ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージは、自然に落ちてる薪や枝を使ってすぐに焚き火を楽しめるため、キャンパーに人気が高いウッドストーブです!
一般的な焚き火台は太い薪まで着火させるために、薪を小割りにして→着火させて→空気を送りながらちょっとづつ火を育てと、段階を踏まないといけません。
焚き火調理をするにも熾火になるまで待たないといけないし、何をするにも焚き火はそれなりに結構な時間が掛かります。
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージはその辺に落ちてる薪や枝だけで簡単に焚き火が出来るし、すぐに着火してすぐに料理を始めることが出来るので、使いたい時にすぐに使える焚き火台として愛用してます。
ネイチャーストーブ ラージは使い方が簡単!
すぐに焚き火を楽しめる焚き火台!
この記事では、ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの組み立て方や着火方法などの使い方を、使用上の注意点を踏まえながら徹底的にレビューします!
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの使い方
製品名 | ユニフレーム ネイチャーストーブ | ネイチャーストーブ ラージ |
---|---|---|
使用時サイズ | 約14×14×H16cm | 約21×23.5×H25cm |
収納サイズ | 約13×13×厚さ1.5cm | 約20.5×21.5×厚さ4.5cm |
重量 | 約320g | 約1.2kg |
素材 | ステンレス鋼(メッシュ部のみ耐熱鋼) | ステンレス鋼(メッシュ部のみ耐熱鋼) |
ネイチャーストーブとは、キャンプ場などに落ちている小枝や落ち葉、薪など自然の燃料を利用して焚き火が出来るエコな焚き火台です。
今風に言うとSDGsな焚き火台!
市販の薪は既に乾燥された状態で販売されてますが、自然の燃料は湿気ってたり大きさや形もバラバラだったりします。
そんな自然の燃料を使っても簡単に焚き付けて焚き火が出来るように作られた焚き火台が、ネイチャーストーブ(ラージ)です!
ユニフレームからは手の平サイズの「ネイチャーストーブ」と、二回りほど大きくなった「ネイチャーストーブ ラージ」の二つのサイズが販売されてます。
うちはメインの焚き火台としても使いたかったのと、薪をチマチマと細かくするのがめんどくさくなると感じたため、敢えて大きいネイチャーストーブ ラージを選びました。
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの使い方をレビューするために、まずは各部の名称を確認しておいて下さい。
ネイチャーストーブ ラージの燃料は自然に落ちてる!
ネイチャーストーブ ラージは、落ちてる薪・枯葉・枝・松ぼっくりなど、自然にあるものを燃料にして焚き火を楽しむことが出来る、ウッドストーブに分類される焚き火台です。
落ちてる薪などを使って焚き火が出来るため、燃料費は無料です!
ネイチャーストーブ ラージの燃焼効率はとても良いため、わざわざ薪をバトニングする必要もないし、簡単に着火出来るので、ノコギリだけあれば焚き火を楽しめます。
焚き付けは細い枝を拾えば良いし、長い薪を切るためのノコギリがあれば十分!
サムライノコギリみたいなカーブソーがキャンプでは使いやすい!
ネイチャーストーブ ラージは炭も使える!
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージは自然に落ちてる燃料だけでなく、炭を使うことも出来ます。
燃焼効率が優れた焚き火台のため、簡単に炭に着火することが出来るし、ちょっとの炭の量で十分にBBQを楽しむことが出来ます。
ネイチャーストーブ ラージにペレットは使えるけど・・
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージは炭以外にもペレットを使っての焚き火も出来ますが、ネイチャーストーブ ラージは燃焼効率が良すぎるため、大量のペレットが必要になります。
ペレット自体のコスパは良くても、30分で1kgのペレットがなくなってしまうくらい燃え尽きるのが早いため、結果的にコスパは悪いし大量のペレットを持ち運ぶのもめんどくさいです。
何気にかさばるし、持って行くのがめんどくさい。
焚き火シートは必須!
ネイチャーストーブ ラージは火床から地面までの距離が6.5cmしかなく、火床がメッシュスタンドのため、地面へのダメージがかなり大きい焚き火台です。
ネイチャーストーブ ラージを使って焚き火を楽しむ時は、地面へのダメージを抑えるために焚き火シート(スパッタシート)を敷いてから、楽しむようにしましょう!
キャンプ場のルールを守って焚き火を楽しもう!
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの使い方:組み立て方
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージは、収納袋を除く4つのパーツがセットになったシンプルな構造のため、簡単に組み立てることが出来ます。
- STEP1メッシュスタンドの脚を開く
- STEP2側面板(3枚綴)をセット
- STEP3側面板(正面)をセット
- STEP4五徳を被せて完成
STEP1:メッシュスタンドの脚を開く
メッシュスタンドはパカッと脚を広げるだけなので簡単にセット出来ます。
STEP2:側面板(3枚綴)をセット
炉の3枚綴りの側面板にはメッシュスタンドをセットするための穴が4箇所、メッシュスタンドには差し込むための凸部分が4箇所ついてます。
メッシュスタンドの凸部分を側面板の穴に差し込むだけなので簡単に組み立てることが出来ます。
両サイド4箇所の穴にメッシュスタンドの凸部分を組み立てることで、炉が安定します。
STEP3:側面板(正面)をセット
正面の側面板(小窓付き)の両サイドには4箇所のフックがあり、3枚綴の側面板にはフックを差し込むための縦穴が4箇所付いてます。
正面側面板のフックを縦穴に片側づつ差し込むことで、組み立てることが出来ます。
STEP4:ゴトクを被せて完成
最後にゴトクを被せて、ハンドルを引き出せば組み立ては完成です。
ユニフレーム ネイチャーストーブラージは組み立て式の焚き火台ですが、組み立て方に特に難しいポイントはなく、30秒ほどで組み立てることが出来ます。
バリ取りもされているため素手で組み立てても怪我はしませんが、うちのネイチャーストーブ ラージはあまり掃除をしてないため、煤だらけで汚れてしまうので結局はグローブをつけて組み立ててます。
掃除をしなくても壊れることなく超頑丈な焚き火台ですが、あまりにも汚れすぎてしまったため、うちのネイチャーストーブ ラージは耐熱塗装を使って黒にリメイクされました(笑)
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの使い方:着火
- STEP1着火剤(新聞紙や落ち葉など)を火床に敷く
- STEP2着火剤の上に小枝や落ち葉などを入れる
- STEP3本体横の着火孔にティッシュをセット
※ティッシュをセットしなくても着火できるため、必須ではありません!
- STEP4着火
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージは火床がメッシュのため、着火させたらすぐに燃焼が始まり、薪もガンガン燃えてくれるので、着火に関しては下手な焚き火台よりも簡単に素早く着火出来ます。
STEP1:着火剤を準備
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージに使用する着火剤は、焚き付けやすいものであればなんでも良いです。
わざわざ市販の着火剤を使わなくても、その辺に落ちてる枯れ葉だけでも問題なく着火出来ますし、ティッシュペーパーや新聞紙などを使っても着火出来ます。
薪が乾燥してたらティッシュ一枚でも着火できる!
STEP2:着火剤の上に小枝や落ち葉などを入れる
着火剤の上に細い枝や落ち葉、小割りした薪など焚き付けしやすい燃料を入れることで、着火剤からすぐに火が燃え移ってくれます。
STEP3:本体横の着火孔にティッシュをセット
炉の両サイド下側には、着火孔(丸い穴)があります。
この着火孔に丸めたティッシュをセットすることで、時限装置のような感じで火が焚き火台の中にジリジリと燃え移り、着火剤に着火することで一気に燃えてくれます。
ネイチャーストーブ ラージならではの着火方法だけど、必須ではない!
STEP4:着火
ティッシュを時限装置代わりにネイチャーストーブ ラージにセットした時の着火方法は、ティッシュにライターなどで着火させるだけです。
着火することでチリチリとティッシュが燃えていき、ネイチャーストーブ ラージ本体の中に入れた着火剤(新聞紙など)に着火してくれます。
着火剤に火がついたらすぐに燃焼が始まるため、あとは薪を適当に追加するだけでガンガンと勢いよく燃えてくれます。
びっくりするくらい、簡単に着火できる!
ライターを使って直接着火させてもOK!
ティッシュを着火剤として、時限爆弾方式で着火させることもできますが、もちろん直接ライターで着火させても、すぐに着火してくれます。
なんとなく時限爆弾式がネイチャーストーブならではって感じではありますが、めんどくさい時はそのままボッて着火させます(笑)
普通の焚き火台しか知らなかったら、驚くほど着火は簡単に感じる!
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージ 着火後の使い方
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージはメッシュスタンドのおかげで、下から空気を吸い込むことで温められた空気が上昇し、煙突効果により燃焼速度が上昇することで、自然の燃料を使っても高火力を生み出し、燃焼効率が良い焚き火台となっています。
暖かい空気は上にいく原理を応用した焚き火台!
湿気ってる薪でも簡単に着火出来るくらい高火力!
ネイチャーストーブ ラージは火力がとても強いため火力調節の仕方が難しいし、メッシュスタンドに灰が溜まると火力も落ちてきたりするため、ネイチャーストーブラージを着火後の使い方や注意点をレビューします。
燃料の追加は小窓から出来る!
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの炉の正面にはMAX19×5cm(Min:19×18cm)の小窓が付いてます。
燃料の追加はこの小さな小窓から行うことも出来るし、ゴトク側から薪を追加することも出来ます。
薪を短くカットするのがめんどくさい時など長い薪を投入したくなる場合もありますが、長すぎるとゴトクに干渉したりして外れる恐れもあるため、キャンピングセカンドグリルやGRIDテーブルなどを前に置いて薪を支えて使うのもありな感じがしました。
薪を支えるとか関係なく焚き火台の前に細長いテーブルを置いておくことで、調理後のクッカーを置いておいたり、焚き火ギアを置けたりするので便利です。
風の影響を受けやすいため火力調節は難しい!
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージはメッシュスタンドから風を吸い込むことで火力が上がるため、風が強い日に使うと火柱が1mくらい上がる時があります。
タープの下で使う時などは注意が必要!
タープやキャノピーが燃えちゃう!
炉の中いっぱいに燃料を入れなくても十分に燃えてくれますが、風の影響を受けやすいため、調理をする時にどれくらいの燃料を入れたら良いのかは慣れが必要です。
とにかく燃料を入れすぎないように!
よく燃えるからちょっとづつ燃料を追加!
灰が溜まると燃焼効率が落ちる!
ネイチャーストーブ ラージは灰になるまで燃え尽きてくれるほど優秀な焚き火台ですが、それでも分類的には小型の焚き火台です。
ある程度薪を燃やせば、すぐにメッシュ部分に灰が溜まり燃焼効率が落ちてきます。
燃焼効率が落ちると、煙が出やすくなるし、炎も小さくなる!
焚き火台を2台持ちにして、灰が溜まったら薪を隣に移して灰を捨てる方法
うちはネイチャーストーブ ラージだけをキャンプに持って行くことはあまりせず、もう一台焚き火台を用いた2台持ちで焚き火を楽しんでます。
調理用にネイチャーストーブ ラージを使い、観賞用にもう一台用意したりしてる。
ネイチャーストーブ ラージだけで暖を取るのは厳しいから、2台持ちした方が暖かい!
ネイチャーストーブラージの灰が溜まってきたら薪を隣の焚き火台に移し、灰は処理してまた薪を戻すという感じで使っています。
2台持ちの時も調理でしか使わないから、そこまで灰の量は気にならない。
ネイチャーストーブ ラージを振って灰を端に寄せる方法
チェックアウトの時間までちょこっとの時間焚き火したい時などは、ネイチャーストーブ ラージだけで焚き火を済ませることもあります。
応急処置的な対策ですが、ネイチャーストーブ ラージを持ち上げて左右に振ることで灰が端っこに溜ままり真ん中のメッシュ部分が見えてくれるため、また火力が復活します。
- STEP1グローブを着ける
焚き火中のネイチャーストーブ ラージは、とても熱く火傷の恐れもあるため、必ずグローブをしてから行うようにしましょう!
- STEP2サイドの持ち手を持ち上げる
ネイチャーストーブ ラージのサイドにはハンドルが付いているため持ち上げます。
- STEP3左右に揺すって灰を落とす
ネイチャーストーブ ラージを左右に揺することで灰が両端に溜まり、メッシュが見えてきます。
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの使い方:調理
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージはゴトクがお家のガスコンロと同じような形をしているため、調理がしやすい焚き火台です。
炊飯も簡単に出来ますし、お鍋や煮込み料理も安定感あるゴトクのおかげでやりやすいです。
製品名 | キャンプ羽釜 3合炊き |
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サイズ | 約φ20.6(内径φ14.9)×15(高さ)cm |
重量 | 約1.35kg |
満水容量 | 約1.8ℓ |
材質 | 本体:アルミ鋳造 フタ・ハンドル:ステンレス鋼 ツマミ:天然木 |
ネイチャーストーブ ラージは同じユニフレームの「キャンプ羽釜 3合炊き」がシンデレラフィットし、かまどで炊いた美味しいご飯を食べることも出来ます。
さすがにソロキャンプで使うには大きすぎるし3合も食べませんが、ファミリーキャンプで使うなら一緒に使うのもありかなと感じました。
ネイチャーストーブ ラージの網はミニロースターが使いやすい!
ネイチャーストーブ ラージに使用する網は同じユニフレームの「ミニロースター」がサイズ感もぴったりで相性が高いです!
炭を使ってBBQする時にも使えるし、ミニロースターは下部のバーナーパットが炎を熱に変換してくれるため、全体的に火が通り美味しく焼くことが出来ます!
ミニロースターが超活躍してる!
ネイチャーストーブ ラージは鉄板も使える!
ネイチャーストーブ ラージは鉄板を使って調理することも出来ますが、火力が強すぎるため薪の量を減らしてから焼かないとすぐに焦げてしまいます。
鉄板調理は出来るけど、火力調節が大事!
火力調節が難しい焚き火台のため、風が強い時など火力が強い時は、薪の量を調節して火力を落としてから鉄板を使うようにしましょう!
ゴトクが置けない時はスピットを使う!
薪を短くカットするのがめんどくさくなり、長い薪を突っ込んだ場合はネイチャーストーブ ラージにゴトクを被せることが出来なくなります。
ゴトクを被せずとも調理をしたい場合は、ピコグリルなどに付属しているスピットを拝借することでゴトク代わりに使うことが出来ます。
長い薪を使ったとしても邪魔することなく置くことが出来るため、一緒に持っておくと何気に役立つアイテムです!
ピコグリル系の焚き火台に慣れるとスピットの便利さに気づく!
メッシュスタンドの下でピザやパンが焼ける!
ネイチャーストーブ ラージはメッシュスタンドのため、下にパンやピザを置いてオーブンのように焼くことが出来ます。
20cm四方の高さは6.5cmのため、あまり大きなピザなどは焼けないですが、小さいサイズのピザであればこんがりと美味しく焼くことが出来ます。
レンジで焼くよりも美味しく感じる!
ネイチャーストーブ ラージの使い方:収納
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの収納は、基本的には組み立てと逆の手順となります。
- STEP1残った灰や薪・炭を捨てる
ネイチャーストーブ ラージを使用後に残った灰や炭は、火消し壺に捨てたり、炭捨て場があるキャンプ場の場合はそちらに捨てます。
※灰や炭を捨てる場合はキャンプ場のルールに従い捨てるようにして下さい。
- STEP2パーツをバラす
組み立てとは逆の手順でパーツを全てバラします。
- STEP3付着した灰や煤汚れを落とす
炉の中は煤だらけだし、調理に使えば油も付着しているため、ウェットティッシュなどで軽く汚れを落としてから収納します。
- STEP4順番に重ねて収納
収納する順番はメッシュスタンドの上に3枚綴の側面板を置き、正面の側面板→ゴトクの順番に収納します。
- 完成収納ケースに収納する
最後はネイチャーストーブ ラージの収納ケースの中に収納すれば完成です。
ネイチャーストーブ ラージの収納ケースは破れやすい!
ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの収納ケースは余裕を持った作りとなっていますが、収納ケースがペラペラのため、嵩張ってしまうゴトクのせいで破れてしまいしました。
なかなか正方形サイズの収納ケースが100均に売っていなかったため、今はダイソーで買ったB5サイズのマチ付きのケース(ジッパーファイル)の中にネイチャーストーブ ラージを収納して持ち運んでます。
まとめ:ネイチャーストーブ ラージの使い方は簡単!
今回はユニフレーム ネイチャーストーブ ラージの使い方をまとめてレビューしました。
ネイチャーストーブだからといっても使い方に難しさがあるわけではなく、普段から焚き火台でキャンプを楽しんでるキャンパーさんであれば、迷うことなく使うことが出来ます。
あまりの簡単さに驚くはず!
火を使うため、火傷には気をつけて使わないといけませんが、ユニフレーム ネイチャーストーブの使い方は基本的には超簡単です!
人気が高いのも納得の使いやすさ!
火力が強いし、火力調節も難しいから火事や火傷には注意!
これからネイチャーストーブ ラージを検討しているキャンパーさんも、持っているけど使い方を忘れてしまったキャンパーさんも、使い方の参考にしてもらえたら嬉しいです!
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