本格的にキャンプを楽しみだすと欲しくなるのが「アウトドアナイフ」ですが、種類が多すぎて何を基準に選べば良いのかわからない・・。
焚き火やブッシュクラフトに興味があるキャンパーさんにおすすめのアウトドアナイフが、「フルタングナイフ」です。
- Qフルタングナイフとは?
- A
ブレード(刃)とハンドルを繋いでるブレード鋼材が一体になっており、ハンドルの末端までブレード鋼材がはさみ込まれたナイフを「フルタングナイフ」と呼びます。
フルタングナイフは耐久性が高いため、ナイフの根元に負担が掛かりやすいバトニング(薪割り)にも使えますし、比較的オールマイティに使えるおすすめのナイフです。
アウトドアナイフ選びに悩んだらとりあえずフルタングナイフが最強!
ただ、フルタングナイフも種類が多すぎてどう選べば良いか迷う・・。
この記事では、フルタングナイフのメリット・デメリットをはじめ、フルタングナイフの選び方や、ソロキャンプにおすすめしたいフルタングナイフをまとめてレビューします。
フルタングナイフとは
- Qタングとは?
- A
ブレード(刃)を含む、ハンドルまで一体になった金属板(ブレード鋼材)のうち、ハンドル内に収まっているブレード鋼材のことを「タング」と呼び、フルタングをはじめ、ハーフタング・コンシールドタング・ナロータングなど、形状によって耐久性や使い道が変わります。
キャンプで使うアウトドアナイフは、ハードに扱える「フルタングナイフ」が人気ですが、ナイフ沼にハマったキャンパーさんや、こだわりが強いキャンパーさんは、使用目的に合わせて色々なナイフを使い分けてます。
ただ、初心者キャンパーさんであれば、まずはフルタングナイフを選べば間違いないし、バトニングやチョッピングなどハードな作業をする予定がないのであれば、ナロータングでも十分使えます。
ぶっちゃけ、ナイフがなくてもキャンプは出来る!
バトニングやフェザースティック作りに興味があるならフルタングが間違いない!
フルタングナイフの構造
フルタングナイフは、ハンドルの後端までブレード鋼材が挟まれた形状となっており、タングの中では1番強度が高く、衝撃に強い構造のナイフです。
耐久性・耐衝撃性に強いナイフのため、フルタングナイフであればフェザースティックをはじめ、ペグ作りや細かなクラフトはもちろん、バトニングやチョッピングなどハードな作業にも活躍します。
フルタングナイフは、ブッシュクラフトに最適なナイフ!
ブレードの厚みがあるほど頑丈!
バトニングとは
- 腕力が要らない
- 斧を使った薪割りよりもバトニングの方が怪我のリスクが低く簡単
- 斧よりもナイフの方が軽量・コンパクト
簡単!
- Qバトニングとは?
- A
ナイフを使った薪割りを「バトニング」と呼びます。
薪にナイフのブレードを合わせ、スパイン(背)を薪などを使ってコンコンと叩き薪を割ります。
よくマウントを取ってくるキャンパーさんが、薪割りはナイフなんか使わず斧や鉈を使えなどと言ってますが、普通のキャンプレベルであればフルタングナイフで十分バトニングは出来ます。
焚き付けは広葉樹ではなく、着火しやすい針葉樹を使うし!
バトニングする時は、薪を着火させやすくすることが目的のため、着火しにくい硬い広葉樹よりも、まずは柔らかい針葉樹を使って着火させるため、フルタングナイフを使っても問題なくバトニング出来ます。
下手に広葉樹でバトニングすると刃がチップ(欠ける)する。
ただ、バトニングをすればそれなりにナイフに衝撃は掛かるため、ナロータングなどタングが細いナイフよりもフルタングナイフの方が折れるリスクは少ないです。
厚みのあるフルタングナイフの方が楽にバトニングが出来る!
レビュー:フルタングナイフのデメリット
- 重たい
- 調理には使いづらい
- お値段が高い
フルタングナイフは耐久性は高いのですが、普通のナイフと比べると重たいし、厚みがあるため調理には使いにくいなどのデメリットがあります。
お値段もちと上がる。
実際にキャンプでフルタングナイフを使ってみて感じたデメリットをまとめてレビューします。
デメリット①:フルタングナイフは重たい。
製品名 | フルタング モーラナイフ ガーバーグ ステンレス | ナロータング モーラナイフ コンパニオン |
---|---|---|
刃素材 | ステンレススチール | ステンレススチール |
柄素材 | ポリアミド | ラバー |
刃長 | 109mm | 104mm |
全長 | 229mm | 219mm |
刃厚 | 3.2mm | 2.5mm |
重量(ナイフのみ) | 170g | 84g |
フルタングナイフは刃厚もありますし、ハンドルの末端までブレード鋼材があるため、ナロータングやハーフタングのナイフと比べると重たいです。
同じメーカー同士でも、フルタングの「モーラナイフ ガーバーグ」とナロータングの「モーラナイフ コンパニオン」を比較すると100gほど重量に差があります。
厚みのあるナイフだともっと重たい!
デメリット②:フルタングナイフは料理には使いにくい。
フルタングナイフは刃厚が太いナイフが多いため、包丁のようにみじん切りや千切りなどはやりづらいです。
ぶつ切りするなら問題ない!
細かい作業が苦手。
やっぱり調理をするなら、刃の厚みが2mmほどの調理用ナイフの方が使いやすいですし、アウトドアナイフの中でも調理用に特化したナイフはたくさん販売されてます。
デメリット③:フルタングナイフはお値段が高い。
アウトドアナイフのお値段はブレードの鋼材によってお値段は変わりますし、フルタングナイフもピンキリではありますが、基本お値段がお高いナイフが多いです。
低価格のフルタングナイフは中華製の大量生産されてるナイフが多い!
お高いフルタングナイフは職人さんが一つ一つ仕上げてるモデルが多い!
お値段が高いからといって良く切れるとは限りませんし、しっかりと研がなければ宝の持ち腐れになってしまうため、お値段かかわらず切れ味が落ちてきたら研ぎ直すようにしましょう!
レビュー:フルタングナイフの魅力・メリット
- 耐久性が高い!
- マルチに使える!
- 所有欲が満たされる!
続いては、ソロキャンプにフルタングナイフをおすすめしたい魅力やメリットなどをまとめてレビューします。
魅力①:耐久性が高くバトニングなどハードな作業もOK!
フルタングナイフはナロータングやコンシールドタングと比べ、ブレード鋼材が頑丈で一体になっているため、バトニングやチョッピングなどハードな作業にも使えます。
フォールディングナイフでバトニングしたら一瞬で折れる。
バトニングせずとも焚き火は出来ますが、もしもの時にナロータングしかないのとフルタングナイフを持っているのでは安心感が違うため、よりハードに使えるフルタングナイフの方がキャンプやアウトドアにはおすすめです。
フルタングナイフは頑丈な作りだし、しっかりと手入れをすれば何年も使える!
魅力②:フルタングナイフはマルチに使える!
ブッシュクラフトや調理など用途によってナイフを使い分けるのが1番便利ではありますが、最小限の荷物でソロキャンプをするのであれば、ナイフも1本に抑えたいです。
フルタングナイフであれば、ブッシュクラフトはもちろん、簡単な調理であれば対応出来ますし、バトニングやフェザースティクなどマルチに使えます!
キャンプで必要な作業はフルタングナイフでほとんどこなせる!
魅力③:所有欲が満たされる!
キャンプは所詮趣味の世界ですし、やっぱり自分が納得いくナイフを選んだ方が後悔も少ないですし、所有欲も満たされます。
下手に妥協すると、結局安物買いの銭失いになるし。
フルタングナイフの重厚感は安心感がありますし、高品質なナイフはやっぱり愛着持って使えるため、結果的に長く愛用することでコスパも上がります。
この記事を読んでいる=フルタングが気になってるなら、フルタングナイフを選ぶべし!
ソロキャンプにおすすめしたいフルタングナイフの選び方
- ステンレスorカーボン
- 刃の長さは10cm以上
- 刃厚は3mm以上
- スカンジグラインドorコンベックスグラインド
- グリップの素材
フルタングナイフは色々なナイフブランドから数多く販売されているため、何を基準に選べば良いのかが難しいです。
ナイフ沼にハマるキャンパーさんも多い!
初心者キャンパーさん向けにフルタングナイフを選ぶ時のポイントをまとめてレビューします。
選び方①:ズボラキャンパーさんこそサビにくいステンレス!
- カーボンより切れ味は劣る
- サビにくい
- メンテナンスが楽
- スレンレスより切れ味は鋭い
- サビやすい
- 研ぎやすい
アウトドアナイフのブレード素材は、「ステンレス」か「カーボンスチール」で製造されているナイフが多いです。
切れ味や研ぎやすさはステンレスよりもカーボンの方が優れてますが、どうしてもサビやすい素材のため、特にキャンプなどアウトドアの使用だとこまめにメンテナンスができるキャンパーさんでないとすぐにサビてしまいます。
ズボラキャンパーさんこそステンレス!
ステンレスナイフでも十分に切れますし、普通にキャンプするのであれば問題ない切れ味のため、よほど切れ味にこだわらない限りステンレス製のフルタングナイフでOKです!
選び方②:バトニングをするなら刃の長さは最低10cm以上必要!
アウトドアナイフを使ってバトニングをする場合、刃の長さは薪の直径以上のサイズが必要です。
刃が短いと薪の中にナイフが埋まる。
市販の薪は、太くても直径8〜10cmほどのため、最低でもフルタングナイフの刃は10cm以上ないとバトニングが出来ません。
探さない限り、だいたいどのフルタングナイフも10cm以上はある!
選び方③:バトニングをするなら刃の厚みは最低3mm以上必要!
フルタングナイフでバトニングをする時は、刃の長さだけでなく刃厚も大事です。
あまりに細いナイフだとフルタングでもパキッと割れてしまう恐れがあるため、最低でも刃の厚みは3mm以上あった方が安心です。
厚みがあった方が頑丈だし、バトニングも簡単に出来る!
太いフルタングナイフだと6〜7mmくらい刃厚がある!
選び方④:スカンジグラインドかコンベックスグラインドがおすすめ!
アウトドアナイフは、「グラインド(ブレードの断面形状)」によって、強度や切れ味、メンテナンス方法などが変わってきます。
グラインドも色々と種類があるのですが、特にフルタングナイフにおすすめのグラインドが「スカンジグラインド」か「コンベックスグラインド」です。
スカンジグラインドは北欧ナイフブランドに多い!
コンベックスグラインドはハマグリ刃とも呼ばれてる!
どちらのグラインドもブッシュクラフト向きですが、バトニングをする時の破壊力は楔のような感じで薪を割く「コンベックスグラインド」が1番強いです。
もちろん、スカンジグラインドでもバトニングはOK!
選び方⑤:初心者キャンパーさんは滑りにくいラバーグリップがおすすめ!
フルタングナイフ選びはブレードの素材やグラインドも大事ですが、やっぱり手に持った時のフィット感も大切です。
人によって好みは違うから、実際に触って確認出来れば最高!
ハンドルに使われている素材はラバー・木製・マイカルタ・G10など様々ですが、特に初心者キャンパーさんであればラバーグリップが滑りにくいし、安全に使えるためおすすめです!
木製ハンドルやマイカルタ・G10はデザイン重視!
ラバーグリップは滑りにくいし、フィット感も高い!
ソロキャンプにおすすめしたい最強フルタングナイフ 10選
ソロキャンプにおすすめしたいバトニングもOKな、ハードに使える最強のフルタングナイフをお値段問わず10選紹介します。
やっぱり定番ナイフは人気なだけある!
MORAKNIV(モーラナイフ) ガーバーグ
製品名 | モーラナイフ ガーバーグ ステンレス | モーラナイフ ガーバーグ カーボン |
---|---|---|
刃素材 | ステンレススチール | カーボンスチール(ブラックコーティング) |
柄素材 | ポリアミド | ポリアミド |
刃長 | 109mm | 109mm |
全長 | 229mm | 229mm |
刃厚 | 3.2mm | 3.2mm |
重量(ナイフのみ) | 170g | 170g |
グラインド | スカンジグラインド | スカンジグラインド |
MORAKNIV(モーラナイフ)は、スウェーデンを代表する老舗ナイフブランドです。
大量生産することで価格を抑えたリーズナブルなナイフを多く取り揃えており、コスパ重視のキャンパーさんに愛されてます。
初めてのナイフにもおすすめのブランド!
モーラナイフ ガーバーグは、モーラナイフ初のフルタングを採用したモデルとなっており、ステンレスとカーボン、2種類の素材から選べます。
グラインドは北欧ナイフでお馴染みの「スカンジグラインド」となっているため、調理からブッシュクラフトまでオールマイティに活躍します。
メンテナンスを考えるとステンレスの方が使い勝手が高く人気ですが、カーボンモデルもサビにくくするためのブラックコーティングが施されており根強い人気を誇ってます。
研ぐとブラックコーティングが剥がれるため、結局はメンテナンスが必要!
ただ、やっぱり切れ味はカーボンが強い!
HELLE(ヘレナイフ) ディディガルガル
製品名 | ヘレナイフ ディディガルガル |
---|---|
刃素材 | ステンレス 12C27 |
柄素材 | ケボニー |
刃長 | 129mm |
全長 | 249mm |
刃厚 | 3.0mm |
重量(ナイフのみ) | 193g |
グラインド | スカンジグラインド |
HELLE(ヘレナイフ)は、ノルウェー生まれのナイフブランドです。
1本、1本、職人さんの手作り!
北欧ナイフならではのスカンジグラインドと、ウッドハンドルのバランスが美しいデザイン性が高いナイフとして人気が高いです。
ヘレナイフ DIDI GALGAL(ディディガルガル)は、ソロキャンプ芸人ヒロシが使ってるナイフとしてもお馴染みのフルタングナイフです。
南アフリカのVoetspore社とのコラボレーションにより開発!
バトニングなどハードな作業はもちろん、ブレードのスパイン(背)を使用し、ファイヤースターターで着火することも可能です。
HELLE(ヘレナイフ) ユートゥベーラ
製品名 | ヘレナイフ ユートゥベーラ |
---|---|
刃素材 | ステンレス 12C27 |
柄素材 | カーリーバーチ |
刃長 | 102mm |
柄長 | 120mm |
刃厚 | 3.0mm |
重量(ナイフのみ) | 160g |
グラインド | スカンジグラインド |
HELLE(ヘレナイフ)からはディディガルガル以外にもいくつもフルタングナイフを販売しており、「ユートゥベーラ」もフルタングナイフの一つです。
ディディガルガルよりも少し小ぶりなデザインとなっているため、より細かな作業を得意とするクラフト向きのフルタングナイフです。
お値段もディディカルカルよりちょっとだけ安い!
ハンドル素材は木目の美しさが特徴的な「カーリーバーチ(白樺)」で作られており、コンパクトなナイフのため女性キャンパーさんでも扱いやすいです。
BARK RIVER(バークリバー) ブラボー1
製品名 | バークリバー ブラボー1 A-2 キャンバス マイカルタ |
---|---|
刃素材 | A2鋼 |
柄素材 | マイカルタ |
刃長 | 107mm |
全長 | 230mm |
刃厚 | 5.5mm |
重量(ナイフのみ) | 246g |
アメリカ ミシガン州を拠点に置くナイフブランド「BARK RIVER(バークリバー)」の代表作とも言えるナイフが「ブラボー1」です。
アメリカ海兵隊との協力により誕生したブラボー1は、生存を目的としたナイフのため、ハンティングだけでなく、キャンプやブッシュクラフトに活躍するナイフです。
本格的なアウトドアナイフ!
A-2鋼は、切れ味・耐久性・砥ぎやすさのバランスがよく、刃こぼれも少ない鋼材!
刃厚も5.5mmとナイフの中ではかなり分厚い部類となるため、バトニングなどハードな作業も問題なく使えます。
KA-BAR(ケーバー) ベッカー BK2 コンパニオン
製品名 | ケーバー ベッカー BK2 コンパニオン |
---|---|
刃素材 | 1095Cro-Van(独自カーボン) |
柄素材 | ウルトラミッド |
刃長 | 127mm |
全長 | 273mm |
刃厚 | 6mm |
重量(ナイフのみ) | 420g |
グラインド | スカンジグラインド |
ブレードの形状 | ドロップポイント |
KA-BAR(ケーバー)は、1800年代にアメリカで創業されたナイフブランドです。
アメリカ海兵隊など軍隊でも使用されるような品質の高いナイフを製造しており、「ベッカー BK2 コンパニオン」は、ケーバーを代表する定番のシースナイフです。
ケーバー ベッカー BK2は、錆びやすいと言われてるカーボン製ですが、ブラックパウダーをコーティングすることでサビづらく加工されてます。
ブッシュクラフトを得意とする切れ味鋭いナイフ!
ハンドルは衝撃を吸収する役割も持った樹脂製で、フルタングのナイフだからハードに使用出来る!
Victorinox(ビクトリノックス) アウトドアマスターL
製品名 | ビクトリノックス アウトドアマスターL |
---|---|
刃素材 | ステンレススチール |
柄素材 | マイカルタ |
刃長 | 100mm |
全長 | 220mm |
刃厚 | 4mm |
重量(ナイフのみ) | 220g |
Victorinox(ビクトリノックス)は、マルチツールだけでなく本格的なフルタングのアウトドアナイフも販売してます。
ビクトリノックス アウトドアマスターLは刃の厚みも4mmと厚く重厚感のあるナイフのため、バトニングするのも安定感があります。
かなりハードに使える!
耐熱・耐水・耐摩耗性性に優れたマイカルタ製ハンドルのため高級感も高く、キャンプに活躍するフルタングナイフです。
CUDEMAN(クードマン) ブッシュクラフター
製品名 | クードマン ブッシュクラフター |
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刃素材 | BOHLER N690CO |
柄素材 | マイカルタ |
刃長 | 114mm |
全長 | 230mm |
刃厚 | 4.6mm |
重量(ナイフのみ) | 238g |
ゾウさんマークでお馴染み、スペインのナイフブランド「CUDEMAN(クードマン)」の本格的ブッシュクラフトナイフが名前もそのまま「クードマン ブッシュクラフター」です。
デザインがかっこいい!
シースも無骨でかっこいい!
刃厚が4.6mmと厚く重厚感のある本格的なフルタングナイフのため、バトニングやチョッピングはもちろん問題なく使えます。
UNIFLAME(ユニフレーム) UFブッシュクラフトナイフ
製品名 | ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフ |
---|---|
刃素材 | ステンレス刃物鋼(8A材) |
柄素材 | PP(ポリプロピレン)・エラストマー |
刃長 | 110mm |
全長 | 230mm |
刃厚 | 3.5mm |
重量(ナイフのみ) | 150g |
ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフは、フルタングナイフの中では比較的リーズナブルに購入出来ます。
安心のユニフレーム製!
デザインもシンプルだし、グリップ力の高いハンドルのため、初心者キャンパーさんでも安心して使うことが出来ます。
可もなく不可もない、普通に使えるフルタングナイフ!
OLFA WORKS(オルファワークス) アウトドアナイフ サンガ
製品名 | オルファワークス アウトドアナイフ サンガ |
---|---|
刃素材 | ステンレススチール |
柄素材 | ポリプロピレン×エラストマー |
刃長 | 110mm |
全長 | 232mm |
刃厚 | 3.2mm |
重量(ナイフのみ) | 127g |
黄色のカッターナイフなどの文具用品メーカーとして有名な「OLFA(オルファ)」が作った本格的なアウトドアナイフが、「オルファワークス アウトドアナイフ サンガ」です。
人工工学に基づいたハンドル構造のおかげで、滑りにくく持ちやすいグリップとなってます。
フルタングナイフの中では価格もお手頃!
とりあえずフルタングナイフとはどんなものか、コンベックスグラインドの威力はどんなものかを試すのにもちょうど良いナイフとなっており、お値段含めて初めてのナイフにも使いやすいです。
FEDECA(フェデカ) 鋳造バトニング鉈
製品名 | FEDECA 鋳造バトニング鉈 |
---|---|
刃素材 | シリコンマンガン鋼 |
柄素材 | 積層強化木 (カルナバワックス仕上げ) |
刃長 | 100mm |
全長 | 245mm |
刃厚 | 6mm |
重量(ナイフのみ) | 300g |
FEDECA(フェデカ) 鋳造バトニング鉈は、ナイフとしてだけでなく鉈としても使える、まさにバトニングするためのナイフです。
海老鉈のように刃を保護する石突が先端に付いてるおかげで、バトニングをした時に刃先が欠けにくくなってますし、怪我のリスクも減ります。
6mmと太いフルタングだから安心して叩ける!
コンベックスグラインドだからパワーも抜群!
出典:FEDECA
バトニングするための鉈としてだけでなく、ナイフとして使うことも出来るため、まさにキャンプ仕様の最強フルタングナイフが「FEDECA 鋳造バトニング鉈」です。
かなりそそられるけど、なかなか手に入らない。
BABACHO(馬場長金物) 多喜火鉈
製品名 | BABACHO 多喜火鉈 | BABACHO 多喜火鉈 ステンレスナイフ型 |
---|---|---|
刃素材 | SK鋼材 | ステンレススチール |
柄素材 | ウォールナット | ウォールナット |
刃長 | 110mm | 133mm |
全長 | 245mm | 273mm |
刃厚 | 5mm | 4mm |
重量(ナイフのみ) | 240g | 202g |
BABACHO(馬場長金物) 多喜火鉈も、FEDECA 鋳造バトニング鉈と同じナイフと鉈の良い所どりをしたフルタングナイフです。
鉈型の多喜火鉈や、バトニングしやすいように目印が付いたナイフ型の多喜火鉈も販売されてます。
キャンプスタイルに合わせて選べる!
厚めのフルタングナイフだからバトニングもOK!
小ぶりになった鉈のため、アウトドアナイフのように小回りが効きますし、フェザースティックやクラフトなど細かな作業もしやすい扱いやすいフルタングナイフです!
まとめ:バトニングもOK!ソロキャンプにおすすめしたいフルタングナイフ
今回はソロキャンプにおすすめしたい最強フルタングナイフや、フルタングナイフの魅力などをまとめてレビューしました。
アウトドアナイフは種類も多いし、沼にハマると抜け出せない魅力がありますが、とりあえずキャンプで使うならフルタングナイフが1本あると色々な場面で活躍します。
フルタングナイフは満足感が高い!
ブッシュクラフトに興味があるならフルタングナイフがおすすめ!
いきなり高価なフルタングナイフを購入するのは少し気が引けるキャンパーさん向けに、リーズナブルなフルタングナイフも販売されてますし、実際Amazonとかでも人気ランキングは上位です。
安くても研げば切れますし、研ぎの練習にもなるため、まずはリーズナブルなナイフで練習するのもOKですし、キャンプにハマってきたなら一生物の高価なナイフに手を出してみるのも一つの選択です。
この記事が少しでも参考になりますように!
結果的に自分が気に入ったデザインのナイフを選ぶと後悔は少ない(笑)
自分のキャンプスタイルにあったフルタングナイフを見つけて、楽しいキャンプライフを送ってください!
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