キャンプはなんやかんや座っている時間が1番長いため、チェア選びは大事です!
座面の高さが変わるだけでも座り心地は変わってきますし、ソロキャンプの場合は持ち運びのしやすさなども考えないといけないなど、チェア選び一つとっても色々と選ぶポイントがあります。
- チェアの種類
- 設営・撤収のしやすさ
- フレームの素材
- 座面の素材
- 重量
- 座り心地
- 耐荷重
- プラスαな機能
- 価格
- デザイン
アウトドアチェアは「高価≠座り心地が高い」ってわけでもありませんし、人によっても好みは変わってくるため、一概にこのチェアがおすすめとは言いづらいアイテムです。
ネットのレビューよりも、実際に座って確認するのが大事!
この記事では、ソロキャンプにおすすめしたいアウトドアチェアの選び方を中心に、選ぶ時のポイントや注意点などを初心者キャンパーさん向けに徹底レビューします。
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方①:チェアの種類
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方②:設営・収納
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方③:フレームの素材
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方④:座面の素材
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑤:重量
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑥:耐荷重
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑦:座り心地
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑧:プラスαな機能
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑨:価格
- ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑩:デザイン
- まとめ:ソロキャンプにおすすめしたいアウトドアチェア
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方①:チェアの種類
アウトドアチェアは座面の高さによって座り心地はかなり変わります。
座ったり立ったりするならハイチェアが楽ではありますが、ソロキャンプはテントの高さなど低いタイプが多いため、バランスを考えるとローチェア以下のサイズが使いやすかったりなど、キャンプスタイルによってアウトドアチェア選びのポイントも変わってきます。
スタイル | お座敷スタイル | ロースタイル | ハイスタイル |
---|---|---|---|
チェア | グランドチェア アウトドア座椅子 | グランドチェア ローチェア | ローチェア ハイチェア |
座面高 | 20cm以下 | 30cm前後 | 40cm以上 |
特徴 | 軽量タイプが多い あぐらがしやすい | 作業がしやすい 種類が多い | 立ち上がりやすい 腰に優しい |
まずはそれぞれのアウトドアチェアの特徴からレビューします。
ソロキャンプにおすすめのチェア①:ローチェア
製品名 | ヘリノックス チェアワン | ヘリノックス チェアツー |
---|---|---|
使用時サイズ | 52×50×66kg | 55×65×84cm |
座面高 | 35cm | 34cm |
収納サイズ | 10×12×35cm | 12×13×46cm |
重量 | 960g | 1235g |
耐荷重 | 145kg | 145kg |
アウトドアチェアの中で1番種類が多いのが、座面高が30cm前後のローチェアです。
ヘリノックス チェアワンをはじめとした組み立て式の軽量チェアが特に人気が高く、チェアワンやチェアツーに似たデザインのチェアが色々なメーカーからたくさん販売されてます。
軽さを求めるチェアワン!
ハイバックでゆっくりくつろぎたいならチェアツー!
- 座った時の体勢が楽
- 軽量・コンパクトなタイプが多い
- 安定感が高い
- 作業がしやすい
- 種類が多い
- 立ち上がるのがしんどい
- 腰を痛めやすい
ローチェアは焚き火や調理など作業をするにもバランスの良い高さですし、足を伸ばして深く座ることも出来るため、キャンプでは1番使い勝手の良い高さです。
タープの下で使うにもバランスの良い高さ!
ただ、作業中はどうしても前傾姿勢になるため腰痛持ちのキャンパーさんには不評だし、座ったり立ち上がったりが多くなるとめんどくさいです。
ソロキャンプにおすすめのチェア②:グランドチェア
製品名 | ヘリノックス グラウンドチェア | ロゴス グランベーシック ポータブル あぐらチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 52×50×49cm | 91×60×74cm |
座面高 | 22cm | 20cm |
収納サイズ | φ11×30cm | 20×76×14cm |
重量 | 640g | 3.4kg |
耐荷重 | 120kg | 120kg |
材質 | フレーム:アルミニウム合金 座面:ポリエステル | フレーム:スチール 座面:ポリエステル |
グランドチェア(グラウンドチェア・超ローチェア)は、座ったらお尻がギリギリ地面に付くくらい座面高が低いチェアです。
あぐらをしやすいチェアのため「あぐらチェア」とも呼ばれてます。
ジベタリアンにおすすめなチェア!
- 軽量・コンパクトなタイプが多い
- あぐらがしやすい
- ソロキャンプと相性が高い
- リラックスしやすい
- 立ち上がるのがめんどくさい
- 腰を痛めやすい
- お尻が地面に付くことも
- 作業がしにくい
ソロキャンプ向けのテントは高さがあるタイプが少ないため、前室でくつろごうとするとローチェアでさえ頭が天井にぶつかることがあります。
ソロテントは前室の高さが120〜150くらいしかない。
グランドチェアはほぼお座敷スタイルで楽しめる高さのため、ソロキャンプと特に相性が高いタイプのチェアです!
ただ、ローチェアよりも更に腰は痛めやすい。
ソロキャンプにおすすめのチェア③:ハイチェア
製品名 | MIKAN ワックスドキャンバス ローバーチェア ハイ | コールマン レイチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 60×61×77cm | 61×70×98cm |
座面高 | 40cm | 37cm |
収納サイズ | 25×15×89cm | |
重量 | 2.5kg | 3.7kg |
耐荷重 | 80kg | 80kg |
材質 | フレーム:アルミニウム 座面:コットン | フレーム:アルミニウム 座面:ポリエステル |
ハイチェアはお家のダイニングテーブルやパソコンチェアと同じくらいの高さ、座面高が約40cm以上のアウトドアチェアです。
合わせるテーブルも高さが必要とはなりますが、お家で勉強や仕事をするのと同じような感覚で座れる高さです。
- 立ち上がるのが楽
- 作業がしやすい
- お家でも使える
- 腰を痛めにくい
- 重たい
- 値段が上がる
- ソロキャンプと相性が悪い
- 収納性も悪い
高さがあるため座ったり立ったりもしやすく腰には優しいのですが、ソロキャンプだと高すぎて天井に頭が当たったり、サイトコーデとしても高すぎて少しバランスが悪くなります。
大きくなっただけ重くなるし、ソロキャンプとそこまで相性は高くない。
ソロキャンプにおすすめのチェア④:アウトドア座椅子
製品名 | クレイジークリーク HEX2.0 オリジナルチェア | キャプテンスタッグ グラシアフィールド座椅子 |
---|---|---|
使用時サイズ | 38×83cm | 40×68×39cm |
収納サイズ | 12×42cm | 11×12×40cm |
重量 | 610g | 530g |
耐荷重 | 80kg | |
材質 | 座面:70Dリップストップナイロン | フレーム:アルミニウム 座面:ポリエステル |
アウトドア座椅子は、お座敷スタイルでも背もたれが欲しいキャンパーさん向けのチェアです。
- 持ち運びが楽
- テント内で使いやすい
- お値段も手頃
- 腰を痛めやすい
- お尻も痛い
フレーム付きの普通のチェアよりも軽量タイプが多く、テント内でくつろぐためのチェアとしても活躍しますし、持ち運びもしやすいです。
地面にマットだけと直で座るよりかは楽だけど、長時間座るとお尻が痛くなる。
体が硬いキャンパーさんには向いてない。
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方②:設営・収納
アウトドアチェアの組み立てを大きく分類すると、ポールと座面をセットする組み立て式タイプのチェアと、折りたたんで開くだけのフォールディングチェアに分かれます。
- 軽量・コンパクト
- 組み立てが必要
- 安定感が低い
- 開くだけで座れるし、収納も閉じるだけ
- 重たい
- 座り心地は高い
組み立て式チェア、フォールディングチェア、それぞれの特徴から選び方のポイントをレビューします。
コンパクトにまとまる組み立て式チェア
製品名 | グランドトランク エーライト マンティスチェア |
---|---|
使用時サイズ | 62×55×65cm |
座面高 | 20cm |
収納サイズ | φ13×43cm |
重量 | 830g |
耐荷重 | 110kg |
材質 | フレーム:7000系アルミニウム 座面:210D RS ナイロン・450Dポリエステル |
組み立て式タイプのチェアは、軽量でコンパクトに収納できるチェアが多いです。
フレームをカチャカチャと開き座面シートをセットするだけと、基本チェアワンタイプの組み立て式チェアは簡単に組み立ても出来ます。
フォールディングチェアみたいに開いたらすぐに座れるまではいかないけど、そこまで苦にはならない!
チェアによっては嵌め込む場所も多くめんどくさいタイプのチェアもありますが、マンティスチェアなど、チェアワンタイプのチェアは比較的簡単に組み立てれます!
収納もコンパクトだし、持ち運びしやすいチェア!
ソロキャンプは駐車場からサイトまで歩いて以下ないといけないキャンプ場も多いため、持ち運びしやすいチェアの方が使い勝手は高いです!
すぐに使えるフォールディングチェア
製品名 | コールマン コンパクト フォールディングチェア |
---|---|
使用時サイズ | 54×55×61cm |
座面高 | 28cm |
収納サイズ | 54×56.5×8.5cm |
重量 | 2.1kg |
耐荷重 | 80kg |
材質 | フレーム:アルミニウム 座面:ポリエステル |
フォールディングチェアは「開くだけ」・「たたむだけ」と、使いたい時にすぐに使えるのが魅力ですし、座り心地が高いチェアも多いです。
組み立てすらめんどくさいと考えてるズボラキャンパーさん向け。
コールマン フォールディングチェアのように半分にたたむだけのチェアだと、収納サイズも大きくなってしまうため車持ちキャンパーさんでないと持ち運びが難しいです。
オートサイト向けのチェア!
収納サイズは大きくなるし、重たいチェアも多い。
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方③:フレームの素材
アウトドアチェアのフレームは大きく分けて、アルミニウム・スチール・木製と3つの材質があります。
素材がミックスされてるチェアもある!
材質 | アルミ チェア | スチール チェア | 木製 チェア |
---|---|---|---|
重量 | 軽量 | 重たい | 重たい |
耐久性 | 低い | 頑丈 | 傷つきやすい |
価格 | アルミ合金は少しお高め | リーズナブル | 高級 |
キャンプスタイルによって選ぶ材質も変わってくるため、それぞれの特徴をレビューします。
軽くてコンパクトなアルミ
製品名 | ヘリノックス タクティカル インクラインチェア | ヘリノックス タクティカルチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 54×55×51cm | 53×52×67cm |
座面高 | 10cm | 34cm |
収納サイズ | φ15×51cm | φ14×35cm |
重量 | 1291g | 1020g |
耐荷重 | 145kg | 145kg |
材質 | フレーム:アルミニウム合金 座面:ポリエステル | フレーム:アルミニウム合金 座面:ポリエステル |
フレームにアルミニウムが使われてるアウトドアチェアは、軽くてコンパクトなタイプが多いです。
アルミだけで作られてるチェアは加工のしやすさから比較的リーズナブルなチェアも多いのですが、強度がそこまで高くはないため耐久性は劣ります。
金属疲労でパキッと逝くこともある。
ヘリノックスのチェアなど、アルミの強度を高めた「アルミニウム合金」が使われてるチェアは、軽くて強度もしっかりしています。
お値段は上がるけど、アルミとスチールの良い所取り!
重たいけど頑丈なスチール
製品名 | DOD タキビチェア | バンドック ローチェア コンパクト |
---|---|---|
使用時サイズ | 60×50×56cm | 45×45×51cm |
座面高 | 23.5cm | 19cm |
収納サイズ | 60×80×8cm | φ13×51cm |
重量 | 3.3kg | 1.75kg |
耐荷重 | 100kg | 70kg |
材質 | フレーム:スチール 座面:帆布(コットン) | フレーム:スチール 座面:600Dポリエステル |
フレームにスチールが使われてるチェアは、頑丈で壊れにくいのが特徴です!
ただ、スチールは鉄のためサビには弱く、キャンプで雨が降った後などそのままメンテナンスをせずに放置するとすぐにサビが出てしまいます。
サビは移るし。
スチールは重たいからどちらかと言えばオートサイト向き!
おしゃれに使える木製
製品名 | WAQ フォールディングウッドチェア | ハイランダー ウッドフレームチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 55×54×68cm | 59×57×73cm |
座面高 | 31cm | 37.5cm |
収納サイズ | 55×61×8cm | 18×8×67cm |
重量 | 3.5kg | 3.7kg |
耐荷重 | 90kg | 100kg |
材質 | フレーム:ビーチウッド 座面:ポリエステル・ウレタン | フレーム:ブナ 座面:600Dポリエステル |
木の温かみがある木製のアウトドアチェアは、インスタ映えとかを重視するおしゃれキャンパーさんに人気のチェアです。
キャンプだけでなく、インテリアとしても使いやすいデザインのチェアも多いのですが、木製のチェアは傷が付きやすいし、メンテナンスも必要なため気軽に使うのは向いてません。
重たいし、めんどくさがり屋さんには不向きなチェア。
おしゃれを求めるキャンパーさん向け!
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方④:座面の素材
アウトドアチェアの座面(シート)の素材は、主にポリエステルとコットンに分かれます。
軽量化のためにポリエステル素材のアウトドアチェアの方が人気は高いのですが、焚き火ブームの昨今は難燃素材のコットン製チェアの人気も高まってます。
暑い時期は風通しの良いメッシュタイプのチェアも人気!
座面素材の違いなどから、アウトドアチェアの選び方をレビューします。
軽くて破れにくいポリエステル素材のアウトドアチェア
製品名 | コールマン ヒーリングチェア | eno Lounger SL Chair |
---|---|---|
使用時サイズ | 57×58×76cm | 76×57×69cm |
座面高 | 36cm | |
収納サイズ | 19×11×90cm | φ13×51cm |
重量 | 2.5kg | 1.6kg |
耐荷重 | 80kg | 113kg |
材質 | フレーム:スチール 座面:ポリエステル | フレーム:アルミニウム 座面:ナイロン |
ポリエステル素材のアウトドアチェアは、軽量化にも役立ってますし加工もしやすいため多くのチェアに使われてます。
ポリエステル素材のチェアはカラー展開も豊富!
破れにくいし座り心地も高いのですが、ポリエステルは火には弱いため、焚き火の近くで座ると火の粉でチェアに穴があいたり、風で吹き飛ばされて燃えてしまう恐れもあるので注意が必要です!
高級チェアが燃えたりショックも大きい!
穴を開けたくないならチェアカバー!
ポリエステル製チェアの火の弱さをカバーするために、難燃素材のチェアカバーも色々なメーカーさんから販売されてます。
冬キャンプの寒さ防止のためのチェアカバーもあったりなど、特にヘリノックスなど高級なチェアを燃やしたくないキャンパーさんは、焚き火の近くで使う時はチェアカバーがあると便利です。
火の粉にも強いコットン素材のアウトドアチェア
製品名 | クイックキャンプ 焚き火チェア | バンドック 焚き火チェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 62cm×57cm×55cm | 57×59×56cm |
座面高 | 20cm | 11cm |
収納サイズ | φ19.5×77cm | 24×12×67cm |
重量 | 3.1kg | 3.45kg |
耐荷重 | 100kg | 80kg |
材質 | フレーム:スチール 座面:難燃コットン | フレーム:スチール 座面:綿100% |
コットン素材のアウトドアチェアは、焚き火の火の粉が付着しても燃え広がりにくいタイプのチェアが多いです。
特に難燃加工が施されてるチェアであれば、焚き火のそばで作業しても安心して使うことが出来ます。
ポリエステルに比べると重たいチェアが多いのですが、焚き火中に痛い目にあったキャンパーさんは2脚目のチェアにコットン素材を選ぶ人が多いです。
決して燃えないわけではないけど、安心感は高い!
夏に涼しいメッシュ
製品名 | NEMO ムーンライト リクライニングチェア |
---|---|
使用時サイズ | 49×53×64㎝ |
座面高 | 27cm |
収納サイズ | φ10×35cm |
重量 | 830g |
耐荷重 | 136kg |
材質 | フレーム:アルミニウム 座面:ポリエステル |
ポリエステル素材のアウトドアチェアは通気性を重視するために、メッシュを取り入れたチェアも多いです。
特に暑い時期になると風通しが悪いチェアだと熱がこもってしまい余計に暑くなってしまうため、メッシュ部分が多いチェアの方が座り心地はアップします。
どの時期にキャンプすることが多いかでも選び方は変わってくる!
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑤:重量
ソロキャンプで使用するチェア選びは重量も大切です。
車で行くかバイクで行くかでも持って行くチェアは変わりますし、キャンプ場によってはソロキャンプ用サイトが駐車場から歩かないといけない所も多いです。
重たいと持ち運びが大変。
ソロキャンプなら1.5kg以内に抑えたい!
製品名 | グランドトランク エーライト モナークチェア | グランドトランク エーライト メイフライチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 9×53×50cm | 51×55×53cm |
座面高 | 20cm | 5cm |
収納サイズ | φ11×31cm | φ11×29cm |
重量 | 670g | 770g |
耐荷重 | 110kg | 110kg |
材質 | フレーム:7000系アルミニウム 座面:210D RS ナイロン・450Dポリエステル | フレーム:7000系アルミニウム 座面:210D RS ナイロン・450Dポリエステル |
アウトドアチェアを2脚・3脚と複数持つ予定もなく、とりあえず一脚でどのキャンプ場でも対応したいと考えてるキャンパーさんであれば、軽量チェアがおすすめです!
キャンプはチェアだけでなく、テントやテーブルなど他にも持っていくギアはたくさんあるため、出来れば1.5kg以下に抑えたチェアがおすすめです。
1kg以下なら更に余裕が出来る!
人気のヘリノックス チェアワンでも960gと1kgを切りますし、メイフライチェアであれば770gなど、超軽いソロキャンプ向けのアウトドアチェアも多く販売されてます。
オートサイトなら重さを気にせず使える!
製品名 | スノーピーク ローチェア30 | オガワ アウトドア ローチェア2 |
---|---|---|
使用時サイズ | 58×65×86cm | 50×61×74cm |
座面高 | 30cm | 35cm |
収納サイズ | 16×18×101cm | 13×9×91cm |
重量 | 3.6kg | 2.3kg |
耐荷重 | 100kg | |
材質 | フレーム:アルミニウム合金 座面:ポリエステル | フレーム:アルミニウム合金 座面:ポリエステル |
車を横付け出来るオートサイトでしかキャンプはしないと考えてるキャンパーさんであれば、特にアウトドアチェアの重さを気にせず選ぶことが出来ます。
オートサイトなら収納サイズも気にしなくてOK!
座り心地を重視したチェアで選んでもOKだし、インスタ映え用に木製チェアを選んだりなど、重さは考えずに気に入ったチェアが選べます。
選択肢が多くなる分、悩むけど・・。
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑥:耐荷重
だいたいのアウトドアチェアには耐荷重が記載されてます。
体重よりも低い耐荷重のチェアに座れば壊れてしまう恐れもありますし、耐荷重が低いチェアだと勢いよく座った衝撃で壊れてしまうこともあります。
耐荷重が高いからと、無茶な座り方はしないように!
最低でも耐荷重は80kg以上は必要!
ほとんどのアウトドアチェアは最低80kgは耐荷重はあります。
体が大きいキャンパーさんであれば80kgじゃ物足りないかもしれませんが、ごくごく一般的な体型のキャンパーさんであれば80kgあればとりあえず安心です。
ヘリノックスのチェアは耐荷重145kgとかなり高い!
頑丈そうに見えるスチール製チェアが実は80kgと低い場合もある!
グランドチェアなど座面が低い超ローチェアはお尻が地面につくことも!
製品名 | グランドトランク エーライト メイフライチェア |
---|---|
使用時サイズ | 51×55×53cm |
座面高 | 5cm |
収納サイズ | φ11×29cm |
重量 | 770g |
耐荷重 | 110kg |
材質 | フレーム:7000系アルミニウム 座面:210D RS ナイロン・450Dポリエステル |
エーライト メイフライチェアのように耐荷重が110kgと高いから安心と思っていざ座ると、座面高の低さによってお尻が地面についてしまうこともあります。
なんかお尻が硬いと思ったら・・。
ポリエステルもコットンも、座っていくうちに生地が伸びてくるため、座面高が低いチェアの場合は座った時の沈み具合も確認しておくことも大事です!
芝生サイトだとお尻がチクチクする。
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑦:座り心地
アウトドアチェア選びにおいて座り心地は大切です!
ただ、座り心地の感じ方は人によって異なる。
いくら気に入ったデザインでも座り心地が悪ければ疲れるだけだし、キャンプは座ってる時間が1番長いため、座り心地は妥協することなく試座するのが大事です!
アウトドアショップで実際に座って確認するのが確実!
気になるチェアが見つかったら、購入する前にアウトドアショップに行って実際に座っておくのが大切です!
高いから良いチェアとも限らないし、張り具合とかでも座り心地は変わってくる!
人によって座り心地の感じ方は変わってくるため、ネットのレビューだけを頼りに選ぶよりかは実際に座ってみた方が失敗は少ないです!
洋服もやっぱり試着が大事だし!
近所にアウトドアショップがないと試座するにも厳しいのですが、チェアはやっぱり実際に座ってみてから選びたいギアです。
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑧:プラスαな機能
アウトドアチェアの中には、リクライニング機能が付いてたりチェアが回転したりなど、より快適に座れるためのプラスアルファな機能が付いたチェアも多く販売されてます。
リクライニング
製品名 | AS2OV リクライニング ローバーチェア |
---|---|
使用時サイズ | 幅64×奥行65〜90×高さ44〜70cm |
座面高 | 30cm |
収納サイズ | 幅64×奥行15×高さ72cm |
重量 | 3kg |
耐荷重 | 80kg |
材質 | フレーム:アルミニウム 座面:210Dナイロン |
リクライニング機能がついたチェアであればお昼寝にも使えますし、自分の好きな角度で座れるため腰にも優しいです。
AS2OV リクライニング ローバーチェアは、4段階にリクライニングを変更することが出来ますし、デザインも革新的なため、キャンパーに人気の高いチェアです。
星とか花火を見たいキャンパーさん向け!?
製品名 | コールマン インフィニティチェア |
---|---|
使用時サイズ | 92×69×高さ110cm(リクライニング最大時:166×69×76cm) |
座面高 | 46cm |
収納サイズ | 69×15×高さ90cm |
重量 | 8.8kg |
耐荷重 | 100kg |
材質 | フレーム:スチール 座面:210Dナイロン |
ハイバックの更に大きなリクライニングチェアであれば更に楽に寝ることも出来ますが、さすがにソロキャンプで使うには大きすぎます(笑)
ロッキング
製品名 | バリスティクス ロッキング ローバーチェア | ロゴス ゆらゆらハンモックチェア |
---|---|---|
使用時サイズ | 幅56×奥行73×高さ79cm | 幅90×奥行68×高さ117cm |
座面高 | 36cm | 43cm |
収納サイズ | 幅56×奥行14×高さ90cm | 幅92×奥行26×高さ20cm |
重量 | 3.65kg | 5.2kg |
耐荷重 | 130kg | |
材質 | フレーム:アルミ 座面:ポリ帆布 | フレーム:スチール 座面:ポリエステル |
脚にロッキング機能がついたチェアや、ハンモックタイプの揺れるチェアであれば、リクライニング機能がなくもて自分の好きな角度でくつろぐことが出来ます。
リラックス性能が高いチェア!
ロッキングタイプのチェアであれば作業する時に前にも倒せるため、腰を痛めずに作業がしやすかったですし、座り心地も格段にアップしました。
製品名 | ヘリノックス ロッキングフット ONE | ヘリノックス ロッキングフット TWO |
---|---|---|
全長 | 53cm | 58cm |
重量 | 400g | 430g |
対応モデル | チェアワン・チェアワン カモ・MBチェアワン・チェアワン バイタルコレクション・チェアワン メッシュ | チェアツー・チェアツーカモ・チェアワン L |
ロッキングチェアは初めから装着されてるタイプと、後付けでロッキングチェアにカスタムするタイプもあります。
ヘリノックス ロッキングフットを使えば、チェアワンやチェアツーをロッキングチェアへカスタム出来ます!
脚が地面に沈むデメリットがロッキングフットのおかげでなくなる!
座り心地もアップ!
プラスアルファな機能だけでなく、ヘリノックスのチェアのようにカスタムパーツが豊富なチェアも自分好みのチェアにしやすいためおすすめです!
回転式
製品名 | ヘリノックス タクティカル スウィベルチェア |
---|---|
使用時サイズ | 53cm×52cm×70cm |
座面高 | 39cm |
収納サイズ | 40cm×12cm×14cm |
重量 | 1360g |
耐荷重 | 120kg |
材質 | フレーム:アルミニウム合金 座面:ポリエステル |
アウトドアチェアの中には座面が回転するタイプのチェアもあります。
調理好きキャンパーさんであれば、スウィベルチェアの両サイドにテーブルを置くことによって、座ったままクルクルと回るだけで作業効率がグンっとアップします!
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑨:価格
アウトドアチェアの価格はピンキリです。
キャンプ道具を揃えるにもチェア以外に色々と費用は掛かるため、お財布と相談しながらチェアも選ぶようにしましょう!
ホームセンターに行けばリーズナブルなチェアも多く売ってる!
高級アウトドアチェアでゲーミングチェアが買える!
高いチェアだから座り心地が良くなるとは限らない!
製品名 | カーミットチェア | カーミットチェア ワイド | カーミットチェア ハイバック |
---|---|---|---|
使用時サイズ | 幅51×奥行54×高さ61cm | 幅57×奥行54×高さ61cm | 幅51×奥行54×高さ72cm |
座面高 | 30cm | 30cm | 30cm |
収納サイズ | 幅11×奥行16×高さ56cm | 幅11×奥行16×高さ56cm | 幅11×奥行16×高さ67cm |
重量 | 2.4kg | 2.6kg | 3kg |
耐荷重 | 158kg | 158kg | 158kg |
材質 | フレーム:オーク材・アルミ・スチール 座面:1,000デニールナイロン | フレーム:オーク材・アルミ・スチール 座面:1,000デニールナイロン | フレーム:オーク材・アルミ・スチール 座面:1,000デニールナイロン |
高級チェアの代表格と言えば「カーミットチェア」です。
木製の組み立て式チェアのためサイズの割にはコンパクトにまとまるし、インスタ映えを意識したキャンパーさんに人気のチェアです。
だけど、超高い!
ただ、お値段が10倍高くなったから座り心地が10倍アップする訳ではありませんし、お値段が高いチェアが座り心地が良いとも限りません。
高級≠座り心地!
リーズナブルでも座り心地が多いチェアはたくさんありますし、この辺りは自己満足の世界でもあるため、あまり値段には囚われず気に入った座り心地のチェアを選んだ方が腰をいわさずに済みます。
実際に座ってチェックしておくことが大事!
火の粉で穴があいた時のショックは価格と比例!
アウトドアチェアに座りながら焚き火をすれば火の粉で穴があくし、キャンプで使えば傷がついたり汚れたりします。
穴があいた時のショックや壊れてしまった時のショックはやっぱりお値段に比例するため、高級チェアほど扱いを慎重にしないといけないし、気も使ってしまいます。
大事に使う自信がない!
とりあえず気軽に使いたいなら、リーズナブルなチェアで気兼ねなく使った方が、ズボラキャンパーさんほどおすすめです(笑)
ソロキャンプにおすすめしたいチェアの選び方⑩:デザイン
アウトドアチェア選びで1番大事なのは結局デザインです!
キャンプは所詮趣味のお遊びだし、自分が気に入ったデザインのチェアを選べば多少座り心地が悪くても納得するもんです。
女子のファッションみたいなもん!
流行りのチェアはもちろん、キャンプなんてギアの品評会みたいなところもあるため、他人の目が気になるキャンパーさんほどデザインで選んだ方が満足感は高いです(笑)
サイトカラーをあらかじめ決めておく!
いくら気に入ったデザインのチェアがあっても、テントの色と合わなかったりサイトカラーと合わないとチェアだけ浮いたりしてしまい、逆にダサくなります。
統一感は大事!
迷ったら黒を選べば、何にでも合う!
アウトドアチェアを先に購入したのであれば、チェアのカラーに合わせたテントを選んだり、逆にテントのカラーに合わせたチェアを選ぶことでサイトの統一感ができ、一気におしゃれになります!
最後は自分が気に入ったデザインのチェアを選ぶ!
なんやかんや言いましたが、最後アウトドアチェア選びで一番大事なのはデザインです。
最初に妥協してしまうと結局買い替えとなってしまい無駄な出費が増えるだけだし、趣味なんだから気に入ったチェアを選ぶのがやっぱり一番大事です!
安物買いの銭失い。
今はインスタで気軽に他人のキャンプスタイルを覗き見出来ます。
気に入ったスタイルがあればすぐに真似出来ますし、気になったチェアがあるのであればどう使ってるのかもすぐにチェック出来るのでチェア選びの参考にもしやすい時代です。
大型のアウトドアショップも増えたから試座もしやすい!
まとめ:ソロキャンプにおすすめしたいアウトドアチェア
今回はソロキャンプにおすすめしたいアウトドアチェアの選び方をまとめてレビューしました。
色々なメーカーからたくさんのチェアが販売されてるからこそ悩んでしまいますが、その悩んでる時が実は一番キャンプの楽しい時間でもあります(笑)
ある程度キャンプに慣れてくると自分のキャンプスタイルもわかってくるし、選ぶべきチェアもわかってくるのですが、始めたばかりの頃にあれこれ悩んでた時が結局は一番楽しかったです。
なんだかんだいっぱい失敗したし。
手に入れるまでが一番ワクワク!
いきなりキャンプギアを全て揃えて泊まりのキャンプをするよりも、まずはチェアとテーブルだけを持ってお外でご飯を食べるだけでもキャンプ気分は味わえます。
そのため、実は1番最初に買うべきキャンプギアがチェアではないかとも感じますし、座ってる時間が長いからこそチェア選びは大事になってきます。
だからこそ購入前に座って確認することが大事!
キャンプをしてみないことには、どんなキャンプスタイルが自分に向いてるのかが分かりにくいですが、リーズナブルなチェアからでも問題なくキャンプは楽しめますし、まずはキャンプを始めることから楽しんでみてください!
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