トランギアの隠れた銘品「ビリーコッヘル 1.0L」はひとり鍋やラーメンを作るのに使いやすい大きさのため、ソロキャンプでも重宝してます。
うちはソロキャンプでビリーコッヘル 1.0Lを使ってお米を炊くことはしないのですが、容量が1Lもあるためビリーコッヘルを使えば2合まで炊飯することが出来ます。
炊飯のやり方は基本一緒!
グルキャンする時やファミリーキャンプなどでお米がたくさん必要になる時もあるかもしれないため、ビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊飯のやり方を紹介します。
同じトランギアのメスティンを使って1合炊飯する時は無洗米だと230〜250mlお水の量が必要ですが、2合炊きの場合は単純に計算しても倍の量が必要になりますし、火にかける時間も1合の時よりかは少し時間を伸ばして炊飯します。
水の量が増えるから沸騰までも時間掛かるし。
この記事では、トランギア ビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊きのやり方や、2合炊飯するために必要な水の量、時間などをまとめてレビューします。
トランギア ビリーコッヘル 1.0Lを使って炊飯
製品名 | ビリーコッヘル 1.0L | ビリーコッヘル 2.5L | ビリーコッヘル 4.5L |
---|---|---|---|
品番 | TR-612410 | TR-502253 | TR-504254 |
サイズ | φ17.8×H7.1cm | φ21.5×H13.2cm | φ25×H16.2cm |
重量 | 188g | 399g | 548g |
材質 | アルミ製(無垢) | ポット:アルミ製(ノンスティック加工済) 蓋:アルミ製(無垢) | ポット:アルミ製(ノンスティック加工済) 蓋:アルミ製(無垢) |
トランギア ビリーコッヘルはベイルハンドル付きのシンプルなアルミ鍋です。
1.0Lのビリーコッヘルは「無垢のアルミ」で作られているためシーズニングが必要ですが、2.5L・4.5Lのビリーコッヘルは「ノンスティック加工」が施されてるおかげでシーズニングは不要だし、焦げつきにくいクッカーです。
ついでなら1.0Lも加工しといてくれたら良かったのに。
ビリーコッヘル 1.0Lは容量が1Lのため2.5合くらいまでは炊飯出来ますが、あまり多く炊飯しても火の通りが悪くなるし、フタまでパンパンにご飯が膨らむため2合炊飯までが美味しく炊けます。
うちのビリーコッヘル 1.0Lは吊り下げて炊飯が出来ない。
ビリーコッヘルには吊り下げて調理出来る用にベイルハンドル(つる)が付いてるのですが、うちのビリーコッヘル 1.0Lはロックが効かずグラグラするため吊り下げることが出来ません。
個体差があるのかどうかはわかりませんが、ハンドルを持つと斜めになって溢れてしまうためトライポッドなどに吊り下げて焚き火で炊飯するのは無理でした。
吊り下げ調理が好きなのに・・。
五徳の上に置いて調理や炊飯するのは出来るのですが、せっかくのベイルハンドルが無駄になってしまいちょっとショックです。
エバニュー バックカントリーアルミポットや戦闘飯盒2型はハンドルをロックすることが出来るため、トライポッドなどに吊り下げながら炊飯することが出来ます!
ビリーコッヘル 1.0Lはユニフレーム ミニロースターとシンデレラフィット!
ビリーコッヘル 1.0Lは「ユニフレーム ミニロースター」をシンデレラフィットでスタッキングさせることが出来ます。
ユニフレーム ミニロースターはバーナーパッドと網がセットになったマルチに使えるロースターのため、ビリーコッヘル 1.0Lの中に網をセットすれば蒸し器として使うことも出来ます。
ビリーコッヘル 1.0Lで炊飯する時は、バーナーにミニロースターのバーナーパッドをセットすればクッカーを全体的に熱で温めてくれるため、焦げつき防止にも役立ちます!
ビリーコッヘル 1.0Lはφ17.8cmとサイズが大きいから、バーナーパッドを使った方が失敗せずに炊ける!
バーナーパッドを使わないと真ん中から焦げやすくなる。
トランギア ビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊飯のやり方
トランギア ビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊飯のやり方をレビューします。
基本炊飯のやり方はメスティンなどで行う炊飯とほぼ一緒なので、普段から炊飯に慣れてるキャンパーさんであれば失敗せずに炊くことが出来ます!
1合炊飯と2合炊飯は水の量と炊飯時間が少し変わる!
水の量と炊飯時間を守れば失敗せずに炊ける!
- STEP1ビリーコッヘルに無洗米2合とお水480mlを入れて浸漬
- STEP2吸水中にバーナーの準備
- STEP3火にかけて15分炊飯
- STEP4火からおろして15分蒸らす
- 完成ビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊飯 完成
STEP1:ビリーコッヘルに無洗米2合とお水480mlを入れて浸漬
キャンプ場は綺麗なお水が出るとは限らないし、炊事場が遠いと行くまでがめんどくさいので普通精米よりも無洗米を使った方が衛生的だし便利です。
- Q無洗米2合炊飯するのにお水の量はどれくらい必要?
- A
水の量を450ml・480ml・500mlで炊飯を試した結果、480mlが一番美味しく失敗せずに炊くことが出来ました。
まずはビリーコッヘル 1.0Lの中に無洗米2合とお水480mlを入れて30分以上浸漬させておきます。
浸漬はするとしないとでは炊き上がりのふっくら感や味が大きく変わるため、必ず無洗米は浸漬させてから炊飯します。
STEP2:浸漬中にバーナーの準備
浸漬中にバーナーの準備をしておきます。
バーナーは手持ちのバーナーであれば何でもOKですし、焚き火でも炊飯することは出来ます。
今回はSOTO レギュレーターストーブ ST−310と、ユニフレーム ミニロースターのバーナーパッドを使ってビリーコッヘル 1.0Lを炊飯します。
STEP3:火にかけて15分炊飯
無洗米の浸漬が終わったらビリーコッヘル1.0Lを火にかけて炊飯します。
- Q2合炊飯する時の炊飯時間と火力は?
- A
今回はバーナーパッドを使ってるため中火より少し弱めにして15分ほど炊飯します。
炊飯中は吹きこぼれが起きるため必ず重石は乗せておき、まずは15分間火にかけて炊飯します。
STEP4:火からおろして15分蒸らす
15分経ったら一度火を止めて炊き具合をチェックします。
まだお米に水気が残っているのであれば再度3分ほど火にかけて、いい感じで炊けてるのであれば蓋をしてそのまま蒸らしに入ります。
炊き具合をチェックするのが失敗しないためには大事な作業!
風の強さとかで燃焼効率も変わるし、まずは15分炊飯してチェックしながら時間を調整!
お米を蒸らす時間は15分ほどでOKです!
ビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊飯 完成
蒸らしが終わればビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊飯は完成です!
2合炊きでも水の量と炊飯時間を調整すれば、焦げつきもなく失敗せずに炊飯が出来ます。
15分経ったらフタを開けて確認するのが大事!
バーナーパッドを使っているおかげで全体的に熱が通りますし、真ん中だけ焦げるということもなく美味しいご飯が炊けました!
まとめ:2合でも基本炊飯のやり方は一緒!
今回はトランギア ビリーコッヘル 1.0Lを使った2合炊飯のやり方をレビューしました。
1合炊きでも2合炊きでも基本炊飯のやり方は一緒ですし、水の量と炊飯時間を守れば失敗することなく美味しいご飯が炊けます。
フタを開けて炊き具合のチェックをするのが大事!
ビリーコッヘルにはせっかくベイルハンドルが付いてますし、出来れば吊り下げながら炊飯出来れば更に良かったです。
ソロキャンプではすることのない2合炊きに挑戦してみましたが、特に難しいポイントもなく水の量と炊飯時間を1合の時よりも増やせば簡単に失敗せず炊飯出来ます!
2合だからって難しく考えなくてOK!
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