クーラーボックスはサイズが大きくなるほど保冷力はアップしますが、お値段も重量もアップしますし、ソロキャンプだと逆に持て余してしまいます。
ソロキャンプだと10〜15Lくらいが使いやすいサイズ感!
夏キャンプだと蓋を開けるだけで保冷力は低下するため、食材用のクーラーとドリンク用のクーラーを分けた方が保冷力は維持しやすいです。
食材だけのためにソロキャンプで大きいサイズのクーラーボックスを2個持って行くのは邪魔だし、食べ切るのも難しいため小型のクーラボックスが活躍します。
ソロキャンプで食材だけ持って行くなら5Lサイズでも十分!
今回レビューする「コールマン テイク6」は、Amazonでも常に売り上げ上位にランクする人気の小型クーラーボックスです。
容量は4.7Lしかないし、保冷力もそこまで優れてるわけではありませんが、あらかじめ食材を小分けにして凍らせてから持っていけば夏キャンプでも十分に活躍します!
保冷効果が不安なら「インナークーラー」を使って保冷力をアップ!
この記事では、コールマン テイク6の基本情報をはじめ、クーラーボックスの内寸サイズや使い勝手、保冷力アップのためのおすすめのインナークーラーなどをまとめてレビューします。
コールマン クーラーボックス テイク6 ディティールをレビュー
製品名 | コールマン テイク6 |
---|---|
サイズ | W28.5×D20×H18cm |
重量 | 800g |
容量 | 4.7L |
素材 | ポリエチレン・ポリプロピレン・発泡ウレタン |
コールマン テイク6は、350ml缶が6本入る容量4.7Lの小型クーラーボックスです。
ホームセンターなどでリーズナブルに購入することが出来ますし、Amazonのレビューが3000件を超え、売り上げランキングでも常に上位に位置する人気のクーラーボックスです。
小型クーラーを選ぶときにまず候補に上がる!
蓋は空洞で発泡ウレタンが入ってないため保冷力は価格ほどですが、保冷バッグよりかは断然保冷効果は高いので、キャンプだけでなく弁当入れなどにも活躍します。
凍らせたペットボトルが保冷剤代わりにちょうど良い!
まずは、コールマン テイク6のディティールからレビューします。
コールマン テイク6:基本カラー・限定色
うちのコールマン テイク6はカラーがオリーブなのですが、基本のカラーはレッドとブルーの2色です。
レッドかブルーしか選べないのであればコールマン テイク6は購入しなかったのですが、人気のクーラーなため、「オリーブ」や「ベージュ」・「グレー」など、ちょっとお洒落な限定色のカラバリが販売されることもあります。
年によっても限定色は変わる!
ビームスやアーバンリサーチ・niko andなどファッションブランドとコールマンはコラボすることも多く、別注モデルのコールマン テイク6は全く違ったカラーに変身します!
毎年テイク6がコラボするとは限らないし、どのブランドとコラボするかも年によって変わる。
コールマン テイク6:外寸サイズ
コールマン テイク6のサイズは公式サイズだと28.5×20×H18cmと記載されてますが、実際に計測してみたところ、本体のみだとW25.5×D20×H18cm、ハンドル込みでW28.5×D20×H24cmでした。
記載されてるサイズはハンドル込みと本体のみがごっちゃになってる。
コールマン テイク6 重量:800g
コールマン テイク6の重量は約800gです。
同サイズのソフトクーラーや保冷バッグと比べると重たいですが、元々が小型クーラーだし持ち運びしやすいベイルハンドル付きのため、そこまで重さは気になりませんでした。
コールマン テイク6:容量4.7L
製品名 | テイク6 | エクスカーション クーラー 16QT | エクスカーション クーラー 30QT | ポリライト 48QT |
---|---|---|---|---|
サイズ | W28.5×D20×H18cm | W39×D31×H29cm | W46×D33×H40cm | W63×D33.5×H39.5cm |
重量 | 800g | 1.8kg | 2.7kg | 4.1kg |
容量 | 4.7L | 15L | 28L | 45L |
コールマン テイク6は容量が4.7Lと、小型サイズのクーラーとなります。
テイク6と似たようなデザイン・シリーズとして「エクスカーションクーラー」や「ポリライト 48QT」など容量が大きいクーラーボックスも販売されてます。
うちはソロキャンプがメインだし、食材だけを入れれたら良かったので「テイク6」を選びましたが、使用する人数によってサイズを上げてもOKです。
このタイプのクーラーはどれもリーズナブルだし、コスパが高い!
コールマン テイク6とクーラースタンドの組み合わせ
コールマン テイク6の底は熱を蓄積させないために「ニューライズボトム構造」と呼ばれるボトムの4隅が6mm競り上がった形をしてます。
空気孔が4箇所出来るため、そこから熱を排出する役割があるみたいですが、そもそもが小さいクーラーボックスのためどこまで効果があるかは疑問です。
保冷力を維持するため日陰に置いておくのは基本ですが、クーラーボックススタンドと組み合わせても保冷効果は上がります。
鹿番長のアレやすのこがクーラーボックススタンドの代用として役立つ!
コールマン テイク6:内寸サイズ・サイズ感
製品名 | コールマン テイク6 |
---|---|
外寸サイズ(本体) | W25.5×D20×H18cm |
外寸サイズ(ハンドル込み) | W28.5×D20×H24cm |
内寸サイズ | W23×D15.7×H14cm |
どこのメーカーもクーラーボックスの外寸サイズのみ記載して、内寸サイズが省かれてることが多いのですが、ドリンクや保冷剤はクーラーボックス内に入れるため内寸サイズの方が大事です!
内寸が大事なのに省かれることが多い。
コールマン テイク6の内寸サイズや、缶やペットボトルがどれくらい入るかなどサイズ感をまとめてレビューします。
コールマン テイク6 内寸サイズ:W23×D15.7×H14cm
コールマン テイク6の内寸サイズを計測したところ、横幅は約230mm、深さは140mmでした。
奥行きは一番長いところで約170mm、一番短いところが157mmだったため、短いサイズで合わせた方が確実です。
コールマン テイク6の保冷剤:ロゴス 氷点下パックM
製品名 | 倍速冷凍・氷点下パックM | 氷点下パックGT-16℃・ハード600g |
---|---|---|
サイズ | 縦19.6×横13.8×厚さ2.6cm | 縦19.5×横13.7×厚さ2.8cm |
重量 | 600g | 600g |
外観 |
保冷剤は「ロゴス 倍速冷凍・氷点下パック」が人気だし、保冷効果も抜群に高いです!
−16℃とカチカチに冷える!
コールマン テイク6の中にロゴス 氷点下パックを入れてみたところ、下に敷くと少しスペースは余りますが余裕を持って入りますし、縦置きでも入れることは出来ました。
ロゴス 氷点下パックだけでなく、ダイソーで買える「氷点下保冷剤 ハードタイプL」も、ほぼ同じ大きさのため、コールマン テイク6の中に入れることは出来ました。
ダイソーの保冷剤は-10℃だけど、ロゴス 氷点下パックは−16℃!
350ml缶は6本入るサイズ感
コールマン テイク6の中には350ml缶がMAX6本入ります。
缶は立てても6本入りますし、横に寝かしてた状態でも6本入り、どちらもサイドにスペースがあくため保冷剤を突っ込むことが出来ます。
500ml缶×4本入るサイズ感
500ml缶は縦に入れたり立たせて入れることは出来ませんが、横向きにすれば4本入りました。
ペットボトルはドリンクによって入ったり、入らなかったりする。
ペットボトルは同じ500mlでもサイズが異なったり、600mlなど大きめのペットボトルや逆に350mlなどの小さなペットボトルなどドリンクによってサイズが異なります。
500mlでもコカコーラのペットボトルは引っかかってしまい斜めにならないと入れれなかったり、600mlと大きいのに横向きでシンデレラフィットするドリンクもありました。
入れてみないと入るかわからん。
500mlクラスでもコールマン テイク6の中に入るサイズのペットボトルであれば、MAX4本まで入れることが出来ますし、ペットボトルを凍らせれば保冷剤代わりとしても使えます。
コールマン テイク6の蓋は空洞のため保冷力はそこまで高くない!
コールマン テイク6の本体周りは発泡ウレタンで保冷効果が持続出来るように作られてるのですが、蓋は空洞になっているため断熱されず、結果的に保冷力が落ちてしまいます。
蓋の下部には小さな穴があいてるのですが、この穴は蓋が膨張したり収縮したりと蓋が変形を起こさなためにあいてるため、空気層としても期待出来ない蓋です。
蓋にもウレタンを注入して保冷力を上げるカスタムが人気!
続いては、コールマン テイク6の蓋を細かくレビューします。
コールマン テイク6の蓋は取り外しが出来ない!
コールマン テイク6の蓋は蝶番などではなく、本体とガッチリ固定されているため取り外すことが出来ません。
クーラーボックスによっては開け閉めがしづらい個体もあるというレビューも見かけましたが、うちのテイク6の蓋は特に問題なく簡単に開け閉めは出来ます。
片手じゃ開かないと言うレビューも見るけど、両手を使えば普通に開く!
子どもでも問題なく開く!
汚れを落としやすいイージークリーントップ!
出典:コールマン
コールマン テイク6の蓋は汚れてもさっと拭き取りやすい「イージークリーントップ」と呼ばれる細かい凹凸の加工が入った蓋です。
キャンプで使うとどうしても泥汚れがつきやすいのですが、放置せずに帰ってきたらすぐに洗い落とせば綺麗に使い続けることが出来ます。
放置するとイージークリーントップでも汚れは落としづらくなる。
蓋の上に座れなくはないけどおすすめはしない!
コールマン テイク6はハードクーラーのため座れなくはないのですが、耐荷重が記載されてるわけでもないし、蓋も空洞になっているため凹んでしまうとダメになってしまいます。
少し腰掛けるくらいなら子どもの体重であればまだいけそうですが、チェア代わりに使うのはおすすめできません!
座ってもOK!と記載されてるクーラーボックスならチェア代わりもOK!
小型なら「スタンレー クーラーボックス」は座れると書いてある!
コールマン テイク6の保冷力を簡単に上げるならインナーケースがおすすめ
コールマン テイク6の保冷力を簡単に上げて使いたいなら「インナーケース」とセットで使うのがおすすめです!
ソフトクーラーをコールマン テイク6の中に入れるだけのため特別な加工も必要としないし、蓋が変形して閉まらなくなる心配もありません。
超簡単に保冷力がアップ!
モンベル クーラーボックス 4.0Lがシンデレラフィット!
製品名 | モンベル クーラーボックス 4.0L |
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サイズ | W21×D15×H13cm |
重量 | 120g |
容量 | 4L |
素材 | 表:210デニール・ダブルリップストップナイロン 裏:アルミラミネートフィルム・PEスポンジ |
コールマン テイク6の内寸サイズはW23×D15.7×H14cmです。
モンベル クーラーボックス 4.0LはW21×D15×H13cmのため、ほぼシンデレラフィットでコールマン テイク6のインナーケースとして使うことが出来ます!
モンベル クーラーボックス 4.0Lも350ml缶が6本入るサイズ感!
3〜5℃くらいクーラーボックス内の温度は変わる!
コールマン テイク6のみと、インナーケースを組み合わせた時のクーラーボックス内の温度を比較すると、インナーケースと組み合わせた方が3〜5℃くらい低くなりました。
下手に加工するよりも簡単に保冷力は上げることが出来たので、夜ご飯までの間食材を保冷しておくなど割り切って使うのであれば十分に役立ちます!
寒い時期だと夜になっても解凍されずカチコチのままだった。
ソロキャンプの食材を持ち運ぶのにちょうど良いサイズ!
キャンプ場へ行く途中のスーパーなどで購入したお肉のパックなどをそのままクーラーボックスの中に入れるのはサイズ的に厳しいですが、あらかじめジップロックなどへ食材を小分けにしておけば、ソロキャンプの一食分を余裕で持ち運べます。
食材は既に凍らしてるし、保冷剤とインナーケースを組み合わせて持ち運べば、真夏でも夜ご飯の時間にまだ若干凍ったままと、小型クーラーでありながら保冷力は十分保ちました。
自分のキャンプスタイルであれば食材しか入れてないし、夜まで冷えてくれたら十分!
ソロキャンプだと保冷力が高すぎても逆に使いにくくなる。
蓋に銀マットやアルミシートを貼るだけでも保冷力は変わる!
クーラーボックスの保冷力を上げる改造として、蓋の空洞部分にウレタンフォームを注入させるカスタムが有名ですが、100均とかで買えるアルミシートや銀マットを使って改造することも可能です!
銀マットを蓋のサイズにカットして貼り付けるだけでも保冷力はアップしますし、アルミシールなどをベタベタ貼り付けるだけでも少しは保冷力が変わってきます。
クーラースタンドを使うだけでも変わるけど、サイズが小さいから超強力な保冷力は求めない!
ダイソー アルミクーラーバッグはサイズが微妙に合わない。
製品名 | ダイソー アルミクーラーバッグ |
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サイズ | W22×D15×H17.5cm |
コールマン テイク6は350ml缶が6本入るサイズ感だし、モンベル クーラーボックスも350ml缶が6本入るサイズです。
350ml缶が6本入るサイズのソフトークーラーであればインナーケースとして使えると思い、ダイソーで買ったアルミクーラーバッグをコールマン テイク6の中に入れてみたところ、微妙にサイズが合いませんでした。
ソフトクーラーだし潰せば蓋は閉まるけど、ちょっと微妙。
製品名 | ダルトン ターポリン キャリーバッグ 3.5L |
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サイズ | W23×D15×H14cm |
容量 | 3.5L |
おうちにある小型クーラーでコールマン テイク6のインナーケースとして使えるのがないか探したところ、DULTON(ダルトン)のソフトクーラー「ターポリン キャリーバッグ 3.5L」が、ほぼシンデレラフィットで収まりました。
シンデレラフィットを求めるならモンベルの方が使いやすかった!
まとめ:ソロキャンプで保冷力を割り切って使うクーラーボックス
今回はコールマン クーラーボックス テイク6をまとめてレビューしました。
小型サイズのクーラーだと保冷力までカバーするのは中々難しいですが、コールマン テイク6は改造などぜずともインナークーラーをプラスするだけでそれなりに使えるクーラーボックスになりました。
夜ご飯の食材が腐らなければと割り切って使うのであれば十分にカバーする保冷力はありますし、元々がリーズナブルなクーラーボックスにそこまでの機能は求めてないので、自分のキャンプスタイルであれば問題なく使えるクーラーでした。
食材とドリンクのクーラーを分けて使う時も使いやすいサイズ!
AOクーラーとか保冷力の高いソフトクーラーと2個持ちすればそこまで荷物も増えない!
基本カラーがレッドとブルーしかないためキャンプスタイルによっては合わせにくいカラーですが、限定色のオリーブやベージュなどが復刻してくれれば、また再度人気も上がりそうなソロキャンプに使いやすいクーラーです。
小型クーラーは一見使いにくそうですが、キャンプだけでなく運動会やお祭り・ピクニックなど色々な場面で役立ちます!
実は優秀で便利なクーラー!
コールマン テイク6はリーズナブルでコスパの高い定番小型クーラーのため、おすすめ出来るクーラーボックスです!
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