キャンプでクーラーボックスを置くときに、地面に直に置くよりもクーラーボックススタンドがあると安心です。
クーラーボックススタンドがあることで、クーラーボックスの底が汚れずに済むし、使いやすい高さに変更することも可能だし、保冷力も状況によってはアップします。
保冷力云々よりも、何より汚れないのが良い!
底が汚れると車の中も汚れるし。
クーラーボックススタンドを検索するとX型のタイプがいっぱい出てきますが、どうも自分の使い方と合わなかったため、しばらくは鹿番長のアレこと、キャプテンスタッグ アルミロールテーブルをクーラーボックススタンドに代用してました。
ただ、アルミロールテーブルは移動する時に脚が「グシャッ」と倒れてしまうことがちょっとプチストレスだったため、「すのこ」をクーラーボックススタンドとして代用することにしました!
すのこは安いし、クーラーボックススタンドの代用におすすめ!
ちゃんとすのこでもクーラーボックススタンドとして使えた!
この記事では、クーラーボックススタンドを購入しなかった理由と、すのこをクーラボックススタンドに代用することをおすすめしたい4つの理由をレビューします。
クーラーボックススタンドのメリット
- 底汚れ防止
- 高さの調節
- 保冷力アップ
まずはクーラーボックススタンドを使うことによるメリットをレビューします。
メリット①:クーラーボックスの底汚れを防止!
キャンプ中に雨が降ったり、前日まで雨が降っていたりすると、どうしても地面のコンディションは悪化します。
泥だらけの地面に直にクーラーボックスを置くと、クーラーボックスの底が汚れてしまい、掃除も大変だし、いくら中身は綺麗なままといっても、なんか食べ物が汚れる感じがして嫌です。
見た目的にもアレやし、掃除もめんどくさい。
AOクーラーとかソフトクーラーは特に汚れがつくと落としにくくなる。
そのため、クーラーボックスが汚れないためにも、クーラーボックススタンドがあることで、地面の影響を気にすることなくクーラーボックスを置くことが出来ます。
汚れ防止が一番のメリット!
メリット②:高さを調節して使いやすい高さに!
うちはソロキャンプがメインだし、ほぼ地べたな超ローススタイルなキャンプが好みなため、あまり高さは気にならないのですが、座高が高いチェアを使う場合は、クーラーボックススタンドを使って高さを上げると中身が取り出しやすくなります。
屈んでとらなくても済む!
無理な態勢でとって、グキって痛めなくて済む!
メリット③:クーラーボックスの保冷力がアップ!
クーラーボックスの保冷力が落ちる原因の一つに「地熱」があります。
夏の暑い時は、地面ももちろん熱されているため、その熱によってクーラーボックス内も温められてしまい保冷力が悪化してしまいます。
クーラーボックススタンドを使うことで、地面とクーラーボックスの間に空気の層ができることで、地面に直置きするよりかは保冷力はアップします。
日陰にクーラーボックスを置くときは直置きの方が保冷力はアップ!
地熱によってクーラーボックスの保冷力が落ちてしまうため、クーラーボックススタンドが必要なのですが、日陰にクーラーボックスを置く場合は直置きの方が実は保冷力が高くなります。
日陰だと地面は暑くないので、クーラーボックスの冷気が地面を冷やしてくれるおかげで保冷力も落ちずに持続します。
逆に、クーラーボックススタンドを使うことで地面とクーラーボックスの間に空気の層が出来てしまい、常に暖かい空気が通ってしまうことで保冷力が落ちてしまいます。
保冷力を求めてクーラーボックススタンドを購入すると状況によっては失敗する!
状況に応じて使い分けるのが一番!
クーラーボックススタンドの代用ギア
クーラーボックススタンドをネットショッピングなどで検索すると、画像のようなX型のクーラーボックススタンドばっかりヒットします。
ただ、自分のキャンプスタイルだと高さは必要がないため、X型のクーラーボックススタンドには興味がなく、クーラーボックススタンドの代用としてテーブルを使っていました。
テーブルでも十分にクーラーボックススタンドの役割は果たしてはくれたのですが、いろいろ試してみた結果、今はすのこをクーラーボックスの代用として使うことに落ち着きました。
代用ギア①:キャプテンスタッグ アルミロールテーブル
製品名 | キャプテンスタッグ アルミロールテーブル コンパクト |
---|---|
使用時サイズ | W400×D290×H120mm |
収納サイズ | W400×D70×H60mm |
重量 | 700g |
耐荷重 | 30kg |
まず最初にクーラーボックススタンドの代用として使っていたのが、キャプテンスタッグ アミルロールテーブルです。
鹿番長のアレ!
テーブルとして利用するには、他にもっと軽く持ち運べるフィールドホッパーとかがあるため出番が減ってしまったのですが、耐荷重が30kgもあるのでクーラーボックススタンドとして代用してました。
フィールドホッパーの耐荷重は3kgしかない!
アルミロールテーブルは高さも低いし、アルミのおかげで保冷力もアップしてる感じもしたし、クーラーボックススタンドの代用としては問題なく使うことは出来てました。
ただ、クーラーボックスの場所を移動する時に、アルミロールテーブルのスタンドが「グニャ」っと折れてしまうため、それがちょっとプチストレスでした。
クーラーボックススタンドを再考しようと思った原因!
キャプテンスタッグ ロースタイル アルミロールテーブル
製品名 | ロースタイル アルミロールテーブル | アルミロールテーブル コンパクト |
---|---|---|
使用時サイズ | W580×D415×H195mm | W400×D290×H120mm |
収納サイズ | W550×D100×H60mm | W400×D70×H60mm |
重量 | 1.5kg | 700g |
耐荷重 | 30kg | 30kg |
鹿番長のアレには、さらに大きなアレ(ロースタイル アルミロールテーブル UC-501)もあります。
天板サイズが2倍くらいロースタイル アルミロールテーブルは大きいため、クーラボックススタンドに代用しても更にスペースが余ります。
余ったスペースをテーブルや物置としても利用できるため、大きめのクーラーボックススタンドを探しているキャンパーさんは選択肢の一つとして考えてみてください!
鹿番長のアレと一緒で移動させようとするとスタンドが折れる。
代用ギア②:ユニフレーム フィールドラック
製品名 | ユニフレーム フィールドラック |
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使用時サイズ | 約60×35×23(高さ)cm |
収納サイズ | 約60×35×1(厚さ)cm |
重量 | 1.7kg |
耐荷重 | 30kg |
クーラーボックススタンドの代用としてまず考えたのがユニフレーム フィールドラックです。
キャンパー人気の高い定番のラックだから間違いない!
耐荷重も30kgと高いし、クーラーボックススタンドの代用としては間違いないギアですが、クーラーボックスを置くだけと考えるとサイズが大きすぎます。
60cmも必要ないし、置く場所もない。
持ち運ぶ時は、車に入れっぱのトランクカーゴ(TC-50S LOW)内に収納しときたかったのですが、トランクカーゴのインナーサイズがW504×D305×H172mmのため、フィールドラックを収納することも出来ないし購入することを見送りました。
使うだけでなく、収納も考えないと!
代用ギア③:アイアンメッシュテーブル
アイアンメッシュテーブルも耐荷重が高いため、クーラーボックススタンドに代用して使うことが出来ます。
アイアンメッシュテーブルは焚き火に似合うテーブルだし、クーラーボックススタンドとしてではなく、普通に焚き火台の前に置くテーブルとして欲しいなとも思っていました。
持ち運ぶには重たすぎてパスした。
ただ、アイアンメッシュテーブルは重さが2〜3kgあるため、ソロキャンプで使うには重たいなと思い購入することを見送りました。
ソロキャンプだと軽さも大事!
代用ギア④:グランドシート
クーラーボックススタンドのような高さを必要とせず、クーラーボックスの底汚れさえ防止出来れば良いと考えているなら、グランドシートの上に直置きするのも一つの方法です!
テントの前室など日陰に置けば、クーラーボックススタンドを使うより直置きの方が保冷力は上がるため、グランドシートを代用するのもおすすめです!
クーラーボックススタンドの代用にすのこがおすすめな4つの理由
自分が求めてるクーラーボックススタンドが売ってなかったため、最初はクーラーボックススタンドを自作をしようかとも考えました。
何か自作できるアイテムがないかホームセンターに行った時に「すのこ」を見つけ、ちょうど自分が使いたいサイズ感でクーラーボックススタンドとしても代用出来そうだったため、すのこを選びました。
なぜ「すのこ」がクーラーボックススタンドの代用としておすすめなのか、4つの理由をレビューします。
おすすめ①:クーラーボックススタンドよりすのこの方が安い!
すのこは100均でも買うことが出来ますし、高くても1,000円以下で購入することが出来ます。
ホームセンターによって価格は変わってくると思いますが、うちのすのこは498円で購入しました!
下手にクーラーボックススタンドを買うよりも安い!
おすすめ②:すのこは軽い!
すのこは「桐(きり)」・「檜(ひのき)」・「杉(すぎ)」・「パイン材(松)」など、加工しやすい材木を使ってることが多く、木材の厚みも薄いため軽いです!
サイズによっても重量は変わってきますが、500gくらいと軽いため持ち運ぶのも苦にはなりません。
おすすめ③:すのこはサイズが豊富!
製品名 | トランクカーゴ TC-50S LOW |
---|---|
サイズ | W600×D390×H240mm |
インナーサイズ | W504×D305×H172mm |
重量 | 2.3kg |
容量 | 30L |
うちは車の中に入れっぱなしにしてるトランクカーゴ(TC-50S LOW)の中に収納して持ち運びしたかったため、W504×D305mmよりも小さいサイズのクーラーボックススタンドを探してました。
ちょうどひとまわり小さい490×280mmのすのこが売っていたため、「トランクカーゴの中に収納できる!」と思い購入しました。
すのこはサイズが豊富だから自分が求めてるサイズを選べる!
敢えてクーラーボックスよりも大きいサイズのすのこを選んだ理由
うちはソロキャンプがメインのため、クーラーボックスも11Lサイズと小さいです。
そのため100均のすのこでも十分な大きさなのですが、敢えて大きめなサイズのすのこを選びました。
クーラーボックスの他に水筒も置きたかった!
キャプテンスタッグ アルミロールテーブルをクーラーボックススタンドの代用として使ってた時は、クーラーボックスを置くだけで他に何か載せることは出来なくなります。
市販のクーラーボックススタンドもクーラーボックスしか置けない。
夏とかは水分をいっぱい摂ってしまう体質のため、水筒も2.5Lサイズの大きめなキャプテンスタッグのステンレスボトルを持って行ってます。
クーラーボックスと水筒の両方を置くためにはサイズが必要となるため、敢えて大きめのすのこを選びました!
水筒の保冷力も落ちないし、底汚れを防止できる!
簡易テーブルとしても利用したかった!
クーラーボックススタンドにクーラーボックスだけしか載せれないと、ちょっと飲み物とかを置きたい時にクーラーボックスの上に置くしかありません。
ただ、クーラーボックスの上を物置にしてしまうと、中身を取り出す時にいちいち動かすのもめんどくさくなります。
一旦どかして、開けて、もう一回置く・・めんどくさい。
すのこのサイズを大きくしておくことで簡易テーブルとしても利用することが出来るため、わざわざクーラーボックスの上に何か置かなくてもよくなります!
おすすめ④:脚が固定されてるから移動させやすい!
すのこの脚は釘で打ち込まれているため、固定されてます。
そのため、移動する時もアルミロールテーブルみたいにスタンドが倒れてたり、X型のクーラーボックススタンドみたいに不安定になることもありません。
ちょっとクーラーボックスの場所を変えたいなって時も、脚が固定されてるから簡単に場所を移動させることが出来ます!
ストレスなく動かせる!
すのこをクーラーボックススタンドとして代用するためにカスタム
すのこをクーラーボックススタンドの代用として使うことが出来るように、濡れて腐ったりしないよう防水・防腐塗装を施しました。
脚も全体的に地面に設置させるより少し浮かした方が良いかなと思い、ゴム脚を取り付けてアウトドア仕様にカスタムしました。
耐水・防腐塗装!
屋外で使用するため、水性よりかは油性の方が良いかなと思ったため、とりあえず油性のウレタンニスをすのこに塗装しました。
水性塗料はだいたい屋内用って記載されてるし!
どの色にするか悩んだあげく、後から色は考えようと思い透明のニスを塗っておきました。
ゴム足を装着!
シールタイプのゴム足だとすぐに剥がれてしまいなくなってしまいそうなので、ネジ式のゴム足を探しました。
ただ、すのこの脚に合ういい感じのサイズ感のゴム足が売っていなかったため、グロメットをゴム足の代用として使うことにしました。
一度接着剤でくっつけておいてビスで留めただけですが、問題なくゴム足のように使えてます!
まとめ:クーラーボックススタンドの代用はすのこがおすすめ!
今回はクーラーボックススタンドの代用として「すのこ」がおすすめな理由をレビューしました。
クーラーボックススタンドに高さを求める場合はすのこだと低いですが、ロースタイルで楽しんでいるキャンパーさんであれば、市販のクーラーボックススタンドよりも使いやすいです!
- 安い
- 軽い
- サイズが豊富
- 移動させやすい
クーラーボックススタンドとして特に問題なくすのこを代用することが出来たし、機能的にも全く問題なく、空いてるスペースを簡易テーブルとしても利用出来ます!
クーラーボックススタンドをどうしようか悩んでるキャンパーさんは「すのこ」も選択肢の一つとして考えてみてください!
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