スノーピーク トレック900をスタッキング！シンデレラフィットするギアは？

スノーピーク トレック900は登山家さんに人気が高く、250サイズのOD缶をスタッキング出来る深型クッカーです。

うちはキャンプがメインで登山をすることがなかったので、トレック900に限らず深型クッカーにあまり食指が動かなかったのですが、ソロストーブライトとスタッキングさせたくてトレック900を購入しました。

いざ深型クッカーを使ってみると、細長いためバックパックにもパッキングしやすく、予想以上にスタッキングも楽しめるクッカーでした。

トレック900は同じスノーピークの深型クッカー同士でマトリョーシカのように重ねてスタッキングすることも出来ます。

この記事では、スノーピーク トレック900をスタッキングするための参考に外径・内径サイズや、キャンプにも使えるトレック900のスタッキング例などをまとめてレビューします。

スタッキングの参考に！スノーピーク トレック900 サイズ

製品名	スノーピーク トレック900 SCS-008	スノーピーク チタン トレック900 SCS-008T
サイズ	ポット：φ120×107mm フタ：φ127×39mm	ポット：φ120×107mm フタ：φ127×39mm
重量	265g	175g
収納サイズ	φ130×140mm	φ130×140mm
容量	ポット：900ml フタ：250ml	ポット：900ml フタ：250ml
材質	本体：アルマイト加工 ハンドル：ステンレススチール	チタニウム
外観

スノーピーク トレック900は材質が「アルミ」と「チタニウム」、2種類のトレック900が販売されてます。

アルミよりもチタンの方が軽いため、グラム単位で軽量化を求める登山家さんであればチタンの方がおすすめかも知れませんが、キャンプであればアルミの方が使いやすいです！

まずはスタッキングの参考にトレック900の外径サイズや内径サイズをレビューします。

トレック900 外径サイズ

公式サイトだと収納サイズがφ130×140mmと直径が3mmほど大きいのですが、多分メッシュの収納ケースに収納した時のサイズだと思われます。

ポットの外径サイズはφ120×H107mm、フタの外径サイズはφ127×H37mmと、公式サイトに記載されてるサイズも計測したサイズも一緒でした。

トレック900 内径サイズ

250サイズのOD缶がφ108〜109mmのため、ほぼシンデレラフィットでトレック900にスタッキングさせることが出来ます。

トレック900に限らず、250サイズのOD缶をスタッキング出来る深型クッカーは色々なアウトドアメーカーから販売されてますが、うちは焚き火でもガンガン使いたかったのでシンプルなアルマイト加工のみのトレック900を選びました。

スノーピーク トレック900はスタッキングしやすい深型クッカー

スノーピーク トレック900はフタがお皿代わりとしても使えるし深さもあるため、フラットなフタよりもスタッキングサイズには余裕があります。

OD缶をスタッキングしても上半分のスペースが余るため、バーナーなども一緒にスタッキングさせたりと、縦にスタッキングしやすいクッカーです。

深型クッカーのためバックパックへのパッキングもしやすく、登山だけでなく荷物に制限のあるツーリングキャンプなどにも活躍します！

シンデレラフィットを探せ！スノーピーク トレック900 スタッキング例

うちは元々ソロストーブライトをスタッキングさせたかったので、スノーピーク トレック900を購入しました。

ソロストーブライトは250サイズのOD缶とほぼ外径が一緒のため、トレック900に限らずこのタイプのクッカーであれば大体シンデレラフィットでスタッキング出来ます。

深型クッカーの特徴と活かしたスタッキング例や、トレック900とシンデレラフィットするギアなどをまとめてレビューします。

スタッキング例①：250サイズ OD缶

	250サイズ OD缶
サイズ	φ108〜109×H90〜94mm

スノーピーク トレック900は250サイズのOD缶がスタッキング出来ます。

同じスノーピークのOD缶に限らず、違うメーカーのOD缶でも直径はどれもほぼ一緒のため問題なくスタッキングが可能です！

OD缶をスタッキングしても1/5ほど上部分にスペースが余っているため、バーナーなども一緒にスタッキングして持ち運ぶことも出来ます。

スタッキング例②：ソロストーブライト

製品名	ソロストーブ ライト
使用時サイズ	φ108×H145mm
内径サイズ	φ93mm
収納サイズ	φ108×H100mm
重量	255g
材質	ステンレススチール(SUS304)・ニクロムワイヤー

ソロストーブライトの直径と、250サイズOD缶の直径はほぼ一緒です。

そのため、スノーピーク トレック900の中にソロストーブライトをシンデレラフィットでスタッキングして一緒に持ち運べます。

トレック900の中にソロストーブライトを裸のままスタッキングさせると移動中に灰などが溢れてしまいポットの中がかなり汚れてしまいます。

ソロストーブライトには収納ケースも付属しているため、トレック900と一緒にスタッキングして持ち運ぶ時はケースに直してからの方が衛生的だしおすすめです！

スタッキング例③：カップヌードルBIG or チキンラーメン

スノーピーク トレック900の中には「カップヌードル BIG」がシンデレラフィットでスタッキング出来ます。

深型クッカーの使い勝手がよくわからない場合は、カップヌードルなど深型カップラーメンを食べる時の感覚とほぼ一緒です！

トレック900でインスタントラーメンを作る時は基本割ってからでないと入れることは出来ませんが、「チキンラーメン」はインスタントラーメンの中ではサイズが一回り小さいためそのままスタッキングさせることが出来ました。

スタッキング例④：スノーピーク チタントレック700

製品名	スノーピーク チタントレック700	スノーピーク トレック900 SCS-008
サイズ	ポット：φ105×113mm リッド：φ105×20mm	ポット：φ120×107mm フタ：φ127×39mm
重量	136g	265g
収納サイズ	φ105×128mm	φ130×140mm
容量	700ml	ポット：900ml フタ：250ml
材質	チタニウム	本体：アルマイト加工 ハンドル：ステンレススチール

トレック900は同じスノーピークの「チタントレック700」とスタッキングさせることが出来ます。

一回り小さなチタントレック700には110サイズのOD缶や、チタンシングルマグ450などをスタッキングさせることができるため、トレック900を持ってるなら結局欲しくなってきます。

スタッキング例⑤：スノーピーク トレック1400

製品名	スノーピーク トレック1400 SCS-009	スノーピーク チタン トレック1400 SCS-009T
サイズ	ポット：φ136×114mm フタ：φ145×39mm	ポット：φ140×114mm フタ：φ145×39mm
重量	305g	210g
収納サイズ	φ150×150mm	φ145×145mm
容量	ポット：1400ml フタ：500ml	ポット：1400ml フタ：500ml
材質	本体：アルマイト加工 ハンドル：ステンレススチール	チタニウム
外観

スノーピーク トレック900の中にチタントレック700をスタッキングさせることが出来ますが、トレック900をトレック1400の中にスタッキングさせることも出来ます。

うちはソロキャンプがメインだし、1400も食べれる自信がないので購入はスルーしましたが、複数人でのキャンプや登山をする時に大きいポットがあると活躍しますし、大食いキャンパーさんでも満足できる大きさのポットです。

トレック1400→トレック900→チタントレック700と順々にマトリョーシカのようにスタッキングさせることも出来るため、色々と料理を楽しみたいけど荷物は少なくしたいと考えてるキャンパーさんでも使えるクッカーセットが完成します。

まとめ：トレック900はスタッキングさせて持ち運びたいクッカー

今回はスノーピーク トレック900のスタッキング例をまとめてレビューしました。

トレック900は一人で使う分にも十分な大きさのクッカーですが、単品で持ち歩くよりもスタッキングさせて持ち運んだ方が余分な荷物も減るし、パッキングもしやすくなります。

スタッキング例をまとめてみると登山だけでなくキャンプでも活躍するセットだし、ソロキャンプであればトレック900とチタントレック700があるだけで料理の幅も格段にアップします。

トレック900とチタントレック700があれば水蒸気炊飯で簡単にお米を炊くことも出来ますし、水蒸気炊飯に使うセットもまとめてトレック900の中にスタッキングして持ち運べます。

深型クッカーはキャンプとは縁遠いと思っていましたが、いざ使ってみると意外と使いやすく登山をしないソロキャンパーさんでも十分に活躍するクッカーでした！

スノーピーク トレック900のスタッキング例を参考に、自分だけの使いやすいクッカーセットを作り上げてください！