夏キャンプは暑さ対策が必要ですが、虫対策も必要です!
前回の記事で、ダイソーやニトリのプレートを使って自作した吊り下げ式蚊取り線香ホルダーを紹介しました。
プレートに穴をあけるだけで超簡単に作ることは出来ますが、「穴をあけるための電動工具なんか持ってない!」ってキャンパーさんもいるかも知れません。
そんなわけで、工具を一切必要としない蚊取り線香ホルダーをDIYできるのか100均をぶらついてみたところ、セリアで「マグネットリリーサー(磁石付きのカナビラ)」を発見しました!
同じくセリアで買える「ステンレス食器プレート 13.5cm」に磁石がくっついたため、このステンレスプレートを灰受けとして使い、ホームセンターでスチール製の「六角ボルト」と「ナット」を購入すれば、吊り下げタイプの蚊取り線香ホルダーが完成します!
穴あけも不要だし、工具も必要としない!
製作費はたったの300円!
蚊取り線香ホルダーをDIYしなくても、セリアには蚊取り線香ホルダーが売ってはいますが、ちょっと使いにくかったです。
この記事では、セリアで買える蚊取り線香ホルダーや、磁石でくっつけるタイプの「吊り下げ式蚊取り線香ホルダー」の作り方などをまとめてレビューします!
セリアで買えるキャンプ用蚊取り線香ホルダー
キャンプで使える蚊取り線香ホルダーがないか、100均をぶらついた時にセリアで見つけた蚊取り線香ホルダーが、クリップタイプの蚊取り線香ホルダーと、差し込むタイプの蚊取り線香ホルダーです。
実際に蚊取り線香をセットして使ってみましたが、どちらのタイプの蚊取り線香ホルダーも致命的なデメリットがありました。
セリア 蚊取り線香立てクリップ
セリアで買える蚊取り線香ホルダー 1個目は「蚊取り線香立てクリップ」です。
車とテント、2種類のデザインが販売されてます。
クリップ式になっているため蚊取り線香を挟んで使うのですが、サラの蚊取り線香を使おうとするとクリップで挟んでる部分で火が消えてしまいます。
いちいち挟む位置をズラすのがめんどくさい。
折れてしまった蚊取り線香を使うのは便利ですが、普通に蚊取り線香ホルダーとして使うのはちょっと使いにくかったです。
蚊取り線香に付属してるホルダーの方がまだ使いやすい!
セリア 蚊取り線香立てピック
セリアで買える二個目の蚊取り線香ホルダーは「蚊取り線香立てピック」です。
地面にぶっ刺して使うし、蚊取り線香の中央の穴に差し込んで使うことが出来るため、クリップタイプの蚊取り線香ホルダーと違い、最後まで蚊取り線香を燃やすことが出来ます。
蚊取り線香立てピックのデメリットは灰受けがないことです。
蚊取り線香を燃やすと灰がかなり落ちるのですが、灰受けがないと地面を汚してしまうし見た目も悪くなります。
「キャンプは使う前よりも綺麗にして帰ろう!」と思っても、灰受けがないと汚してしまうため改良が必要になります。
プレートに穴あけて灰受けにすれば使えそうだけど、今回の趣旨とは反する。
工具を使わない蚊取り線香をDIYだし。
最後まで燃やせて、灰受け付きの蚊取り線香ホルダーが欲しい!
セリアで買える蚊取り線香ホルダーは、蚊取り線香が中途半端にしか使えなかったり、灰受けがないなどのデメリットがあるため、最後まで燃やせて、灰受けまで付いてる蚊取り線香ホルダーをDIYすることにしました。
電動工具などを使わずに、DIY初心者さんでも簡単に作れるように、基本セリアで買えるアイテムとホームセンターで買えるネジを使用しました。
DIYと言っても組み立てるだけ!
セリアで買える磁石を使った吊り下げ式蚊取り線香ホルダーをDIY
セリアで買える磁石を使った蚊取り線香ホルターをDIYするために必要なアイテムや、使い方などをまとめてレビューします!
セリア カナビラ・キーフックマグネット リリーサー付
蚊取り線香ホルダーのメインとなるアイテムがセリアで買える「カナビラ・キーフックマグネット リリーサー付」です。
カラビナとキーフック、マグネットリリーサー(磁石が脱着式)が一体となった便利グッズで、うちの近くのセリアではカナビラコーナーで販売されてました。
マグネットリリーサーは強力な磁石の力によって吊り下げることができ、磁石なので取り外すことも出来ます。
カラーは4色から選べる!
釣り具などで売っている本格的なマグネットリリーサーと比較しても遜色ないデザインで、しかもセリアなので100円(税込110円)で買えるため、かなりコスパの高いアイテムです!
100均だけど、磁石も超強力!
セリア ステンレス食器プレート 直径 約13.5cm
蚊取り線香ホルダーの灰受けとして使用するのが、同じくセリアで買える「ステンレス食器プレート 直径 約13.5cm」です。
ステンレスのため熱にも強く、縁がせり上がってるため灰をこぼさずキャッチしてくれます。
蚊取り線香の直径が12cmだから、プレートは最低13cm以上は必要!
セリアのプレートは13.5cmだから問題なし!
ステンレスは混ぜ込む材質によって磁石がくっつくのもあれば、くっつかないステンレスもあります。
セリアで買えるステンレスプレートは磁石がくっついたため、磁石タイプの蚊取り線香ホルダーを自作出来そうだと確信しました!
ホームセンターで買える六角ボルトとナット
蚊取り線香を挟み込むために六角ボルトとナットを使用します。
六角ナットは2個必要!
磁石でくっつけて使用するため鉄製にし、蚊取り線香を挟めるように太さが少し大きめのM12サイズを選びました。
セリアの磁石を使った吊り下げ式蚊取り線香ホルダー 組み立て方
DIYと言っても、準備したパーツを組み立てるだけのため簡単に蚊取り線香ホルダーが完成します!
- STEP1六角ボルト&ナットに蚊取り線香を取り付ける
六角ボルトにナットを一個つけて、蚊取り線香を差し込みます。
2つ目のナットを取り付け蚊取り線香を挟みこみます。
- STEP2ステンレスプレートに磁石をくっつける
セリア ステンレス食器プレートの裏側にマグネットリリーサーの磁石の片側を取り付けます。
- STEP3六角ボルトを皿の上からくっつける
磁石の力で六角ボルトとお皿がくっつきます。
むすめ。このために鉄製の六角ボルトが必要!
- STEP4マグネットリリーサーを取り付けたら蚊取り線香ホルダー 完成
最後にセリア マグネットリリーサーのカナビラ部分の磁石をボルトの上に取り付けます。
ただ組み立てただけですが、簡単に吊り下げタイプの蚊取り線香ホルダーが完成しました!
電動工具などを必要とせず磁石でくっつけるだけなので、誰でも簡単に組み立てることが出来ます!
これをDIYと言えるのか!?
Do It Yourselfだし問題ない!
セリアの磁石を使ってDIYした蚊取り線香ホルダーの使用感
- 製作費300円!
- 吊り下げて使える!
- 灰をしっかりとキャッチ!
- 地面に置いて使えない!
- 磁石がズレやすい!
セリアの磁石を使ってDIYした蚊取り線香ホルダーを実際に使ってみて感じた使用感などをまとめてレビューします。
デメリット①:地面に直接置くことが出来ない!
プレートの裏側にマグネットリリーサーのマグネットがくっついてるため、地面に直接置くと斜めになってしまいます。
このDIY方法だと基本は吊り下げて使用するため、「吊り下げ専用蚊取り線香ホルダー」です。
テーブルの上などに置いて使いたい場合は薄型のマグネットを使用!
蚊取り線香ホルダーをテーブルの上などに直接置いて使いたい場合は、薄いプレート型のマグネットを使用します。
薄型マグネットも100均で買える!
薄いプレート型のマグネットを使用することで、テーブルの上に置いて使用することが出来ました!
この使用方法だと、セリア マグネットリリーサーは使わない!
デメリット②:衝撃で磁石がズレやすい!
今回DIYした蚊取り線香ホルダーは磁石で六角をくっつけてるだけのため、ちょっと場所を移動させようとして触れてしまうと磁石がズレてしまいます。
衝撃には弱い!
対策:ボルトとナットはなるべく平行に取り付ける!
ボルトとナットを接続する時は、なるべく並行になるよう段差をなくして取り付けることによって、磁石がしっかりと真ん中にくっつきズレにくくなります。
それでも衝撃には弱いため、ぶつかったりしないよう注意してください!
メリット①:製作費税込300円!
今回DIYした蚊取り線香ホルダーの製作費は税込300円です!
前回自作した吊り下げ式蚊取り線香ホルダーの製作費が、ニトリのプレートを使った場合は659円、ダイソーのプレートを使った場合は420円のため、今回の方がちょっとだけ安くなりました。
メリット②:カナビラ付きだし、吊り下げて使える!
セリア マグネットリリーサーはカナビラ付きのため、ハンギングラックやハンドル付きのテーブルなどに吊り下げて使うことが出来ます。
蚊取り線香ホルダーを地面に直置きすると、踏んでしまったりして蚊取り線香を折ってしまうこともあるため、吊り下げておけば折れる心配はなくなります!
蚊取り線香が折れた時に、クリップ式の蚊取り線香ホルダーが役立つ!
キャンプにはカナビラが役立つ!
メリット③:プレート付きのため、灰をしっかりとキャッチ!
セリア ステンレスプレートを灰受けとして使っているため、しっかりと灰をキャッチしてくれます。
先程紹介したセリアで買える「蚊取り線香立てピック」は、灰受けがないため使用後の掃除や見た目が悪くなりますが、DIYした蚊取り線香ホルダーであれば、使用後にプレートに溜まった灰を捨てるだけのため、キャンプ場を汚さずに済みます。
おまけ:ダイソー ボルト&ナット型ネオジムマグネットは使えない!
六角ボルトの代わりにダイソーの写真売り場に売っていた「ボルト&ナット型ネオジムマグネット」が蚊取り線香ホルダーとして使えるかなと思い試してみました。
試してみたところ、ボルト&ナット型ネオジムマグネットのナットは回すことが出来なかったため、うまいこと蚊取り線香をはめることが出来ず、使い物になりませんでした。
蚊取り線香がストンと下に落ちる。
失敗した。
ホームセンターで買える「六角ボルト&ナット」は、ナットを回すだけでサイズが調整出来るし、磁石にもくっつくため、どのサイズの蚊取り線香もセットすることが出来ました!
鉄製だから磁石にくっつく!
まとめ:蚊取り線香ホルダーはセリアの磁石でDIY!
今回はセリアの磁石を使った、工具が一切必要ない蚊取り線香ホルダーの作り方をまとめました。
DIYが苦手な方や不器用な方でも、この蚊取り線香ホルダーであれば磁石でつっくけるだけなので抵抗なく作れると思います。
電動工具がなくても作れる!
セリア マグネットリリーサーは蚊取り線香ホルダー以外にも役立つ!
キャンプで使える蚊取り線香ホルダーはシンプルなものから、オシャレな蚊取り線香ホルダーまで色々と販売されています。
今回は100均アイテムを中心に安く済ませるDIYを紹介しましたが、もちろん市販の蚊取り線香ホルダーを使うのもOKです。
とにかく蚊にかまれないことが何よりも一番大事!!
しっかり防虫対策はしておこう!
蚊取り線香は屋外用の方が効果が高い!
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