100均の網で底上げ！バックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯

エバニュー（EVWRNEW）バックカントリーアルミポットは、吊り下げて使えるソロキャンプにぴったりな小さな小鍋です。

スタッキングを色々試してみたところ、「バックカントリーアルミポットを使っても水蒸気炊飯が出来るのでは！？」と思い、実際に試してみました！

バックカントリーアルミポットを使って水蒸気炊飯するために使用したギアは、セリアやキャンドゥなど100均で買える底上げ用の網と、EPI アルミ6点食器セットのSカップです。

バックカントリーアルミポットの中に、100均の網とEPI アルミ6点食器セットのSカップ、そしてお米を入れたケースまでもスタッキングしてまとめて持ち運べるため、水蒸気炊飯セットが簡単に完成しました！

この記事では、バックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯のやり方や、準備するアイテムなどをまとめてレビューします！

バックカントリーアルミポットを使って水蒸気炊飯は出来る？

製品名	エバニュー バックカントリーアルミポット
サイズ	φ122×H67mm
重量	140g
容量	650ml
素材	本体：アルミニウム（アルマイト加工） つる：ステンレスハンドル

エバニュー（EVERNEW）バックカントリーアルミポットは、容量650mlの小さな小鍋です。

ソロキャンプ用のアルミクッカーとしては珍しくつるが付いてるため、トライポッドなどに吊り下げて調理することも出来ます！

バックカントリーアルミポットは一人分の炊飯やラーメンなどを作るのに使いやすい大きいさのため、ソロキャンプで大活躍しているお気に入りのクッカーです。

バックカントリーアルミポットを使った炊飯！

バックカントリーアルミポットは、1合炊飯するのにぴったりな大きさのクッカーです。

焚き火で炊飯するのはもちろん、アルコールストーブやバーナーなどを使っても簡単に美味しいご飯が炊けます。

炊飯する時は、水の量と火にかける時間や火力を間違えなければ、焦げつくことなくご飯は炊けます。

ただ、0.5合とかちょっとだけ炊きたい時は、焚き火やバーナーだと火力が強くて失敗してしまうリスクが上がります。

ソロキャンプで1合食べるのはなかなかキツい年齢になってきたし、ちょっとだけご飯を食べたい時に水蒸気炊飯であれば、焦げつく心配はないし、失敗せずにご飯が炊けます！

水蒸気炊飯と言えば、戦闘飯盒2型が有名！

水蒸気炊飯と言えば、戦闘飯盒2型が有名です！

戦闘飯盒2型や、普通の飯盒には本体とは別に「中子」がセットになっているため、本体に水蒸気用の水を入れて、中子に炊飯用のお米とお水を入れて炊飯すれば、簡単に水蒸気炊飯が出来ます！

バックカントリーアルミポットで水蒸気炊飯するための中子は？

戦闘飯盒2型のように、バックカントリーアルミポットを使って水蒸気炊飯をするためには「中子」が必要です。

セット内容	Sカップ	Mカップ	Lカップ	皿×2枚	フタ
サイズ	φ109×H48mm	φ119×H53mm	φ129×H58mm	φ109×H11mm	φ138×H18mm
重量	40g	48g	51g	19g	28g
容量	410ml	520ml	700ml	130ml	180ml

バックカントリーアルミポットに色々なクッカーをスタッキングしてみたところ、EPI アルミ6点食器セットのSカップが中子として、高さもサイズもちょうど良かったです！

EPI アルミ6点食器セットは、S・M ・L3つのカップと2枚の小皿、フタ兼お皿が1枚の計6点がセットになったクッカーセットなのに、超リーズナブルに購入出来ます！

水蒸気炊飯するためには底上げも必要！

バックカントリーアルミポットとEPI 6点アルミ食器セットのSカップは、ピッタリとスタッキングされるため、このまま炊飯してしまうと底に直接火が当たってしまい、普通の炊飯と変わらなくなります。

水蒸気炊飯をするためには底上げが必要なので、セリアで買える12cmの網（ネット）を使いました。

バックカントリーアルミポットにセリアで買える12cmの網がシンデレラフィットし、EPI アルミ6点食器セットのSカップをスタッキングしてもはみ出さずにフタを閉めることが出来ます。

セリアの網だけでなく、キャンドゥで買えるシェラカップ用の網も、バックカントリーアルミポットの水蒸気炊飯に使う底上げに使えました！

バックカントリーアルミポットの中に水蒸気炊飯セットをスタッキング出来る！

バックカントリーアルミポットの中に、水蒸気炊飯に必要な中子や底上げ用の網、お米が入ったカップを全てスタッキングしてまとめて持ち運べます。

バックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯

エバニュー（EVERNEW）バックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯のやり方を紹介します。

今回は焚き火台を使って水蒸気炊飯をしましたが、アルコールストーブやバーナーを使ってもやり方は基本一緒です。

STEP1：Sカップにお米（無洗米0.5合）とお水（110cc）を入れて浸漬

バックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯をするために、まずはお米の準備です。

EPI アルミ6点食器セット Sカップの中に無洗米0.5合とお水を100〜110ml入れて浸漬させます。

お米は浸漬させてから炊飯した方が、炊き上がりのふっくらさ加減や味が変わってくるため美味しく炊けます。

浸漬時間は夏場は30分ほど、寒い時期は1時間以上吸水させます。

浸漬前の無洗米と吸水後の無洗米を比較すると、吸水前の無洗米はお米が浮いてたりしますが、吸水後のお米は全部沈んでおり米粒の形も変わってるため、見た目で判断することも出来ます。

STEP2：バックカントリーアルミポットの中に網とお水を入れる

バックカントリーアルミポットの中に底上げ用に使う100均の網と、水蒸気用のお水を入れておきます。

水蒸気用のお水は少なすぎると吹きこぼれや蒸発で沸騰中になくなってしまうため、最低でも150mlは入れておくようにしておきます！

バックカントリーアルミポットの網の上に、吸水中のSカップをスタッキングしフタを閉じておきます。

STEP3：浸漬中に焚き火の準備

浸漬中に焚き火の準備をしておきます。

今回は焚き火で炊飯をしましたが、バーナーやアルコールストーブなどでも炊飯出来ます。

STEP4：バックカントリーアルミポットを火にかけて15分ほど水蒸気炊飯

吸水も終わり焚き火の準備も出来たら、バックカントリーアルミポットを火にかけて15分ほど水蒸気炊飯をします。

水蒸気炊飯は焦げつく心配がないので焚き火の火力はそこまで気にしなくてOKですが、強すぎるよりかは弱めにしておいた方が失敗のリスクは減ります。

5分ほどで吹きこぼれもあるため、重石をフタの上に乗せておきましょう！

STEP5：火から下ろして10分〜15分蒸らす

15分経ったら火から下ろして、一度炊き具合を確認します。

まだお米に水気が残っているのであれば再度3分追加で炊飯しますが、炊き具合が問題なさそうであればそのまま蒸らしに入ります。

蒸らす時間は10〜15分くらいでOKです！

バックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯 完成

蒸らしが終わればバックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯は完成です！

水蒸気用のお水もまだまだ残っていたため、空焚きになることもなく炊飯出来ました！

水蒸気炊飯で炊いたため、0.5合炊飯でも芯までしっかりと火が通った美味しいご飯になってますし、焦げつきもなく炊飯することが出来ました！

まとめ：水蒸気炊飯であれば失敗せずに炊ける！

今回はバックカントリーアルミポットを使った水蒸気炊飯のやり方をレビューしました。

水蒸気炊飯であれば、0.5合などちょっとだけ炊飯したい時も焦げつくことなく炊飯出来ますし、確実に美味しいご飯が炊けます。

EPI アルミ6点食器セット Sカップが、高さも直径も水蒸気炊飯するのにちょうど良いサイズだったため、バックカントリーアルミポットでも水蒸気炊飯が出来ました。

ちなみに、わざわざバックカントリーアルミポットで水蒸気炊飯をしなくても、EPI アルミ6点食器セットだけでも水蒸気炊飯は出来ます（笑）

バックカントリーアルミポットで水蒸気炊飯するメリットは、トライポッドなどに吊り下げて炊飯したい時くらいで、普段はEPI アルミ6点食器セットだけで水蒸気炊飯を楽しんでます。

他にも、EPI アルミ3点食器セットや、スノーピーク アルミパーソナルクッカーセットなどを使って水蒸気炊飯をすることも出来ます！

アルミクッカーが焦げると掃除も大変だし、テンションもだだ下がりになるため、絶対に炊飯を失敗したくないなら水蒸気炊飯がおすすめです！