が求めてる高さのテーブルがなかなか見つからないなと考えているキャンパーさんこそ、三脚テーブルがおすすめです!
簡単だし、安く自作出来る!
コメント