焚き火やBBQを楽しむ上で必要なアイテムが「薪ばさみ」や「火ばさみ」、そして「トング」です。
100均トングはシンプルな作りな分、軽くて使いやすいのですが、どうしてもゴミ拾い感が否めないデザイン・・。
100均トングも使いやすいし便利だけど!
そんな中、軽量志向のソロキャンパーに人気の、かっこいい折りたたみトングが「conifer cone Folding Tong Angle master」です。
- Folding:折りたたみ
- Tong:トング
- Angle:角度
- master:使いこなす
コニファーコーンのトング「アングルマスター」は、グリップ部分が「国産ヒノキ」、先端部分が「3D先端加工」と言う特殊な加工になっています。
人と違ったトングが欲しくて・・
先端部分の3D加工は、「つまむ」・「すくう」・「つかむ」などを使いやすくした、こだわりの技術ではあるのですが、使用後どうしても洗いづらいと言うデメリットがあります。
掃除がしづらい。
- Qコニファーコーンのトング「アングルマスター」の改造方法は?
- A
せっかくの3D加工ですが、ペンチで先端を伸ばし、真っすぐに改造して使っています。
コニファコーンのフォールディングトング「アングルマスター」の基本情報をはじめ、実際に使ってみて感じたこと改造方法など、まとめてレビューします。
コニファーコーン フォールディングトング アングルマスターとは
フォールディングトングアングルマスターは「コニファーコーン」というガレージブランドで誕生したトングです。
コニファーコーンのフォールディングトングは、使わない時は折りたたんでコンパクトに収納でき、使う時は、トング部分を引き出して使えます。
焚き火の薪ばさみとして、BBQの調理用トングとして活躍する、かっこいいトングです。
コニファーコーンとは
1919年、今より100年以上前に、大阪で火おこし器や火箸など、火の道具を作り続けてきた「田中文金属株式会社」が立ち上げたガレージブランドが「コニファーコーン」です。
コニファーコーン=『松ぼっくり』
新しい道具を生み出し、松(最上)へと成長したいという思いがブランド名に込められています。
折りたたみタイプのコンパクトストーブ「パイロマスター2」や、世界最小クラスの折りたたみノコギリ「バタフライソー」など、焚き火系のULギアを中心に展開している注目のブランドです。
商品情報・スペック
製品名 | コニファーコーン フォールディングトング<アングルマスター> |
---|---|
使用時サイズ | W235×H16mm |
収納サイズ | W135×H16mm |
重量 | 80g |
材質 | 本体:ステンレス グリップ部:ヒノキ |
トングのグリップ部分は「国産ヒノキ」を使用したことで、手元が熱くなりにくくなる利便性と、デザイン性を兼ね備えた個性的なトングです。
ヒノキには自然に綺麗にしようとする抗菌作用(ナチュラル抗菌)があり、トング部分はスレンレスのため、衛生的に使うことができるトングです。
コーティングされたアングルマスター
先端の稼働部分のトングがフッ素コーティングされたアングルマスターもあります。
フッ素コーティングのおかげで汚れが付きづらく、オールステンレス製と比べると、更に衛生的に使うことができます。
コニファコーンのトングは折りたためる!
コニファーコーンフォールディングトング「アングルマスター」の特徴は、何と言っても名前の通り「折りたたむ」ことができることです!!
折りたたむことで、使用時MAX235mmあるトングが、取っ手分の135mmへとコンパクトにまとまります。
そして、折りたたむことによって、1番汚れている先端部分が取手の中に収まってくれるため、収納する時も汚れを飛散することなく持ち運べます。
衛生的に使えるトング
角度をつけて使える!
アングルマスターという名前の通り、トングを好きな角度に変えて使えます!
MAX180度開いて、ストッパーで止まる!
角度を変えることができる一番の大きなメリットは、「置く」時です。
地面やテーブルなどにトングを直接置いても、角度があるおかげで先端が汚れずに済み、テーブルを汚すこともないため、とっても衛生的に使うことができます。
置き場所に困らないトング!
収納しやすいトング
アングルマスターは小さくまとまるトングのため、収納も小さく持ち運べます。
無印のケースになおして持ち運んだり、バッグの隙間に入れたり、ポケットになおしたりなど、小さくまとまるため、バックパックキャンプやツーリングキャンプにもおすすめできます。
出典:コニファーコーン
同じコニファーコーンの「パイロマスター」と、収納サイズは同じ長さになるため、パイロマスターの収納袋に一緒になおすこともできます。
フォールディングトング「アングルマスター」の使い方
コニファーコーンのフォールディングトングは、普通のトングと同じように挟むだけで、直感的に使うことができます。
先端部分のギザギザのおかげで、細かなものから、大きな薪まで掴むことができます。
普通のトングと使い勝手は一緒!
調理用トングとして使う
コニファーコーンのフォールディングトングは、調理用トングとしても使えます。
お肉をひっくり返したり、取ったりなど、普通のトングと同じように使うことができるため、BBQなどでも活躍します。
人と被らないトングのため、グループで楽しむ場合もごっちゃにならず、目立つこと間違いないアイテムです。
自分のってすぐわかる!
薪ばさみとしても使える
調理用トングとしてだけでなく、焚き火中の薪ばさみとしてもアングルマスターは活躍します。
テオゴニアの薪ばさみなどと比べると、アングルマスターは長さが短いため、大きな焚き火台を使っての火遊びは、火傷に気をつけてください。
笑’sB6君などB6サイズの焚き火台や、ウッドストーブなど小さな焚き火台の方が、コニファーコーンのトングは相性が高いです。
小さな焚き火台の方が相性は高いですが、大きな薪も問題なく掴むことができるのも、コニファーコーンフォールディングトングの魅力ではあります。
予想以上に大きな薪が掴めた
トングの機能としては問題なし!
コニファーコーンのトングを改造
コニファーコーンのトングは、先端部分が「3D先端加工」という加工が施されており、普通のトングだと滑ってしまうものでも、ギザギザと、3面に囲まれた加工のおかげで簡単に掴むことができます。
トングの基本である、「つかむ」はもちろん、つまんだり、すくったりも、フォールディングトングであれば快適に使用することができます。
だけど、洗いづらいのが大きな難点・・
先端が洗いづらい
「3D先端加工」のおかげで、フォールディングトングは掴みやすいのですが、焼肉などをした時に先端に付く油や焦げを洗い落とすのが、ギザギザや3Dのせいで洗いづらいです。
隅の汚れを落としづらかったり、ギザギザのせいでスポンジがダメになったり・・
せっかく衛生的に使えるトングのはずが、洗いづらいおかげで汚れが溜まり、衛生的に使うことが出来ません。
改造が必要となる
フォールディングトングを改造
せっかくの掴みやすいギザギザをカットしてしまうと、メリットが薄れてくる気がしたので、先端の3D部分を改造することにしました。
改造方法と言っても簡単で、トングの先端部分をグイッとペンチで曲げて真っ直ぐにするだけです。
力も要らずにすぐ曲がってくれる!
先端部分を真っ直ぐにしたことで、隅っこの洗い残しも無くなり、ギザギザは残っているため、掴みづらくなることなく使うことができています。
問題なく使えるし、洗いやすくなった!
先端を真っ直ぐにしましたが、収納時も特に問題なく収まりますし、真っ直ぐにしたデメリットは特に感じなかったため、このまま使っています。
コニファーコーン フォルディングトング アングルマスターまとめ
コニファーコーンのフォールディングトング「アングルマスター」はコンパクトに収納することができ、100匀のトングと比べるとデザイン性の優れたちょっとお洒落なトングです。
軽量化と機能美を求めるキャンパーさんにとって、アングルマスターは最高のトングになること間違いなしのアイテムです!
テオゴニアの薪ばさみを買うまでは一軍だったトング!
使わないからってうちに回ってきた。
今回はコニファーコーンのフォールディングトング「アングルマスター」をレビューしました。
人とは違ったデザインのトングを探しているキャンパーさんに、おすすめしたいアイテムですが、洗いづらいなと感じた場合は、先端を真っ直ぐに改造しちゃってください。
荷物を減らしたいキャンプ場に行く時はまだまだ現役!
ミニマルキャンプには最適なトング!
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