パスファインダーは「カンティーン クッキンングセット」をはじめ、かっこいいミリタリー感が強い無骨なカンティーンが計4種類販売されています。
「1900mlボトル」のみ、カンティーン単品での販売で、他はクッカーやカップがセットになってます。
カンティーンのみの販売をして欲しい。
この記事では、パスファインダーのカンティーンを中心に、全4種類のモデルを比較しながらレビューをまとめていきます。
レビュー:パスファインダー カンティーンのデメリット
- 重たい
- 保温性能がゼロ
パスファインダー カンティーンは無骨でかっこいい水筒ですが、ステンレス製のため重たいし、焚き火に突っ込むことが出来るようにシングルウォールの水筒なため、保温性能は皆無です。
まずは、パスファインダー カンティーンのデメリットからレビューします。
デメリット①:重たい!
製品名 | ステンレス カンティーン | チタン カンティーン | 950MLボトル | 1900MLボトル |
---|---|---|---|---|
総重量 | 約840g | 約355g | 約410g | 約325g |
重量 | 約320g | 約160g | 約240g | 約325g |
パスファインダー カンティーン クッキングセットはクッカーが一個しかないのに総重量が840gもあるため、自分でアルミクッカーをスタッキングして持っていった方が重量は軽くなるし、色々なクッカーを使うことが出来ます。
カンティーンだけでもスレンレスは重たいため、軽量化を求めるならやっぱりチタンの軽さ(約160g)は魅力的に感じます。
チタンは軽いけど、お値段が高い。
デメリット②:保温性能が皆無!
パスファインダー カンティーンは、焚き火に突っ込んで使うことが出来るようにシングルウォールの水筒となっています。
そのため、普通の保冷保温が出来る水筒のような真空断熱二重構造などは備わっていないので保温効果は全くありません。
普通の水筒と同じようにパスファインダー カンティーンに氷を入れて持っていくと、結露で周りのギアなどがビシャビシャに濡れてしまうため注意が必要です!
レビュー:パスファインダー カンティーンの魅力
パスファインダー カンティーンは、とにかく無骨でかっこいいのが魅力で、焚き火や直火に突っ込むことができるのが大きな特徴であり一番の魅力です。
水筒を焚き火に突っ込めるのが非現実的でかっこいい!
- かっこいい水筒
- 焚き火につっこめる
- めっちゃ頑丈
- 使いやすい容量
- 広口ボトル
- 湯たんぽとしても使える
強い水筒
パスファインダー カンティーンを使ってみて感じた魅力をレビューします!
魅力①:とにかくかっこいい水筒!
パスファインダーのカンティーンはミリタリー感溢れるデザインとなっていて、普通の水筒では味わうことのできないとにかくかっこいいカンティーンです。
ミリタリー感が強くてかっこいい!
所有欲を満たされる水筒!
パスファインダー カンティーン クッキングセットのカンティーンは、昔ながらの軍用水筒をステンレス素材やチタンに変更し、タフでかっこいいデザインへとカスタムされてます。
950mlボトルや1900mlボトルも細長くシンプルなデザインのため、持ち運びがしやすくかっこいいため、結局クッカーを使わなくなるので950mlのボトルでも良かったかなと思ってます。
カンティーンを目当てに購入するキャンパーさんも多く、パスファインダーのカンティーンはソロキャンパーさんに人気が高い水筒です。
ソロキャン芸人ヒロシも使ってる!
魅力②:焚き火に突っ込んでお湯を沸かせる!
パスファインダー カンティーンは、シングルウォールのステンレス製(チタン製)のため、カンティーンをそのまま焚き火(直火)に突っ込むことができます。
パスファインダー カンティーンの一番の魅力!!
普段水筒を焚き火に放り込むことなんかありませんが、パスファインダー カンティーンであれば、お水を入れて焚き火の中へ放置しておけば、焚き火を楽しみながらお湯を沸かせます!
非日常感がキャンプって感じ!
さすがにケトルの利便性には敵いませんが、十分にケトルの代用アイテムとしてパスファインダーのカンティーンは役立ってくれます!
フタはプラスチック製のため、火にかけたら溶けるため、必ずフタを外してから火にかけましょう!
パスファインダー カンティーンは吊るして使うこともできる!
出典:パスファインダースクールジャパン
ボトルハンガーを使うことにより、トライポットなどに吊るしてパスファインダー カンティーンを温めることが出来ます。
そのまま焚き火にカンティーンを突っ込んでもかっこいいですが、ボトルハンガーを使うことでブッシュクラフト気分を更に味わうことが出来ます!
セリアにボトルハンガーが売ってる!
パスファインダー純正もあるよ!
魅力③:めっちゃ頑丈!
パスファインダー カンティーンはステンレス製やチタン製のためサビの心配がありませんし、とても頑丈な作りになっています。
さすがに落としてしまうと傷や凹みはついてしまいますが、普通に使っていれば壊れることなくガンガン焚べても耐えることが出来る耐久性があります。
焚き火に遠慮なく突っ込める!
魅力④:ソロキャンプにも使いやすい十分な容量!
製品名 | ステンレス カンティーン | チタン カンティーン | 950mlボトル | 1900mlボトル |
---|---|---|---|---|
容量 | 1150ml | 1100ml | 950ml | 1900ml |
パスファインダー カンティーン クッキングセットや950mlボトルは、ソロキャンプで食事やコーヒーを嗜むのには十分な容量となっており、1900mlは複数人でのキャンプで使用するのにちょうどいいサイズ感です。
一日に必要な水の量は約2L!
1900mlボトルは一日の水を賄える!
キャンプ場であれば足りなければお水を汲みに行けばいいので、ソロキャンプであれば1Lあれば十分に事足ります。
ただでさえ重いステンレスボトルですし、飲み物はクーラーにも入ってるため、ソロキャンプであれば1900mlボトルはさすがに必要ないかなと感じました。
魅力⑤:使いやすい広口ボトル!
パスファインダー カンティーン クッキングセットの注ぎ口は約5cmと大きめのため、とっても使いやすくメンテナンスも簡単です。
普通の水筒も広口ボトルが使いやすい!
パッキン付きの蓋で漏れの心配もなし!
ステンレス カンティーン・950mlボトル・1900mlの蓋は共通のサイズとなっています。
蓋にはパッキンがついてるため、カンティーンからお水が漏れる心配なく使うことが出来ますが、氷を入れると結露を起こしてしまうため、注意が必要です!
チタンカンティーンは蓋もチタン製!
蓋を失くしたり、溶かしてしまった場合は、プラスチックの蓋は単品で買えます。
魅力⑥:冬はカンティーンを湯たんぽとして使える!
パスファインダー カンティーンでお湯を沸かして、保温カバーを巻けば湯たんぽとしても利用することが出来ます。
焚き火で湯沸かしをした場合はカンティーンが煤だらけになってしまうため、汚れてもOKなタオルや保温カバーを巻いて使うのがおすすめです!
寒い冬でも湯たんぽでポカポカ!
パスファインダーから販売されてるカンティーンは全4種
パスファインダーから販売されている、全4種類のカンティーンをレビューします。
パスファインダー カンティーン クッキングセット
セット内容 | カンティーン | カップ | リッド | ボトルストーブ | 収納バッグ |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | W13×D7.5×H20.5cm | W13.5×D9×H11cm | W14×D9×H0.8cm | W13×D8×H8cm | W18×D7.5×H15cm |
重量 | 320g | 240g | 60g | 120g | 100g |
容量 | 1150ml | 740ml | ー | ー | ー |
パスファインダー カンティーン クッキングセットは、カンティーン・カップ・リッド・ボトルストーブを全て収納バッグにスタッキングして持ち運べるパスファインダーの一番人気商品です。
水が必要であればカンティーンで汲み、ストーブで火を焚きカップで煮沸することが出来るため、サバイバルの中でもカンティーン クッキングセットがあれば生きていけるよう工夫と実用性を兼ねたセットになってます。
重くても持っていきたいかっこよさがある!
もしもの時にも役立つセット!
パスファインダー チタン カンティーン クッキングセット
セット内容 | カンティーン | カップ | ボウル | 蓋(リッド) |
---|---|---|---|---|
サイズ | 12.5×8×H19cm | 14×8×H9.5cm | 14×8.5×5cm | 14×8×0.6cm |
重量 | 約160g | 約100g | 約75g | 約35g |
容量 | 1100ml | 750ml | 400ml | ー |
ステンレス製のパスファインダー カンティーン クッキングセットはさすがに重たいなと考えているキャンパーさんは、チタン製のカンティーン クッキングセットに変更することで半分以下に軽くすることが出来ます。
迷彩柄のショルダーバッグになるかっこいい収納バッグが付属し、バッグの中に全てのセットをスタッキングして持ち運ぶことが出来ます。
軽量化を求めるならチタン!
ステンレスのセットより1個クッカーが多い!
チタン製はストーブの代わりにカップがついており、2個のカップとカンティーンがセットになっているため、同時調理も出来るし、取り皿として使うことも出来ます。
ステンレスと比べるとデザインもかなり変更されてますが、軽量化を求めるならチタン カンティーン クッキングセット一択となります。
【カンティーン クッキングセット】ステンレス・チタンの比較レビュー
ステンレス製のカンティーン クッキングセットと、チタン製のカンティーン クッキングセットは何が異なるのか比較しながらレビューします。
比較レビュー①:重量を比較
製品名 | ステンレス カンティーンクッキングセット | チタン カンティーン クッキングセット |
---|---|---|
総重量 | 840g | 355g |
重量を比較すると、チタンはステンレスの半分以下と圧倒的な魅力があります。
ソロキャンプのクッカーセットに840gはやっぱり重たいし、持ち運びを考えたら355gのチタンの方が荷物をちょっとでも減らしたいソロキャンプには有利です。
間をとってアルミ製を作って欲しい
アルミだと耐久性が弱い!?
カンティーンだけを持って行くにしてもステンレスは320g、チタンは160gと半分の重さしかないため、値段を考えなければ軽さはとっても魅力的です!
比較レビュー②:機能性を比較
どちらのカンティーンもシングルウォールのため水筒としての保温性能は皆無ですが、ステンレスとチタンのクッカーとしての機能性を比べてみます。
ステンレスやチタンはサビにくいし耐久性は高いのですが、クッカーとしての性質は真逆な素材です。
ステンレスは熱電動率が低いため温めるのに時間は掛かりますが、その分冷めにくく、逆にチタンは早く温めることが出来るけど、その分冷めるのも早いです。
キャンプで使うクッカーは圧倒的にアルミが使いやすいので、ステンレスやチタンは正直どっちも使いにくいし、別にどっちでもいいかなと感じました。
やっぱりアルミが最強?
クッカーだけでもアルミ製に変更して欲しかった。
比較レビュー③:セット内容を比較
製品名 | ステンレス カンティーン クッキングセット | チタン カンティーン クッキングセット |
---|---|---|
セット内容 | カンティーン:1150ml ハンドル付きカップ:740ml 水切り付きリッド ボウルストーブ 収納バッグ | カンティーン:1100ml ハンドル付きカップ:750ml ハンドル付きボウル:400ml 水切り付きリッド 収納ショルダーバッグ |
セット内容を比較すると、ステンレス製はボウルストーブが、チタンはハンドル付きボウル(400ml)に変更されてます。
クッカーは複数あった方が便利!
素材が違うだけでなくデザインもだいぶ違っており、ハンドル形状なども全く異なってますし、収納バッグも違います。
似てるようでだいぶ違う。
スタッキングしてまとめて持っていけるのは一緒ですが、全く使い勝手も異なる別物のカンティーン クッキングセットです!
結論:似て異なるクッカー
パスファインダー カンティーン クッキングセットのステンレスVer.とチタンVer.を比較レビューしてみまたしたが、だいぶ形状も異なり、使い道も変わってくるため、同じようで違う似て異なるクッカーだと感じました。
調理はスレンレスもチタンもやりづらいし。
個人的な希望としては、カンティーンをステンレス製のままで、ストーブは要らないからクッカーを2個にして素材をアルミに変更してくれたら使いやすいカンティーン クッキングセットになるのにと思いました。
クッカーは気軽に使えるアルミ製が好き!
自分がプロデュースするなら、素材から見直す!
パスファインダー 950MLボトル&カップセット
セット内容 | カンティーン | カップ | 蓋(リッド) |
---|---|---|---|
サイズ | φ9×H20cm | φ10×H12cm | φ10×0.6cm |
重量 | 約240g | 約170g | 約70g |
容量 | 950ml | 740ml | ー |
パスファインダー 950MLボトル&カップセットは、縦長のスッキリとしてデザインでありながら、ステンレスの存在感をしっかりと醸し出し、ミリタリーな感じをしっかりと残したカンティーンです。
出典:パスファインダースクールジャパン
コップ型のカップもそのまま焚き火に吊るせるようにボトルハンガーを差し込む穴が付いており、ボトルの中にカンティーンがスタッキングできるようにサイジングされています。
円柱型はやっぱり慣れてるから使いやすい!
カンティーン クッキングセットにするか950MLボトルにするか最後まで悩んだ。
最終的には定番人気を信じてカンティーン クッキングセットを選びましたが、結果的にはクッカーがずっとお留守番をしているため、950MLボトル&カップセットを選べばよかったなと思ってます。
クッカーの方は全然使ってるの見たことないし。
1900MLボトル
製品名 | 1900MLボトル |
---|---|
サイズ | φ10.5×25cm |
重量 | 約325g |
容量 | 1900ml |
パスファインダー 1900MLボトルは、パスファインダーの中で唯一カンティーン単品での販売です。
他のカンティーンも単品販売してくれたら良いのに。
パスファインダーのカンティーンの中で、一番サイズが大きく1900mlもの容量があります。
これだけサイズが大きいと、さすがにソロキャンプで使用するには大きすぎるため、複数人でキャンプする時にこと活躍しそうなカンティーンです。
ファミキャンで持っていけそうなサイズ感。
パスファインダー カンティーン 全4種 比較レビュー
製品名 | ステンレス カンティーン | チタン カンティーン | 950MLボトル | 1900MLボトル |
---|---|---|---|---|
サイズ | 13×7.5×H20.5cm | 12.5×8×H19cm | φ9×H20cm | φ10.5×25cm |
重量 | 約320g | 約160g | 約240g | 約325g |
容量 | 1,150ml | 1,100ml | 950ml | 1900ml |
パスファインダーから販売されてるカンティーンセットの中のカンティーンにだけ焦点を当てて、全4種類を比較レビューします。
比較レビュー①:カンティーンのサイズを比較
製品名 | ステンレス カンティーン | チタン カンティーン | 950MLボトル | 1900MLボトル |
---|---|---|---|---|
サイズ | 13×7.5×H20.5cm | 12.5×8×H19cm | φ9×H20cm | φ10.5×25cm |
細長タイプの950MLボトルと1900MLボトルを比較すると、直径1.5cm・高さ5cmの違いだけで1L近く容量が変わるのことに驚きました。
カンティーンの大きさが倍くらい違うと思ってた。
1900MLボトルの実物を見たことがないのですが、公式で記載されてる数値を見る限りサイズ感はほぼ一緒なので、この数値を見ると1900MLボトルを選ぶのもありかなと思いました。
ステンレス・950MLボトル・1900MLボトルのカンティーンは開口部のサイズが同じで、広口ボトルのため洗いやすく、高さも20cmほどしかないため、ボトルブラシも楽々届くサイズで底の掃除がしやすかったです。
高さがある水筒はボトルブラシが届かないことがある。
比較レビュー②:カンティーンの重量を比較
製品名 | ステンレス カンティーン | チタン カンティーン | 950MLボトル | 1900MLボトル |
---|---|---|---|---|
重量 | 約320g | 約160g | 約240g | 約325g |
パスファインダー カンティーンはナルゲンなどプラスチックボトルの水筒に比べると、やっぱり重たいです。
水筒だけを持っていく訳ではなく中にお水を入れるため、それだけでプラス1kg(1900mlボトルはプラス1.9kg)重たくなるし、やっぱり水筒は軽く持ち運びたいです。
重さだけを考えると、ナルゲンなどのプラスチックボトルとも重さが対して変わらないチタンに魅力を感じますが、お値段がその分跳ね上がるのが悩みの種です。
キャンプ帰りに空の水筒を持ち運ぶにしても、やっぱり軽い方が持ち運びは楽!
1900MLボトルの重さが対して変わらないことにビックリ!
比較レビュー③:カンティーンの容量を比較
製品名 | ステンレス カンティーン | チタンカンティーン | 950MLボトル | 1900MLボトル |
---|---|---|---|---|
容量 | 1,150ml | 1,100ml | 950ml | 1,900ml |
1900MLボトルは別格として、他のカンティーンは1L前後の容量なのでソロキャンプに使いやすいサイズです。
調理をするだけでも1Lほどの水はなんやかんや必要になりますし、直火を楽しんだ後に消火する時も1Lのお水があれば問題なく消火出来ます。
ソロキャンプに持っていくカンティーンのサイズは、1Lがちょうど使い勝手が良いサイズ感です!
500mlだと少ないし、2Lは多いし。
まとめ:カンティーンの単品販売を希望!
今回はパスファインダーのカンティーンを中心に、比較レビューをまとめました。
うちはステンレス製のパスファインダー カンティーン クッキングセットを購入しましたが、クッキングセットは使いにくいのでお留守番が多く、カンティーンのみを持っていくことが多いです。
そのため、950mlボトル&カップセットを買えば良かったと少し後悔してます。
クッカーはやっぱりアルミ製が使いやすい!
全部持っていくと重たいし。
直火で煤だらけになったカンティーンはかっこいいし、ステンレス製のため全く壊れる気配もありません。
ただ、キャンプ場にカンティーンを忘れてしまったなどで、買い替えをしなければならない時にまたセットを買わないといけないのはちょっと困ります。
そんな訳で、カンティーンを単品で購入できたら嬉しいなと、今回レビューをまとめながら改めて感じました。
購入した時はスタッキングの凄さに感動したし、他のクッカーセットでは味わえない「男心をくすぐる魅力がパスファインダーにはある!」と思ってましたが、結果的には今はカンティーンしか使ってません(笑)
カンティーンが魅力だし!
だからこそカンティーンの単品販売をすればもっと売れると思う!
パスファインダーのカンティーンを4種類比較レビューしましたが、少しでも購入の際の参考になってくれたら嬉しいです。
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