ゆるキャン△で、なでしこと斎藤さんに「メタル賽銭箱」とからかわれた、リンちゃんのコンパクト焚き火台「笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君」!
B6君は名前の通り「B6サイズ」のコンパクトな焚き火台です!
収納サイズがほぼB6!
B6君だけでなく、B5やA4サイズの焚き火台も販売されてる!
笑’s B6君は決して大きなサイズの焚き火台ではありませんが、焚き火を楽しむのはもちろん、バーベキューグリルとしてひとり焼肉も楽しめるため、小さいながらもマルチに使える焚き火グリルです!
夏キャンプにこそ使いたい焚き火台!
夏キャンプに大きいサイズの焚き火台で焚き火をすると、ただでさえ暑いのに余計に暑くなります。
笑’s B-6君はコンパクトな焚き火台なのでそこまで暑くならないし、これから始まる夏キャンプにこそ最適な焚き火台です!
コンパクトだからこそのメリット!
この記事では、笑’s B6君の基本情報をはじめ、実際にキャンプで使用してみて感じたことや気になったことなどをまとめてレビューします!
レビュー:笑’s コンパクト焚き火グリル B6君
B6君は埼玉県にある町の板金屋さん「笑’s」から誕生したガレージブランドの焚き火台です。
組み立て式の焚き火台ですが、全てのパーツがB6サイズの収納袋に収まるよう計算されてるためコンパクトに持ち運ぶことが出来ます。
ゆるキャン△放送時に一気に人気に火がつき、ソロキャンパーの間では知らない人がいないほど人気の焚き火台が「笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君」です。
ひとり焼肉を楽しむのにちょうど使いやすいサイズ!
サイズ以上に活躍する焚き火台!
まずは笑’s B6君のサイズやディティールなどをまとめてレビューします。
笑’s B6君 サイズ
製品名 | 笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君 |
---|---|
使用時サイズ | 215×122×H165mm |
収納サイズ | 181×122×H18mm |
火床のサイズ | 7cm |
重量 | 500g |
耐荷重 | 10kg |
材質 | 0.6mm厚ステンレス・リベット |
笑’s B6君は使用時サイズがB6と勘違いしがちですが、収納サイズがB6サイズとほぼ同じ大きさで、厚さ18mmと薄く収納できるため、荷物に制限のあるソロキャンプでも持ち運びしやすいサイズ感です。
びっくりするくらいコンパクトに収納できる!
サイズの誤差はB6の収納袋に入れやすくするためかな。
収納袋が破れたり汚れてしまった場合は、100均に行けばB6サイズのビニールケースが売ってるため、気軽に代用することが出来ます。
トングや鉄板などをまとめて収納できるように、敢えてワンサイズ大きめのビニールケースに変更しておくのもおすすめです!
火入れ部分を計測してみたところ165×110×H70mmと、B6サイズよりかは少し小さくなります。
ウッドストーブだと思って使えば問題ない広さ!
見た目以上に使いやすい絶妙なサイズ感!
笑’s B6君 セット内容・重さ
笑’s B6君は、セット内容全てのパーツがB6サイズの収納袋の中にぴったりと入ります。
収納袋は100均で買えるビニールケースを代用してもOK!
笑’s B6君はノーマル状態だと本体の重さは500gです。
鉄板や網などプラスするオプションによって重さは変わってきますが、公式サイトに記載されてるサイズと実測がピッタリなのは初めてなので少し驚きました。
だいたい計測すると重さは前後する。
焚き火やバーベキューを楽しめるマルチグリル
B6君は0.6mm厚の薄いステンレス素材で製作されており、蝶番やヒンジなどは一切使用せず、板金加工のみで仕上げられた、高い技術と強度のある焚き火台です。
板金屋さんの職人としての意地と誇り!
焚き火をするのはもちろん、バーベキューグリルとして調理をしたり、アルコールストーブを使ったりとマルチに活躍する焚き火台です。
扉付きの薪投入口がかっこいい!
笑’s B6君以外にもB6サイズの焚き火台は色々販売されてますが、B6君を選んだ決め手の一つが扉付きの薪投入口です。
笑’sならではのデザイン!
B6君の薪投入口は開閉式のため薪や炭を投入しやすいし、閉じれば煙突効果によって燃焼効率を上げることも出来ます。
B6サイズの焚き火台は「キャプテンスタッグ カマド スマートグリル」のような前面が全開になっている焚き火台や、グリルのみしか使えないタイプが多いですが、B6君は薪投入口で差別化されておりデザインもかっこいいです!
かっこよさは大事!
燃焼効率もめっちゃ良い!
灰受けと脚付きのためテーブルの上でも使える!
笑’s B6君は灰受けと脚が付いてるため、テーブルの上で焚き火やバーベキューが出来ます。
「ユニフレーム 焚き火テーブル」など、熱に強く高さのあるテーブルを使えば、チェアに座りながら焚き火や調理を楽しめます!
ゆるキャン△っぽく鹿番長のアレの上でB6君を使うのもおすすめ!
クッカーの大きさに合わせて五徳の幅を調整可能!
B6君の本体上部に、五徳を乗せるためのスリット(差し込み口)が前後5箇所、両サイドにも1箇所づつあるため、使用するクッカーの大きさに合わせて五徳幅を変更することが出来ます。
大きめの鍋はもちろん、細いマグやシェラカップも、スリットの場所を変えることで色々なサイズのクッカーを置けます。
ガレージブランドならではの細やかな配慮!
ロストルから五徳までの高さは70mm!
B6君のロストルは固定式になっているため、高さを変えることは出来ません。
ロストルから五徳までの高さは70mmと低く、灰受け部分の隙間から空気を取り込みロストルを通過し、円筒効果によって燃焼効率がグッと上がるため、調理をする時は炭は少なめに入れとかないとすぐに焦げてしまいます。
社長スゲー!
重さ240g!チタン製のB6君
製品名 | 笑’s B-6君 オールチタニウム グリルプレートセットⅡ |
---|---|
使用時サイズ | 215×122×H188mm |
収納サイズ | 181×122×H29mm |
火床のサイズ | 7cm |
重量 | 本体240g+チタンメッシュ60g=総重量300g |
耐荷重 | 10kg |
材質 | 0.5mm厚チタニウム(純チタン2種 TP340) |
笑’s B6君はステンレス製だけでなく、更に軽くなったチタン製の「B-6君 オールチタニウム グリルプレートセット」も販売されてます。
チタン製のためサビに強く、高い耐久性を持った本体240gと超軽量なB6君です。
価格が3倍ほど違うため、お財布も軽くなる。
ステンレス製B6君とチタン製B6君を比較レビュー
組み立てサイズ | W215×D122×H188mm |
収納サイズ | W181×D122×H29mm |
ステンレス製のB6君とチタン製のB6君は、組み立てサイズや収納サイズは全く一緒で、異なる点は「価格」・「重量」・「材質」です。
チタンはステンレスと比べると価格がどうしても上がってしまうし、チタン製B6君はオールチタニウムのため、価格が3倍以上変わってきます。
チタンの響きはいいけどさすがに高いな。
製品名 | ステンレス B6君 | チタニウム B6君 |
---|---|---|
本体重量 | 500g | 240g |
メッシュの重量 | 100g | 60g |
総重量 | 600g | 300g |
材質 | 0.6mm厚ステンレス | 0.5mm厚チタニウム(純チタン2種 TP340) |
ステンレス製B6君のオプションパーツ「ステンレスメッシュグリル」の重さは100gのため、B-6君 オールチタニウム グリルプレートセットⅡと比較すると重さは倍変わってきます。
とにかく軽量化を求めたいキャンパーさんであれば、チタン製一択となります。
お金に余裕があれば欲しい!
B6君はゆるキャン△ リンちゃんが使ってる焚き火台
出典:ゆるキャン△ コミックス 2巻63Pより
ゆるキャン△放送時に、リンちゃんとなでしこが四尾連湖キャンプ場で焼肉を食べてた回でB6君が欲しくなったキャンパーさんも多いと思います。
実際ゆるキャン△放送中は品切れ続いてたし・・。
スーパーに期待してた肉がない、炭に火が着火しないなど色々トラブルがありましたが、後の鳥羽先生の妹に助けられジャンバラヤまでご馳走になる、ゆるキャン△シーズン1の6話と7話です。
ゆるキャン△コラボのB6君!
人気に伴い、「ゆるキャン△」とコラボした限定デザインのB6君も一時販売されていました。
出典:アニメ「ゆるキャン△」ポータルサイト
使うのがもったいない焚き火台!
映画化によってまたコラボがあるといいけど・・。
B6君はオプションパーツが豊富!
B6君は「メタル賽銭箱」の由来ともなったグリルプレートをはじめ、網や鉄板、熱燗セットなど色々なオプションパーツが販売されてます。
自分だけのグリルにカスタムできる!
「B6君は夏キャンプにおすすめ!」と伝えましたが、お酒が好きなキャンパーさんはB6君で冬に熱燗を楽しむことも出来ます。
レビュー:笑’s B6君のデメリット
- 焚き火するのに小さな薪が大量に必要
- 標準ロストルは熱に弱い
- グリルプレートが重たい
- 火力調整が難しい
- 暖目的では使えない
笑’s コンパクト焚き火グリル B6君を実際にキャンプで使ってみて感じたデメリットをレビューします。
デメリット①:焚き火をするなら小さな薪が大量に必要!
B6君の火入れ部分は165×110×H70mmと小さいため、焚き火をするならサイズに合わせた小さな薪が大量に必要になります。
枝とかがたくさん落ちてるサイトなら問題ないのですが、芝生サイトとか薪が落ちてないサイトだと薪をノコギリでカットして、バトニングしてとかなりめんどくさいです。
めんどくさがり屋さんは大きいサイズの焚き火台がおすすめ!
デメリット②:標準ロストルは熱に弱い!
B6君に初めから付属している標準ロストルは熱に弱いため、焚き火をしたり炭を使うとだんだん歪んできます。
ロストルが歪むと収納する時に引っかかってしまい、せっかくコンパクトに収納できるB6君なのに収納しにくくなります。
- QB6君のロストルが歪むのを防ぐためには?
- A
オプションでハードロストルが販売されてるため、焚き火や炭を使うなら変更しておくのがおすすめです!
B6君のオプションパーツ「ハードロストル」は、標準ロストルよりも硬く熱に強いため、ガンガン焚き火を楽しむキャンパーさんは変更しておくことをおすすめします!
標準ロストル75g・ハードロストル160g!
オプションではなく、初めからセットにしといてくれたら良いのに。
デメリット③:グリルプレートをプラスするとかなり重たくなる!
メタル賽銭箱の由来でもある、B6君のオプションパーツ「グリルプレート」は、B6君でひとり焼肉を楽しむ時に活躍します。
B6君と一緒にスタッキングして収納出来るし、お肉を美味しく焼くには必須のオプションなのですが、460gとかなり重たいです。
B6君のロストルをハードロストルに変更し、グリルプレートをプラスすると総重量が1045gと、サイズの割にズッシリとしたかなり重たい焚き火台になってしまいます。
どんどん軽量化から遠のいてる。
重量とサイズを考えると、「ピコグリル398(365g)」や「ベルモント TABI(423g)」など軽量で薪をカットせずそのまま使える焚き火台を使用した方が使いやすいです。
小さいからこを割り切って楽しめる焚き火台ではありますが、小さすぎると不満がある場合は、サブグリルとして使うと使い方の幅が広がります。
2台体制で楽しむのもおすすめ!
デメリット④:燃焼効率が良すぎて火力調整が難しい!
- 時間がない時でも楽しめる
- 少ない燃料でもよく燃える
- 着火が簡単
- 長く楽しむには不向き
- たくさんの燃料が必要
- 火力調整が難しい
笑’s B6君は、燃焼効率が高いことがメリットでもあり、デメリットでもあります。
よく燃えるけど、サイズがちっちゃいし決して使いやすい訳ではない!
ロストルから五徳まで70mmしかないため少ない燃料で調理は出来ますが、火力調整は難しいので焦げつかないように調理しないといけないし、長く楽しむにはちっちゃな薪が大量に必要です。
着火は簡単だし、ちょっと焚き火をしたい時には便利ですが、長く楽しむための焚き火台ではないため、B6君は夏キャンプ向きの焚き火台です。
デメリット⑤:小さいから暖目的では使えない!
B6君はコンパクトな焚き火台のため、冬キャンプで暖目的で使うにも手元しか暖かくならないので、暖をとるならやっぱり大きなサイズの焚き火台の方が向いてます!
冬でもB6君を使いたいならサブとして調理で使い、別にもう一台大型の焚き火台を用意して2台体制で楽しむことをおすすめします!
酒好きキャンパーさんはカン(燗)グリルを使って温まることが出来そう。
それでもやっぱりサブとして使うべき!
笑’s B6君を夏キャンプにおすすめしたい3つの魅力
- 焚き火をしてもそこまで暑くない!
- ひとり焼肉に最適なサイズ
- 黒舟がシンデレラフィット
笑’s コンパクト焚き火グリル B6君はサイズがちっちゃいため、夏キャンプにこそ使いたいし活躍する焚き火台です。
なぜB6君は夏キャンプにおすすめなのか、3つの魅力をレビューします。
魅力①:B6君で焚き火をしてもそこまで暑くない!
夏キャンプでも焚き火を楽しみたい!
だけど、大きなサイズの焚き火台を使うと熱くて暑くてかなりしんどいです。
B6君はサイズが小さな焚き火台のためそこまで暑くはならないし、ちょこっと焚き火をするなら丁度いいサイズです。
薪をカットするのも暑くてめんどくさい時は、初めから小割りされてる焚き付け用の薪を買えばバトニングや薪割りをせずに焚き火が出来るし、ペレットを使って焚き火も楽しめます!
夏キャンプは極力暑くなる作業をしたくない。
魅力②:炭を使ってひとり焼肉を楽しむのに最適なサイズ!
笑’s B6君はロストルから五徳までの距離が短いため、使用する炭もちょっとの量でOKです!
炭の量が少ないためそこまで暑くなることもないし、ひとり焼肉を楽しむのに最適なサイズのため、夏でもバーベキューを気軽に楽しめます!
エココロロゴス・ミニラウンドストーブがB6君にシンデレラフィット!
キャンプ初心者さんは炭の着火に苦労するかもしれませが、ロゴスから販売されてる「エココロロゴス ミニラウンドストーブ」は、ライターで着火して1分後にはすぐに使えるほど簡単です!
火起こしが苦手でも安心!
ロゴス エココロロゴス ミニラウンドストーブはB6君のロストルの上に2個並べて置けるシンデレラフィットするサイズのため、これだけでひとりバーベキューがすぐに楽しめます!
B6サイズの焚き火台に合う大きさ!
魅力③:グリルプレート黒舟がB6君にシンデレラフィット!
- Q笑’s B6君におすすめの鉄板は?
- A
笑’s B6君にグリルプレート黒舟がシンデレラフィットするため、アルコールストーブと一緒に使うと気軽にひとり焼肉が楽しめます!
夏キャンプで焚き火や炭を使うのも暑くてしんどい時は、B6君・アルコールストーブ・グリルプレート黒舟を使えば、それだけで簡単にひとり焼肉を楽しめます。
- STEP1B6君にアルコールストーブをセット
B6君のロストルにアルコールストーブを置くだけで、背面から風を守る「風防兼五徳」として使えます。
五徳までの距離が近いため、調理する時は火力調整蓋を使い弱火にして使うのが美味しく調理するコツです!
- STEP2グリルプレート黒舟がB6君とシンデレラフィット
軽量なアルミ製鉄板「グリルプレート黒舟」は、裏側に付いている突起部分がしっかりとB6君に合わさってくれるため、ズレることなくシンデレラフィットします。
B6君にグリルプレート黒舟を置くだけだし、フチが高くなっているため油汚れを防いでくれます。
むすめ。B6君を綺麗に使える!
- STEP3ひとり焼肉を楽しめる
アルコールストーブを着火して、あとはグリルプレート黒舟でお肉を焼けば、B6君を使って簡単にひとり焼肉を楽しめます。
焼肉だけでなく焼き鳥も楽しめるし、グリルプレート黒舟はマルチに使えるB6君専用鉄板として夏キャンプに活躍してます。
焚き火や炭と違い、このアルコールストーブと黒舟のセットでひとり焼肉を楽しめばB6君が油汚れや煤などで汚れる心配もないため、片付けも楽です。
まとめ:笑’s B6君は夏キャンプに活躍!
今回は笑’s コンパクト焚き火グリル B6君のレビューと夏キャンプにこそおすすめしたい理由をまとめてレビューしました。
ゆるキャン△放送時は常に品薄状態が続いてましたが、現在は生産と供給が落ち着いてるため普通に購入出来ます。
大きなサイズの焚き火台と比べるともちろん不満な点は出てきますが、ソロキャンプだし、小さいと割り切って使えばかなり遊べる焚き火グリルです!
- 焚き火やバーベキューを楽しめる
- 扉付き薪投入口がかっこいい
- B6サイズに収納出来る
- オプションパーツが豊富
- グリルプレート黒舟がシンデレラフィット
- サブグリルとして使うのもおすすめ
- 夏キャンプに最適なサイズ
笑’s B6君はゆるキャン△ファンはもちろん、B6サイズの小さな焚き火台を検討しているソロキャンパーさんにおすすめ出来る焚き火台です。
ちっちゃいのに楽しい焚き火台!
うちはB6君・アルコールストーブ・グリルプレート黒舟のセットで楽しむことが多いですが、焚き火をしたり、炭を使ったひとりバーベキューも楽しめます。
B6君はメインとしてもサブとしても楽しめる!
夏キャンプのお供としてもおすすめ出来ますし、コンパクトな焚き火台にロマンを感じるキャンパーさんにもおすすめできる人気の焚き火台が「笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君」です!
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