ソロキャンプ芸人ヒロシさんのお気に入りテントでもお馴染みの「BUNDOK(バンドック)ソロドーム1」は、コスパが高く、軽量でキャノピー付きのため、ソロキャンプにおすすめしたいNO.1のテントです。
BUNDOK(バンドック)ソロドームをソロキャンプにおすすめしたいメリットは前回の記事でたくさん紹介しましたが、その中の一つでもある「バンドック ソロドームの設営方法」を詳しく解説します。
BUNDOK(バンドック)ソロドーム1は複雑なパーツも少なく、シンプルな自立式テントのため、小学生女子でも一人で設営できるほど簡単です!!
余裕で立てることができる!
小学生が一人で実際にソロドームを設営している所の動画をはじめ、設営するために必要な道具、ソロドームの設営・収納方法を写真多めで紹介します。
また、ソロドームはキャノピーを跳ね上げることができるため、跳ね上げるために必要なポールやロープワーク、跳ね上げ方法、収納方法も併せて紹介します。
バンドック ソロドームの設営に必要な道具
- グランドシート
- ペグハンマー(無ければ石でも薪でも足ででも)
- 交換用ペグ(アルミ製で曲がりやすいため)
- 120cmほどのポール(キャノピーを建てるのなら必要)
- パラコード(キャノピー用や予備として)
まずはバンドック ソロドームを設営する前に、設営に必要な道具を紹介します。
グランドシート
製品名 | BUNDOK ソロドーム1 |
---|---|
展開サイズ | 約W200×D150×H110cm |
インナーサイズ | 約W200×D90(70)×H100cm 台形の型になってます。 |
- Qバンドック ソロドームにグランドシートは必要?
- A
テントの底を汚れから守るためにも、メンテナンスを楽にするためにもグランドシートは必要です!
BUNDOK(バンドック)ソロドーム1のインナーテントの底辺は、90(70)×200cmの台形となっているため、ピッタリサイズのグランドシートはありません。
市販のグランドシートは基本長方形!
ブルーシートなどを使って台形サイズにカットして、グランドシートを作る几帳面キャンパーさんもおられますが、細かいことが気にならないキャンパーさんであれば、近いサイズのグランドシートを用意して、うまいこと敷けば問題なく使えてます。
グランドシートは見える場所でもないため、少々グチャグチャになっても大丈夫です(笑)
うちが使用しているグランドシートは「GEER TOP グランドシート」ですが、以前と比べ、だいぶ値上がりしてしまったため、同サイズの「90×210cmのグランドシート」を探せば、問題なく使うことができます。
パッとAMAZONで調べてみると、今なら「Yueranhu グランドシート210×90」が、価格的にもサイズとしても使えると感じました。
ペグハンマー
ペグ打ちする時に必要となるペグハンマーは、アウトドアブランドからたくさん販売されていますが、個人的には重要度がとても低かったため、うちは100均のゴムハンマーで代用しています。
問題なくペグ打ちできる!
ゴムハンマーですら持っていくのをよく忘れてしまうため、結局踏んでペグを刺したり、石でコンコンしたりして設営しています。
なければないでどうにかなる!
バンドック ソロドームのペグ打ちは最低7箇所のため、大型ファミリーテントみたいに多いわけではないので、ペグハンマーは忘れても用意しなくても、実際の所どうにかなります。
交換用ペグ
BUNDOK(バンドック)ソロドーム1のペグはアルミ製のVペグです。
アルミ製のペグは強度がそこまで強いわけではないため、地面の状態によっては鋳造ペグや、軽量化を求めるのであればチタン製のペグに変更することをおすすめします。
最低4隅は変更しておけば安心!
バンドック ソロドームは自立式テントのため、わざわざ30cmなど長いペグを用意せず、20cmほどのペグに変更しておけば問題ありません。
高いペグは買いたくないなと考えているキャンパーさんは、ダイソーで買える「園芸用 スチール杭」が、110円で4本入りのため、コスパが高くおすすめです!
タープポール
ソロドームにキャノピーを跳ね上げる場合は、タープポールが別途必要となります。
- Qバンドック ソロドームのキャノピーを跳ね上げるために必要な高さは?
- A
120cm〜135cmくらいの高さが一番バランスよく、キャノピーの役割を果たしてくれる高さです!
製品名 | BUNDOK ソロドーム1 |
---|---|
展開サイズ | 約W200×D150×H110cm |
インナーサイズ | 約W200×D90(70)×H100cm 台形の型になってます。 |
ソロドームの高さが110cmのため、120〜135cmくらいのポールがキャノピーを立てるために必要な高さとなります。
あまりにポールの長さが長いとキャノピーの意味がなくなる
短すぎても頭が当たる
うちはタープポールをわざわざ別途で用意するのもアレのため、元々持っていた登山用のトレッキングポールをタープポールの代用として使っています。
安いし長さもちょうどいい感じ!
トレッキングポールは長さを自在に変更でき、軽量に作られたポールが多いため、持ち運びにも邪魔にならないサイズとなっています。
新たにタープポールを用意するのであれば、無段階に長さを調整できる軽量の「カーボン製」のポールや、アルミポールを使った方が、せっかくの軽量テントのため相性も良いです。
パラコード
バンドック ソロドームは予めテントのフライに4箇所ロープが装着されています。
しっかりとペグダウンをしておけば、よほどの強風でない限り飛ばされることもないため、ロープを使ってペグダウンをしたことはありません。
ロープを使ったことはないけど、飛ばされたこともない!
キャノピーを跳ね上げる場合は、別途パラコードやロープが2本必要となります。
跳ね上げる高さにもよりますが、2m〜3mほどのローパラコードを2本用意しておけば、キャノピーを立てることができます。
うちはワークマンで買った、安いユタカメイクのパラメイトロープを使っています。
バンドック ソロドームの設営方法
バンドック ソロドームは複雑なパーツもなく、シンプルな自立式ドームテントのため、とっても簡単に設営することが出来ます。
- STEP1セット内容を確認
- STEP2インナーテントを広げる
- STEP3フレームを取り付ける
- STEP4フックを取り付ける
- STEP5フライシートを被せる
- STEP6ペグダウン・完成
遅くても15分、慣れれば5分ほどでバンドック ソロドームは設営できます。
小学生のむすめが一人で設営できるほど簡単!
一人で出来た!
STEP1:バンドック ソロドームのセット内容を確認
設営前の準備で説明したように、アルミ製のペグは強度がそこまで強いわけではないため、地面の状態によっては鋳造ペグや、軽量化を求めるのであればチタン製のペグに変更することをおすすめします。
STEP2:インナーテントを広げる
まずはグランドシートを広げて、その上にインナーテントを敷きます。
ペグダウンは後から行っても設営はできますが、風が強い時などグランドシートがバタつく時は、インナーテントと一緒にあらかじめペグダウンすると楽に設営できます。
場所移動したい時もあるから、後でペグダウンすることが多い!
STEP3:フレームを取り付ける
インナーを敷き終えたら、フレームをカチャカチャとまっすぐに組み立てていきます。
バンドック ソロドームのフレームはショックコードで繋がっているため、バラバラになる心配もありません。
よくあるドームテントはクロスにフレーム(ポール)をつけるタイプが多いですが、バンドック ソロドームは平行にフレームを2本取り付けます。
この状態でクロスして取り付けようとすると設営できないため、注意が必要です。
フレームを取り付ける時は、インナーテントにフレームをはめる穴があるため、その穴にフレームをセットします。
ギュイーンとフレームが大きく曲がりますが、よくしなり折れることもないため、安心してフレームを曲げて両端の穴にセットします。
- Qバンドック ソロドームのフレームが折れてしまった場合は?
- A
フレーム補修パイプが付属されてるため、フレームに差し込むことで応急処置が出来ます。
5年ほどバンドック ソロドームを使ってますが、特にフレームが折れたことはないです。
もし折れてしまった場合は、付属のフレーム補修パイプをはめ込んで簡易的に修繕することができますし、フレーム補修パイプを失くした場合はセリアにも売ってます。
フレームをフックの穴に通して並行にセットした後は、フレームをクロスさせます。
STEP4:フックを取り付ける
フレームをクロスしたら、インナーテントに装着されているフックをフレームにパチパチ取り付けて吊り下げていきます。
フックを全て取り付け終えたら、バンドック ソロドームのインナーテントの設営は完成になります。
夏はインナーテントだけでも涼しい!
コットを使いたい場合はインナーテントを乗せよう!
BUNDOK(バンドック)ソロドームのインナーテント内には、コットを入れることができませんが、寝心地を良くしたい場合は、グランドシートの代わりにコットを敷いて使うこともできます。
かなり寝心地がアップする!
入らなければ乗せればOK!
STEP5:フライシートを被せる
バンドック ソロドームのインナーテントが完成したらフライシートを被せます。
入り口をしっかりと確認!
入り口は一箇所のみのため、フライシートを被せる際は前後の向きに注意が必要です。
インナーテントとフライシートにはそれぞれ4つのバックルが付いています。
フライシートを被せた後はインナーテントのバックル同士を繋げ、引っ張るだけで長さを調節できます。
STEP6:ペグダウン・完成
4隅プラス前後3箇所の計7箇所をペグダウンして、最後はテンションかけて調整すればバンドック ソロドームの設営は完成です。
慣れると5分ほどで設営は完成し、説明書を見ながら設営しても15分以内にバンドック ソロドームは設営できるのでとっても簡単です。
フライシートにはロープが付随しているため、風が強い日はロープもペグダウンします。
一度もロープを使ったことはないけど、飛ばされたこともない!
バンドック ソロドームの設営を動画で確認!
小学生のむすめが一人で設営できるほど簡単!
一人でも余裕!
BUNDOK(バンドック)ソロドームは複雑なパーツもないし、小学生女子でも一人で設営できるほど簡単なのが魅力です。
BUNDOK(バンドック)ソロドームをシェルター化!
BUNDOK(バンドック)ソロドーム用のスタンディングテープを使うことで、フライだけを使ったシェルターとしてキャンプを楽しむこともできます!
インナーテントがスタンディングテープに変わるだけで、ほぼ設営手順は一緒で簡単にシェルターとしての設営ができます。
ますますソロドームの使い勝手が上がる便利アイテム!
シェルターにすればデイキャンプにもピッタリ!
バンドック ソロドームのキャノピーを跳ね上げるための立て方
BUNDOK(バンドック)ソロドームの前室部分のフライを跳ね上げることで、キャノピーを立てることができます。
西日など横からの日差しは遮ることができませんが、日中の日差し、軽い雨くらいであれば、キャノピーのおかげで耐えることができます。
キャノピーの跳ね上げに必要なアイテム
うちはタープポールの代わりに、トレッキングポールを使ってバンドック ソロドームのキャノピーを立てていますが、タープポールや、落ちている木などを代わりに使っても設営できます。
バンドック ソロドーム キャノピーの立て方
バンドック ソロドーム前室のフライシートを跳ね上げ、端に付いているループにポールを引っ掛けます。
ポールを引っ掛けたら、用意したパラコードを「もやい結び」で引っ掛けます。
ペグダウンした後、パラコードに自在金具が付いているのであれば長さを調節し、自在金具がないのであれば、自在結びで調節します。
森林サイトであれば、ポールを使わなくても近くの木にパラコードを取り付けてバンドック ソロドームのキャノピーを跳ね上げることができます。
どちらにせよ、「もやい結び」と「自在結び」は、キャンプで役立つロープワークのため、覚えておいて損はないです。
両端を跳ね上げることで、バンドック ソロドームの前室にキャノピーが完成します。
バンドック ソロドームの収納方法
- STEP1ペグやバックルを全て外す
設営とは逆の手順でペグやバックルを外し、フレームも全て外します。
- STEP2フライを畳む
フライのチャックは閉じた状態で、畳んでいきます。
- STEP3インナーテントを畳む
インナーテントは台形ですが、長方形と同じように畳んでいきます。
インナーもフライも綺麗に畳もうとしなくても、収納袋にはなおせます。
- STEP4収納袋になおす
収納袋はループを広げることである程度大きくなるため、突っ込んで行くことで全てのパーツを収納することができます。
むすめ。適当に突っ込んでもどうにかなる
まとめ:バンドック ソロドームの設営も撤収も簡単!
今回はBUNDOK(バンドック)ソロドームの設営方法と、キャノピーを跳ね上げる時の立て方を紹介しました。
バンドック ソロドームは、コスパの高いテントでありながら、スペックも十分で軽いし、設営・撤収が簡単なため、ソロキャンプのファーストテントにおすすめのテントです。
そしてキャノピーのおかげで秘密基地感がアップするので、前室から動かずともキャンプをまったりと楽しむことができます。
BUNDOK(バンドック)ソロドームは小学生でも設営できるほど簡単なため、大人であれば特に迷わずに設営をすることができます。
バンドック ソロドームの購入を考えている方も、設営や収納が簡単なのでおすすめできるテントです。
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