SOTO ミニ焚き火台 ヘキサの使い勝手は？テトラと比較しながらレビュー！

SOTO ミニ焚き火台 テトラは、手のひらサイズの超小さな焚き火台（ウッドストーブ）なので、ちまちまと焚き火をするのは楽しいですが、更に大きくなって使い勝手が良くなった兄貴分の焚き火台が「ミニ焚き火台 ヘキサ」です！

テトラだとさすがに小さいし使いづらそうと考えていたキャンパーさんにとっては、大きくなったヘキサの方がもちろん使い勝手はアップするのでおすすめです！

ただ、それでも名前の通りヘキサもミニ焚き火台のため、フルサイズの焚き火台と比べると薪は細かくしないといけないし使いづらさは感じますが、小さいからこそたまに遊ぶと楽しい焚き火台です。

この記事では、SOTO ミニ焚き火台 ヘキサの基本情報をはじめ、実際に使用してみて感じたことや、テトラと比較してヘキサの使い勝手がどれくらいアップしているのかなどをまとめてレビューします。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ レビュー

製品名	SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ
品番	ST-942
使用時サイズ	W155×D155×H79mm
収納サイズ	W140×D140×H5mm
重量	226g
材質	ステンレス

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサは、焚き火を楽しむことはもちろん、ミニコンロとしても使うことが可能な「SOTO ミニ焚き火台 テトラ」よりも二回りほど大きくなった焚き火台です。

テトラの側板板４枚からヘキサは６枚へと増えたため、組み立ての難易度はあがってますが、慣れてしまえば１分もかからず組み立てることが出来ます。

まずはSOTO ミニ焚き火台 ヘキサの特徴や使い方をレビューします。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ 組み立て方

SOTO ミニ焚き火台 テトラも不器用な人や子どもだと組み立てることが出来ませんが、ヘキサは側面板が6枚になったことで更に組み立て方の難易度が上がってます。

組み立てるのが難しいとのレビューが多いミニ焚き火台 ヘキサですが、組み立て方のコツをつかめばカチャカチャと一分もかからずに組み立てることが出来ます！

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサは収納ポーチが付属してる！

SOTO ミニ焚き火台 テトラには収納ポーチが付いてないため、うちは100均で買ったカードケースを収納ポーチの代用として使ってます。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサには初めから収納ポーチが付属してるため、焚き火後に煤で汚れても気にせず収納ポーチに突っ込んで収納することが出来ます！

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ 使い方

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサはロストルも付いてるし、小さいながらもしっかりとした焚き火台です。

ロストルから空気を取り込みしっかりと燃焼してくれるため、ヘキサはよく燃える燃焼効率の高いミニ焚き火台です。

着火剤を使っても着火出来るし、自然に落ちてる松ぼっくりや小枝を焚き付けに使って着火が出来るため、すぐに焚き火を楽しむことが出来ます。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサは燃焼効率が良すぎるため、燃料の追加は頻繁にやらないとすぐに火が消えてしまいますが、テトラよりはサイズがアップしてるため、事前に燃料を用意しておけばそこまで大変ではないです。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサは炭や豆炭を使ってBBQを楽しめる！

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサは炭を使うことも出来ます。

薪や小枝よりも炭の方が燃焼時間が長く、少しの量で高火力になるので、ソロで楽しむなら実は炭が使いやすいです。

100均とかでも買える豆炭もSOTO ミニ焚き火台 ヘキサと相性が高く、使いやすい燃料です。

ユニフレーム ミニロースターとSOTO ミニ 焚き火台 ヘキサがシンデレラフィットするため、炭や豆炭と一緒に使えばひとり焼肉を気軽に楽しむことが出来ます。

夏とか暑い時は、ミニ焚き火台の方が暑くなりすぎないため、ソロキャンプで気楽にBBQを楽しみたい時にミニロースター＋SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ＋炭（豆炭）のセットが活躍しますし、メインの焚き火台＋サブグリルとしてもヘキサは役立ちます！

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサはペレットも相性が高い！

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサはペレットを使って焚き火をすることが出来ます。

ペレットは100均（キャンドゥ）でも買うことが出来ますが、ホームセンターで購入した方がグラム単位のコスパは良いです。

小枝や小割りにした薪などの燃料を準備するのがめんどくさい時は、SOTO ミニ焚き火台 ヘキサの燃料にペレットを使えばすぐに焚き火が出来るし、かなり大きな炎の焚き火を楽しむことが出来ます。

SOTO ミニ焚き火台 テトラとヘキサを比較レビュー

製品名	SOTO ミニ焚き火台 テトラ	SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ
型番	ST-941	ST-942
使用時サイズ	W88×D88×H79mm	W155×D155×H79mm
収納サイズ	W88×D80×H4mm	W140×D140×H5mm
重量	122g	226g
材質	ステンレス	ステンレス

SOTO ミニ焚き火台 テトラは４枚の側面板による四角形の小さな焚き火台で、ミニ焚き火台 ヘキサは６枚の側面板による６角形の焚き火台です。

6角形にサイズアップしたSOTO ミニ焚き火台 ヘキサの使い勝手がどれくらいアップするのか、テトラと比較しながらレビューします。

比較レビュー①：テトラとヘキサのサイズを比較

製品名	ミニ焚き火台 Tetra テトラ	ミニ焚き火台 Hexa ヘキサ
使用時サイズ	W88×D88×H79mm	W155×D155×H79mm
火床面積	77.44㎠	約201.2㎠

SOTO ミニ焚き火台 テトラとヘキサの使用時のサイズを比較すると、高さどちらも79mmと一緒です。

• テトラは四角形のため面積は88×88mm＝77.44㎠
• ヘキサは6角形のため面積は88×88×3×√3÷2＝201.19502180720081697㎠

面積は約2.6倍ミニ焚き火台 ヘキサの方がテトラよりも大きくなっているため、テトラが小さくて物足りない場合はヘキサの方が大きい分使い勝手はアップします。

トランギア メスティンの中にSOTO ミニ焚き火台 ヘキサは収納出来ない！

製品名	ミニ焚き火台 Tetra テトラ	ミニ焚き火台 Hexa ヘキサ
収納サイズ	W88×D80×H4mm	W140×D140×H5mm

ミニ焚き火台 テトラは「トランギア メスティン」の中にスタッキングして一緒に持ち運ぶことが出来ますが、ヘキサは底板やロストルのサイズが大きいためメスティンに収納することは出来ませんでした。

メスティンにはミニ焚き火台 ヘキサを収納することが出来ませんでしたが、ラージメスティンであればヘキサをスタッキングすることが出来ました。

ただ、食欲旺盛でもないし、ソロキャンプでラージメスティンを使う機会がほぼないため、あまり参考にはならない収納例です（笑）

ヘキサには収納ポーチが付いてますし厚みも5mmと薄いため、メスティンの中に収納しなくてもバックの隙間に収納することは出来ます。

テトラとヘキサの重量差は104g！

製品名	ミニ焚き火台 Tetra テトラ	ミニ焚き火台 Hexa ヘキサ
重量	122g（実測129g）	226g（実測237g）

テトラの重さは122g、ヘキサの重さが226gと、約1.8倍ヘキサの方が重たいですが、このサイズの焚き火台は重量差よりも使い勝手の方が重要なため、重量は気にするほどの差ではありません。

比較レビュー②：テトラとヘキサの焚き火のしやすさを比較

製品名	ベルモント 焚き火台 TABI	ピコグリル 398
使用時サイズ	36×23.7×17cm	38×25×24.5cm
収納サイズ	36×17.8×1.5cm	33.5×23.5×1cm
重量	本体：298ｇ（火床+脚）+125ｇ（側板+網 総重量：423g	365g（本体）

純粋に焚き火を楽しみたいのであれば、「ピコグリル 398」や「ベルモント TABI」のような軽量焚き火台の方が、小枝や小さい薪しか燃やせないSOTO ミニ焚き火台 ヘキサよりも使いやすいです。

SOTO ミニ焚き火台 テトラやヘキサは、夏の暑い時期や落ちている薪が少ないサイトで使うのに適した焚き火台です。

テトラやヘキサは小枝や松ぼっくりだけで焚き火を楽しむことが出来るため、準備する燃料も少なく済みますし、ミニ焚き火台のため普通の焚き火台よりも暖は取れないため、夏向きの焚き火台です。

SOTO ミニ焚き火台 テトラとヘキサの焚き火のしやすさを比較すると、テトラは小さい分、燃料の追加がすぐ必要になります。

ヘキサは同じミニ焚き火台でもサイズが大きくなった分、少し太めの薪も使えるため、テトラほど火の管理を小まめにしなくても焚き火を楽しむことが出来ます！

セリアで買えるスウェーデントーチの土台として、テトラやヘキサを使うことが出来ました。

テトラはセリア ソロトーチとシンデレラフィットしますが灰が外に溢れてしまうため、落ちてくる灰も守りたいならヘキサの方が土台としては適してました。

比較レビュー③：テトラとヘキサのゴトクを比較

SOTO ミニ焚き火台 テトラやヘキサは、ゴトクの上にクッカーを置いて簡単な調理や湯沸などをすることができます。

トランギア ケトル 0.6Lはどちらの焚き火台のゴトクにも置くことが出来ましたが、バランスを考えるとヘキサの方が安定感も高く、見た目も良いです。

SOTO ミニ焚き火台 テトラやヘキサはアルコールストーブのゴトクに使える？

SOTO ミニ焚き火台 テトラをアルコールストーブのゴトクとして使うことが出来ませんでしたが、ヘキサはアルコールストーブのゴトクとしても使うことが出来ます。

しかし、アルコールストーブのゴトクとして使うにはSOTO ミニ焚き火台 ヘキサの226gはかなり重たいゴトクです。

もしミニ焚き火台 ヘキサをアルコールストーブのゴトクとしての利用を考えているなら、他にもまだまだ軽いゴトクがあるので、別のゴトクをおすすめします。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサは底が小さいクッカーが置けない！

SOTO ミニ焚き火台 テトラはサイズが小さい分ゴトクも小さいため、ゴトクの上にシェラカップやマグカップのような底の小さなカップを置くことが出来ます。

しかしSOTO ミニ焚き火台 ヘキサは、シェラカップや小さめのクッカーとゴトクサイズと合わないため、すっぽりと中にはまってしまったり、滑り落ちてしまいます。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサのゴトクとクッカーサイズが合わない場合は、ユニフレームの「バーナーパッドM」や「ミニロースター」のバーナーパット部分をゴトクの上に置いて対策します。

バーナーパットのおかげで、底の小さなシェラカップやマグカップもSOTO ミニ焚き火台 ヘキサの上に置くことができ、落ちることなく安定して使うことが出来ます。

比較レビュー④：テトラとヘキサの調理のしやすさを比較

SOTO ミニ焚き火台 テトラは超小さな焚き火台ですが、メスティンを使って自動炊飯をしたり、簡単なスープくらいなら作ることが出来ます。

ただ、やっぱりサイズが小さすぎるため、燃料の追加もめんどくさいし、複雑な調理は小さすぎてやりにくいです。

SOTO ミニ焚き火台 テトラやヘキサは炭を使ってBBQ台として使えますが、こちらもテトラとヘキサを比較すると、ヘキサの方がBBQをしやすいし、網を載せた時のサイズ感もヘキサの方がバランス良く使うことが出来ます。

先程のヘキサのレビューでも伝えましたが、SOTO ミニ焚き火台 ヘキサはユニフレームの「ミニロースター」をセットすることで立派なひとり用のBBQ台へ進化します。

バーナーパットはもちろん役立つアイテムですが、ミニロースターを使えばバーナーパットとしても使えるし、BBQグリルとしても使えるので一石二鳥です。

更にヘキサのために作られたかのようなシンデレラフィットするサイズ感のため、炭や豆炭などとセットで使えば美味しく焼肉を食べることが出来ます！

まとめ：SOTO ヘキサは予想以上に遊べるミニ焚き火台！

今回はSOTO ミニ焚き火台 ヘキサの使い勝手や魅力を、テトラと比較しながらレビューしました。

夏に焚き火をしたいけど、暑くて焚き火をするのは嫌だなって時に役立つのがテトラやヘキサなどのミニ焚き火台です。

SOTO ミニ焚き火台 ヘキサをテトラと比較しながらレビューしましたが、使い勝手はもちろん、大きくなった分ヘキサの方が使いやすい焚き火台でした。

どちらの焚き火台も小さいので、ちょっとした火遊びを楽しむことが出来ますし、めんどくさい時はペレットを使って焚き火をしたり、炭を使って調理することも出来ます。

組み立ての難易度さえ除くと、焚き火台やグリルとしての使い勝手はテトラと比較してアップしているため、SOTO ミニ焚き火台 ヘキサは小さいサイズの焚き火台を探してるキャンパーさんにおすすめできます！