キャンパーなら誰しもが一個は持っているシェラカップ!
うちにも10個くらい転がってる・・。
各メーカーさんからシェラカップは山のように発売されていますが、その中でもソロキャンプの時にこそ使って欲しいシェラカップが「EVERNEW(エバニュー) Ti 400FD Cup」です!
スタッキング力の違いにより、ファミリーキャンプでは普通のシェラカップを使う方が便利ですが、ソロキャンプではエバニュー 400FDを使う方が圧倒的に活躍します!
なぜ???
ハンドルがたためるから!
- スタッキング力が高い
- ハンドルがたためる
- ロックできるハンドル
- 使いやすい容量
- チタン製
- 焚き火で調理ができる
おすすめ!
エバニュー 400FDは、ハンドルがたためることで収納スペースも小さくなり、寸胴型のカップのため、スタッキングもしやすいです!
この記事では、エバニュー 400FDの基本情報をはじめ、なぜソロキャンプではエバニュー 400FDがおすすめなのか、普通のシェラカップと比較しながらレビューします。
EVERNEW(エバニュー)400FDとは
エバニュー400FDは「火にかけられる山のお茶碗」をコンセプトに作られた、容量400mlの軽量チタンカップです。
クッカーとしてお湯を沸かしたり・スープをこしらえたり、取り皿として使ったりなど、400FDはシェラカップのように万能に使えるカップです。
登山家のために作られたカップ
50gと軽いので登山にキャンプに活躍!
エバニュー 400FDは、チタンカップ3兄弟の次男
製品名 | エバニュー Ti Demitasse 220 FH | エバニュー Ti 400FD Cup | エバニュー Ti 570FD Cup |
---|---|---|---|
品番 | ECA543 | ECA530 | ECA531 |
サイズ | 外径φ80×内径φ75×深さ55mm | 外径φ102×内径φ95×深さ58mm | 外径φ120×内径φ110×深さ61mm |
容量 | 220ml | 400ml | 570ml |
重量 | 42g | 50g | 55g |
材質 | チタン | チタン | チタン |
エバニューのスタッキング可能なハンドル付きのチタンシェラカップは、220FH・400FD・570FDの3種類のサイズがあります。
400FDはサイズが真ん中のため、勝手に次男と命名!
3つのカップをまとめてスタッキングして持ち運ぶことが出来るため、シェラカップをコンパクトにまとめて持って行きたいと考えているキャンパーさんにおすすめです!
【サイズ】エバニュー 400FDの内径と外径をチェック!
製品名 | エバニュー Ti 400FD Cup |
---|---|
サイズ | 外径φ102×内径φ95×深さ58mm |
容量 | 400ml |
重量 | 50g |
エバニュー 400FDのEVERNEW公式サイトに記載されているサイズは【外径φ102×内径φ95×深さ58mm】です。
個体差があるのかもしれませんが、実際に計測してみたところ、サイズが若干異なりました。
スタッキングする時の参考に、エバニュー 400FDの内径と外径を紹介します。
エバニュー 400FDの内径サイズ
エバニュー 400FD | 内径サイズ |
---|---|
公式サイト | 内径φ95×深さ58mm |
内径:上部(実測) | 内径φ97mm |
内径:底部(実測) | 内径φ92mm |
内径:深さ(実測) | 深さ:55mm |
エバニュー 400FDの内径サイズを計測したところ、寸胴型と思っていましたが、上部の内径はφ97mm、底部の内径はφ92mmでした。
内側の深さは55mmでした。
エバニュー400FDの内径が最小φ92mmのため、400FDの中にスタッキングできるギアのサイズはφ92×58mm以内が目安となります。
エバニュー 400FDの外径サイズ
エバニュー 400FD | 外径サイズ |
---|---|
公式サイト | 外径φ102×深さ58mm |
上部(実測) | カップのみ:φ102mm ハンドル込み:φ104mm |
底部(実測) | カップのみ:φ97mm ハンドル込み:φ99mm |
深さ(実測) | 外側:58mm |
エバニュー 400FDの外径サイズを計測したところ、カップのみは、上部の外径がφ102mm、底部の外径はφ97mmでした。
ハンドル込みだと、上部の外径がφ104mm、底部の外径はφ99mmと、約2mmの差があります。
エバニュー400FDの外径が最大φ104mmのため、400FDをスタッキングできるギアのサイズはφ104×58mm以上が目安となります。
カップからハンドルまでのサイズは、計測したら143mmでした。
エバニュー 400FDの容量:400ml
エバニュー 400FDのMAX容量は400mlです。
大き過ぎるわけでもなく、小さ過ぎるわけでもない400mlの容量は、ソロキャンプで使うにはベストなサイズです。
150mlと250mlの場所にメモリがついており、焚き火で炊飯する時は、無洗米一合に対して250mlのお水が必要なので、計量する時にも役立っています。
取り皿にも使いやすいサイズ!
ケトルの代わりにカップヌードルの湯沸かしに使ったり、コーヒーを淹れたり、簡単なスープを作ったり、400mlはちょうどいいサイズ感となっています。
ソロキャンプに使いやすいサイズ感!
エバニュー 400FDの蓋
- Qエバニュー 400FDに蓋はある?
- A
400FDの蓋はエバニュー純正であれば「マルチディッシュ(mulTidish)」、社外品は「TOAKS チタニウムリッド 95mm」がシンデレラフィットします。
エバニュー 400FDのサイズであれば、蓋がなくてもなんとかなりますが、蓋が欲しいキャンパーさん向けに対応している蓋をふたつ紹介します。
エバニュー マルチディッシュ
製品名 | エバニュー マルチディッシュ |
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品番 | EBY280 |
サイズ | φ104mm |
重量 | 13g |
エバニュー純正からは、400FDの蓋として使えるマルチディッシュ(mulTidish)が販売されてます。
マルチディッシュは、400FDの蓋としてだけでなく、お皿や固形燃料の受け皿としても使える、名前の通りマルチに使えるお皿です。
チタン製だから13gとめっちゃ軽い!
エバニュー 400FDの蓋として使う時は、ハンドルやつまみがないため、そのまま被せて蓋にする感じで使います。
見た目以上に密着力があり、400FDのフチにしっかりとハマってくれるので、ちゃんと蓋として使うことが出来ます!
ハンドルやつまみがないから、グローブは必須!
エバニュー 570FDの中にマルチディッシュがピッタリと入るサイズのため、「570FD + マルチディッシュ + 400FD」をスタッキングして、まとめて持ち運ぶことが出来ます!
TOAKS Titanium Lid-95
製品名 | トークス チタニウムリッド 95mm |
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サイズ | φ95㎜ |
重量 | 15g |
つまみが付いてるちゃんとした蓋が欲しい場合は、トークスの蓋「チタニウムリッド 95mm」が、エバニュー 400FDとシンデレラフィットします。
蓋としてしか使うことは出来ませんが、つまみも付いてるし、蒸気を逃す穴も空いてるため、ちゃんと蓋として使いたい場合はトークス チタニウムリッド95mmがおすすめです!
「SOTO サーモスタック クッカーコンボ 750マグ」の蓋としてもトークスは使える!
エバニュー 400FD レビュー
- スタッキングしやすい
- チタン製で50gと軽い
- ハンドルがたためる
- ロック出来るハンドル
- 火にかけられる
- 400FD同士重ならない
- ハンドルを動かす時の音が苦手
- ハンドルカバーの色を選択できない
- 薄いチタンのため、凹みやすい
エバニュー 400FDを実際に使ってみて感じたメリットやデメリットをまとめてレビューします。
エバニュー 400FDはスタッキングしやすい!
エバニュー 400FDの魅力は、なんと言ってもスタッキングのしやすさです!
- Qエバニュー 400FDの内径サイズは?
- A
エバニュー400FDの内径サイズは、公式サイズがφ95mm、実測サイズは上部φ97mm・底部φ92mm・深さ58mmです。
同じエバニュー同士で、400FD + 570FD + バックカントリーアルミポットをスタッキングすれば、ソロキャンプに持って行きたいクッカーセットが完成します。
ハンドルがたためるからスタッキングしやすい!
エバニュー 400FDのハンドルは折りたたむことが出来ます。
折りたためることで、デッドスペースがなくなり、収納時に邪魔にならないのは、荷物に制限のあるソロキャンプにとって大きなメリットとなっています。
収納時に邪魔にならないのが最高!
ハンドルがたためるから選んだと言っても過言ではない!
そして、折りたためることでスタッキングする時も邪魔にならないので、色々なギアとスタッキングして一緒に持ち運ぶことが出来ます!
400FD同士でのスタッキングはできない!
400FD同士のスタッキングは出来ません。
エバニュー 400FDは寸胴型で、ハンドルあるため仕方ないのですが、スタッキングをする時は570FDなどサイズ違いのカップでしかできないため、ソロキャンプ向きのカップとなります。
シェラカップはシェラカップ同士でスタッキングが出来る!
複数カップが必要な場合は、サイズ違いでスタッキングする必要がある!
ロックするハンドルのため、パカパカしない!
エバニュー 400FDのハンドルは、しっかりロックが効きます!
パカパカしないから、鬱陶しくない!
ハンドルを持つ時にパカパカ動くとイライラしますが、エバニュー 400FDのハンドルはしっかりロックできるし、ハンドルの位置も細かく調節することが出来ます。
細かい所に気が利くのは、さすが日本製!
ハンドルを動かす時の音がちょっと苦手
エバニュー 400FDのハンドル部分を動かすと「ギュギギュギ」と金属が擦れる気持ち悪い音がします。
ロックを効かせるためには、隙間は少なくしないといけないし、仕方ないことですが、どうもこの音が好きになれません。
黒板をキーッと擦った感じ。
キャンプ中は色々な音が混ざるため、ハンドルを動かした時の金属音はあまり聞こえないから良いのですが、お家の中で片付けている時などにたまに寒気がします(笑)
ハンドルカバーの色は選択できない!
エバニュー 400FDをはじめ、570FD・220 FH、全てハンドルカバーの色は赤です。
登山中にカップを探す手間を省くために、敢えて目立つ色にしているのだと思われますが、けっこう赤の主張が強いです。
なんか手持ちのギアと合わない感じがする・・。
うちはオリーブ系のギアが多いため、緑と赤のクリスマスカラーになってしまうので、季節によっては合わないなと感じていました(笑)
ハンドルはカップから外すことができるので、ホームセンターなどでシリコンホースを買って付け替えることもできますし、カバーなしでも使うことはできます。
エバニュー 400FDはチタン製!
エバニュー 400FDはチタン製のため、重量50g(実測49.5g)と、めっちゃ軽いです!
400FD(50g)と、570FD(55g)を一緒に持って行ったとしても、たった105gと軽量・コンパクトに持ち運ぶことが出来ます。
軽量化を求める登山家さんや、キャンパーにおすすめ!
エバニュー 400FDは薄いチタンのため、衝撃には弱い!
エバニュー 400FDの、チタンの厚みはたった0.3mmしかないため、ギュッと掴んだら変形するほど薄いです。
軽量化のためには仕方ないのですが、落としてしまうと簡単に凹んでしまいそうな強度です。
ボコボコになったカップは、それはそれでかっこいい!
わざと落とさないように!
エバニュー 400FDは、火にかけて調理が出来る!
エバニュー 400FDは、ハンドルの取り外しができるため、ハンドルカバーを外せば焚き火にかけて調理をすることも出来ます。
チタン製なので、あえて火にかけてチタンブルーのカップにするのもかっこいいです!
チタンだから熱伝導率は低いから、冷めにくく、暑くなりにくい!
アルミの熱伝導率はスゴっ!
エバニュー 400FDがソロキャンプのシェラカップにおすすめな理由
キャンプと言えばハンドルが折りたためないごく一般的なシェラカップを使うのが当たり前だと思っていましたが、収納するにもハンドル分のデッドスペースがもったいないなと感じていました。
バックパックに吊り下げても、複数持っていくとガチャガチャうるさいし、なんとなく自分のキャンプスタイルには合わないなと思ってました。
とりあえずスタッキングして持っていきたいと考え、見つけたのがエバニュー 400FDです。
400FDと570FDをスタッキングすれば一気に2個持ちも可能だし、容量も大きく使い勝手が良かったので購入して良かった一軍入りのギアとなっています。
「なぜソロキャンプのシェラカップはエバニュー 400FDがおすすめなのか?」その理由を、一般的なシェラカップと比較しながら、レビューします!
シェラカップの特徴
- 同じサイズ同士で重ねて収納できる
- 種類が豊富にある
- ハンドルがたためない
- すり鉢状で浅いためこぼれやすい
シェラカップとエバニュー 400FDを比較した、シェラカップのメリット・デメリットから紹介します。
好きなブランドから選べる!
シェラカップはサイズや種類も豊富にあるため、自分の使いやすいサイズのシェラカップを選んだり、好きなブランドから選ぶことが出来ます。
シェラカップはアウトドアメーカーに限らず、色々なブラントから販売されているため、自分の好きなブランドのシェラカップを選ぶことが出来るのが大きなメリットです!
値段が安いから、高級ブランドのシェラカップも買える!
同じサイズ同士で重ねて収納できる
シェラカップは、メーカーが違っても形はほぼ変わらないため、何個も重ねてスタッキングすることが出来ます。
特にファミリーキャンプだと人数分のシェラカップが必要となるので、同じサイズでたくさんスタッキングできるシェラカップはとっても役立つアイテムです。
ファミリーキャンプをするならシェラカップが便利!
ハンドルがたためないため嵩張る
シェラカップはハンドルがたためないため、収納ケースなどになおす時はスペースをとってしまい邪魔に感じます。
このハンドル部分に生まれるデッドスペースがもったいないなと、シェラカップを使っている時はいつも感じていました。
吊り下げとけば良いのでは?
吊り下げたら、吊り下げたでガシャンガシャンうるさい。
エバニューからハンドルがたためるタイプのシェラカップは販売されていますが、折りたたみタイプのシェラカップの種類は少ないし、わざわざ折りたたみ式のシェラカップを選ぶなら400FDで良いかなと感じました。
すり鉢型は溢れやすい
一般的なシェラカップはすり鉢状のタイプが多いため、こぼれやすく、冷めやすいです。
シェラカップはファミリーキャンプ向きですが、小さなお子様がいる家庭は確実にこぼします。
エバニュー 400FDの特徴
- ハンドルがたためる
- コップ型のためこぼれにくい
- 400FD同士でスタッキングができない
- 折りたたみ式ハンドルは種類が少ない
エバニュー 400FDのレビューを振り返りまとめてみると、やっぱりハンドルをたたむことが出来るのは大きなメリットです。
ハンドルがたためることで、収納ケースになおす場合もデッドスペースが生まれにくく、スタッキングもしやすいため、荷物に限りがあるソロキャンプには向いてます。
400FD同士のスタッキングはできないため、ファミリーキャンプには向いてませんが、ソロキャンプでシェラカップを何個も持っていく機会はそうありません。
複数のカップを持っていきたい場合は、サイズの違う「220 FH」と「570FD」をスタッキングして持っていけば解決できます。
ソロキャンプで3個以上のシェラカップが必要な理由がない!
エバニュー 400FDとシェラカップを比較した結果
両者を比較してみた結果、ファミリーキャンプは、シェラカップの数が必要となってくるため、まとめてスタッキングが出来る一般的なシェラカップがおすすめです。
どうしてもファミリーキャンプは何個もカップを持って行かないといけないため、同じサイズ同士でスタッキング出来るシェラカップが便利です。
ただ、ソロキャンプだと数は必要ないし、収納スペースや荷物にも限りがあるため、ハンドルを折りたたむことが出来るエバニュー 400FDがおすすめです!
クッカーセットの中にもまとめてスタッキングして収納出来る400FDは、ソロキャンプだからこそ使って欲しいなと思っています!
スタッキングできるカップの違いで、おすすめは変わってくる!
ソロキャンパーに人気の「スノーピーク アルミパーソナルクッカーセット」の中にも、エバニュー 400FD + 570FDがスタッキング出来る!
まとめ:ソロキャンプだからこそエバニュー 400FDがおすすめ
今回はエバニュー 400FDのレビューと、ソロキャンプのシェラカップこそ400FDを使って欲しい理由をまとめました。
クッカーや取り皿としても使うことができ、スタッキングすることによりクッカーセットが出来上がるエバニュー 400FDは、やっぱりソロキャンプにおすすめしたいシェラカップだと感じました。
ソロキャンパーさんはもちろん、登山家さんやハイカーさんにもおすすめ出来るカップが、エバニュー 400FDです。
400FD+ 570FD + バックカントリーアルミポットの組み合わせが最高すぎて、ソロキャンプではシェラカップを持っていくことは少なくなりました。
ソロキャンプ用のシェラカップは400FDを使いたい!
自分用にも1セット欲しいな
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