MSR アルパインストアウェイポット 775ccは、ソロキャンプで使うのにちょうど良いサイズのステンレス製クッカーです。
一人前を調理するなら700ml前後が使いやすい!
シンプルな浅型クッカーのため、MSR アルパインストアウェイポットだけを持っていくよりかは、中に色々とスタッキングさせて持ち運んだ方が荷物もコンパクトにまとまります。
MSR アルパインストアウェイポットはフタをハンドルでガッチリとロックさせることが出来るため、収納ケースを別途用意しなくてもバラけたりせず安心して持ち運べます。
フタが外れないのは何気に便利!
この記事では、MSR アルパインストアウェイポット 775ccとシンデレラフィットでスタッキング出来るギアをまとめてレビューします。
スタッキングの参考に!MSR アルパインストアウェイポット 775cc サイズ
出典:MSR(株式会社モチヅキ)
製品名 | アルパインストアウェイポット 475cc | アルパインストアウェイポット 775cc | アルパインストアウェイポット 1.1L | アルパインストアウェイポット 1.6L |
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サイズ | φ11.5×H5.5cm | φ14×H6.2cm | φ16×H6.5cm | φ18×H7.3cm |
重量 | 270g | 365g | 440g | 550g |
容量 | 475cc | 775cc | 1.1L | 1.6L |
材質 | ステンレス | ステンレス | ステンレス | ステンレス |
MSR アルパインストアウェイポットは475cc・775cc・1.1L・1.6Lと、4種類のサイズが販売されてます。
同じメーカーのクッカーですが、サイズ違いでスタッキングさせることは出来ません。
うちは1Lサイズのクッカーだとソロキャンプでは食べきれないことに気づき、700ml前後で手持ちのクッカーとスタッキング出来そうなギアを探してたところ、ちょうどMSR アルパインストアウェイポット 775ccがサイズ的にいい感じだったので購入しました。
結果的にいい感じでスタッキング出来た!
まずはスタッキングの参考に、MSR アルパインストアウェイポット 775ccの内径・外径サイズからレビューします。
MSR アルパインストアウェイポット 775cc 外径サイズ
MSR アルパインストアウェイポット 775ccの外径サイズを計測したところ、ポットのみだとφ143×H63mm、フタを閉じてロック部分も合わせて計測したらφ170×H85mmでした。
ハンドルやフタをロックする部分が出っ張っているため、サイズが大きくなってしまい、MSR アルパインストアウェイポット 775ccをクッカーの中へスタッキングさせようとするとどうしてもサイズが大きくなってしまいます。
ソロキャンプで使うならストアウェイポットの中にスタッキングするのがおすすめ!
MSR アルパインストアウェイポット 775cc 内径サイズ
MSR アルパインストアウェイポット 775ccの内径サイズを計測したところ、ポットのみだと約φ140×H62mmと、公式サイトに記載されてるサイズと一緒でした。
MSR アルパインストアウェイポットのフタはドーム状になっており、深さもあるため少しくらいポットからはみ出しても余裕はあります。
フタを閉じた時の内径(高さ)は約72mmと10mmくらい余裕があります。
真ん中にかけて深くなるから、端は5mmほどしか余裕はない!
確実にアルパインストアウェイポット 775ccの中にスタッキングさせるなら、φ140×H62mm以内に抑えることでシンデレラフィットでスタッキング出来ます。
MSR アルパインストアウェイポット 775cc スタッキング例
MSR アルパインストアウェイポット 775ccは、丸型・四角型どちらのインスタントラーメンも割らずにそのまま入れることが出来るサイズ感です!
クッカーの代わりに、インスタントラーメンをそのままスタッキングしても持ち運べる!
一人前のラーメンを作るのにピッタリなサイズ!
シンデレラフィットでMSR アルパインストアウェイポット 775ccの中へスタッキング出来るギアをまとめて紹介します。
スタッキング例①:EPI アルミ3点食器セット
製品名 | EPI アルミ3点食器セット C-5201 |
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収納サイズ | φ135mm×高さ68mm |
総重量 | 165g |
各セット サイズ・容量 | 大カップ:φ118×H65mm(640ml) 小カップ:φ107×H55mm(490ml) フタ:φ127×H21mm(120ml) |
材質 | 本体/アルミニウム(アルマイト加工) 取手/ステンレス |
EPI アルミ3点食器セットは、大小2個のカップとフタがセットになった超コスパが高いクッカーセットです。
リーズナブルでも問題なく使えるし、使いやすいクッカーセット!
MSR アルパインストアウェイポット 775ccの中にEPI アルミ3点食器セットはシンデレラフィットでスタッキング出来ますし、炊飯用のお米や水蒸気炊飯用の網もまとめて持ち運べます。
- STEP1スタッキングするギア
- MSR アルパイン ストアウェイポット 775cc
- EPI アルミ3点食器セット
- 100均 シェラカップに入るクリアケース:お米を入れとく
- キャンドゥ シェラカップ用網
- STEP2EPI アルミ3点食器セットをスタッキング
EPI アルミ3点食器セットは大カップの中に小カップをスタッキングしてフタを閉じれば、まとめて持ち運ぶことが出来ます。
- STEP3EPI アルミ3点食器セットの中にお米と網をスタッキング
EPI アルミ3点食器セットを使って水蒸気炊飯が出来ます。
水蒸気炊飯に必要な底上げ用の網にキャンドゥで買える「シェラカップ用網」を使い、お米は100均で買える「シェラカップに入るクリアケース」の中に入れます。
むすめ。シェラカップに入るクリアケースはダイソー・セリア・キャンドゥ、どこでも買える!
EPI アルミ3点食器セットの中に水蒸気炊飯に必要な網とお米がスタッキング出来るため、まとめて持ち運べます。
- STEP4MSR アルパインストアウェイポット 775ccにEPI アルミ3点食器セットをスタッキング
MSR アルパインストアウェイポット 775ccとEPI アルミ3点食器セットはシンデレラフィットでスタッキング出来ます。
このセットを持っていけばお鍋やラーメンも作れるしご飯も炊けるため、シェラカップなどを持って行かなくてもソロキャンプであれば十分に対応出来るクッカーセットが完成します!
MSR アルパインストアウェイポット 775ccとEPI アルミ3点食器セットはどちらもメモリがついてないため、お米を炊く時などに計量することが出来ません。
計量カップがないとやっぱり不便。
スタッキング出来る100均のシェラカップに入るクリアケースはメモリこそついてませんが、あらかじめ付いてた線で100mlの計量が出来たのと、細かく線をマジックなどで書き足していけば計量カップ代わりに使うことも出来ます。
MSR アルパインストアウェイポット 775ccとEPI アルミ3点食器セットをスタッキングして持っていけば、炊飯も困らないしソロキャンプだと十分に賄えるクッカーセットが完成します。
下手なクッカーセットよりも使いやすいし、コスパも高いクッカーセットが完成!
EPI アルミ3点食器セットを使って水蒸気炊飯も出来ますし、MSR アルパインストアウェイポット 775ccとEPI アルミ3点食器セットの小カップを組み合わせても水蒸気炊飯が出来ます。
EPI アルミ6点食器セットはフタを外せばスタッキング出来る!
製品名 | EPI アルミ6点食器セット |
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収納サイズ | φ145mm×高さ70mm |
総重量 | 205g |
各セット サイズ・容量 | Sカップ:φ109×H48mm(410ml) Mカップ:φ119×H53mm(520ml) Lカップ:φ129×H58mm(700ml) 皿×2:φ109×H11mm(130ml) フタ:φ138×H18mm(180ml) |
材質 | 本体/アルミニウム(アルマイト加工) 取手/アルミニウム |
EPIは3点食器セットだけでなく、3つのカップと2枚のお皿とフタがセットになったアルミ6点食器セットも販売されてます。
EPI アルミ6点食器セットとMSR アルパインストアウェイポット 775ccをスタッキングさせようとしたところ、フタが引っかかってしまいスタッキングは出来ませんでした。
フタを外せば3つのカップと2枚のお皿をシンデレラフィットでスタッキング出来るのですが、MSR アルパインストアウェイポットのフタを使い回し出来なかったため、EPI アルミ3点食器セットとのスタッキングの方がおすすめです。
ソロキャンプで使うなら6点も要らないし。
スタッキング例②:エバニュー バックカントリーアルミポット
製品名 | エバニュー バックカントリーアルミポット ECA135 |
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サイズ | φ122×H67mm |
重量 | 140g |
容量 | 650ml |
素材 | 本体:アルミニウム(アルマイト加工) つる:ステンレスハンドル |
エバニュー(EVERNEW) バックカントリーアルミポットは、吊り下げるためのつる(ベイルハンドル)付きの小さなアルミ鍋です。
容量が650mlのため1人分のご飯を炊飯するのにもピッタリな大きさだし、ちっちゃなお鍋やラーメンも作ることが出来ます。
同じエバニュー同士でのスタッキングもしやすい!
MSR アルパインストアウェイポット 775ccの中にエバニュー バックカントリーアルミポットをスタッキングさせようとするとつるが引っかかってしまうのですが、つるを外せばシンデレラフィットでスタッキング出来ます。
- STEP1スタッキングするギア
- スクリュートップキーパー 250ml 浅型
- エバニュー チタンマルチディッシュ
- エバニュー Ti 400FD
- エバニュー Ti 570FD
- エバニュー バックカントリーアルミポット
- MSR アルパインストアウェイポット 775cc
- STEP2スクリュートップキーパーに収納出来るアイテム
スクリュートップキーパー 250ml 浅型の中にはアルコールストーブを収納したりお米を入れたり出来ます。
おとんその日のキャンプに寄って変えれる!
- STEP3400FDとスクリュートップキーパーをスタッキング
エバニュー 400FDとスクリュートップキーパー 250ml 浅型はシンデレラフィットでスタッキング出来ます。
- STEP4570FDとマルチディッシュをスタッキングし、400FDをスタッキング
エバニュー マルチディッシュは、400FDのフタとして使えたり、お皿としても使えます。
エバニュー 570FDの中にマルチディッシュをスタッキングし、更に400FDもシンデレラフィットでスタッキング出来ます。
- STEP5バックカントリーアルミポットの中に570FDをスタッキング
エバニュー バックカントリーアルミポットの中に、スタッキングした570FDたちをまとめてスタッキングします。
- STEP6MSR アルパインストアウェイポット 775ccとバックカントリーアルミポットをスタッキング
エバニュー バックカントリーアルミポットをMSR アルパインストアウェイポット 775ccの中にスタッキングするとつるが引っかかり、フタを閉じることが出来ません。
バックカントリーアルミポットのつるは取り外せるため、外しておきます。
つるを外せばシンデレラフィットでMSR アルパイン ストアウェイポット 775ccの中にスタッキングでき、つるはフタの上に置いて閉じればまとめて持ち運べます。
むすめ。つるを外す一手間は掛かるけど、全部まとめてスタッキング出来る!
スタッキング例③:トランギア ケトル 0.6L
製品名 | ケトル 0.6L TR-325 | ステンレスノブケトル 0.6L TR-SN325 |
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サイズ | φ13.5×H7.5cm | φ13.5×H7.5cm |
重量 | 140g | 140g |
トランギア ケトル 0.6Lはソロキャンプでは定番のケトルです。
つまみが樹脂製の「ケトル0.6L TR-325」と、ステンレス製の「ステンレスノブケトル 0.6L」がありますが、どちらもサイズは一緒のためスタッキングは同じように出来ます。
1人分のコーヒーやカップラーメンのお湯を沸かすのに600mlはちょうど良い感じの量ですし、軽いため持ち運びもしやすいケトルです。
ソロキャンプでもお家でも使いやすいケトル!
MSR アルパインストアウェイポット 775ccの中にトランギア ケトル 0.6Lは、そのままシンデレラフィットでスタッキング出来ます。
ケトルの中にバーナーやアルストをスタッキングして一緒に持ち運べる!
まとめ:シンデレラフィットはやっぱり気持ち良い!
今回は、MSR アルパインストアウェイポット 775ccとシンデレラフィットでスタッキングできるギアをまとめて紹介しました。
MSR アルパインストアウェイポット 775ccはソロキャンプで使いやすいサイズ感ですし、スタッキングすることで自分のキャンプスタイルに合ったクッカーセットが作れます。
EPI アルミ3点食器セットやバックカントリーアルミポットをスタッキングすれば、シェラカップも必要ないし、ソロなら十分に賄えるクッカーセットが完成!
MSR アルパインストアウェイポット 775ccは、ハンドルを閉じることでフタをしっかりとロックすることが出来ます。
フタがロックするおかげで持ち運ぶ時もスタッキングしたクッカーたちがバラける心配がありませんし、クッカーケースがなくても安心して収納出来ます。
持ち運びがしやすいし、スタッキングもしやすい!
サイズ感も使いやすくスタッキングもしやすいため、MSR アルパインストアウェイポット 775ccはソロキャンプにおすすめのクッカーです!
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