ゆるキャン△のリンちゃんが愛用していることでもお馴染みの「ALITE(エーライト)メイフライチェア」は、2018年のTVアニメ放送後に爆発的な人気を誇りましたが、肝心のALIET社が行方不明になってしまい・・転売価格がえらいことになってました。
そんなALITE(エーライト)ですが、2022年に「Alite by GRAND TRUNK」として、「GRAND TRUNK(グランドトランク)」ブランドより復刻しました。
待望の再販!
ゆるキャン△ファン歓喜!?
Alite by GRAND TRUNKからは、かつてのALITEの人気チェア「メイフライチェア」をはじめ、元祖ヘリノックス系チェアの「マンティスチェア」、二本脚でゆらゆらロッキング出来る「モナークチェア」が再販されています。
今回、新しく「GRAND TRUNK ALITE MAYFLY CHAIR / グランドトランク エーライト メイフライチェア」を入手したため、開封レビューや、使い勝手、座り心地などをまとめて紹介します。
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア
ALITE(エーライト)メイフライチェアは、地面スレスレまで座面が低い超ローチェアです。
マンティスチェアよりも、更に低く作られているため、お座敷スタイルと相性が良く、モナークチェアのようにロッキングを楽しむことも出来るチェアです。
ソロキャンプ用テントとも相性抜群!
一時期は本当に手に入らなかった・・。
ゆるキャン△のリンちゃんやなでしこ、大垣千明たちが使っているチェアとしても有名で、ALITE(エーライト)がなくなったせいで、一時期高額転売が続いてましたが、2022年「Alite by GRAND TRUNK」として再びALITE(エーライト)が帰ってきました。
- ロッキングも楽しめる
- 770gと軽く収納もコンパクトなチェア
- 御座敷スタイルの中ではトップクラスに座り心地が良いチェア
- 地面への沈み込みもなくノーストレス
メイフライチェアは人気のチェアなだけあって、魅力的なポイントもたくさんあるため、おすすめしたいメリットや座り心地などをレビューします。
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェアは5色展開!
旧型のALITE(エーライト)メイフライチェアは10種類以上カラー展開がありましたが、再販されたGRAND TRUNK ALITE メイフライチェアは、現在5つのカラーから選ぶことが出来ます。
アーバンカモかブラックで悩んでブラックにした。
なでしこファンならホライズン一択!
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア サイズ
製品名 | GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア |
---|---|
使用時サイズ | 約51×55×53cm |
座面高 | 約5cm |
収納サイズ | 約29×11×11cm |
重量 | 約770g |
耐荷重 | 約110kg |
座面シート | ブラック・ストーム・デューン:210D RS ナイロン アーバンカモ・ホライズン:450Dポリエステル |
フレーム | 7000系アルミニウム |
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェアは、一般的なローチェアよりも更に座高の低い座面高5cmと、地べたとほぼ変わらない高さで背もたれを使えるあぐらチェアです。
お座敷スタイルでも使えるあぐらチェア!
LOGOSのあぐらチェア(3.5kg)なんかと比べると1/5以下の重量!
メイフライチェアの本体重量も770gと、1kgを切る超軽いチェアとなっているため、荷物に制限のあるバックパックキャンプやツーリングキャンプへも気軽に持って行きたくなるサイズ感です。
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア 開封レビュー
自分へのプレゼントとしてメイフライチェアが届いたので、せっかくなのでGRAND TRUNK ALITE メイフライチェアの開封レビューからはじめます。
メイフライチェアは超軽い!
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェアの総重量は770gです。
届いた段ボールを持った時から軽さを感じてましたが、実際に持ってみた時もチェアが入っているのかと思うほど軽かったです!
確かにめっちゃ軽い!
収納時のサイズ感としましては、2Lのペットボトルよりも一回り小さいくらいのサイズ(メイフライチェア収納サイズ:約29×11×11cm)にも関わらず、重さは2Lペットボトルの半分以下(770g)と、どこにでも持って行きたくなるサイズ感です。
バッグの隙間にもメイフライチェアを押し込める!
メイフライチェアが風で飛ばされないよう注意!
メイフライチェアは770gと軽すぎるチェアのため、風が吹くと完全に飛ばされてしまいます。
設営時ですら冬の北風に負けて飛んで行きましたし、座ってない時に焚き火にダイブしてしまったらせっかくの高級チェアが一瞬でパーになってしまいます。
トイレの時など席を立つ時は、重しを乗せたり、不安ならチェアアンカーなどで対策が必要!
風には飛ばされなかったのですが、飛んできた火の粉によっていつの間にか穴が空いてしまったので、焚き火をする時はチェアカバーをするなどの対策をした方が安心して使えます。
メイフライチェア 組み立て方
メイフライチェアは座面と脚のパーツが二つ収納ポーチの中に入ってます。
脚のポールはショックコードで繋がれているため、バラバラになることもありませんが、前脚部分は分離しているため、忘れないよう、なくさないようにして下さい。
前脚がなくなったら只のモナークチェア・・。
- STEP1ポールを組み立てる
ポールは内部に通されたゴム紐(ショックコード)で繋がれているため、間違えずにいとも簡単にベースは組み上がります。
- STEP2前脚をセット
前脚は穴の部分がくるくる回るため、穴の大きい部分をポールフレームに差し込みます。
前脚部分は黄色に色付けされているため、迷わずに組み立てができます。
両側前脚フレームを取り付ければベースのフレームが完成します。
- STEP3ポールをシートにセット
フレームと座面シートのセットは、グレーのポールはグレーのフレームポケットへセットします。
むすめ。背もたれ側(グレー)から先にセット!
黄色のポールは黄色のフレームポケットへセットと色分けされているため、簡単に迷うことなく組み立てることができます。
座面シートが新品のため、少しだけ力が入りますが、子どもの力でも組み立てることができます。
- STEP4完成
全部のポールを座面に取り付けたら完成です。
簡易的な説明書が収納袋に記載されていますが、特に難しくもなく色分けもされているため、直感的に組み立てることが出来ます。
ポールと穴を通す色分けは、ALITEからの伝統!
メイフライチェア 収納とたたみ方
メイフライチェアの収納ポーチは大きめに作られているため、雑にたたんでも収納することが出来ますが、綺麗にたたむことで、更にコンパクトにまとめることが出来ます。
- STEP1ポールを折りたたむ
座面シートからポールを外し、ポールの中央を持ちながら折りたたんでいきます。
全部のポールを外して折りたたむことで、コンパクトにまとまります。
- STEP2座面シートのたたみ方
メイフライチェアの座面シートはほぼ正方形のため、雑に折りたたんでも収納ポーチに入りますが、綺麗にたたむことで更にコンパクトにまとまります。
座面シートは下から2/3ほど、上に向けて折りたたみます。
座面シートの両サイドを中央側に折りたたみ、長方形の形にします。
- STEP3座面シートの上にポールを置き巻きつける
折りたたんだ座面シートの上に、ポールを置いて巻きつけます。
ポールと一緒に座面シートをクルクルと巻きつけるだけで、メイフライチェアが綺麗に小さくまとまります。
- STEP4収納ポーチになおして完成
折りたたんだメイフライチェアを収納ポーチになおすことで、コンパクトにまとめることが出来ます。
メイフライチェアは旧型モナークチェアとの互換性は無い!
同じALITE(エーライト)同士であれば、旧型ALITE モナークチェアの座面フレームをGRAND TRUNKのメイフライチェアに取り付けることができるのかなと思い試してみました。
旧型のALITE モナークチェアは座面の大きさがひと回り以上メイフライチェアよりも小さかったため、新旧の互換性はありませんでした。
座面幅が広がり更にゆったり座れるようになったとも言える。
一応セットしてみようと思いましたが、シートポケットがポールまで届かなかったため、取り付けることは出来ませんでした。
ブラックは思ったよりポップなカラー!
カラーはアーバンカモにするか、ブラックにするか悩みましたが、普段使っているオレゴニアンキャンパー 防水グランドシートのカラーがカモ柄のため、カモ柄にカモ柄はさすがにうるさいなと感じ、ブラックを選びました。
マルチカムとアーバンカモの相性も悪そうだったし・・。
デューンならサイトにも合いそうかなと感じましたが、すぐに汚してしまう自信があったため、無難にブラックのメイフライチェアを選ぶことにしました。
オールブラックと言うわけではなく、メイフライチェアのフチが水色のため、そしてメッシュ部分が見た目以上に明るい色だったため、他のギアと合わせると思った以上にポップな感じになります。
かっこいいより可愛い系!
メイフライチェアを一ヶ月使った感想として、どうしてもフチの水色が気に食わなかったため、染めQを使ってフチの水色を黒に染めちゃいました!
満足度の高いメイフライチェアにカスタム!
水色よりも黒の方がしまって見える!
レビュー:GRAND TRUNK ALITE メイフライチェアの座り心地は?
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェアを使ってみて感じた、座り心地や注意点などをまとめてレビューします。
レビュー①:お尻が地面ギリギリってか着く!
まだ一泊目のため、そこまで生地が伸びるとかもありませんでしたが、お尻と地面までの隙間は指2本分くらいとかなりギリギリです。
耐荷重はスペック上は110kgまでですが、芝生サイトや凹凸のある場所で座ると、お尻がくっつくような違和感を感じます。
アスファルトの上など平な場所で座ってギリギリ!
一ヶ月間キャンプでメイフライチェアを使いましたが、5回目くらいのキャンプから生地が伸びはじめ、座り方にもよりますが、完全にチェアの底が地面に着いてしまいお尻が痛くなります。
チェアシートの底が汚れるし、擦れて破れてしまう恐れもあるため、メイフライチェアの下にクローズドセルマットを敷いて座ることにしました。
レビュー②:前脚はやっぱり必要だし座り心地も良い!
普段使っていた超ローチェアがALITE(エーライト)モナークチェアだったため、前脚はないものとして使っていましたし、前脚が欲しい時はクローズドセルマットを前脚代わりに敷いて使ってました。
Zライトソルのクッション性が高いおかげで疲れることもなく、特に気になることもなく座っていましたが、メイフライチェアと比べるとやっぱり座り心地は全然違いました。
初めから前脚があるのはやっぱり快適!
メイフライチェアは前脚が初めからあることで、包み込まれるように座れるし、マットがズレた時にいちいち直す必要性もないため、更に楽に座れることが分かりました。
モナークチェアもいいけど、やっぱり前脚は必要!
足を伸ばして思いっきりくつろいでも良いし、あぐらチェアとして作業も出来ますし、座り心地は数ある超ローチェアの中でもメイフライチェアはトップクラスに高いです。
レビュー③:メイフライチェアはロッキングも楽しめる!
メイフライチェアは、モナークチェアみたいにロッキングを楽しむことが出来ます。
前脚部分を外せばモナークチェアへと変身しますし、前脚をつけたままでも体重を後ろに掛ければロッキングすることが出来ます。
ロッキングをしなくても、ただ座ってるだけでも十分リラックスはできますが、気分転換にロッキングしながらスマホをポチポチしてくつろぐことなんかも出来ます。
ついユラユラしてみたくなるメイフライチェアは、普通のチェアではまず味わえない魅力があります。
座ってゆらゆらするのも楽しい!
レビュー④:地面への沈み込みがないためノーストレス!
マンティスチェアをはじめ、ヘリノックスのチェアワンなどは、砂地や土の上で使用すると、足が地面に突き刺さり、沈み込んでしまう大きなデメリットがあります。
結構沈み込むのがストレスでこのタイプのチェアがあまり好きでない。
メイフライチェアは、沈み込みを抑えてくれる平行フレームのため安定性も高く、ロッキング部分もボール状となっているため、沈み込まずストレスなく座ることが出来ます。
ヘリノックス系は沈み込むだけでイライラする。
ヘリノックスはロッキングフットがオプションであるだけまだマシ!
レビュー⑤:メイフライチェアはロースタイルキャンプに最適!
メイフライチェアは座面が地面ギリギリの超ローチェアのため、フィールドホッパーなどのソロキャンプ用ローテーブルとの相性も抜群に高いです。
ソロキャンプで使うサイズ感のテーブルや、普段からロースタイルのキャンプを楽しむキャンパーさんであれば、メイフライチェアは焚き火などの作業もしやすいし、まったりと座れる最高のチェアです。
キャノピー付きテントでも頭が当たらずに座れる!
メイフライチェアの類似チェア
GRAND TRUNKより復活したALITE メイフライチェアですが、転売価格よりかは安くなったとは言え、当時と比べるとだいぶ値上がりしてしまっています。
溜まりに溜まっていたTポイントを消化して買えた!
さすがに5桁のチェアを買うのも気が引ける場合は、メイフライチェアによく似た類似品が色々なメーカーから販売されています。
本家と比べても1/3くらいの価格で買うことが出来る、類似メイフライチェアもあるため、いくつか気になったチェアを紹介します。
類似品①:OUTBEAR【あぐらで使える】グランドチェア
製品名 | GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア | OUTBEAR グランドチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 約51×55×53cm | 約58×57×52cm |
収納サイズ | 約29×11×11cm | 約40×14cm |
総重量 | 約770g | 約850g |
耐荷重 | 約110kg | 約120kg |
本家メイフライチェアとそっくりな類似チェア「OUTBEAR」のグランドチェアです。
メイフライチェアと比較すると、収納サイズが若干大きいだけで、使用時サイズはほぼ一緒となり、同じようにロッキングを楽しめるよう後脚にロッキングジョイントが付いてます。
また、OUTBEARのチェアには、左側に小物ポケットも付いており、スマホなどを収納することができ、更に組み立てが簡単になるよう、フレームポケット部分に指かけロープが付いてます。
ほぼ変わらない使い勝手で、本家メイフライチェアよりも安く購入できるため、ブランドにこだわりがないキャンパーさんにおすすめのチェアです。
2脚目を買うならこれでいいかな。
類似品②:RiveRock グランドチェア
製品名 | GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア | RiveRock グランドチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 約51×55×53cm | 約63×57×55cm |
収納サイズ | 約29×11×11cm | 約40×10×16cm |
総重量 | 約770g | 約820g |
耐荷重 | 約110kg | 約120kg |
RiveRockのグランドチェアもメイフライチェアとほぼ同じ作りをした類似チェアとなります。
ロッキング機能の記載がなかったため、メイフライチェアやOUTBEARのチェアのようにユラユラと楽しむことは出来ないのかも知れませんが、後ろ脚の作りを見る限り出来そうな気もします。
レビューを見る限りはロッキングできそう。
キャンプサイトにマッチする落ち着いた4色のカラー展開となっているため、テントやタープのカラーに合わせてコーディネートすることもできます。
類似品③:KYPLAZA ローチェア
製品名 | GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア | KYPLAZA ローチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 約51×55×53cm | 約63×57×55cm |
収納サイズ | 約29×11×11cm | 約40×10×16cm |
総重量 | 約770g | 約820g |
耐荷重 | 約110kg | 約120kg |
志麻リンのアイボリー柄のメイフライチェアや、なでしこのメイフライチェアに似せたチェアが、KYPLAZAのローチェアです。
そういう意味でのKY!?
本家メイフライチェアほどではありませんが、近いカラーリングのため、カラフルにキャンプを楽しみたいキャンパーさんにおすすめな類似チェアです。
GRAND TRUNK ALITE メイフライチェア レビュー まとめ
今回はGRAND TRUNK ALITE メイフライチェアをレビューしました。
ゆるキャン△ファンのキャンパーさん、ALITE(エーライト)を待っていたキャンパーさん、普段から軽量化を求めているソロキャンパーさんにこそおすすめしたいのがメイフライチェアです。
そこまで軽さを求めるならチェアを持って行かなければはと思うかも知れませんが、やっぱりキャンプでは座ってる時間が一番長いので、背もたれや座り心地は大切です。
腰痛くなるし・・
メイフライチェアの座り心地はとっても快適なため、普段からロースタイルのキャンプを楽しんでいるキャンパーさんにとって、GRAND TRUNK ALITE メイフライチェアは第一候補となるチェアです。
「Alite by GRAND TRUNK」として再販が決まったことが、アウトドア好きにとっては2022年のビッグNEWSです。
既に持っていた旧型ALITE(エーライト)モナークチェアの加水分解が始まっていたため、替えのチェアを探そうか考えていましたが、メイフライチェアのおかげで次のチェア選びは悩まずに済みます。
メイフライチェアの復刻に感謝!
やっとチェア沼から卒業!?
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