うちのSOTO アミカスちゃんは、使用してから10回くらいで点火しなくなりました。
ガスを出してからライターで着火すれば点火はしますが、点火スイッチ(イグナイター)が故障してしまったため、押しても「カチッ」と音がせず、スイッチが奥深く埋まってしまう状態です。
壊れてしまったのが早かったため、SOTOに修理を依頼すれば保証期間内だし直してもらうことは出来たのですが、保証書を紛失ってか、説明書は買ってすぐに捨てました(笑)
そんなすぐに壊れるなんて思ってなかったし。
説明書を読まずに使うタイプやからちゃう!?
取扱説明書や保証書をすぐに捨ててしまう癖があるため、自分が悪いのですが、買ってすぐに故障ってこともあるため、保証書は捨てずに持っておくようにしましょう!
保証書もないし、とりあえずライターを使えば着火できるし、しばらくはイグナイターが故障したまま放置してたのですが、スライドトーチを紛失してしまったため、自分で修理することにしました。
点火スイッチがあるのに使わないのはもったいないし!
スイッチを押すだけで着火はやっぱり便利!
この記事では、SOTO アミカスのイグナイターの修理、故障した原因などをまとめてレビューします!
SOTO アミカスのイグナイターが故障した!
SOTO アミカスがまだ正常だった頃は、点火スイッチを押したら「カチッ」と音がしてちゃんと着火をすることが出来ました。
しかし、使う度に「カチッ」って音が段々と小さくなっていき火のつきも悪くなり、最終的には音もせず、バネが戻ることもなく点火スイッチの赤い部分が完全に中に埋まってしまいました。
イグナイターが故障!
まだ購入してから10回くらいしか使ってなかったのに、こんなに早くイグナイターが故障してしまうなんて思いもしませんでした。
ただ、普通に使っていただけなのに・・。
イグナイターとは
- Qイグナイターとは何?
- A
イグナイター(Igniter)は、日本語で言うと「点火装置」です。
自動車のエンジンを点火する装置のことをイグナイターと呼んでいたり、ガスバーナーや石油ストーブの着火装置のこともイグナイターと呼んでいることが多いです。
SOTO アミカスのイグナイターは耐衝撃性が高い!?
出典:SOTO
SOTO アミカスの紹介ページによると、アミカスのイグナイターは電気回路を内部に収納することで、着火性能や耐衝撃性が高いと謳っています。
- 風に強いバーナーヘッド
- 4本の五徳でクッカーが安定
- イグナイターを内部に収め耐衝撃性アップ
OD缶バーナー
そのため、本来ならこんなに早く壊れることはないはずなのですが、元々初期不良があったのかうちのアミカスのイグナイターはすぐに故障してしまいました。
100円ライターのイグナイターの方がよっぽど頑丈・・。
SOTO アミカスが点火しないならライターを使って着火!
- Qイグナイターが故障して点火しない場合はアミカスを使うことは出来ない?
- A
イグナイターが故障しても、ライターで着火すれば点火することができるため、修理しなくても使うことは出来ます!
イグナイターが故障してしまっても、ライターを使えばアミカスを着火させることは出来ます。
- STEP1軽くガスを出しておく
SOTO アミカスとOD缶をセットしたら、器具栓つまみを反時計まわりに回して軽くガスを出しておきます。
むすめ。「プシューッ」って小さな音がするくらいちょっとだけ!
- STEP2ライターで着火
ガスが出ているのを確認したら、スライドトーチなどノズルの長いライターで着火します。
- STEP3火力を調節
アミカスが着火したら、器具栓つまみを回して火力を調節します。
着火させる時は、百円ライターなどよりも、ノズルが長くなっているタイプのライターを使って着火した方が火傷の危険も少なく安全に着火することが出来ます。
うちはスライドガストーチをどこかのキャンプ場に紛失してしまったため、コンビニでスライドガストーチよりも安く買える「Fプラス スイングバーナーライター」を使ってます。
拾った人はラッキー!
盗ったらダメ!
SOTO アミカスのイグナイターを自分で修理
アミカスの保証書を捨ててしまったし、とりあえずライターで着火することはできるため、しばらくはライターでアミカスを着火して使っていました。
ただ、やっぱりスイッチを押して点火した方が絶対に楽だし、イグナイターを自分で修理することにしました!
自分で修理は保証対象外
SOTOのHPから、アミカスの説明書をダウンロードすることができるため、一読してみましたが、「不当な修理や改造による故障及び損傷」は保証対象外のため、自分で修理する場合は完全に自己責任となります。
うちみたいに既に保証書を捨ててしまったり、保証期限の1年を過ぎた場合は、自己責任で修理するのもOKですが、保証期間が残っているならSOTOに修理を依頼しましょう!
保証期間が過ぎてたり、保証対象外の場合は有償修理!
SOTOに依頼するのが確実!
イグナイターをアミカス本体から取り外す
- STEP1プラスドライバーでネジを外す
プラスドライバー1本でイグナイターは取り外すことが出来ます。
取り外したネジはとっても小さいため、紛失しないように保管しておきましょう!
- ラベルイグナイターの電極を本体のパイプから抜いて取り出す
両側のネジ2本を外し、底のボンベホルダーを引っこ抜くと、イグナイターが剥き出しになります。
イグナイターには細い針金みたいな棒(電極)がくっついてるため、本体の中のパイプから抜き取って取り外します。
基本的には精密ドライバーがあれば、ネジを外して、イグナイターを外すだけなので、簡単に取り外すことは出来ます!
イグナイターの故障箇所を確認して修理
- STEP1イグナイターの故障箇所を探す
イグナイターをアミカス本体から引っこ抜たら、故障箇所を探してみます。
イグナイターを取り出した時に出てくる細い棒が「電極」となり、点火スイッチを押すことで電極から火花が飛び出して、ガスに着火する仕組みとなっています。
おとんとりあえずスイッチを押してみて、火花が飛ぶか確認!
むすめ。火花が飛ばないならどこかが故障。
イグナイターの底に付いてる金属製の部品はクルクルと回すことで外すことが出来ました。
多分電気回路を送るためのパーツだとは思いますが、外してみたところで、特に故障の原因とかはなかったです。
イグナイターの中身を覗いてみましたが、バネが落ちてるわけでもなく、どこかの部品が欠損している感じもなかったのですが、点火スイッチを押すためのバネがかなりサビついてたため、多分イグナイターが故障した原因はバネのサビかなと思い修理することにしました。
おとん点火の仕組みはプッシュ式ライターと似たような感じ!
- STEP2イグナイターの中のバネのサビ取り
イグナイターの中のサビが故障の原因かもしれいと感じたため、KURE 5-56をバネに吹きかけてサビを落とし、グリスを塗ってしばらく放置しました。
おとん更に分解して壊してしまったら元も子もないから、とりあえず潤滑スプレーで様子見!
- STEP3電極の火花が飛ぶか確認
イグナイターに潤滑スプレーをバネに吹きかけてしばらく放置してたら、だんだんとサビが落ちてきて埋まってた点火スイッチが飛び出てきました!
むすめ。なおった?
点火スイッチを押してみると火花もちゃんと電極から飛び出ているため、一応は修理することが出来ました!
おとん結局原因はサビ!
むすめ。吹きこぼれを放置してたのが原因か。
- STEP4イグナイターをアミカス本体に取り付ける
うちのイグナイターの故障の原因はサビだったため、潤滑スプレーだけで修理することは出来ましたが、故障箇所は人によっては違うかもしれないため、バネなどの部品が欠損してたり、壊れていた場合はSOTOに修理を依頼しましょう!
再度、イグナイターを本体に取り付ける
- STEP1アミカス本体のパイプに電極を通す
イグナイターを再度アミカスに取り付ける時は、電極の棒をアミカス内部のパイプの中を通して取り付けます。
電極がバーナー部分まで到達しないと、着火しても火花がガスに届かないため、奥までしっかりと差し込みます。
- STEP2イグナイターにカバーをしてネジで留める
イグナイターの電極を奥まで差し込んだら、カバーを取り付けてネジを締めれば修理は完了です。
- STEP3点火するか確認
最後にアミカスを点火してみて、点火スイッチを押して火がつくか確認し、ちゃんと点火出来ていればイグナイターの修理は成功です!
電極が奥まで差し込まれてなかったり、ちゃんとイグナイターが取り付けられてないと着火しても点火しないため、点火しない場合はもう一度取り付けが出来てるか確認してください!
ネットで交換用イグナイターの購入も可能!
一応、ネットショッピングで「SOTO イグナイター」を探してみたところ、交換用のイグナイターが単品で販売はされています。
ただ、SOTOに有償修理を依頼するのと値段はあまり変わらないため、交換用イグナイターを買うくらいなら、SOTOに修理を依頼した方が確実に直ります!
まとめ:イグナイターは故障することもあるから保証書は捨てない
今回はSOTO アミカスのイグナイターの故障と修理をまとめました。
保証書を捨てていなければ、SOTOに送りつけて修理してもらうことも出来たのですが、一応KURE5-56でも修理することは出来たので、結果的には一安心しました。
うちのイグナイターはサビが原因でしたが、人によっては故障箇所が違う可能性もあるため、自分で修理するのが無理そうなら、SOTOに修理の依頼を出すのが一番確実です!
保証書は捨てないこと!
吹きこぼれはちゃんと掃除する!
吹きこぼれを放置すると、バーナーも錆びてしまうし、イグナイターもサビで故障してしまうこともあるため、定期的にメンテナンスや掃除をして大事に取り扱うようにしましょう!
コメント
私もイグナイターから火花が出なくなって諦めていました。でもこちらの記事を参考にしてイグナイターを外し洗剤で洗ってみたところ、見事に復活しました。確かに炊き込みご飯を炊いたときに吹きこぼれたのをそのまま放置していたのです。大変参考になりました。ありがとうございました。
エナガさん、コメントいただきありがとうございます。
無事イグナイターの着火が出来て良かったです。
頑張ってブログを続けた甲斐がありました。参考にしていただき嬉しく思います。
コメント返しありがとうございます。私も今年の1月からブログ始めましたが
なかなか時間が取れず、思うように投稿できません。少しずつでも、お互い頑張りましょう。また参考にさせていただきます。