デイキャンプ用に新たにシェルターを買うか、それともタープで過ごすかなど考えて、色々調べてみましたが、いまいち自分の中でピンと来ず、これといったシェルターも見つからない・・。
そんな中、見つけたのが「スタンディングテープ」です!
今使っているテントをフライのみで自立させることができ、シェルターとして使うことが出来る便利なテープです。
- デイキャンプに役立つ
- ハイバックチェアも使える
- コット泊もできる
- テントの穴を見つけやすい
- 雨が降っても荷物を避難させやすい
ちょうどうちのお気に入りテント「BUNDOK(バンドック)ソロドーム用 スタンディングテープ」も販売していたので購入し、ソロドームをフライのみのシェルターとして使ってみました。
ますますソロドームの使い勝手が良くなった!
メルカリやPayPayフリマ、ヤフオクで「クラッチマン」さんが制作・販売をしてくれてる!
この記事では、BUNDOK(バンドック)ソロドーム用 スタンディングテープを使った設営方法をはじめ、使い勝手などをまとめてレビューします。
BUNDOK(バンドック)ソロドーム専用 スタンディングテープ
自立式ドームテントなどのフライは、吊り下げ式ではない限り、基本インナーテントにフライを被せて使用するため、フライだけを自立させることはできません。
そのため、フライだけを自立させるには「スタンディングテープ」と呼ばれる補助テープが必要になります。
シェルター化するための便利な補助アイテム!
簡単にテントをシェルターとして使うことができる!
スタンディングテープの自作は可能?
- Qスタンディングテープの自作は可能?
- A
手間と工賃と交通費を考えたら、完成品を買った方が安いし確実!
難しい作りでもないため、スタンディングテープを自作することはできますが、サイズのあうバックルを探したり、テープを買ったりする手間賃などを考えたら、初めから完成品を買った方が安いし楽だと感じました。
スタンディングテープはどこで買える?
- Qスタンディングテープはどこで買える?
- A
paypayフリマやヤフオク、メルカリで「クラッチマン」さんが制作して販売しています。
ブログでの紹介許可もいただきました!
ご協力ありがとうございます。
BUNDOK(バンドック)ソロドーム以外にも、ワークマンのテントやフィールドドアのテントなどのスタンディングテープを販売しています。
スタンディングテープのセット内容
スタンディングテープの中には説明書が同封されているため、書いてある通りに設営していったら完成します。
唯一ポールのクロス部分を留めるためのベルクロテープは、なくしてしまいそうな予感がしたため、一応予備でインシュロックなどを用意しておくと安心です。
一応「使用後はポールを結束させるのに使ってね」と書いてましたが、なくす自信しかない!
バンドック ソロドーム用 スタンディングテープを使った設営方法
うちはタープポールの代わりに、トレッキングポールを使ってキャノピーを立てていますが、タープポールや、落ちている木などを代わりに使っても設営できます。
BUNDOK(バンドック)ソロドームに付属しているアルミペグだと心配なら、鋳造ペグやチタンペグなどに変更してください。
- STEP1スタンディングテープを広げペグダウン
- STEP2ポールを取り付ける
- STEP3フライシートを取り付ける
- 完成テンションかけて残りのペグダウンして完成
インナーテントがスタンディングテープに変わるだけで、普段のバンドック ソロドームと同じような感じで、簡単に設営することが出来ました。
スタンディングテープならではの注意点も交えながら、バンドック ソロドームの設営のやり方を紹介します。
STEP1:スタンディングテープを広げてペグダウン
まずはスタンディングテープを広げます。
BUNDOK(バンドック)ソロドームはインナーが台形の形となっているため、広げてセットする時も台形の形になります。
入り口側を間違えないように、入り口右側がグレーのテープ、左側が黒のテープとなるようにして設営します!
フライシートを取り付けるためのバックルが上側になっていることを確認しながら、4隅をペグダウンします。
テープとかもねじれたりしないようにピンと張る!
STEP2:ポールを取り付ける
通常のテントと同じような感じで、ポールを4箇所の穴に入れて取り付けてあげます。
インナーがないため、パチパチと留めていくフックはもちろんないので、ポールをクロスしたら、クロス部分をベルクロテープで留めてあげます。
高さはフライを被せてから調整するから大体でOK!
STEP3:フライシートを取り付ける
フライシートを被せて、風で飛ばされないようにパチパチと4隅をバックルで留めます。
四隅のバックルを留めたら、キュッとテンションをかけてからジッパーをあげて中に入ります。
フライシートの内側には紐が付いているため、フライがバタつかないように、高さを調節するためにフライとポールを紐で縛っておきます。
高さが合わなかった場合はベルクロを緩めて高さを調節し紐で縛ります。
クロス部分に2箇所、上側に4箇所、計6箇所の紐があるため、全部締めてあげると綺麗に設営できます。
完成:テンションかけて残りのペグダウン
スタンディングテープの長さがうまく合わない場合は、ベルトの長さを調節出来ます。
テンションをかけて、張り具合を調整し、残り3箇所のペグダウンを終えたら完成です。
入り口のフライを上げれば、インナーなしのシェルターとしてBUNDOK(バンドック)ソロドームを使うことが出来ます!
ソロドームの設営に慣れていたら、スタンディングテープでも簡単に設営出来る!
キャノピーも跳ね上げて使える!
キャノピーを跳ね上げる場合は、タープポールを取り付けて、パラコードでペグダウンすれば、通常のソロドームと同じような感じで跳ね上げることが出来ます。
やっぱりソロドームは跳ね上げて使いたい!
しっかりとテントのテンションがかかっていれば、特に問題なく、飛んでいってしまったりもしないので安心してください。
グランドシートはどうする?
BUNDOK(バンドック)ソロドームをシェルター化すると、インナーがないため、地面はもちろん剥き出しになります。
そのため、テント内でお座敷スタイルを楽しむのならグランドシートが必要です。
オレゴニアンキャンパーの防水グランドシートMサイズ(140×100cm)だと小さく、横も縦も全然足りませんでした。
サイドにギアを置いたりするならMでも使えなくはない。
でも長さが足りない。
オレゴニアンキャンパー防水グランドシートLサイズ(200×140cm)であれば、横幅も縦もちょうど良く、若干前室部分がはみ出してしまいますが、いい感じで使うことが出来ました!
このスタイルに決めた!
インナーテントは後付けで取り付け可能!
BUNDOK(バンドック)ソロドームをシェルター化した後でも、インナーテントを取り付けることが出来ます。
パチパチとインナーのフックをポールに取り付けて、バックルを留めてあげます。
スタンディングテープのバックルと、インナテントのバックルを入れ替えて使うこともできますし、スタンディングテープの下から重ねて取り付けることも出来ます。
BUNDOK(バンドック)ソロドームをシェルター化するメリット
- デイキャンプに役立つ
- ハイバックチェアも使える
- コット泊もできる
- テントの穴を見つけやすい
- 雨が降っても荷物を避難させやすい
BUNDOK(バンドック)ソロドームを、スタンディングテープを使ってシェルター化してみた時の感想やメリットをレビューします。
メリット①:シェルターにすれはソロドームをデイキャンプでも使える!
ちょうどデイキャンプで使えるような簡易シェルターを探していたのですが、ポップアップタイプのシェルターは収納が円形で大きいし、嵩張るしと思って躊躇していました。
いまいち欲しいシェルターが見つからなかった。
デイキャンプでは使わないインナーテントを、取り付けたままキャンプするのも違うなと思っていた時に見つけたのが「スタンディングテープ」です!
下手に別途シェルターを買うよりも安いし今あるテントを利用でき、タープよりも設営が簡単ってことでスタンディングテープを買うことを決めました。
シェルター化することで、日除けにも使えるし、ソロドームは風通しの良いテントなので、夏でもデイキャンプにソロドームが活躍してくれそうです!
夏に泊まるのは暑い!
これでデイキャンプをする機会が増えそう!
メリット②:スタンディングテープを使えばハイバックチェアも入る!
BUNDOK(バンドック)ソロドームは、名前の通り一人用の小さなテントですし、キャノピーを跳ね上げても天井は低いため、超ローチェアか地べたスタイルでないと相性が悪く、頭もぶつかります。
シェルター化として使うことで、少し天井までの距離に余裕ができたため、バンドック ソロドームの中にチェアツーを入れてくつろぐことが出来ました!
頭も天井に当たらずに座れた!
シェルター内に引き篭もりたい時も低いチェアにしなきゃなどと悩まず、その日の気分でチェアを変えることもできます!
メリット③:スタンディングテープを使えばコット泊もできる!
BUNDOK(バンドック)ソロドームのインナーは入り口が一方向しかなく、大きさもそこまでないため、インナーテントの中にコットを入れることは出来ません。
代わりにインナーテントの下にコットを敷いて使うことはできるため、うちはいつもそのスタイルでコット寝しています!
コットがないと寝れないし!
うちはどこでも寝れる!
コットをソロドーム内に入れる時は、下の隙間からも、入り口からも入れることが出来なかったため、入り口のペグを1箇所外してから入れてください!
1箇所外すだけだから簡単にコットは入れれる!
冬とか虫のいない時期であれば、インナーを使わずともコット泊で寝泊まりすることも可能です!
ただ、BUNDOK(バンドック)ソロドームにはスカートは付いていないため、隙間風はビュンビュン入ります。
その分涼しいテントとも言える!
冬時期に楽しむときは、防寒対策はしっかり!
メリット④:シェルター化すればテントの穴を見つけやすい!
BUNDOK(バンドック)ソロドームのフライシートは、ポリコットンとかではなく、普通のポリエステルのため、焚き火をした時の火の粉とかで簡単に穴が空きます。
インナーテントを取り付けていた時はあまり気づかなかったのですが、シェルター化したらどこに穴があるかよくわかります。
長く使えば穴くらい仕方ない!
シェルター化にしたまま、テント補修シートを使って修繕できるし、キャンプ後はこのまま干しておけば良いのでメンテナンスもしやすかったです。
メリット⑤:シェルターにすれば雨が降っても荷物を避難させやすい!
BUNDOK(バンドック)ソロドームはキャノピーが付いているとはいえ、横からの雨には弱いし、テント外に置いてる荷物は濡れちゃいます。
雨が降った時は、どうしても濡れたら困るものだけ前室内に避難させたりしていましたが、シェルターにすれば簡単に荷物を中に入れておくことが可能です。
さすがに下からの隙間はあるため、完全にカバーすることは出来ませんが、インナーがある時よりかは楽に素早く避難させることが出来ました。
急な雨でも安心!
まとめ:スタンディングテープを使えばデイキャンプが捗る
今回はBUNDOK(バンドック)ソロドーム用スタンディングテープの設営と、使ってみた感想をレビューしました。
設営自体は簡単で、慣れたら通常の設営と変わらず5分もかからずに設営できます。
シェルター化することで秘密基地感も増し、広々と使うことができるので、ちょっとデイキャンプの頻度も増やしてみようかなって気になります。
例え日曜が雨予報でも、土曜日だけデイキャンプに行けたりもできる!
元々お気に入りのテントだったBUNDOK(バンドック)ソロドームの使い勝手が更にアップし、ますますソロドームが手放せなくなりました。
なかなか次違うテントが欲しいって気にならない!
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