ハンギングラックはキャンプで使う小物類を吊り下げて収納し、サイトの見た目をスッキリさせることに役立つアイテムです。
ダイソー ハンギングラックは、数あるハンギングラックの全てを過去にする破格の770円(税込)と、超リーズナブルに購入することが出来ます!
さすが100均!
フックは付属してないため別途購入しないといけないのですが、100均にはフックをはじめ、ハンギングラック用のカスタムパーツも色々と販売されてます。
さすがに天板までは販売されてはなかったため、ダイソー ハンギングラックのサイズに合わせた天板を自作しました。
穴あけもしないし、電動ドリルも使わない!
塗装しなければ5分で完成する超簡単なDIY!
この記事では、ダイソー ハンギングラックの天板を自作するために準備するアイテムや、天板を自作するやり方、天板カスタムしたダイソー ハンギングラックの使い勝手などを徹底解説します。
ダイソー ハンギングラックに天板をカスタムしたい!
製品名 | ダイソー ハンギングラック |
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使用時サイズ | 幅83×奥行き57×高さ69cm |
収納サイズ | 横47×縦13.5×厚み4.3cm |
ポール直径 | φ19mm |
重量 | 624g(実測) |
耐荷重 | 5kg |
材質 | 本体:スチール・合成ゴム・ポリエステル・ナイロン 連結部分:アルミニウム ポーチ:ポリエステル |
ダイソー ハンギングラックは700円(税込770円)で購入することが出来る、超リーズナブルなハンギングラックです。
セット内容はハンギングラック本体のみなため、フックなどは別途購入しないといけないのですが、それでも税込770円は破格の値段です。
フックを別途購入しても安い!
ハンギングラックは吊り下げて収納することが出来るため、ティッシュケースや薪ばさみ、ノコギリ・ナイフなど、キャンプで使う小物類をスッキリとまとめて収納出来ます。
ダイソー ハンギングラックのフックは別途購入が必要!
ダイソーや他の100均にもハンギングラック用のフックは販売されています。
ダイソーのハンギングラック用のフックはベルトが革製で2個入り(税込)110円ですが、いかにも100均という感じがしたし、革も安っぽく感じたため、うちは購入を見送りました。
自作したハンギングラックを含めると、既にハンギングラックを3個持っていたし、フックも余っていたため、フックをダイソー ハンギングラックに流用して使っています。
パッと見、どっちが100均かわからなくなる。
フックは好みもありますし、ネットにも色々なデザインのフックが販売されているため、自分なりのダイソー ハンギングラックへとカスタムすることも可能です!
ハンギングラック用のカスタムパーツもダイソーで買える!
ダイソーにはフックだけでなく、ハンギングラックをカスタムするためのオーガナイザーなども販売されてます。
ダイソー ハンギングラックの収納力を更にアップさせたいなどと考えているけど、安く済ませたいと考えているキャンパーさんにとってダイソーは神です(笑)
ネットにもハンギングラック用のカスタムパーツは色々と販売されており、うちは「オレゴニアンキャンパー キャンプシェルフ」を吊り下げて収納力を上げたりしてます。
ハンギングラック用のカスタムパーツを使えば更に収納力がアップする!
ダイソー ハンギングラックに天板をカスタムしたい!
ハンギングラックは吊り下げ収納だけでも十分な収納力ですが、ハンギングラックのデッドスペースでもある上部に天板をカスタムすることで更に収納力を上げることが出来ます。
ハンギングラック定番のカスタム!
吊り下げることが出来る小物類は吊り下げて、クッカーなどは天板の上に置くなど、天板があることで使い勝手の幅が広がります。
ダイソー ハンギングラックの上部のポールはV型になっています。
ポールの径は12mm!
天板にドリルを使って穴を開け、ポールを差し込んで天板を自作する方法もありますが、穴の位置や角度を間違えると、天板が斜めになってしまったり、ポールが届かないなど失敗してしまいます。
DIY初心者さんには難しい。
失敗すると追加で費用も掛かってしまうため、穴あけ不要のDIY初心者さんでも簡単に自作できる、ダイソー ハンギングラック 天板自作方法を紹介します。
ダイソー ハンギングラックの天板を自作するために準備するアイテム
ダイソー ハンギングラックの天板を自作するために、準備するアイテムをまとめて紹介します。
天板用の木材:75cm
ダイソー ハンギングラックは幅83cmですが、メインポールの長さは75cmです。
そのため、75cmで天板を準備してもOKですし、長めに自作するなら83cmでカットすればバランス良く使えます。
ホームセンターで木材を購入すればカットして貰えるため、自分でカットするよりも確実に綺麗にカット出来ます。
30円〜50円くらいでカットして貰える!
グロメット・接着剤
グロメットとは配線の保護や、パッキンの代用に使うためのアイテムです。
ダイソー ハンギングラックの上部ポールの径は12mmで、「iteck 光 グロメット KGE-18A」の内径が13mmのため、差し込めば固定用に使うことが出来ます。
グロメットの底部分のゴムはすぐに破けそうな薄い作りのため、下手にネジで固定しようとすると破けてしまいそうと感じたため、接着剤を使って天板に固定させました。
塗装しないならこの時点で完成!
塗装するためのアイテム
うちはダイソー ハンギングラックのカラーに合わせて天板を黒に塗装しましたが、木材保護用のニスとかを使用してもOKです。
外で使うし、防腐・防カビ塗料がおすすめ!
塗装する時の色付きを良くするためのやすりがけ用に240番のサンドペーパー、仕上げ用に1000番のサンドペーパーを使用しました。
カラースプレーもサンドペーパーもダイソーなど100均で購入することが出来ます。
カスタム:ダイソー ハンギングラック 天板の自作方法
- STEP1天板用木材をやすりがけ
- STEP2天板用木材を塗装→乾燥
- STEP3グロメットを天板に取り付ける
- 完成ダイソー ハンギングラック 天板完成!
ダイソー ハンギングラックの天板自作方法は、スプレーやニスで塗装しなければ、グロメットを取り付けるだけなので5分も掛からずに完成します。
めっちゃ簡単!
塗装と乾燥に時間が掛かるだけで、基本簡単にダイソー ハンギングラック用の天板は自作出来ます!
STEP1:天板用木材をやすりがけ
塗装の色付きをよくするために、240番のサンドペーパーを使い全体的にやすりがけを行います。
STEP2:天板用木材を塗装→乾燥
今回はダイソーで買えるラッカースプレーを使いました。
スプレーを使って塗装する場合は、一気にスプレーするとムラが出来たり、色付きが悪くなってしまうため、10〜20cmほど離して薄く塗装しながら塗装→乾燥→塗装→乾燥の重ね塗りが基本となります。
- 1回目塗装→30分乾燥
一回目の塗装だと、全然黒にはならず薄く色づいたかなという感じですが、重ね塗りをするために、気にせず乾燥させておきます。
- 2回目塗装→30分乾燥
2回目の塗装でだいぶ黒に近づきましたが、まだムラもあるためこのまま乾燥させます。
- 3回目塗装→2時間以上乾燥
3回目の重ね塗りでだいぶ黒になったし、満足した色になったため、そのまま完全に乾くまで2時間以上乾燥させておきます。
塗装は表面だけでなく、サイドや裏面も同じように塗装→乾燥の繰り返しで塗装しておきます。
STEP3:グロメットを天板に取り付ける
天板に塗装した塗料が完全に乾燥したらグロメットを取り付けます。
ダイソー ハンギングラックの上部ポールにグロメットを取り付けて逆さまにし、天板の上に乗せて接着させる位置を確認します。
場所決めが出来たら瞬間接着剤を使い、グロメットと天板を接着させます。
瞬間接着剤を使えばすぐにくっつく!
ダイソー ハンギングラック 天板完成!
接着剤が乾けば、ダイソー ハンギングラックの天板は完成です!
穴あけも電動ドライバーを使用せず、グロメットを取り付けただけなので、超簡単に自作することが出来ました。
5分も掛からず完成!
天板の自作は思った以上に簡単!
天板をカスタムしたダイソー ハンギングラックの使い勝手は?
- 収納力アップ
- 動画も見やすい
- かっこよくなる
- 地面が斜めな場所では使えない
- かさばるためオートサイト専用
- 接着が弱いとグロメットが外れる
ダイソー ハンギングラックに自作した天板をカスタムし、実際にキャンプで使ってみて感じたメリット・デメリットをレビューします。
デメリット①:地面が斜めな場所では使えない。
ダイソー ハンギングラックの脚は固定式のため、地面が斜めだとハンギングラックも斜めになってしまい、吊り下げたギアが端に寄ってしまいます。
天板にはストッパーなどを取り付けてないため、天板の上に置いたクッカーなども斜めだと滑り落ちてしまう恐れがあるため、地面が平行な場所に設置するようにしましょう!
デメリット②:かさばるためオートサイト専用。
ダイソー ハンギングラック用に自作した天板は、折りたたみ式でもないし長さが75cmもあるため、バックパックにくくりつけて持ち運ぶのはしんどいです。
持ち運びするには邪魔なサイズ。
駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場で使用するよりかは、車を横付け出来るオートサイトで使用した方が確実に楽です。
うちはハンギングラックとは別に、ハンギングラックのように使える三脚テーブルも自作したため、持ち運びが必要な時や、使用するテントによってはこちらを使っています。
自作したためサイズも自由だし、持ち運びしやすいように敢えてサーマレスト Zライトソルとサイズを合わせて作りました。
一緒にバックパックにくくりつけて持ち運べる!
デメリット③:接着が弱いとグロメットが外れる。
今回自作したダイソー ハンギングラック用の天板は、ネジ留めはせず接着剤でつけただけのため、無茶な使い方をしたりすると外れてしまう恐れがあります。
持ち運び中も気づいたら取れてなくなってしまう恐れもあるため、予備のグロメットや接着剤を車に入れておいた方が安心です。
メリット①:ダイソー ハンギングラックの収納力が大幅にアップ!
ダイソー ハンギングラックは吊り下げ収納だけでも十分な収納力ですが、天板をカスタムしたことで更に収納力がアップしてます。
吊り下げするのが難しいクッカーや、マグカップなどを置くことも出来ますし、吊り下げきれなかったギアを天板の上に置くことも出来るため、使い方の幅が広がります。
荷物が増えても安心!
メリット②:タブレットを置けば動画も見やすい!
メイフライチェアなど超ローチェアとは高さが合いませんが、チェアワンなどのローチェアであれば、ダイソー ハンギングラックの天板にタブレットを置いて、動画鑑賞するのにちょうど使いやすい高さでした。
食事中に動画を見たり、クッカーの一時置き場にしたりと、高さのあるチェアの方が使い勝手は良かったです。
メリット③:ダイソー ハンギングラックがかっこよくなる!
ダイソー ハンギングラックに限らず、天板をカスタムすることで使い勝手も良くなるし、見た目もかっこよくなります。
100均ぽさがどこにもない。
天板にランタンポールを取り付けることで更にカスタム出来ますし、ハンギングラック用のカスタムパーツを取り付けたりすれば、自分だけのハンギングラックが完成します!
自分が使いやすいようにカスタムし放題!
まとめ:ダイソー ハンギングラック 自作した天板でカスタム
今回はダイソー ハンギングラックの天板を自作してカスタムする方法をまとめました。
穴あけも必要ないし、電動工具も不要のグロメットを接着剤で留めただけのため、作業時間は塗装しなければ5分と掛からず完成します。
うちはダイソー ハンギングラックの色に合わせて黒に塗装しましたが、木目を活かしてニスを使ってもOKですし、とりあえず防腐・防カビが出来ればアウトドアの使用にも耐えれます!
サイトカラーに合わせて塗装すればおしゃれ!
この天板の自作方法であれば、ダイソー ハンギングラックだけでなく、お手持ちのハンギングラックやインディアンハンガーなどでもDIYすることは可能です!
作り方はとっても簡単なので、ハンギングラック用の天板が気になったら是非試して見てください!
ダイソー ハンギングラックもカスタムすれば使い勝手がアップ!
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