クーラーボックスはサイズも豊富にあるしお値段もピンキリなため、何を基準に選べば良いのかが難しいギアの一つです。
うちはソロキャンプがメインなのでそこまで大きなサイズも必要ないし、一泊二日以上のキャンプをしないためそこまで保冷力も求めてません。
真夏は暑すぎてデイキャンプしかしたくないし。
お値段が高いクーラーは凄い保冷力を謳ってますが、保冷力が強すぎるといざ晩飯を作ろうとした時もカチンコチンに冷凍されたままで、解凍するまで待たないといけなく逆に使いづらい・・。
保冷力が弱すぎても使いもにならないし、強すぎても逆に困る。
色々とクーラーボックスを試した結果、ホームセンターで買えるようなリーズナブルなクーラーボックスでも自分のキャンプスタイルであれば特に問題なくキャンプを楽しめました。
とりあえず夜まで保冷力が持ってくれれば・・。
ただ、ホームセンターに売ってるクーラーボックスは合わせにくいカラーしか置いてないし、聞いたこともないメーカーのロゴが目立つ位置にあるなどダサいクーラーボックスしかない・・。
安物だからこそシンプルでいいのに・・。
とりあえず「2Lのペットボトル」が入るサイズで、「ロゴス 氷点下パック Mサイズ」が2個並べて入るリーズナブルなクーラーボックスを探してみたところ、スポーツオーソリティで「イグルー ネスティングクーラー 11L」を見つけました。
蓋は白ですがメインはグリーンとキャンプサイトにも合わせやすいカラーだし、ソロキャンプでも使いやすい容量11Lのクーラーボックスです！
保冷力はそこまでだけど、2Lのペットボトルを凍らせて持っていけば一泊二日は耐えれる！
この記事では、イグルーのクーラーボックス「ネスティングクーラー 11L」の基本情報やサイズ感、実際にキャンプで使ってみて感じたことや保冷力などをまとめてレビューします。
イグルーのクーラーボックス：ネスティングクーラー 11L
| 製品名 | イグルー ネスティングクーラー 11L |
|---|---|
| サイズ | W35×D25×H24cm |
| 重量 | 1.63kg |
| 容量 | 11L |
| 材質 | ポリエチレン・ポリウレタンフォーム |
IGLOO（イグルー）は、色々なサイズやデザインのクーラーボックスやジャグなどを製造してるアメリカでNo.1シェアを誇るクーラーボックスメーカーです。
機能的でデザイン性も高く、お値段もお手頃なクーラーボックスが多いため、日本でも人気が高いブランドの一つです。
コストコでよく売ってるクーラー！
保冷力が高いクーラーだと、7日間も冷える！
イグルー ネスティングクーラー 11Lは、容量11Lとソロキャンプにも使いやすいサイズのクーラーボックスで、ゼビオ（L-Breath）やスポーツオーソリティなどで購入出来ます。
イグルー ネスティングクーラー 11L：カラーバリエーション
- ライトブルー：ゼビオ・L-Breath（ヴィクトリア エルブレス）
- グレー：ゼビオ・L-Breath（ヴィクトリア エルブレス）
- ブラック：スポーツオーソリティ
- グリーン：スポーツオーソリティ
イグルー ネスティングクーラー 11Lは、置いてあるショップによってカラバリが変わってます。
全部でカラーは4種類から選ぶことができ、ゼビオ系列だとライトブルー・グレー、スポーツオーソリティはブラック・グリーンのカラーが販売されてました。
カラーが違うだけで、サイズは一緒！
ステッカーには「NESTABLE 11」って記載されてるけど、正式名称は「ネスティングクーラー」みたい。
イグルー ネスティングクーラー 11L：サイズ
- 本体のみ：W35×D25×H24cm
- ハンドル込み：W38×D25×H34cm
イグルー ネスティングクーラー 11Lの外寸サイズを計測したところ、クーラーボックス本体のみはW35×D25×H24cmと、記載されてるサイズと一緒でした。
ハンドルを含めたクーラーボックスのサイズは、W38×D25×H34cmと少しだけ記載されてるサイズよりも大きくなります。
イグルー ネスティングクーラー 11L：重量
イグルー ネスティングクーラー 11Lの重さを計測したところ約1.63kgでした。
そこまで保冷力が高いクーラーではないため重さも軽く、持ち運びしやすいベイルハンドル付きのクーラーボックスです。
イグルー ネスティングクーラー：容量・サイズ展開
出典：スポーツオーソリティ
| 製品名 | イグルー ネスティングクーラー 11L | イグルー ネスティングクーラー 27L | イグルー ネスティングクーラー 55L |
|---|---|---|---|
| サイズ | W35×D25×H24cm | W48×D31×H29cm | W61×D40×H39cm |
| 容量 | 11L | 27L | 55L |
イグルー ネスティングクーラーは11Lだけでなく、27L・55Lと3つの容量のクーラーボックスが販売されてます。
ソロキャンプであれば11Lのサイズで問題なくキャンプは楽しめますが、ファミリーや大人数向けに大型サイズのクーラーボックスも選べます。
クーラーボックスは大は小を兼ねないし、サイズが大きくなると一人で持ち運べなくなる。
27L・55Lと大型のクーラーボックスは底に水抜き用の栓がついてるため、溶けた氷を下から簡単に排出できるし、掃除する時も役立ちます。
イグルー ネスティングクーラー 11L：内寸サイズ
| 製品名 | イグルー ネスティングクーラー 11L |
|---|---|
| 外寸サイズ（本体） | W35×D25×H24cm |
| 外寸サイズ（ハンドル込み） | W38×D25×H34cm |
| 内寸サイズ | W31×D 20.7×H18.5cm |
クーラーボックス選びにおいて内寸サイズは大事です！
ペットボトルや保冷剤などを入れる時、内寸サイズがわかれば計算しやすいのに、意外とどのクーラーボックスも外寸サイズのみ記載されてるだけで内寸サイズが記載されてません。
サイズをミスると保冷剤が入らなくなる。
イグルー ネスティングクーラー 11Lの内寸サイズや、缶やペットボトルがどれくらい入るかなどサイズ感をまとめてレビューします。
イグルー ネスティングクーラー 11L 内寸サイズ：W31×D 20.7×H18.5cm
- イグルー ネスティングクーラー 11L 内寸サイズ：W31×D20.7×H18.5cm
イグルー ネスティングクーラー 11Lの内寸サイズを計測したところ、幅31cm・奥行き20.7cm・高さ 18.5cmでした。
保冷剤はロゴス 氷点下パック Mサイズ×2個がシンデレラフィット！
| 製品名 | 倍速冷凍・氷点下パックM | 氷点下パックGT-16℃・ハード600g |
|---|---|---|
| サイズ | 縦19.6×横13.8×厚さ2.6cm | 縦19.5×横13.7×厚さ2.8cm |
| 重量 | 600g | 600g |
| 外観 |  |  |
イグルー ネスティングクーラー 11Lの中には、「ロゴス 倍速冷凍・氷点下パック Mサイズ」を2個並べて敷くことが出来ます。
同じ11L前後のクーラーボックスでも、中途半端な形をしてると保冷剤を並べて敷くことが出来なかったり、無駄にスペースがあいたりするのですが、イグルー ネスティングクーラー 11Lはシンデレラフィットで敷けるので使いやすいサイズ感です！
2個並べて敷けるからこそ使いやすいサイズ感！
ロゴス 氷点下パック Mサイズだけでなく、ダイソーで買える「氷点下保冷剤 ハードタイプ Lサイズ」も同じくらいのサイズ感だったため、イグルー ネスティングクーラー 11Lの中にシンデレラフィットで2枚敷くことが出来ました。
ロゴスは-16℃・ダイソーの保冷剤は−10℃！
350ml缶×18本
- 350ml缶：φ66×122mm
イグルー ネスティングクーラー 11Lには350ml缶がMAX18本入ります。
うちはお酒が飲めないたため缶を入れる機会がないのですが、酒飲みキャンパーさんであればドリンクボックスとしてクーラーボックスを活用することも可能です。
500ml缶×11本
- 350ml缶：φ66×122mm
- 500ml缶：φ66×H166.65mm
500ml缶は、下に保冷剤を敷いた状態だと立てた場合はみ出してしまうのですが、保冷剤を敷かなければ立てて入りました。
色々と敷き詰めてクーラーボックスの中に500ml缶を入れてみた結果、イグルー ネスティングクーラー 11Lの中にはMAX11本の500ml缶が入ります。
ペットボトル：350ml〜600ml
ペットボトルはメーカーによって同じ容量でもサイズが統一されてないし、今は中身が500mlだけでなく、600mlや380mlなど飲み物によっても細かくわかれてます。
500mlサイズのペットボトルは縦も立てても入らなかったため、横向きにして入れてみたところMAX6本入れることが出来ました。
小さめサイズのペットボトルであれば縦でも入れることは出来るため、もう少し収納できる本数は増えます。
ペットボトル：2L×4本
2Lペットボトル サイズ：10.5×9×H31cm
2Lのペットボトルもメーカーによって微妙にサイズが異なりますが、イグルー ネスティングクーラー 11Lの中に横向きでMAX4本入れることが出来ました。
2Lのペットボトルをしっかりと凍らして保冷剤代わりに使えば、保冷力がそこまで高くないネスティングクーラーでも、一泊二日のキャンプで翌日の朝まで冷たいドリンクを飲むことが出来ました。
牛乳パック：1L×4本
イグルー ネスティングクーラー 11Lの中には、ペットボトルだけでなく牛乳パック系の飲み物も横にすれば1LサイズがMAX4本まで入りました。
牛乳だけでなく、紅茶やコーヒー・イチゴオレなど牛乳パック系の飲み物も色々な種類が販売されてるため、1本持っていけば飲み終わった後着火剤代わりに焚き火で役立ちます！
市販のお弁当
スーパーやコンビニで買えるお弁当は意外と容器のサイズが大きいため、お弁当箱用の保冷バッグだとサイズが合わず入らないことも多いです。
イグルー ネスティングクーラー 11Lは内寸31×20.7cmあるため、4個くらいはまとめて持ち運ぶことが出来ます。
キャンプ以外にも保冷バッグとして運動会や海行く時も役立つ！
レビュー：イグルー ネスティングクーラー 11L メリット・デメリット
- キャンプサイトに合わせやすいカラバリ
- 保冷力は中の下
- 座れないけどテーブル代わりに使える
- ソロキャンプに使いやすいサイズ感
- どこに何を収納したからわかりやすい
- コスパが高い
イグルー ネスティングクーラー 11Lをキャンプで使ってみて感じた、メリット・デメリットをまとめてレビューします。
デメリット①：蓋が空洞のため保冷力は弱い！
イグルー ネスティングクーラーは、リーズナブルなクーラーボックスにありがちなウレタンフォームで囲ってるだけで、蓋は空洞になっていて断熱材が入ってないため、保冷力はそこまで高くないです。
ソフトクーラーよりかはマシなレベル。
高いクーラーは蓋までちゃんと断熱されてる！
ただ、ロゴス 氷点下パック×2個と凍らせた2Lのペットボトルを入れておけば、一泊二日のソロキャンプくらいであれば真夏以外はキャンプを楽しめます！
真夏はデイキャンプが限界。
保冷力を落とさないために日陰に置いて、クーラーボックススタンドとかを使うものも大事！
クーラーボックスの保冷力を上げるカスタムとして、蓋の空洞部分にウレタンを注入する改造方法があります。
隙間もウレタンで埋めて保冷力をアップ！
イグルー ネスティングクーラー 11Lの蓋はネジ留めされてるだけのため、簡単に外すことも出来ますしカスタムもしやすいので、保冷力に不満がある場合は改造するのも一つの方法です！
ポチップ
デメリット②：チェア代わりには使えない。
イグルー ネスティングクーラー 11Lには耐荷重が何キロとかの記載はなかったのですが、蓋のベコベコ具合から、チェア代わりとして使うのはおすすめしません。
座りやすそうなサイズ感だけど。
蓋が凹むと保冷力が落ちてしまう！
蓋の天板はフラットな形をしているため、テーブル代わりとして使うことは出来ますが、中身を取り出すのに一々退かさないといけないのが少しめんどくさかったです。
チェア代わりに使うなら座ってもOKって記載されてるクーラーボックスを使う！
同じくらいのサイズ感だと「スタンレー クーラーボックス」が頑丈！
メリット①：ソロキャンプに使いやすいサイズ感！
ソロキャンプで使いやすいクーラーボックスの容量は10〜15Lくらいです。
食材だけ入れるなら5Lクラスのクーラーボックスでも対応出来ますが、10L以上のクラスであれば飲み物などもまとめて持ち運べます。
イグルー ネスティングクーラー 11Lだと量が足りないと思って、このサイズ以上に食材を持って行っても結局食べきれないってことに気づきました。
クーラーボックス内に入る量を持っていけば、食事には困らない。
自分がどれだけ食べれるかを確認しておけばサイズ選びの参考になる！
メリット②：ハードクーラーは一目でどこに何が入ってるかわかる！
| 製品名 | AOクーラー 12パック | イグルー ネスティングクーラー 11L |
|---|---|---|
| サイズ | W36×D18×H30cm | W35×D25×H24cm |
| 容量 | 11L | 11L |
保冷力に定評のある最強のソフトクーラー「AOクーラー 12パック」も容量は11Lのため、サイズ感はイグルー ネスティングクーラー 11Lと一緒です。
イグルー ネスティングクーラーはハードクーラーだし、蓋を開ければ何処に何が入ってるのかすぐにわかるのですが、AOクーラーは入口が狭いため探すのに一苦労します。
保冷力が一緒ならハードの方が使いやすい！
メリット③：リーズナブルだしコスパが高い！
イグルー ネスティングクーラーは比較的リーズナブルなクーラーだし、カラーリングもおしゃれなため、キャンプでも使いやすいクーラーボックスです。
スポーツオーソリティやゼビオは頻繁にセールもしているため、うまい具合にポイントカードとかと組み合わせれば、20〜30％くらい安く購入することも出来ます。
決して保冷力は高くないですが、自分のキャンプスタイルでは問題ない保冷力ではあったので、リーズナブルだし、コスパ良く活躍してます。
お値段以上に満足！
まとめ：イグルー クーラーボックスはコスパが高くておすすめ
今回はイグルーのクーラーボックス ネスティングクーラー 11Lのレビューをまとめて紹介しました。
保冷力だけを求めるキャンパーさんには不向きなクーラーボックスですが、足りない保冷力は保冷剤と凍らせたペットボトルである程度カバー出来ます！
何よりロゴス 氷点下パックMを2枚シンデレラフィットで敷けるので、ソロキャンプで使うには十分なサイズ感だし、使いやすく取り出しやすいサイズです！
氷点下パックM×2個を並べて置けるのがポイント高い！
- イグルー ネスティングクーラー 11L 内寸サイズ：W31×D20.7×H18.5cm
- ロゴス 氷点下パックMがシンデレラフィットで2個並べて敷ける！
- 蓋は空洞で保冷力は劣るけど、カスタムでどうにかなる！
- ハードクーラーはどこに何を入れたかが見やすい！
ホームセンターで買える変な色やロゴが入ったクーラーよりかは、イグルー ネスティングクーラー 11Lの方がレイアウトしやすいカラーリングです。
ホームセンターでカーキやブラック系のクーラーボックスは売ってないし。
そこまで保冷力は求めず、ソロキャンプに使いやすいサイズ感のクーラーボックスを探してるソロキャンパーさんに「イグルー ネスティングクーラー 11L」はおすすめです！
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